【再放送連載!】『さよなら、ロボット』第4話「スミカ」

本作の無料公開期間は終了しています。現在はAmazon専売となっていますため、連載本文も『お試し読みとしての第1話』に差し替えさせていただきました。ご了承下さい

淡波無料本(2016.12月現在)の中で1番人気の『さよなら、ロボット』を「再放送」と題して連載しているこのシリーズですが、お楽しみいただいてますでしょうか?
(この連載のアクセス数がいまひとつ少ないのは内緒です)

もしも第1回を見逃してしまったあなたのために、こちらにリンクを張りますね!
第1話『シード』

今回は、主人公森池マサルとは微妙な関係の美女、桐原スミカとの出会いを描いたエピソード。
第4話の「スミカ」です。

前回のお話は、こんな終わりかたでしたね。

 人々の最も身近にあった芸術である広告が失われたお陰で、長く沈潜していた芸術への興味と愛情が渇望となり、ふっと呼び覚まされたのであった。大企業の存立も怪しくなっていた。この旧秩序には反対意見が山程発信されたが、それらは個人から個人への私信に他ならず、新聞、雑誌の類は黙殺を決め込んでいた。世界規模で起こったコミュニケーションシステムの転換は、すなわち旧メディアの復権をも意味したからだ。

では、続きをどうぞー。
(直接続いてはいませんが、今回のお話と微妙にリンクしています)

第4話『スミカ』

『さよなら、ロボット』第4話

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第4話『スミカ』(PDF版は、書式などが若干異なることがあります。ご了承下さい)


いかがでしたか?

次回は第5話の『サミュエル・Y・グラマン』です。
是非、またおいでくださいね!


この物語は、毎週木曜日に1話ずつ掲載します。


もう待ちきれない!
というあなたは、Amazon Kindle Storeに急ぎましょうか!

【魔女と王様】連載お伽噺 第31話『三匹の大蛇』

まいど!

いまだにダミー画像のままになっちゃってる表紙かアイキャッチ画像のどちらかをそろそろ変えようよと思いつつ、作業時間が確保出来ずにそのままになっている感じですが、まあ、このままずっといっちゃおうかなあと思い始めている作者でございます。
(長い──)

土曜日と水曜日は、お伽噺『とっても小さな九つの国』シリーズの第三部、『魔女と王様』の連載です。

今夜はその第31話『三匹の大蛇』です。

目の前に現われた影は、どうやらニーダマの見た大蛇とは違うようです。
家来たちが恐れおののく中、ニーダマは……。

勇気を示すことが出来るでしょうか?

第31話『三匹の大蛇』
『魔女と王様』第31話

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第31話『三匹の大蛇』


いかがでしたか?

勇気を奮い起こし、大蛇をいっぺんに退治したニーダマ。
それなのにまた危機が訪れてしまいましたね。

次回は、第32話『裏切り者』です。

ニーダマは大丈夫でしょうか?

では、次回もお楽しみに!!


本連載は、毎週土曜日と水曜日に1話ずつ掲載します。


『とっても小さな九つの国』の既刊シリーズはこちら!
(どちらも未読でも、『魔女と王様』はお楽しみいただけます)


初の連載小説にしてほんわかしたお伽話『フックフックのエビネルさんとトッカトッカのカニエスさん』。
大変好評を戴いた物語はそのままに、新たに描き下ろしの挿し絵を加えた電子書籍版です。もちろん、Kindle Unlimited対応ですから、会員の方は無料で読めますよっ!




本作は、ほんわかとしたお伽噺『フックフックのエビネルさんとトッカトッカのカニエスさん』の五年後のお話。著者ブログに連載されたものに加筆修正し、全話の扉に描き下ろしの挿し絵を加えました。挿し絵の数は上下巻合わせてなんと93点!

シンチョク─1206/『希望の夜、絶望の朝』

今年はあと2冊出版する予定で進んでいた(はずな)のだけれど、ようやくその内の1冊をAmazonさんに提出しました。
新ジャンル(!?)SF叙事詩の『希望の夜、絶望の朝』です。

もう1冊のCG画集はどうかな……前回の進捗報告から、正直ほとんど進んでいないのですよね。うーむ。

で、SF叙事詩『希望の夜、絶望の朝』ですが、この淡波ログご愛読者のあなたならもうご存知の、『ティプトン』を改題した作品ですよね、はい。
僕にしては珍しく、出版前にかなり手を入れました。もちろん、これを書いたティプトン・スティーブンスの気持ちで、少しでも彼の心情に、彼が抱いたイメージに近づけるように、という推敲ですが。

予約販売用に登録し、発売日は12/12(月)予定としました。
すぐに出版しても良いのですが、予約販売にすれば通常販売より少しは露出時間が長くなるかな、というのと、もしも予約されれば、発売時にランキング反映されるから、同じ冊数が売れても少しだけ目立ちやすくなるかもしれない。という欲があります。
いや、きっとこの本ばっかりはそういう効果なんかまったく期待出来ないのでしょうが。
何しろ、誰も読む人のいなさそうな「SF叙事詩」というジャンル。しかも『ケプラーズ5213』のサイドストーリー(しかもしかもストーリーはない)ですからねえ。ケプラーズの世界を大好きになってくれたひとにとっては、きっと読んで面白い(暗い詩ばかりですが)でしょうけれど、未読のひとには「??」ですよね。

いえいえ、でもね、実はそんなこともないのですよ。
ケプラーズ未読のひとが読んでも、きっと何か感じることがあると思うのです。

生まれる前からずっと漆黒の宇宙を航行し続ける巨大宇宙船、ティオセノス号。
 閉ざされた世界の中で、目的地である植民星「ケプラー186f」が本当に存在するのか、果たしてティオセノス号は本当にその惑星に辿り着くことが出来るのか。船内で生活する人々はずっと、不安と疑問の中で生きています。
 本作の著者ティプトン・スティーブンスもまた、ティオセノス号で生まれ、巨大な宇宙船の中の世界以外はまったく知りません。書物から得たわずかな知識と想像力だけが、彼の未来を告げてくれるのです。
ティプトンは日々悩み、苦しみ、想像し、恨み、諦め、そして生きています。

この状況、何かと似ているとは思いませんか?

そう、今の世界ですよね。似ています。

僕はティプトンの目でティオセノス号の中の狭い狭い世界を見ながら、一般庶民には隠されている様々なことを想像しながら、過去や未来を想像しながら、僕らの生きているこの世界との類似性を強く感じていました。何もかもが全然違うのに、ひどく似ているのです。

だから、強い閉塞感を持たずにはいられないこの時代を暮らす誰もがきっと、ティプトンと相似形の悩みを、苦しみを、孤独を、感じているのではないかと思うのです。

僕と、同じように。

【魔女と王様】連載お伽噺 第30話『ほら穴から見える影』

みなさんこんばんは!

『魔女と王様』もいよいよ連載第三十回を迎えました。
これもひとえに応援してくださるみなさんのおかげです。
ほんとうにどうもありがとうございます(^O^)//

土曜日と水曜日は、お伽噺『とっても小さな九つの国』シリーズの第三部、『魔女と王様』の連載です。

今夜はその第30話『ほら穴から見える影』です。

大蛇を倒すことが出来ず、逃げ出すほかなかったニーダマ。
ただ生き残るためだけに洞窟へと逃げ込んだニーダマに、するどい声が……。

それは、誰なのでしょう?

第30話『ほら穴から見える影』
『魔女と王様』第30話

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第30話『ほら穴から見える影』


いかがでしたか?

つい、いいかげんな嘘をついてしまったニーダマ。
まさか大蛇がまたすぐに現われるなんて考えてもいなかったのです。

ところが……!

次回は、第31話『三匹の大蛇』です。

さあ、何が起こるのでしょうね、先を知りたくてうずうずしてしまいます。

では、次回もお楽しみに!!


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【再放送連載!】『さよなら、ロボット』第3話「ケンイチ」

本作の無料公開期間は終了しています。現在はAmazon専売となっていますため、連載本文も『お試し読みとしての第1話』に差し替えさせていただきました。ご了承下さい

どうも!
再放送新連載と銘打って開始しましたこのシリーズ、お楽しみいただけてますでしょうか?

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第1話『シード』

では、今回は第3回です。

あ、前回のお話、覚えてますか?
こんな終わりかたでしたね。

「ジェイク、残念だが、これは特ダネじゃないぜ」
  俺はニヤリとして言った。
 「お前さん、この映像を手に入れたのはいつだい?」
 「そうさな、かれこれ一時間半程前だが、それが何か?」
 「サーチしてみな」
  ジェイクの顔色がみるみる変わった。オーストラリアは、いや、世界はロボット失踪のニュースで溢れかえっていたのだ。

では、続きをどうぞー。

第3話『ケンイチ』
『さよなら、ロボット』第3話

いかがでしたか?

次回は第4話の『スミカ』です。
是非、またおいでくださいね!

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第3話『ケンイチ』(PDF版は、書式などが若干異なることがあります。ご了承下さい)


この物語は、毎週木曜日に1話ずつ掲載します。


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【魔女と王様】連載お伽噺 第29話『泥だらけの弓』

こんばんは!
とうとう明日は師走です。早いものですねー。
去年の今ごろは何やってたのかな? なんて思ったとき、ブログを書いていると便利ですね。
ちょっと遡れば一年前の考えに会える。
去年の12/1は『執筆モードを切り替える』なんて記事を書いていました。
長さや種類の違う物語を書くために、モードを切り替えてるよ、という話の前編です。
でも、なかなか上手くいかないなあという話です(笑。

今は、お伽噺モードですね、こちらを読んでくださっている皆さんも!

はい。では無駄話はこのへんにして、本編に入りましょう。

学校やお仕事で疲れた心に、楽しい『魔女と王様』の時間がやって来ましたよ〜!

土曜日と水曜日は、お伽噺『とっても小さな九つの国』シリーズの第三部、『魔女と王様』の連載です。

今夜はその第29話『泥だらけの弓』です。

降り始めた雨は、見る間に足もとをどろどろにしてゆきます。
そんな中を走るニーダマの馬が足を取られそうになりました。
ふと見上げたニーダマの前に……。

さて、始まり始まり!

第29話『泥だらけの弓』
『魔女と王様』第29話
(表紙の絵はまだダミーですよ……w)

いかがでしたか?

とうとう現われた大蛇。
さっそうと構えたニーダマの弓があんなことになるなんて!
さあ、これからニーダマはどうなるのでしょう。

次回は、第30話『ほら穴から見える影』です。

何の影が見えるかって?
気になってしかたありませんねえ。
それは内緒ですよ〜。

次回を、お楽しみに!!

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第29話『泥だらけの弓』


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本作は、ほんわかとしたお伽噺『フックフックのエビネルさんとトッカトッカのカニエスさん』の五年後のお話。著者ブログに連載されたものに加筆修正し、全話の扉に描き下ろしの挿し絵を加えました。挿し絵の数は上下巻合わせてなんと93点!

Studio Oneか? Reasonか?

今日は、DAW(Digital Audio Workstation)、つまり、音楽を創るソフトウエアのお話です。

まじで悩んでたんだって。
もう、ずっと、何年も。
でも、本日現在では結論が出た模様(笑。

Studio Oneが発売されて、評判になって、特に音質がべらぼうに良いという話を聞くにつけ、もう欲しくて堪らなくなった時期があった。
自分の作った曲の最終的な音質にどうしても納得出来なくて、少しでも音質を良くしたいと思っていたのだ。
だから、毎年Black Fridayの時期になってセールをやっていると、毎日毎日悶々として過ごしていた。

僕の愛用しているReasonはとても素晴らしいソフトで、これは現在のDAWの形に少なからず影響を与えたと思っている。
(GUIベースで最初に素晴らしいシーケンサー&生録ソフトを作ったのはSteinbergだと思うけど、Reasonを生み出したPropellerhead社は、ひたすら高機能化に突き進んでいたDAWの世界に再び「音楽を創る悦び」と「DAWをいじる楽しさ」をもたらしてくれたのだ。あ、もちろん、Protoolsは除いての話。あれは基本的にPro専用だから)
僕が使っているReasonはVer.6.5で、かなり古い。現在の最新版は9.1。今年発売された9.0はとても評判がよく、中でもピッチ補正のツールが素晴らしいらしい。バージョンアップしようかどうかとずっと考えてたのだけれど、全体がフラットデザインになってしまって明らかに見辛くなったインターフェイスがどうも好きになれず、古いまま使っているのだ。
だって、Reasonは現実に存在する様々なスタジオ機器をDAW上でリアルに再現(裏側の結線まである)したところが分かりやすくて使いやすくて楽しいのだから。現実のメタファーではなくなってしまったスタジオ機器のフラットデザインに、どうやったら魅力を感じるのだ!?
と思っていたわけで。

で、Black Fridayの話に戻ると、今年も悩みに悩んでいたわけなのだ。
Studio Oneをクロスグレード購入するべきか、Reasonをそろそろバージョンアップすべきか。
Reasonのアップグレードなら$129(約14,600円)、Studio One(Professional)へのクロスグレードなら12/1まで19,900円だ。差額は5千円強。新しいDAWの導入費用としてはお得だ。

とにかくStudio Oneは評判がいいし、よし、Studio Oneに決定だ!

そう決めかけたとき、逆の結論が急に降ってきた。

このままReasonを使い続けよう。たぶんバージョンアップして。

その理由はこうだ。

1.基本性能
そもそも、僕はReasonの素晴らしい性能を使いこなせているわけではない。
Reasonの音質には問題などなく、自分のマスタリングがヘタクソなだけなのだ。
だからStudio Oneがどんなに素晴らしくとも、きっと出来上がりの音質に変わりはないだろう──と。
そもそも、Reasonのミキサーだって「世界のプロ標準」SSLを再現したものだって言うしね!

それに、バージョンが2.6も変わっていれば、きっと内部的にもかなり手が入っているはず。基本的な音質も向上している可能性があるのではないか、と(比較出来ないのでまったく分からないけど)。

2.ピッチ補正
Studio Oneに入っているピッチ補正プラグインのMelodyneはサードパーティーの製品で、しかも完全版ではない。Reasonのピッチ補正は完全なビルトインだ(Melodyneは世界最高レベルのピッチ補正ソフトらしいけれど)。
Propellerhead社のビデオを見る限り、Reasonのピッチ補正も極めて自然な音質レベルに仕上がっていて、何でもかんでもケロ声になってしまうような一昔前のものとは一線を画しているようだ。

3.慣れと使い勝手
実は、Studio Oneが登場した頃に一回だけデモ版を入れたことがある。デモ期限が過ぎればフリーの機能限定版として使えるやつだ。
でも、結局何かの曲を形にするまでには到らなかった。ちゃんとチュートリアルなどで学べば良かったんだろうけど、そこまで時間をかけられなかったし、Reasonは本当に感覚的に覚えられたから、そこまでやる気力も湧かなかった。

ちなみに、廉価ソフトでPodiumというDAWがある(Win版のみ)。これをしばらく使ったことがあるのだけど、「あんまり使いやすくない」ということをネット情報で読んだにも関わらず、非常に直感的なインターフェイスで、一日掛からずに大抵の機能は飲みこめた。Studio Oneを使ってみたときは、そういうわけにはいかなかったんだよね、残念ながら。

4.データの互換性
これも結構大きい。
これまでReasonを15年も愛用しているので、作成したファイルは何百点にもおよぶ。これらがいつか使えなくなってしまう可能性を考えると大問題だ(完成させた曲の元データをいつまでも使える必要はないだろうという話は置いといてw)。
もちろん、今使っているバージョンがいつまでも使えればいいのだけれど、OSはどんどん変わっていくから、いずれ起動しなくなってしまうこともあるだろう。
Reasonより前に愛用していたSteinbergのCubaseでそれを経験したので、同じ過ちを繰り返したくないのだ。
当時はMacがOSXへの移行時期だったり、CPUがインテルに変更されたりという大きな変化があったせいで、大昔のCubaseは一切起動しなくなってしまったということが大きかった(そもそもライセンス認証にフロッピーディスクが必要だった)。
それと今の状況は全然違うけれど、先のことは誰も分からない。


そんなことで、今年もせっかくのBlack Friday & Cyber Mondayセールを見送ることに決定した優柔不断なアワナミでしたよ。

じゃ、また明晩!

残しておきたいツイート

すっかり寒い今日この頃ですが、先週の雪はほんとうにびっくりしましたねえ。
ホワイトクリスマスだってめったなことではないのに、それより一ヶ月早いのですから。やっぱり地球っておかしくなっちゃってんの?
 って思わずにはいられません。
(温暖化などとはきっと関係ないんでしょうけど……)

さて、今回も粋なツイートを残していきますよ!

1.

僕の好きな作家さんのひとり、針とらさんのブログ記事からのツイートですね。
創作って、ある意味で効率を追う必要のないところが好きだったりもします。

2.

KENPのページ数を稼ごうと、こんなことをつぶやいてたこともありましたね。
実際、一冊のKENP数上限は3,000ページですから、結構たくさんの著作を一冊に詰め込むことは可能です。
そんなこと忘れてましたけど、考える価値はあるのかな?

3.

いい言葉。

4.

これ、面白いですね。
僕はファンタジーで全滅(絶滅ではない)させましたがw

5.

まあ、なんだか子供の感想文みたいですけどね、たまにこんな感じ方、表現をするのもいいんじゃないかと……。
感想文の本編はこちらですね。

6.

こんなツイートもいいですよね。はい。

7.

そして、次がこれで、ずんと来る。

8.

自戒、系。

9.

喰らうべき毒と、避けるべき毒の区別が付くようになると良いんだけど、なかなかそうはいかない。
難しいもんだなあ。

10.

あ、これ読んでないな。
と思ったかたは、どうぞ〜!

今日はこんなとこで!
じゃ、また明晩!!

フィルター:文フリに行ってとりとめもなく考えたこと

クリエイターものづくりするひとは世界のフィルターだと思う。

世界を、自分という名のフィルターに通して再構築する。それが、クリエイターの役目なのだと思う。その世界が現実の世界であるのか、頭の中で創り上げた世界なのかは無関係に、やはりその世界は現実の世界を再構築したものなのだと思う。

だから、誰も見たことのない、想像も出来ない新しい世界は、誰も楽しむことが出来ないのではないかと思う。
もし、そんなものを構築出来たとしても。
どんなにオリジナルな世界もどこかに必ず、現実とのつながりが必要なのだと思う。

それは、クリエイターの身体と頭脳と心というフィルターを通して、いったん崩した現実世界が再構築されるものだから、クリエイターは常に過去の優れた作品に学ぶ必要があるという考えも、実は少し怪しいのではないかと思っている部分が、心のどこかに居座っている。
自分の中にどんなフィルターを創り上げるかというところまでは、過去の作品を学ばなければならないのだとは思うけれど。
(そのフィルターは常に磨いていなければいけないけれど、その「磨く」という行為は自然で自発的なものでなければフィルターの表面に傷を付けるだけになりかねない)

どちらかといえば、いったん自分というフィルターが形作られた後では、必要なのは現実世界をもっと知ることではないかと思うのだ。
過去の歴史や人々の考え方、広い世界の様々な事象を学ぶことが必要なのは言うまでもないけれど、誰かがそれらを表現した作品を、クリエイターが観賞することにどれだけの意味があるのだろうかと思うことがある。
たまにある。

美的なセンスであるとか、作品の善し悪しを判断する基準とか、それは既に自分の中にある何かとの比較だったり、それを世界と比較する方法だったり、そういうことなのではないかと思う。

先日初めて文学フリーマーケットに行ってみて、そんなことを考えた。

きっと、僕のまったく知らない素晴らしい作品が数え切れないほどあって──それはもう、どう考えても間違いのないことだ──、読者・鑑賞者との出会いを待っている。
でも、僕ときたら……。
(あとは想像にお任せします)


学生の頃、文学の勉強のために文学を読んだ。楽しみのためではなく。
(もっといい詩をかくために、文学的なセンスが必要だと思ったのだ)
それはもう、とてつもなくつまらない読書だった。

いっぽうで、全くためにならないと思われた幻想文学なるものを貪るように読んだ。
とても楽しく、充実した時間だった。
たぶん、今の僕を考えるとこやしになったのだろうと思うけれど、それは「好きだから」というだけで、「吸収したい」とか、「影響されたい」とか考えて読んだわけではなかった。

まあ、誰だって、そうかな……。

若い頃、焦っていた。
もっと、いろいろ吸収しなきゃと思っていた。
好きでもないクラシック音楽を聴いたり、小難しい本を読んだりした。
でもそれはきっと、微塵も僕の何かを構成してはいない。

好きこそものの上手なれ──。
と、いうことなのだろう。

「インプットすること」にあまり興味がないことへの、言い訳に過ぎないとも思ったりする。

今は、好きでないものの中に好きな何かを見出すことも覚えたけれど、
敢えてそれを選びとる必要のないことも覚えた。

いいもの、悪いもの、優れたもの、美しいもの、醜いもの、楽しいもの、悲しいもの、難しいもの、簡単なもの、堅いもの、柔らかいもの、好きなもの、嫌いなもの……。
とりとめのない、結論のない思考を、ただ、だらだらと繰り返す。

まあ、その日の気分で変わっちゃうけどね、とも思ったりする。
それが、自分というもの、か。

誰だって、そうか……。

じゃ、また明晩!

【魔女と王様】連載お伽噺 第28話『大蛇はどこに?』

こんばんは!
はい、学校やお仕事で疲れた心に、楽しい『魔女と王様』の時間がやって来ましたよ〜!

土曜日と水曜日は、お伽噺『とっても小さな九つの国』シリーズの第三部、『魔女と王様』の連載です。

今夜はその第28話『大蛇はどこに?』です。

ニーダマたちはデッキデッキの山へとやって来ました。
空はよく晴れて、大蛇のいる山々を遠くまで見通せます。
そんなとき、ある男がニーダマに言いました……。

何を!?
では、始まりまーす!

第28話『大蛇はどこに?』
『魔女と王様』第28話
(表紙の絵はまだダミーですよ……w)

いかがでしたか?

雨の日でないと大蛇は現われないなんて、最初に言って欲しいですよねー。
ニーダマが馬の腹を蹴って山のほうへ駆けると、おやおや、空の様子が変わってきましたよ……。

次回は、第29話『泥だらけの弓』です。

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第28話『大蛇はどこに?』


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淡波亮作の作り方