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残しておきたいツイート─027

ちょうど今コーヒーを飲んでいたので、こんなことつぶやいたの忘れてましたけどw

1.

今飲んでるのはハワイのコナ・コーヒー。妻が友達に美味しいって聞いてきて、先月初めて買ってみたもの。何しろ香りが良くて、なくなってまた同じ豆を買いました。2回連続で同じ豆を買うのは深煎りの《パリの朝市》以来かな。そろそろこの豆もなくなるので、また同じのを買おうかなと思っているところ。

2.

すっかり忘れてたけど、結構たいへんだったなあ、これ。
せっかくだから完成後のGIFをひとつ。
(会社の仕事に比べると完成度が大甘ですが!)
firefly

さて、ふにゃりと始まった今回のツイートまとめですが、次はハードに攻めます。

3.

選挙も近いですしね。
連投ツイートなので、全部いっちゃいましょうか。

4.

5.

6.

7.

8.

9.

10.

お、ちょうど10本で切りが良かった。

じゃ、また明晩!

Manuel Bastioni LABを使おう!(その12)

前回は眉毛に色が付いたところまででしたね。
最近、ちょこっとアクセスが増加しているこの特集ですが、実際にやってくださってる人っているかなあ。感想とかご意見とかくださると、がぜん頑張れるのですが!

今回は、睫毛までいきましょう。

前回の眉毛に色が付いたところからの続きです。
眉毛全体が選択されているので、まずはそれを非表示にします。hキーですね。
間違えて別のところを隠してしまったら、alt+hで戻ります。

これから目の質感を付けていくのですが、気をつけなければならないことがあります。実はこのManuel Laboで生成した人体、目玉のパーツが二つあります。
一つは目玉の外側。つるりとしたガラスっぽい反射を付ける、透明な部分になります。
二つ目は内側。瞳の色などを設定するのはこちら側になります。

まずは外側からです。

1.各ポリゴンの中央にあるドットをよーく見ながら、目玉の外側にあたるポリゴンを一つ、選択してください。

2.眉毛を除外選択した時の要領で、「Ctrl」(MacではCommand)を押しながら「+」キーを押し、 選択範囲を外側に拡張します。

3.目玉全体が選択されましたか?

4.選択されたらマテリアルタブで新規マテリアルを作り(+ボタン)、「Eye_transparent」と名前を付けてアサインします。もう、覚えましたよね? 分からなくなっちゃった人は、ここに戻りましょう。

5.片目を終えたら、もう一方も同様に。実際の質感づけは、後でまとめてやりましょう。

今回から、ある程度長さのあるGIFアニメは、初めのフレームに「Start」と付けます。少し分かりやすくなりましたよね?

今回から、ある程度長さのあるGIFアニメは、初めのフレームに「Start」と付けます。少し分かりやすくなりましたよね?

次の工程です。

1.目玉の一つをグリグリとアップにして、内側の目玉のポリゴンを一つ選択します。難しいですか? 大丈夫、よーく見ながらやれば、決して難しくはありませんから。

2.先ほどと同様、「Ctrl」(MacではCommand)を押しながら「+」キーを押し、 選択範囲を外側に拡張します。

3.目玉全体が選択されましたね?

4.選択されたらマテリアルタブで新規マテリアルを作り(+ボタン)、「Eye_white」と名前を付けてアサインします。先ほどと全く同じ手順ですね。

5.片目を終えたら、もう一方も同様に。

さて、どんどん続けてやってみましょう。
内側の目玉のマテリアルをアサインしたことで、睫毛以外は全てアサイン済みになりました。これを選択していきます。

6.マテリアルリストから「Eye_transparent」を選択し、「Select」ボタンを押します。目玉の内側に合わせて外側も選択されましたね。

7.続いてマテリアルリストから「Hair」を選択し、「Select」ボタンを押します。これで、睫毛以外は全て洗濯されました。

8.Ctrl+iキーを押して、選択を反転させます。とうとう、睫毛だけが選択されました!

9.せっかくですから、いつでも戻ってこられるように「Eyelash(睫毛)」のVertex Group(頂点グループ)も作っておきましょう。(Vertex Groupの設定方法はこちら
今回の方法では髪の毛と眉毛、睫毛も全て同じ色でHairのマテリアルを使用していますが、これをそれぞれ変えたくなった時、Vertex Groupを設定しておけばすぐに変更出来ます。

10.最後に、睫毛が選択された状態で、「Hair」のマテリアルをアサインしましょう。これで、睫毛の出来上がり!

06

 

今回の成果はこちら。

eye何だか怖いですねえ……次回は、瞳に色が入って怖くない状態にしましょう!

まだまだ先は長いですが、お付き合いのほど、宜しくお願い申し上げますー!

ではまた、次回をお楽しみに!

今週の一枚/太陽の子孫の表紙をリニューアル

cover2_S

これです。

相当変わったと思いません?
で、旧表紙を一応ここにもう一回。

これは、最終版の表紙
これまでの表紙

実は、もともとは今回の案の表紙で計画していたのですよね。でも、挿し絵を考えていた時に、挿し絵の絵を表紙に使った方が良いんじゃないかと思うようになり、現在のものにすることに。

小説の内容は、マイクル・クライトンもしくはダン・ブラウン風の世界を狙ったものなのに、ちょっとこのファンシーな表紙はなかったかなあとの反省もあり──。

今回の表紙リニューアルに合わせて、内容のほうも再度推敲してブラッシュアップしています。
リニューアル予定日は7/7の予定です。

さてさて、『ルルルとリリリ』のように誤字脱字ドツボにはまらなければ良いのですが……。

では、7/7をお楽しみに!
(既に持っている方の分を再配信で差し替えるほどの内容変更ではないので、現在の版を御持ちの方は《希少版》ということで、大事にお持ちくださいませー)

本日はここまで!

残しておきたいツイート─025

今日はちょっと特別なんだよ。
何かって言うとね、、

これさ!
500th

けっこう頑張ってたくさん書いているような気もしてるけどたった500回。されど500回。1000回を目指して頑張んなきゃねー。

では、本題に入ろう!

本日はここから。

1.

こうやって時々、CGって大変なんだぜってつぶやいたりするんだけど、逆に便利なところはものすごく便利なんですよね。今日の500回記念の絵だって、1周年記念のデータを再利用。文字を打ち替えてろうそくを増やして動かして、あとはレンダリングボタンを押すだけ。Blenderのシーンデータの中に後処理も埋込んであるから、周囲を暗くしたりソフトフォーカスをかませたり、ちょい歪ませたりとか、何もしなくても自動的に出来ちゃう。これ、フォトショとかだと全部やり直しですからね。
いやあ、便利便利。

何のことだか分からないと淋しいので、《使用前・使用後》のGIFをお一つ。

(ちょっとスペシャル感が出てる気がする──)
(ちょっとスペシャル感が出てる気がする──)

はい、次。

2.

海外の電子本は安いよね、って話。
どうなんでしょ? 大手出版社の電子本がこのくらい安くなっちゃうと、セルフ出版の本は見向きもされなくなる?
いや、そんなことはないんじゃないかなあ。逆に読者の目が電子本に本格的に向くようになれば、セルフ出版の本も(面白ければ!)読むようになるのが自然なんじゃないのか。そもそも、そんな区別はどんどん意味がなくなっていくだろうし。

3.

最近ね、時々言われますよね、雇用を増やすのに移民はどうかって。
悪くないんじゃないかと。文化的な意味でも、多様な人種が入ってくれば、日本人以外の人と接することが当たり前になって、多様な文化が触れ合い、新しいものを生み出す原動力になるんじゃないかって!

4.

ストーリーを回すためだけに、登場人物を勝手に振る舞わせるのは良くないと思った小説があったんですよね、この時。
そう、思いません?
登場人物はその小説の中の世界に生きていて、作家はその言動を追っていくもの。勝手にいろいろさせると、人格が破綻しちゃうんだから──

5.

そうなんですよねー。確かに、知ってもらうために無料でDLしてもらうってのはとても重要なんだけど、ただ、積まれるだけという可能性も大きくて。それでも、それを久し振りに崩して読むということもあり、持ってなければ読めないんだしね。

6.

ちょっと季節感が微妙だけど、せっかく500回記念なので、きれいな写真も貼っておこうかなぁと。

7.

も一つ。

8.

(大先輩のおツイートをお一つ……)
これはとっても大きなこと。なかなか難しいこと。必要なこと。

9.

藤崎ほつまさんが時々このツイートを取り上げてくださってたんだけど、一箇所文字化けがあって気になってた。今回、自分のツイートを掘り出してみて納得。「〜」だったのね。環境依存文字なんだな、これ。僕はMacで藤崎さんはWin。テキストをコピペすると文字コードの関係かなんかで化けちゃうんだ……。

10.

この頃はまだいわゆる常時無料本が一冊もなかった淡波です。
今では、『壁色のパステル』『さよなら、ロボット』『孤独の王 第一部』『そののちの世界 1、5、6』の6冊がプライスマッチを利用して無料になっています。
未読の方、是非どうぞ。
中でも『そののちの世界 6 段ボール箱の中の人形』は、入門編として丁度いいですよー!
(Amazonへのリンクは右上のほうにありますんでっ)

では、今晩はこれまで。

今後とも宜しくですー!

Manuel Bastioni LABを使おう!(その11)

さて、お待ちかね!
いよいよ、深い深い森に分け入って行きますよ──。

今回は、睫毛の《効率的な》色付けに挑戦です。

まずはeditモードに入っていることを確認します。
前回の続きでそのままなら、大丈夫ですね。
スクリーンショット 2016-06-12 17.26.51

では、早速開始!

1.頭のどこかのポリゴンを一つ、選択します。
選択するのは《眉毛・睫毛・目玉》以外のどこかです。例では、おでこを選択しています。
2.「Ctrl」(MacではCommand)を押しながら「+」キーを押します。
 選択範囲が外側に拡張されましたね?
3.「Ctrl」(Command)+「+」をどんどん繰り返します。選択されている範囲が見えなくなったら、ホイールをぐりっと回して表示を縮小しましょう。
4.全身にオレンジ色が広がるまで続けます。
5.これで残った部分が、肌色の形状とは繋がっていない独立したポリゴンです。

あれ? 眉毛をやるんじゃなかったの……
あれ? 眉毛をやるんじゃなかったの……

6.「Ctrl」(Macも同じ)+「i」で、選択範囲を反転させます。
7.「Shift」+「h」(hideのh)キーを押して、選択されている部分のみ以外を隠します。

あれ? 眉毛をやるんじゃなかったの……
眉毛を含むポリゴンが選択されています…

8.zキーを押してワイヤーフレーム表示にします。
 (必ずワイヤーフレームで作業します。裏面も含め、全てのポリゴンを選択するためです)
9.眉毛以外の選択を解除します。まずは画面の表示サイズを調整します。口の周囲のオレンジ色が、目などと重なっていない状態にします。
10.cキーでサークル選択ツールにして、マウスの中ボタンで口の上をクリックかドラッグします。選択が解除されますね?
11.口の選択を解除したら、再度「Shift」+「h」キーを押して、口を隠します。
i_2
Vertexグループの工程は必須ではありませんが】
12.せっかく苦労して(でもないか……)選択状態を作ったので、いつでも再現できるようにVertexグループを設定します。

ツールアイコンで青くなっているのが、Vertex(頂点)に関する設定を行なうタブへの切り替えボタンです。
下を見ると、「Vertex Group」というロールアウトがありますね。
スクリーンショット 2016-06-12 18.28.19

13.現在の選択状態で、「Vertex Group」の「+」ボタンを押し、新しく出来た「Group」に「Eye_Group」と付け、Assignボタンをクリックします。これで、いつでも選択状態を再現できるようになりました。右側の「Select」「Deselect」ボタンで、選択と解除が可能です。

14.選択を解除し、またサークル選択ツールで眉毛を選択します。
15.眉毛のみが選択された状態で、またVertexグループ「Eybrow」を作ります。
16.Assignボタンをクリックします。

i_03

17.では、マテリアルをアサインしましょう。
18.マテリアルタブ(オレンジの玉のアイコン)を選択し、マテリアルのリストからHairを選択、Assignボタンを押します。
19.タブキーでeditモードを抜けてObjectモードに戻り、zキーでワイヤーフレーム表示からシェーディング(色つき)表示に切り替えます。

i4

はい、眉毛に色が付きましたね!

今回はここまでにしましょう。
引き続き、色を付けていきますよ。
(先は長いので、じっくりゆっくり行きましょう──)

では、次回もお楽しみに!

『ルルルとリリリ』今週の進捗

さて、いくらなんでもそろそろ出来上がると首を長くしてお待ちの70億(細胞?)リリリファンの皆様にお知らせです。

※人間の細胞数は約37兆個なので、これだとたった一人にも遠く及ばない……

下巻のepub化も、あと一歩のところまで来ました。現時点でのエラー数は19。単純ミスでタグが閉じていないものが大半で、それを潰せば9割方は解決するかと思います。上手くいけばこの週末中に出来上がるかなぁというところ。

今一つ気に入らなかった下巻の表紙の絵も、結局完全に描き直すことでなんとか納得のいくものに仕上げることが出来ました。

せっかくですから、恥ずかしい絵を晒しておきましょう──それがなければ進捗なんか読んでも面白くないでしょうし!

さて、こちらが当初の絵。Cover_Ge_old_s

はい、そうですね。お気づきの通り、ルルルくんの体型が変ですよね。首が長すぎるし、左手のバランスが妙。まあ、セザンヌの『赤いチョッキの少年』などを思い出すまでもなく、別にデッサンなんか狂っていたっていいですし、挿し絵の味って、そういうところにもあるとは思います。
でもね、これはいただけない。首も手も、強調したい部分ではないし、狂っていることに必然性も味もない!
人物たちとお城の壁のパース感がおかしいのは、演出上の狂いとして全く問題にならないんですがね。

やはり日常的に手描きをあまりしていないので、こういうところに鍛練不足が出てしまいます。特に、群像の場合は互いの関連性もあり、自然に描くのが難しいんですよね。あー、お恥ずかしい。

そこで、淡波は考えました。
得意の3DCGで下書きしちゃおうぜ! って。

最近こちらで入門を連載しているManuel Labではなく、老舗のMake Humanを使い、3人のキャラをざっくり作りました。身長と年齢と、大まかな顔つきの特徴程度を考えながら。
それが、こちら。

怖い!
怖い!

はい。怖いですねー。謎いですねー。
でも、これでいいのです。手首が髪の毛に刺さっていようが、ルルルがはげちょろでも、目も髪の毛も真っ白でも、これは単なるアタリなので。
次に、城壁をざっくりと作り、表紙絵とカメラアングルを揃え、トレースしやすいように枠線が付くようにレンダリングします。
それが、こちら。
Cover_dummy1

このままトレースしてもイメージが壊れてしまいますよね。デッサン的にはこの画像を参照しつつ、絵柄は最初の手描きのままになるよう、鉛筆でざっくりと大事なポイントだけアタリをつけました。
(この状態では写真を撮らなかったので、あしからず……)
そして、ペン入れをして水彩で塗ったのが、こちら。
Cover_Ge_Illst_s

これ、CGで下絵を作った意味あるの? って思う方もいるかもしれませんね。
そんなあなたのために、比較画像を用意しましたよ。
意外なほど、かなりCGの下絵に忠実なのが分かると思います。

compare
顔は全く関係がないとも言える……

ね、面白いと思いません?
毎週火曜日に連載中の『Manuel Bastioni LABを使おう!』を最後までマスターすると、きっと、こんな下絵も作ることが出来るようになりますよ!

さて、出来上がりの絵はスキャニングをした時に色がかなり鈍くなってしまったこともあり、表紙に加工する段階でまた少し、手を入れています。
まだデザイン的には途中段階ですが、下巻の表紙はこんな感じになると思います。
RuruLili_cover_ge_s

いかがでしたか?
手描きにこだわるのも大事ですが、こんなやり方もあります。
いろいろと工夫して楽しみながら、作っていきたいですね!

では、今晩はこれまで!

ケプラーズ5213の作品ページを更新

今日はごく短い記事です。
ずうっと放っておいた『ケプラーズ5213』のCG ブレイクダウン映像 for ブックトレイラーがようやく完成しましたので、ケプラーズの作品ページにリンクを追加し、リンク画像も新規作成して差し替えました。
作品ページに行かなくても下記からどうぞ!

 

CG制作のWIP画像とレンダリングされた各要素を時間軸で並べたブレイクダウン映像はこちらです
CG制作のWIP画像とレンダリングされた各要素を時間軸で並べたブレイクダウン映像はこちらです

 

いつもどおり、CG制作とコンポジット(合成)はBlender、映像編集はMotionで行なっていますが、まだMotionの機能がよく分からず、実は大半の編集はBlenderの映像編集機能で行ないました。Motionでやったのは文字入れや最後の仕上げ程度になります。

では、ぜひご覧くださいませ〜!