好きな Podcast Best 3 その1

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Seanwes podcast

Podcastが好きです。いつも通勤中には大体Podcastを聴いています。私は英語が好きなので、勉強もかねて英語のものを聴いています。一番よく聴いている3番組は、いずれもクリエイティブに関するもの。(英語勉強のレベルとしては中上級以上かな)

第3位 Seanwes podcast

手書きレタリングアーティストのSean McCabe氏とWebを中心としたグラフィックデザイナーのBen Toalson氏が、クリエイティブとは、起業とは、を熱く語ります。

Benは非常に魅力的なシルキー低音ボイスの持ち主で、声を聴いているだけでシアワセ、という女性もいるとか。この美声をネタにおちょくったりすることもあり、とても楽しめます。

ちょっとこの番組の変わっているところは、After Showというものがあって、ショーの続きを内輪向けのような形で話したりします。エンディングの曲(Sean作曲)が終わると、普通のpodcastはそれで終わりですが、こちらの場合はまだまだ続くんです。

最近面白いのが、このAfter Showの中のZen Moment with Benというコーナー。Benの書いた、わけの分からないシュールなショートストーリーがSeanのカリンバBGMとともに語られます(Seanはカリンバの名手!)。語り手は、Benです。「お皿になった自分の話」とか、妙なんです。以前は一話完結だったんですが、最近は密林で捕まった猿が主人公の連載になっています。どうも人の話が分かるようで、何かの研究施設のようなところに連れて来られた模様。ここ何回かはお休みしていて変だな、と思っていたら、先週のpodcastでBenがストーリーに行き詰まっちゃったようなことを言ってました。すかさずSeanが「猿なんて出てたっけ?」と突っ込むと、「え、知らないよ」とBenがとぼけたりして。今週はストーリーの続きが聴けるらしいので、楽しみです。

さて、このSeanwes Podcastですが、本当にクリエイターとして生きるためのヒントが盛りだくさんで、私のこのブログも彼の影響で始めたと言っても過言ではありません。今回は与太話になってしまいましたが、今後、少しずつこのあたりのことも書いていきたいと思います。

Twitterと連携

WordPressのプラグインで、Twitterと連携(記事の内容を自動的につぶやく)という機能を追加してみました。使い方がまったく分かりませんでしたが、こちらのサイトに丁寧な解説があり、スムーズに設定できました。

さて、この書き込みがTweetされれば成功ですね。

30秒後、確認。成功です。ちなみに、ブログにTwitterボタンを付けるプラグインも入れました。今までのすべての記事にも自動的にボタンが付いたようです。

記事の更新がTweetされるかどうかも試してみましょう。

10秒後、確認。Tweetされています。ということは、頻繁に更新すると、その度に「Post Edited:」というTweetが載ってしまうことになりますね。これはFollowerに優しくない設定かも。

この記事編集ページ内(もちろん、ブログを読んでいる方には見えない場所ですが)に、WordPress to Twitterの設定画面が埋め込まれていて、そこから直接つぶやけるようにもなっています。そこに、「Don’t tweet post(この投稿をつぶやかない)」というボタンがありました。それを押した状態で、この記事を更新してみましょう。

やはりつぶやかれていますね。んー、新規の記事でないと適用されないのか、それとも設定画面内のカスタムつぶやきにしか有効でないのか? いや、にしても、つぶやくためにカスタム画面があるのだから、ブログの記事に対して設定が効かないと変。次、新規でつぶやく時に試してみます。ただ、そうすると、何度か投稿を編集した後でTwitter連携させたくても連携できない、ということになりそう。ひょっとして、そこを便利にしたければ有料版を買いなさい、ということなのか?

$39。微妙な価格ですね。

ブログ記事は一旦公開してからどんどん更新できるところが便利で気に入っていたのですが、内容が固まってから公開したほうが、Twitter連携としては良さそうです。

■再度確認。あれ? つぶやかれていません。

ここでちょっと考えました。WordPressは記事を書いている途中で、どんどん下書きを保存してくれます。恐らく、書いた内容が既に保存されていると、その後でDon’t Tweet Postをオンにしても反映されないのでしょう。

ちなみに、新規の投稿をつぶやいたもの以外のTweetは勝手にTwitterから消えていました。Don’t Tweet Postを押した状態で更新を始めると、新規投稿以外は消されるのかも知れません。

暫くこの感じで使ってみます。

この記事が、いつか誰かの役に立ちますように!

Kindleで校正

持っている人以外にはあまり知られていませんが、Kindleは文字入力も出来るのです。

まず、本のデータを表示した状態。ドラッグしてハイライトしたい範囲を選択します。キャプチャ2点は『さよなら、ロボット』より。

Kindle 指ドラッグで、範囲を選択
指ドラッグで、範囲を選択

次に「メモを追加」をタップ。キーボードが出ます。(「メモを追加」ボタンを選ぶダイアローグはキャプチャを取れませんでした)

Kindle 入力画面
入力画面

入力を終えて保存すると、「マイクリップ」というテキストファイルに書き込まれます。

Kindleのコレクションの「マイクリップ」
Kindleのコレクションに「マイクリップ」が現れます。

本の名前、段落番号、ハイライトを付けた文章とメモの内容が順に書かれています。ファイルごとPCにコピーしたら、執筆中のワープロにコピペして出来上がり。という手順です。

「マイクリップ」を開いたところ。その上には、三四郎を読んでいて気になった部分がありますね。

すごく便利、というほどではありませんが、E-inkのディスプレイ上で読みながら校正出来るのが最大の利点かと思います。プリントした原稿用紙の余白には赤字が書き切れないこともよくありますしね。

三四郎と速読(?)

読了しました。なんて切なくてやるせないんでしょう。これが、若き日の片恋というものでしたね…。ずっと長いあいだ、忘れてました。この感じ。

あまりに無知でした。漱石が恋愛小説(と言ったら怒られますか?)を書いていたということを、まったく知りませんでした。

『門』や『こころ』もそうと言えばそうなのですが。

三四郎って、柔道の話だと子供の頃から思い込んでいました。

愚か者です。反省。

読めば読むほどに目の前が開け、文学というものを知らぬ自分が恥ずかしくなる。ずっと読みますよ、このまま。

『創作家の態度』と『三四郎』の読了報告が続きましたが、投稿が遅れただけで、三四郎には一週間かかっていますです。

石田衣良さんが、Youtubeで配信されていた小説教室で仰っていました。

「小説家になりたかったら、各ジャンルの本を千冊ずつ読みなさい」と。

「一日に2〜3冊は読めるでしょ」とも。

僕は本を読むのが早くはなく、読む時間も限られていますので、大体の本は二週間前後かかります。それでは千冊読むのに四十年です。「小説家になりたい」という表現の是非と僕自身の態度は一旦片隅に置いておくとして、四十倍の読書スピードが可能かどうか分かりませんが、少し、早く読む練習を始めました。

その最初の結果が、『三四郎』の一週間。いつもはどうしても朗読するようなスピードで読んでしまいますが、今回はひと眼で十文字前後を見て、次へ行く。という読み方をしてみました。難しい表現のところはぱったり止まりますが、会話文や平易な表現の地文はどんどん先へ進めました。内容も以外と分かっていたかも。でも、ゆっくり読む時ほど味わえていないのではないかとは思います。文学を読むのに味わわないというのは犯罪的かもしれませんが…。

明日からは、『それから』を読みましょう。

『創作家の態度』について、少しだけ

漱石の『創作家の態度』を読了。

明治41年の講演です。時代なのか、留学帰り(七年後ですが)だからなのか、講演の中に英語がチラホラと出てきます。

それも、普通のひとが耳で聞いても理解できないようなラテン語起源のような難しい単語を、何の説明もなく使っているんです。欧米文化がどどっと入って来て、一般の人もそんな難しい単語を知っていたのか、それとも漱石が観衆を煙に巻いて喜んでいたのか…。

主観と客観、自然派と浪漫派、それぞれだけでは成り立たない。それぞれの中に相対するそれぞれがある。そんな話、と解釈しました。ちょっと読みづらいですが、ためになりました、よ。

今度は『三四郎』を読み始めました。

 

またまたヘッダ画像を追加

『さよなら、ロボット』“書店前の行進”
『さよなら、ロボット』“書店前の行進”

お気に入りシーンの一つ。閉店後の書店ですが、ロボットが低い陽を浴びています。朝焼け、ということにしておきましょう。書店のウインドウには『壁色のパステル』のポスターが貼ってあったりしています。予告編でも写っていますが、分かりませんでしたね。楽屋落ちですが。

Blender 2.72公開ですね

ショートカットを変更
ショートカットを変更

Blender 2.72、早速落としました。

詳しくは調べていませんが、不安に思っていたショートカット変更は、少なくとも通常使っている基本的なものについてはまったくありませんでした。上の画像は、テンキーなしのMacBookのためにショートカットを変更しているところ。

視点の変更(Numpad . から . へ)や、レンダリング(F12から⌘+Rへ)などは必須です。

目玉機能のパイメニューについては、これまでも言われているとおり、賛否両論なのでしょうね。Object mode と Edit mode を行き来する時にシェーディングメソッドを選択しなければならなくなり、1テンポ遅れます。確かに、色々な機能へのアクセス性は上がりますが、これまで1クリックで済んでいたものが2クリックになってしまったところが多く、作業のテンポが微妙に狂いますね。

ところで、期待していたFBXエクスポータのバグフィックスは全くダメですね。2.7系列ではアニメーション付きのFBXを書き出すとデータが巨大になる上、アニメーション自体もノーマルもおかしくなる。(このせいで一晩潰しました)

もし、同じ問題で困っている方がいましたら、2.6系列を使用してみてくださいね。試したところでは、2.63と2.64で理想的な書き出しができました。ボーンだけでなく、Transformのアニメーションもきちんと出ます。データが肥大することもありません。2.72で新たにサポートされたというshapekeysの書き出しはまだ試していませんが。。

サイトマップを作成?

自動的にサイトマップを作ってくれるサイトを見つけたので、作ってみました。URLを入力するだけで簡単に「sitemap.xml」が書き出され、それをGoogle Webmaster Toolsのサイトマップページで送信。出来ました。

直後にはStyle情報がないのでPending。と表示されていましたが、どうやら上手くいったようで、Sitemap testというのを行うと、「36ページが送信されました」とのテスト結果。多分これで、ページ上に書いた様々なキーワードをググると、検索されるようになったのでしょう。

偶然、見つけて貰える確率も、ちょっぴり上がったという訳です。た・ぶ・ん。

SEO ?

このブログがGoogle等で検索しても全くヒットしないのですが、WEBで色々調べてもよく分かりません。。Google Webmaster toolに登録したり、Word PrssにもGoogle XML sitemapsを入れたりしましたが、sitemapの送り方、というのが既に分からず。

「送るには投稿してください」という説明の意味が分からないのですが、プラグインのインストール後に何らかの投稿をすれば良いのだろうか…と思い、これを書いています。

このブログサイトの親サイトとしてnewday-newlife.comがある訳なのですが、こちらもアクセス数があまりに少なく(月に一人とかだったり…)、でもそんなものか、と諦めていました。

こちらのサイトもWebmaster toolに登録したのですが、案の定、ヒットがありません。と表示。原因を調べると、「robot.txtにより検索がブロックされている」という信じられない結果。どうしてなんでしょう?? レンタルサーバーの設定を調べてもそんなものはないし、webサイト自体も自分でhtml + css で構築したので、robot.txtなんて置いていないんですよ。。

いやあ、難しい。と言っていても何も変わらないので、まずはこの記事を投稿して、結果を調べましょうか…。

⇨投稿後、インデックスされました! やはりsitemap.xmlの送信による効果なのでしょう。ただ、親サイトにはsitemapがないので、どうしたら良いのか分からないですねえ。

Google Webmaster tool上のrobots.txt テスターを掛けてみました。どのサイトもrobot.txtは存在しないとのこと。そりゃそうだ。サーバーのルートにも何もないし。

Fetch as Googleも設定して、Googleにインデックスを送信しました。今夜はもうできることが何もないです。明日以降、sitemap.xmlの作り方を調べてみましょう。

モバイル執筆

現在執筆している新作は、実は初めてMacだけで書いている小説です。これまでの作品は、大体半分から3分の2を電車の中で、愛用のiPod touchで書いていました。その時に使っていたメインのテキストエディターが、これ。PlainTextです。基本的にはフリーですが、フリー版には広告が表示されます。アプリ内で「広告なし」を購入すれば、少しだけ画面を広く使えますね。

PlainText_vertical
PlainTextの入力画面(『さよなら、ロボット』より)

このアプリの特徴としては、シンプルで余計な機能がない。これ、Mac用ワープロの選択基準と同じですね。(ワードは本当におせっかい過ぎて、最低のワープロだと思いますよ!)

便利なポイントとしては、DropBox連携があります。まあ今どきは増えましたが、これを使い始めた当初は、途轍もなく便利なことに思えました。何しろ、電車の中で書いていた原稿が、家に帰ってMacを開いたと同時に同期されるのですから、すぐに続きを書き始めることができるんです!

もう一つは、フォルダで整理できること。しかもどんどん入れ子にできるので、小説/さよなら、ロボット/第8章〜というような整理ができて便利です。

さて、ではどうして新作ではこれを使わなくなったかというと、最も大きな理由は四十肩。やはり小さい画面でちまちまとキーボードを打っていると、手が非常に疲れます。『壁色のパステル』執筆後に、初めてひどい四十肩になりました。それでもその時はiPod touchで書くことを諦めず、新兵器を用意しました。

7note
7 noteの入力画面

7 note miniです。上の画像は指で入力したところですが、タッチペンでの入力が非常に便利です。小さなキーボードと違って、手書きで大きく字を書けるので、肩の疲れは随分減りました。『さよなら、ロボット』の半分くらい、これで書いたかな。PlainTextも使いましたが。

こちらは、インターフェイスと変換効率がかなり優れています。どんどん書いていくと、するすると勝手に文字変換されていきます。入力に慣れれば、丸々一行以上書いても、誤変換が全くなかったりします。自分の字の癖を覚えさせるまでは、似たような字どうしをかなりごっちゃにしてくれますが。

残念な点は、フォルダ機能がないんです。保存したファイルがずらっと並ぶだけ。まあ、このアプリで小説を書く人はあまりいないのでしょうが…。また、DropBox連携や同期機能がないんです。今、再度調べてみたらEvernote連携機能がありました。知らなかった。有料オプションですが。

もう一つ、これは欠点というより使い方と視力の問題なんですが、手書きの字の形から類推して変換するので、意味のまったく違う、形だけ似た字に変換されることが結構あって、しかも全然気が付かなかったりするんです。例えば、ロ(ろ)と口(くち)。こうやって書いてもそっくりですね!

『さよなら、ロボット』を書いていて、何箇所も“口(くち)ボット”となっていたのには参りました。

『孤独の王』でも、この7 note miniをかなり使いましたが、やはり後になって校正で苦労する原因の一つになってしまいました。

これを書こうと思って書き始めた記事なのに、書くのを忘れていたことを思い出しました。

—> モバイル執筆の最大の弱点とは!?

画面が小さい。これに尽きます。原稿用紙でいうと、一枚の半分程度しか同時に表示できないですものね。縦位置だとキーボードが小さ過ぎてミスタッチも多いので、横位置で使ったりもします。すると…

PlainText_Horizontal
PlainText横位置入力。こちらも『さよなら、ロボット』より。

書いている最中の段落以外は何も見えません。集中していても頭の中に先の構成が組み上がっている時はいいのですが、シーンシーンをばらばらに書いていたりすると、もう、前後関係が何も分からなくなってしまう。電車の中で細かくスクロールして見ても、目がちらちらして疲れるばかり。(動体視力0なんです)

それで、書いたテキストを最終的にMacに持っていってから、大変な思いをして組み直したり、気付かずに書いてしまったストーリーの酷い矛盾を修正したりで、これ、せっかく通勤時間を使って書いた意味がないんじゃないの? なんて思ったりした訳です。

長くなりました。次は、モバイル校正について書こうかな。

淡波亮作の作り方