「いずれ」と書いておきながら、いきなりネタ切れ気味なので書いてしまいましょう。
ただし、Blenderが少しだけ使える人向けになってしまうのは、ご勘弁を!
(そこのところもいずれ、カバーするつもりです。それまでは、藤堂++さんの素晴らしい入門記事をどうぞ)
まずはBlenderのadd on(プラグイン)として無料配布されているManuel Bastioni Labを入手。ダウンロードページはこちらです。
こちらのサイトで、Downloadボタンを押しましょう。
では、インストールしましょう。
1.Blenderを起動したら、ファイルメニューから「User Preferences…」を選択します。
2.「User Preferences…」画面で「add-ons」タブを選んだら、一番下にある「Install from file…」ボタンを押します。
3.ファイルをダウンロードしたパスを指定し、「manuelbastionilab_110.zip」を選択したら、今度は右上にある「Install from file…」ボタンを押します。
4.左上にある検索窓に、「manu」と打つと、インストールされたadd-onが表示されます。
5.インストールした「manuelbastionilab_110」を有効化します。右端のチェックボックスにチェックを入れるだけ。
インストールが終わったら、User Preferencesのウィンドウを閉じます。
★Blenderの画面を見ると、左端の下の方に「ManuelLab」というタブが出来ているはず!
おっと、急がないで!
まずは、Blenderシーンに最初からあるキューブを消しておきましょう。邪魔になるので。
では、いよいよ使ってみましょう。
1.Manuel Labと書かれたタブをクリックすると、Manuel Labの作成ボタンが現われます。
2.基本モデルを選びます。「Select」の右側、「Caucasian female」をクリックすると、選べる基本モデルの一覧が出ます。
Caucasian female:欧米白人系女性
Asian female:アジア系女性
Afro female:アフリカ系女性
同、男性版が3種。
その下がアニメ系の少年少女、ですね。
maleは男の子なのにShojoとなっているのは、まあご愛嬌ということで……。
男の子の体の中にある黒い線は、体を動かすためのリグ(=骨組み)です。これはちょっと難しいので、いじるのはまだ先にしましょうか。
さあ、ここまで出来ましたか?
画面で見ているだけではつまらないので、ちょっとレンダリングをして画像化してみましょう。
画面がレンダリングされた画像の表示だけになっていたら、エスケープ・キーを押して元の画面に戻ります。
ここは慣れが必要なので、じっくりやりましょう。
あれ、今度は真っ暗ですね。そうです。ライトを男の子の前に移動しなければいけません。今は、頭の後ろ側を照らしているのです。三つ前の画像くらいの位置に、ライトを移動します。このライトは「向き」がない点光源なので、位置だけの調整でOK。ただし、もちろんライトの高さは影響するので、顔を照らせるように低い位置に移動します。
どうです?
髪の毛はないし、ほぼ裸だけど、なかなかそれっぽい絵が出来ましたね。
でも、何だか肌が浅黒いし……
次回は、左側にあるパラメーターを始めとして、いろいろといじって男の子のバリエーションを作ってみますよ!
ということで、何だか連載みたいになってきました。
このManuel LabをきっかけにしてBlenderを覚えてしまおう、というのもいいかもしれませんね。
よし、「Manuel Labの日本語解説なら淡波」てな位置を目指して、頑張っちゃおうかな!