お伽噺連載『魔女と王様』第12話

どうもです。

土曜日と水曜日は、お伽噺『とっても小さな九つの国』シリーズの第三部、『魔女と王様』の連載です。
今夜はその、第12話『お前は誰だ』です。

なんとくせ者扱いをされてしまったニーダマですが、そこへある人が姿を現します。
誤解は解けるのでしょうか……。

今夜も始まりです!

第12話『お前は誰だ』
『魔女と王様』第12話
(表紙の絵はまだダミーですよ……w)

いかがでしたか?

王様の以外な言葉、そして兵士たちも……。
あ〜、もう続きが気になって仕方がないですね〜!

BiB/iの表示に不具合のある方用のPDFは、こちらです!
第12話『お前は誰だ』


本連載は、基本的に毎週土曜日と水曜日に1話ずつ掲載します。


『とっても小さな九つの国』の既刊シリーズはこちら!
(どちらも未読でも、『魔女と王様』はお楽しみいただけます)


初の連載小説にしてほんわかしたお伽話『フックフックのエビネルさんとトッカトッカのカニエスさん』。
大変好評を戴いた物語はそのままに、新たに描き下ろしの挿し絵を加えた電子書籍版です。もちろん、Kindle Unlimited対応ですから、会員の方は無料で読めますよっ!




本作は、ほんわかとしたお伽噺『フックフックのエビネルさんとトッカトッカのカニエスさん』の五年後のお話。著者ブログに連載されたものに加筆修正し、全話の扉に描き下ろしの挿し絵を加えました。挿し絵の数は上下巻合わせてなんと93点!

《ふたり》の珍客

hototogisu1

久し振りにちょっと天気が良くなって、庭に出た。
見慣れないエキゾチックな花が、庭の片隅に咲いていた。

雑草取りをしていると、
「もしかしたらこれは、きれいな花が咲く植物なのではないか?」
そう、思うことがある。

園芸植物には、野草にはない自己主張を感じることがある。

そうやって時おり、
自己主張を感じた見知らぬ植物を抜かないで、その行く末を見守ることがある。

でも大抵それは僕の思い違いで、美しい偶然がやって来ることなどそうそうない。

今年の夏は天気の悪い日が多くて、そうでない時は堪らなく暑くて、
どちらでもない時は忙しかったりして、庭の世話はなおざりになりがちだった。

そして見つけたこの珍客。
ちゃんと雑草取りをしていたら、ひょっとして抜いてしまったかもしれない。

美しい偶然は、そうしてやって来る。

早速パシャパシャと写真を撮る。
大きな花ではないから、愛用の接写レンズを使ってアップにする。
肉眼では感じられなかった色気が、写真から溢れてくる。

山野草のたぐい、蘭の一種かな?
そう思ってネットを検索。ヒットしない。
検索することしばし、蘭ではなくユリの一種だった。

タイワンホトトギスという名前で、山野草ではなく園芸種。
ホトトギス自体は日本に自生しているが、これは園芸植物がこぼれ種で出てきたのだろう。
ん?
ユリって球根植物だよな……。

花が咲くのだから、種もできるかもしれないと思いつつ、それ以上は調べない。
何となく、それはそれでいい。
何かの偶然が重なって、我が家にやって来た珍客。

球根が残れば、きっと来年も咲くだろう。
僕の庭がまた、少しだけ賑やかになった。

hototogisu2

そしてこれが、もうひとりの珍客。

まあ、蜂なんてちっとも珍しくないけどね。
僕が写真を撮っている時にたまたま花に飛んできてくれて、
気前よく写真に納まってくれた。

可愛らしい、かっこいい、珍客。

じゃ、また明晩!

『ティプトン』連載第16回

“アフタースリープ世代はこの宇宙での放浪生活が永遠に続くと思い込むことで、逃げ場のないこの空間を自分の故郷と考えることもできたのだ。”

『ケプラーズ5213』より


── 16 ──


あと何年、歩き続けられるだろう

もし本当にジャンプが起きれば
その時、私の寿命は突如として終わるのだ

私の生きている間に
それは

(電子書籍化にあたり、公開を終了しました。本連載記事における公開分は、全体のごく一部になっています。ご興味のある方は、電子書籍版をお買い求めくださいますと幸いです)


本連載は、原則として毎週木曜日に掲載します。

晩年の詩人ティプトンは、SF作品『ケプラーズ5213』にちょっとした脇役として登場しています。本当にちょっとした脇役ですが、案外存在感があって、作者のお気に入りキャラクターなのです……

地球を旅立って三千年後、人類は尊い犠牲を払いながらも、計画通りに492光年彼方の惑星ケプラー186fに到着した。
人類は惑星の各地に入植キャビンを送り込み、水と緑に溢れた美しい新天地に入植地を築きつつあった。
だが、人類の生息環境として申し分ないその惑星に、先住生物が存在しないはずはなかった。

 

お伽噺連載『魔女と王様』第11話

今晩もこんばんは!

土曜日と水曜日は、お伽噺『とっても小さな九つの国』シリーズの第三部、『魔女と王様』の連載です。
今夜はその、第11話『待て、何者だ!』です。

ようやくエックエックの都にたどりついたニーダマを、厳しい声が呼び止めました。
ひと月の間に、いったい何が……。

さてはて、どうなるのやら!

第11話『待て、何者だ!』
『魔女と王様』第11話
(表紙の絵はまだダミーですよ……w)

いかがでしたか?

ニーダマのまわりに、お城の人たちが集まってきました。
どうやらこれで、分かってもらえそうですが……。

次回も楽しみですねっ!

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[第11話]


本連載は、基本的に毎週土曜日と水曜日に1話ずつ掲載します。


『とっても小さな九つの国』の既刊シリーズはこちら!
(どちらも未読でも、『魔女と王様』はお楽しみいただけます)


初の連載小説にしてほんわかしたお伽話『フックフックのエビネルさんとトッカトッカのカニエスさん』。
大変好評を戴いた物語はそのままに、新たに描き下ろしの挿し絵を加えた電子書籍版です。もちろん、Kindle Unlimited対応ですから、会員の方は無料で読めますよっ!




本作は、ほんわかとしたお伽噺『フックフックのエビネルさんとトッカトッカのカニエスさん』の五年後のお話。著者ブログに連載されたものに加筆修正し、全話の扉に描き下ろしの挿し絵を加えました。挿し絵の数は上下巻合わせてなんと93点!

音楽作ろうぜ:Blenderで出来るとことん意外なこと!

ども。

今回は今まで誰も考えつかなかったことを!
と思ったんですが、実はとっくにやってる人がいました。

最近見つけたんですが、アドオンを作った方がいて、Blenderを作曲ソフトみたいに使うことが出来るんですよね。
でも、それはソースがGithubに置いてあったりして、説明は英文だし、そこまでしてやらないよなあ……というのが正直なところ。

今回は、標準仕様のままで音楽を作ることに挑戦しました。

せっかく音楽を作っても、Blenderからはmp3などを保存することは出来ません。
でも、動画として保存できますよね。
じゃあ、ついでに何となくの動画も作っちゃいましょーということで、今回はこんなものを作りました。
(完成度には目をつぶってくだされ……挑戦することに意義が……)


ちょっと再生の遅れがあるのはご愛嬌。もう少しうまくタイミング調整できるようになれば、それなりに使える?

(恥ずかしいので音は小さめに!)

これ、最初に音素材を録音した以外は全てBlenderです。
特別なソフトを使うのはズルってことで、マック標準でついているQuicktime Playerを使って音素材は録音しました。

「おいおい、録音して加工するならAudacityとか使えばいいじゃん」
とか、そういうのは言いっこなしですよ。
あくまでも、Blenderで何でもやりたいという方が対象なので……!

──ということで、
【Blenderが使えれば誰でも出来る、Blenderでの音楽作り!】
の、前編です。


ではまず、音素材の録音です。

Quicktime Playerを起動します。

(Winバージョンで録音できるかどうかは分からないのですが……)
(Winバージョンで録音できるかどうかは分からないのですが……)

 

ファイルメニューから「新規オーディオ収録」を選択します。
2rec

こんな画面が出ます。
3rec

赤いボタンを押すと、録音が開始されます。
「え?」
何を録音するか、ですって?
もちろん、声ですよ。
マックに向かって、適当に声を出しちゃいましょう。

 

こんな風に、どんどん新しく録音して、音パーツを用意します。

僕は、口ドラム(カッコよく言うと、ボイパですね)を録音しました。
僕は、声ドラム(カッコよく言うと、ボイパですね)を録音しました。

 

失敗してもいいんです。
QuickTime Playerはトリミング機能があるので、上手くいったところだけを切り出せますからね!

 

05trim

上手くいったところだけをトリミング中
上手くいったところだけをトリミング中

 

声ドラムの音と声ベース、「あーー」という声、「うーー」という声を録音しました。

トリミングが済んだら、m4aで保存します。
トリミングが済んだら、m4aで保存します。

BD バスドラム
HH ハイハット
OHH オープンハイハット
SD スネアドラム
あとは、読んで字のごとくですね……

 

■さて、いよいよBlenderにいきますよ。

起動したらVideo Sequence Editor(VSE)を開きます。
08

 

「add」メニューから「sound」を選択し、
09

音素材の保存フォルダでサウンドファイルを全選択します(aキー)。
10

 

一つのトラックに、隙間を開けずずらりと並びました。
11

 

あ、これ再生してもダメですよ〜。単なる素材ですからね……。

このままだと音の出方が分かりにくいので、音の波形を表示させましょう。

ほら、これだけで音楽ソフトっぽく見えてきたでしょ!
ほら、これだけで音楽ソフトっぽく見えてきたでしょ!

 

Nキーを押してプロパティを表示させ、中ほどにある「Draw Waveform」にチェックを入れます。

さてさて……というところでまさかの時間切れですねえ。
あー残念。

では、続きは次回!
next

残しておきたいツイート

さて、今夜もいきますかー!

まずは備忘録系からですが……

1.

こういう便利機能を忘れると、どうも手作業が増えていかんですよね……。
記憶記憶。

2.

これって、今もそうなのかなあ……。
相互校正という意味で、僕は読んだKindle本で誤字脱字などを見つけると大抵チェックしてるんですよね。
(著者さんと知り合いの場合、ですが)
それを著者さんにお知らせして修正してもらえば更に品質を上げられるし、自分のものも同じようにチェックしていただけたりしますから。
うーむ、KDP本の誤字脱字ハイライトが共有されちゃうと、なんだか微妙な感じですよね……。

3.

まあ、別にこれを残してもしょうがないんですが……。
つい先日3万アクセスを超えたので、最初の9ヶ月で5千ということは、かなり伸びているのいうことで、ね。
もっともっと、です。
全然少ないですよねえ。

4.

まあ、実際はこのあとで結末がお気に召さなくて……ということもありましたが、まあ、いいんですよ。だって嬉しいじゃないですか、こういうのって!
結末が微妙だという感想の方と、最後まで楽しめたという方と、半々よりちょっとは《楽しめた派》が多いケプラーズ5213は、こちらで絶賛発売中!



地球を旅立って三千年後、人類は尊い犠牲を払いながらも、計画通りに492光年彼方の惑星ケプラー186fに到着した。
人類は惑星の各地に入植キャビンを送り込み、水と緑に溢れた美しい新天地に入植地を築きつつあった。
だが、人類の生息環境として申し分ないその惑星に、先住生物が存在しないはずはなかった。

5.

まさに、自戒。
こういうこと、時々やらかしてしまうんですよね〜。
ちゃんとバックアップを取ったつもりになってガンガン消してたら、取れていなかったという……
気を付けねば。

6.

7.

8.

9.

10.

正しいとか正しくないとか、
上手いとか上手くないとか、
文学だとか文学じゃないとか、
いろいろなことを思う人がいて、
いろいろな作品があって、
僕はそんな中で書いている。

技巧派を目指すつもりはないけれど、
もっともっと
ストーリーテリングの技術は向上させたい。
させねば、と思う。

そのために読者を上手に裏切ったり、
自分の最初のプロットをねじ曲げたりすることも、
悪い事じゃないと分かっている。

少しずつ、少しずつ、
前へ、前へ。

自分を疑い、自分を信じ、
前へ、前へ。


じゃ、また明晩!

WPの自動成型機能で儲け損ねた阿呆の話

はい、どうも。
と、いうことでですね、今日は久々の失敗談ですよ。

このブログを始めた頃からずっと、自分の著書も含めたセルパブ本を紹介してきました。
最初は普通の文字リンクでAmazonのストアに飛ぶようにしていたのですが、他の方のブログを見ていたら、みなさんかっこいいAmazonの窓みたいなものが貼られてるんですよね。
僕はそれをどうやってやるのか知らなくて、ずっとそのままでした。
まあ、何だか広告っぽいし、自分の知らない世界なんだなあと思っていたのですね。

でも、皆さんのサイトを見ていると、あの書影が入ったリンクが羨ましくってたまらかったのですよ、実は。
かっこいいなあと思って……。

で、ある時ね、ある人に言われたんです。
何でただのリンクなの?
それ、コンバージョンに役立たないじゃない、って。

こ、こ、こ、コンバージョンですって!?

固まりましたね。その時。
もちろん、知ってる振りをしましたよ、確か。
──記憶は定かじゃありませんけどね。

で、まあ、しばらくして、それがAmazonアソシエイトという仕組みであることを知ったんです。
(多分、誰かに教わったのです)

自分としてはそういうものでお小遣いを稼ぐとかって全く考えていなかったので、とにかくかっちょいいリンクが作れるっていうだけでAmazonアソシエイトに登録したわけです。

日常必需品がたくさん候補に出てきてます
日常必需品がたくさん候補に出てきてます

ふむふむなるほど、このページでリンクを生成して、ブログに埋込めばいいんだな。
と、そこまではいいんですよ。

で、僕は考えました。
⇒いちいちアソシエイトのページでリンクを生成するのは面倒くさい!
⇒じゃ、コードをコピーしてASINだけ差し替えればいいんじゃね?

コードをコピーしてASINだけを差し替えてみたところ、ちゃんと書影は変わるし、リンクも生きているようです。
じゃ、これでやれば楽だよな〜。と思い、アソシエイトのページで生成したのは最初のやつだけ、あとはコピペで書き換えることにしました。

ま、もしかしたらそこまでは問題がなかったのかもしれません。
今となっては全て修正したので確かめる方法もないのですが(今さら戻るのも、ね)。

それから1年が過ぎ、作家の方とたまたまAmazonアソシエイトの話になりました。

「月に数百円とか、多い時は千円とかいくよね〜」
「え?」
「淡波さんのサイトだったらそのくらい行くでしょう? たくさんリンク貼ってるし」
「え?」

目が、点です。
僕のサイトでのAmazonアソシエイトは今までの累計で30円ほどだったのですから!

「それ、おかしいよ」
「ですか?」
「だって、私ちゃんと淡波さんのサイトからリンク踏んで本買ったよ。その分だけでも50円くらいになるし……」
「え……」

そこで僕は、ここ淡波ログ内に埋込んだアソシエイト・コードを調べたのです。
見たところ、異常はなさそう(細かいことは分からないし)。ちゃんと書影も出てるしなあ……、と。

ところが、クリックすると直接Amazonの販売ページに飛べないものがあったんですよね。
念のため、それを再度Amazonアソシエイトのページで生成し直してみました。

すると……、
違うんですよ、コードが!

一番大きいのは、改行を示すタグのアスキーコード(って言うんですか?)が随所に埋込まれていました。
そのせいで、全体の長さが全然違う。
アソシエイトのコードはスクリプト内にタグを埋込んでいるので、一見タグには見えない謎文字になるんですよね。

改行が

これが改行コードの化けたやつ。だよね?
これこれ……
って表示されるやつです。

僕はWordPressで記事を書く時、時々「ビジュアルモード」と「テキストモード」を切り替えるんですけれど、それをやるとWordPressの自動成型機能が働いて、勝手にコードが変わっちゃう場合が結構あるのです。
(ちなみにこれを無効化するプラグインもあるそうなんですが、時々、この自動成型機能を使ってコードを整理してもらいたいことがあるんですよね。で、オンの方が恩恵を受けることもあって……)

そのせいで、アソシエイトのコードも流用コピペを重ねるうちに汚いコードになってしまっていたんですね。

あぁあ、楽しようとして間抜けなことを──。

指摘をくださったその方がたまたま僕の本を買ってくださる予定があるというので、試しに新しく埋込み直したアソシエイトリンクの方を踏んでみてもらいました(買わせちゃって済みませんー)。

で、翌日……

Amazonアソシエイトの売上げレポートを見たら──、ちゃんと入ってましたよ!!
スゲー!

まあ、15円とかですけどねぇ。
ただ、その他にもたまたまリンクを踏んでからAmazonで買い物をしてくださった方がいたようで、その分の売上げも入っていました。

へええ、すごいなあ、Amazonアソシエイトって……。

素直に驚きました。
こんな簡単に売上げが入っちゃっていいのかなあ、って。
(だって、本が一冊売れた時の印税より高かったりすることもあるんですよ!)

リンクを踏んでから、僕の作品とは何の関係もない商品をすぐ買うと、その売上額の何パーセントかが紹介料として入る仕組みなんですねえ。
これも全く知りませんでした。あはは。
広告嫌いを公言している僕ですが、このお小遣いにはちょこっと目がくらみました……。
まあ、基本的にはブログで紹介した本のリンクを貼るだけですが、ね。

そんなことで、この秋、ちょっとお小遣いが増えそうな淡波です!
(月に数百円とかになるといーなー……←小さいw)

じゃ、今夜はこんなところで!

お伽噺連載『魔女と王様』第10話

こんばんは!

土曜日と水曜日は、お伽噺『とっても小さな九つの国』シリーズの第三部、『魔女と王様』の連載です。
今夜はその、第10話『エックエックの王子』です。

たったひとりで歩き続けるニーダマは、ロバを引いた一人の少年と出会います。
思いもかけぬ少年の言葉にニーダマは……。

さてはて、どうなるのやら!

第10話『エックエックの王子』
『魔女と王様』第10話
(表紙の絵はまだダミーですよ……w)

いかがでしたか?

まだもう少し、ニーダマの旅は続きます……。
次回も楽しみですねっ!

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第10話『エックエックの王子』


本連載は、基本的に毎週土曜日と水曜日に1話ずつ掲載します。


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フィーチャーとフューチャー

外国語って難しいですよね、アゲイン。
先日の記事で「ティーザー」と「ティザー」について書きましたが、今回はもうちょっと深刻な誤解についてです。

知ってる人も多いと思うので(特にここに来てくださるあなたは!)、釈迦に説法みたいな話ではあるんですが……。

《Feature》 と 《Future》

この二つは全く異なる英単語ですが、混同されているというか、Future一択になっていることがとても多いですよね。
僕は昔からこれがどうしても気になっていて、でもビジネスの現場でこういうことを指摘するのも気が引けて……。
こんな場所でぼそりと呟くしかないのですが。

まず、辞書を引きましょう。

 Feature:
 (名詞)特徴づけるもの、特性、特長、素性、顔立ち、容貌、外観、メインとなるもの、主要なもの、主役 などなど
 (動詞)特徴づける、売りにする、主役として起用する
Future:
 (名詞)未来、将来
 (形容詞)未来の、将来の

(いずれも複数辞書からの意味を要約。特定の辞書をコピペしたものではありません)

さて、もうお分かりですよね。

《○○をフューチャーした》という表現は、完全に間違いです。言い訳する余地は微塵もありません。
フューチャリングとかって使っちゃダメですよ、あり得ない文法にあり得ない意味のダブルパンチですから。
(ダブルパンチ=死語?)

「未来した、ってなんだ〜っ!」
「未来てる、ってなんだよ〜っ!」
と、僕は身悶えずにはいられないわけなんです。この使い方を聞いたり目にする度に。

あ、ごめんなさい。ちょいとヒートアップしました。
あなたは決して使ったりしてませんよね……。

確かに、日本人的にはかなり似ています。もう、区別が付かない半歩手前。
でもね、カタカナで使いたいんだったら気を付けましょうよ、そこんとこは。

今日はそんな話。

じゃ、また明晩!!

『ティプトン』連載第15回

“この美しい姿を目に焼き付けていよう、ずっと恋人もできず生きていくことになっても、それでいい。”

『ケプラーズ5213』より


── 15 ──


1%の狂いもなく
恋愛はコントロールされる

それが許されないことを知ったのは
恋愛という感情を知ってからのことだ

それが

(電子書籍化にあたり、公開を終了しました。本連載記事における公開分は、全体のごく一部になっています。ご興味のある方は、電子書籍版をお買い求めくださいますと幸いです)


本連載は、原則として毎週木曜日に掲載します。

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だが、人類の生息環境として申し分ないその惑星に、先住生物が存在しないはずはなかった。

 

淡波亮作の作り方