【再放送連載2周目】『さよなら、ロボット』第2話「失踪」

本作の無料公開期間は終了しています。現在はAmazon専売となっていますため、連載本文も『お試し読みとしての第1話』に差し替えさせていただきました。ご了承下さい

再放送連載2周目の2週目(ややこしい!)を迎えたこのシリーズ、お楽しみいただけましたでしょうか?

未読のあなたも、そろそろ読みたくなってきましたよね?

もしも第1回を見逃してしまったあなたのために、特別にこちらにリンクを張りますね!
第1話『シード』

前回はこんな終わり方でしたね。

降りて来ないシードを待ちかねて、父さんはまだきちんと脳の命令を理解し切れていない四肢を引っ張るような動きで、階段へ向かった。
「待って、父さん。まだ階段は無理だろう。手摺の設置業者が週明けには来るからさ、俺が見て来るよ」
父さんはカサカサ袋を俺の眼前に掲げ、言うなよ、と言うように人差し指を薄白い唇に当てた。

では、続きをどうぞ〜!

第2話『失踪』
『さよなら、ロボット』第2話

いかがでしたか?

次回は第3話の『ケンイチ』です。
是非、またおいでくださいね!

BiB/iの表示に不具合のある方用のPDFは、こちらです!
第2話『失踪』(PDF版は、書式などが若干異なることがあります。ご了承下さい)


この物語は、毎週木曜日に1話ずつ掲載します。


もう待ちきれない!
というあなたは、Amazon Kindle Storeに急ぎましょうか!

あわれ

つくづく、因果なものだなあと思う。

コブシの植わった庭がある。クリーム色の美味しそうなつぼみが膨らんでいる。
美しい花を愛でるために、人は花木を植える。

クリーム色の美味しそうなつぼみは、ほんとうに美味しいらしい。小鳥たちにとって。
ぼくの家の近くにあるコブシの木も、膨らみかけた蕾のいくつかがかれらの食料になった。

この家の庭の主は、それを防ぎたかったのだろう。
それはそうでしょうよ。家の庭のたった一本のコブシ。丹精込めて育てた木。

だから庭の主は、コブシをすっぽりと覆う網を掛けた。
あわれ、コブシの花は網に絡まり隠され、その美しい花姿の光を半減させた。
美しさを壊されないために、自らそれを壊す。
そんなものさと割り切るしかないのだけれど。

一方で、このユキヤナギ。
春を迎えて、小枝からはどんどん花が咲いている。
柵を越えて。
自由に、四方八方に伸びて咲き誇ってこそのユキヤナギだけれど、近いうちに剪定されてしまうのだろう。
近くには既に、柵を越えないように刈り取られた株も目につく。
歩行者の邪魔にならないことも、それはまあ、大事なことなのだ。

僕だったら全然構わないのに、むしろどんどん伸びてほしいのに!
と思う人間は、少数派なのだろうか?

あわれ。

うるさいのは

電車の中で喋っている外国人に対してうるさいと感じてしまうのには、いくつかの理由がありそうだ。

まずは言葉が分からないからという理由がある。
たいして大きな声じゃなくても、何を言っているのかさっぱり理解できなければ、ついうるさく感じてしまうことがある。
あるある。

うるさいほどじゃなくても、それなりに声を大きく出していることもある。
旅行者のみなさんは日本のような電車に乗り慣れていない場合が多いだろうから、大声を出さないとコミュニケーションを取ることが難しい場合だってあるだろう。
日本語が充満している車両の中で、言葉が埋もれないように声を張り上げてしまうことも、あるかもしれない。ありがちだ。

そもそも体格が違うとかね、発声が違うから声が通るってのもあるかもしれない。欧米人の場合なんかは。

そういうことじゃなくても、やっぱりうるさいことがある。

携帯電話で喋ってる人がいることもあるけど、それもマナーの種類が違うのだろうなあ。
日本人が普通にやっていることで、海外ではとんでもなくマナー違反になってしまうことだっていっぱいあるしね。

そうそう、ここらで自分自身の過去の行いに思い当たって、恥ずかしい思いをするタイミングだ。

海外旅行をした時、別に〈旅の恥はかき捨て〉なんてバカなことを考えていなくとも、つい大声で話しをしてしまった経験がないだろうか?
常識的には静かに過ごすことが当たり前の空間で、特に。
日常とは違う異空間で、ちょっとした興奮状態になっていることもあるだろうし、〈自分がここにいる〉ことを必要以上にアピールしてしまってる自分に気がつくかもしれない。
周りの人は自分の言葉がさっぱり分からないのだし、ヒソヒソ声で話さなくとも聴き耳を立てられることもないって思うと、いつの間にか大きな声を出しているかもしれない。

人のふり見て我がふり直せって言いたいわけでもないんだけどね。

誰かの何かに対して迷惑だなぁと思ったら、とりあえず自分はどうだったかなって、考えるようにしたいものだな。と。

まあ、それだけ。
海外とか、国内とか、日本人とか外国人(←やな言葉だよね、外国人という響きは好きじゃないなあ……ほんとは)とか、実は関係ないかも知れないし。
(日本人のおばさんグループと来た日にゃ、世界制覇出来るくらいのうるささレベルだったりしてね)

あれ、創作と何にも関係ないや……

じゃ、またね!

オルタニア、どうなってルナ?

さて、電書界の我らがアイドル電書ちゃんが編集長を務める『にごたな』が発刊されて、三週間ほどが経ちました。

知っている人は知っている、『にごたな』は『SF雑誌オルタニア』の別冊であり、“オルタニア2.5号”という位置づけでもあります。3号、といえば、そうですね。はい。
では僕が編集長を務めている3号はいったい、どんな進捗なんでしょうか?

まあ、

こんなで、

こんなです。

えーっとですね……

レギュラー陣の原稿待ちはあと一本。提出された分は、順調に校正が進んでいます。
ゲストさんお二人めの原稿は、本日ようやく揃う予定です(まだですが!)。

表紙は前進しましたよ。
またもビルを少々建て直し、宇宙船(『変身』の文字は宇宙船なんですよ!)にもちょこっと手を入れて、レンダリングし直しました。レンダリング時間はうん時間です……(涙。
いつまでもやっていても終わらないので、そろそろケリを付けようかなあという今日この頃です。

最新版はこちら!

ゲストさん作品のタイトルがカッコいいですねえ。イラスト特集っていうのもすごく気になるじゃあありませんか。
レギュラー陣の作品タイトルもそそりますっ!

ね、ワクワクして来ましたでしょ?

そうです。表紙画像を見てわかるとおり、今回は伊藤なむあひさんの『リロ』は休載です。
楽しみにしていたファンの皆さま、ごめんなさい。

え、作品が少ないように感じる。ですって?
そうなんです。ちょっと少なく見えますよね。でも、その裏にはとんっでもない秘密があるのです。
そりゃあもう、みんなビックリ仰天ですから(小声で)。

その秘密は、買ってのお楽しみ、ということになりますが──。

で、気になる肝心の発売日は3月45日くらいを予定しています。

え、3月45日ですよ、何度も言わせないでください。
ありましたよね、3月はそのくらいまで。。

ってことで、今夜はここまで!

休載のお知らせ

リリリもこのようにごめんなさいと申しておりますゆえ……

 

毎回楽しみにしてくださっているBlender-99読者のみなさま、誠に申し訳ありません(涙

年度末にて本業(CG屋さんです……)がとてつもなく忙しいお蔭で、平日はもちろん週末も記事を書く時間がまったく確保出来ませんでした。

本日予定していた記事【Blender-99 絶対に挫折しない3DCG入門 -17 最初の別れ道(後編)】は休載いたします。

本業でもBlenderは大活躍なので、またこの経験で蓄積したノウハウを使ってBlender-99の内容充実に利用させていただきますね──。

【次回の学び】

・最初の別れ道?(後編:2つのレンダラー)

それでは、ぜひまた次の金曜日もお越しくださいね!
(またお詫びだったりして!?)

Happy Blending!!

【再放送連載2周目!】『さよなら、ロボット』第1話

本作の無料公開期間は終了しています。現在はAmazon専売となっていますため、連載本文も『お試し読みとしての第1話』のみとさせていただきました。ご了承下さい

さて、かねて予告していましたとおり、ぼくの代表作のひとつ『さよなら、ロボット』を淡波作品の入り口にしておくために、【再放送連載】を継続します。
(「再放送」って何? と思ったかたは、こちらの記事をご参照くださいませ)

この『さよなら、ロボット』は、ぼくにとって、とても愛着のある作品です。
初めて書いたSF作品ですし、『孤独の王』という大長編を書いている途中で、いろいろな理由で執筆が停滞している間に一気に書き終えた勢いのある作品なので、迷いなく結末へと突っ走る心地よさがあるかと思います。
物語自体は少々ひねくれていて、決してストレートではありませんが……。

2014年にAmazonさんで発売してから3年弱が経過し、現在は「期間限定」で無料公開しています。淡波作品に興味を持っていただくための最初の1冊に最適だと思ったからということもあります。

今夜はその第1話、『シード』です。

この『さよなら、ロボット』を読み始めて、挫折してしまう方の多くはこの第1話なのだろうと思います。
この物語はカクヨムさんにも掲載させて頂いていますが、第1話のアクセス数に対して第2話は半数以下です。
そこを乗り越えると、比較的先まで読んでいただける割合が上がっていくのですが。

どうしてそうなってしまうかと言うと、ここに残念で明快な答えがあります。

冒頭でロボットとの会話が多く、ロボットのセリフがカタカナで書かれているためとっつきにくい!

もう、これが全てではないかと思います。自分としては、ですが……。

物語の内容としては、決して導入に失敗しているということもないと思うのですよね。きっちり謎を提示していますし、先を知りたくなるような引きのある終わりかたにしていますから、第1話の最後まで読めば次を読みたくなる読者さんが多いと思うのです(あくまでも自分としては)。
恐らくは最初の1ページか2ページで読むのを止めてしまうケースが半数以上ではないかと思われ……。

これは今後改善すべきポイントかとも思いますが、実はカクヨムで公開する際にも同じことを考えていて、最初に電子書籍で出版したバージョンに比べて、ロボットのセリフをかなり削ったのです。
それでもこれですから、そもそも冒頭部分にロボットのカタカナセリフを固め打ちしたこと自体が間違いであったのかもしれません。

さて、この説明を読んでロボットのセリフを読む気が起きたか、それとも読み始める気が失せてしまったかは微妙なところですが……。

どうかどうか、おつきあいくださいませ!

第1話『シード』
『さよなら、ロボット』第1話

いかがでしたか?

次回も是非、おいでくださいね!

BiB/iの表示に不具合のある方用のPDFは、こちらです!
第1話『シード』(PDF版は、書式などが若干異なることがあります。ご了承下さい)


この物語は、毎週木曜日に1話ずつ掲載します。


もう待ちきれない!
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BLENDER-99-16/最初の別れ道(前編)

みなさんこんばんは。
さて、今回のお題はこんなことになっています。

【今回の学び】

・最初の別れ道?

何のことだか分かりませんね、謎です(笑

ではさっそく本日の講座を開始して、謎を解きましょうか!
(前編だけど……)

【Blender-99 絶対に挫折しない3DCG入門 -16 最初の別れ道(前編)】

生徒の皆さんは血を吐くような努力の末(大げさ)、とうとう一脚の椅子をモデリングすることに成功されたかと思います。

でも、3Dビューポートで椅子をぐりぐり見ているだけではつまりません。
このBlender-99の今までの連載で、冒頭のアイキャッチ画像などで、3Dビューポートのキャプチャとは全然違う見栄えの画像が貼られていたことに気がついているかと思います。

例えばこんな画像です。
chairs

何だかリアルですね。

眩しい陽射しが白い部屋に置かれた椅子を照らし、気持ちの良い影が床に落ちています。影の中にも自然な明暗があって、まるで写真で撮影したようです(そこまでではないですが)。
3Dビューポートをどうこね繰り回しても、こんな見栄えにはなりません。

こんな画像を作るのが、「レンダリング」という計算工程です。

でも、実はBlenderの標準状態ではこんなレンダリング画像を作ることは出来ません。それが、今回のお題の別れ道です。

おなじみ、Blenderの起動画面を見てみます。

16_01

画面の右上に書かれている文字にお気づきでしょうか?
「Blender Render」となっています。
ここをクリックすると、こんな表示が出ます。

3つの選択肢があります
3つの選択肢があります

最初から選択されている標準状態が、この「Blender Render」なのですね。

と言っても、何のことを話そうとしているのか分かりませんよね。
では、「レンダリングって何でしょう?」というところから、始めます。

CGソフトの画面(3Dビューポート)には、色々な表示状態があります。
3Dビューポートのすぐ下にある球体のアイコンをクリックしてみましょう。

16_03

 

「シェーディング表示」と「ワイヤーフレーム」表示を覚えていますか?

実はBlenderには、その他にもこんなにたくさんの画面表示の方法があります(実はもっとありますが、それはまたずっと後のお話)。椅子のシーンを使って、下からちょっと順番に見てみましょう。

「バウンディング・ボックス」表示。オブジェクトの塊を囲む境界線として表示されます。 Arrayで増やした背貫は、全体で一つの塊としていますね。これは、シーンにオブジェクトがたくさんあり過ぎて3Dビューポートの表示が追いつかないときなどに使います。どんなに複雑なシーンでも、このバウンディング・ボックス表示にすればサックサクに動くわけです(例外もありますが、ね)。

 

こちらも見慣れた「シェーディング表示」です。この画像では色を付けていますが、レンダリング後の〈最終結果〉とはやや異なる〈色だけ〉の表示です。
こちらも見慣れた「シェーディング表示」です。この画像では色を付けていますが、レンダリング後の〈最終結果〉とはやや異なる〈色だけ〉の表示です。

 

こちらは「テクスチャ表示」。今回のものは木目の画像を質感付けに使用してみました。その画像が「テクスチャ」として貼り込まれた様子が確認出来ます。
こちらは「テクスチャ表示」。今回のものは木目の画像を質感付けに使用してみました(まだ学んでいませんが、例示のために……)。その画像が「テクスチャ」として貼り込まれた様子が確認出来ます。

 

こちらは「マテリアル表示」。実際の質感にやや近い色になります。
こちらは「マテリアル表示」。実際の質感にやや近い色になります。表示にやや時間のかかる場合もあります。時と場合によって、テクスチャ表示と似たものになります。

 

これがレンダリング表示です。これだけ、画面の上に時間が表示されています。これだけは、表示が完了するまでに時間が掛かり、瞬時には表示されません。
これがレンダリング表示です。これだけ、画面の上に時間が表示されています。この表示だけは表示が完了するまでに時間が掛かり、瞬時には表示されません。実際にレンダリングの計算を行なっているのですから、ね。

 

レンダリング表示、きれいですね。他の表示が「だいたいどんなものか分かる」程度なのに比較して、まるでそこにものがあるように出ています。光がどんな風に当たって、どんな影が床に落ちて、椅子のどの部分が床の白い色を受けて反射しているか、まで分かります。

そう、この「光がどんな風に当たっているか、反射しているか」などを計算することが、レンダリングです。レンダリング表示以外は「光の強さ」が表示に影響を与えることはありません。レンダリングは光の計算を行なっているので、光が強いと当然明るくなります。

光を強くしたものを見てみましょう。

光の強さを倍にしています。全体的に明るくなり、椅子への白い映り込みもより白くなっています。
光の強さを倍にしています。全体的に明るくなり、椅子への白い映り込みもより白くなっています。

 

今度は一気に8倍にしてみました。全体的に更に明るくなり、座面の木目が明るくなりました。白い床からの映り込みで脚が白過ぎるほどです。
今度は一気に8倍にしてみました。全体的に更に明るくなり、座面の木目が明るくなりました。白い床からの映り込みで脚が白過ぎるほどです。

 

でも、冒頭に上げた画像とはなんだか違いますよね。雰囲気が全然違います。何が違うのでしょう?

そう、影や陰の中に空の色がありませんし、映り込みも白過ぎて不自然です。もちろんこれは、僕の設定がちゃんとしていないせいでもありますが、根本的に違うことがあります。

「レンダリング・エンジン」が違うのです。エンジン? なんじゃそりゃ? と思いましたか?
そうですよね、いきなりエンジンとか言われても、何のことだか分かりません。

多くのCGソフトは、最初から搭載されているレンダリングの仕組みの他に、プラグインなどとして外部から機能を追加出来るようになっています。
なぜかというと、光や反射の影響を全て計算して、それぞれの物質の質感を正確に再現するレンダリングという計算はとても高度で、複雑なものなのです。

次回、そこを詳しく見て行きます。

少々短いですが、本日の講座はこれにて終了です。

【本日の学び】

・最初の別れ道?(前編)
【次回の学び】

・最初の別れ道?(後編:2つのレンダラー)

それでは、ぜひまた次回もお越しくださいね!

Happy Blending!!

『魔女と王様』連載を終えて

こんばんは!

『魔女と王様』の物語を長い間ご愛読くださいまして、本当に本当にありがとうございました。

2015年の8月25日に連載開始しました『フックフックのエビネルさんとトッカトッカのカニエスさん』から、実に1年半が経過してしまいました。思えば遠くまで来たものです。
連載小説なんていうハイペースのものが自分に務まるのだろうかと不安を抱えながら執筆半ばでスタートし、なんとか終えたのもつかの間、すぐに『ルルルとリリリ』の構想が膨らんでしまって苦笑いしたのも懐かしい思い出です。

更に『ルルルとリリリ』は92話もある全話に挿し絵をいれるという暴挙も思いついてしまいましたが、かなりの時間を割いてなんとかやり切ることが出来ました。
手描きの挿し絵を描くのはとても楽しく、多くの方に喜んでいただけたのがたいへん嬉しかったものです。

当初は一つの物語だけだったものの世界観が広がり、全体で三部作という大きな大きな物語となりましたが、逆にシリーズタイトルは『とっても小さな九つの国』という可愛らしいものになりました。

九つの国はそれぞれが村の規模程度の大きさで、ちょっと頑張れば歩いて行き来出来る関係です。
読者の皆さまは、九つの国の名前を全部覚えられましたでしょうか。
作者自身も、「あれ、もう一つはなんだっけ?」とよくなりますが(笑

さて、ついに完結しました『とっても小さな九つの国』シリーズですが、実は書き残したエピソードがあります。

それは、ローズンの娘ルメイアが育ち、やがてルルルとリリリの二人に繋がってゆく物語です。でも、それは読者さまの想像にお任せすることにして、僕自身はここでいったん筆を置くことにします。

これからはまず、この『魔女と王様』を電子書籍としての形にするため、挿し絵を準備しようと思っています。
本当は連載を行ないながら徐々に描きためようと思っていたのですよ、『ルルルとリリリ』のときのように後から大変な思いをしないように、少しずつ少しずつ……。
残念ながらそれも夢と終わってしまったので、また時間を掛けて描いてみます。
『ルルルとリリリ』のように全話に入れるか、『フックフックのエビネルさんとトッカトッカのカニエスさん』のようにところどころに入れるかは、もう一度通して読み直し、イメージを膨らませながら考えることにします。

ゴールデンウィークの頃には出版のお知らせを出来ると良いのですが……。

また、進捗をお知らせしますね。

それではまた!!

BLENDER-99 休載のお知らせ

どうも皆さん、今晩は。

今週は【Blender-99 絶対に挫折しない3DCG入門 -16 最初の別れ道】の予定だったのですが、ちょっとしたアクシデントにより書きかけの記事データを失ってしまい、今週はやむなく休載とさせていただくことになりました。

楽しみに待っていて下さっていた皆さま、誠に申し訳ありません……。

掲載する予定の画像を一つだけ載せておきますね……。
(内容は八割がた、書けてたのですよ。とほほ)
16_13

次週をお楽しみにお待ちくださいませ。。。

では!

『さよなら、ロボット』の連載を終えて

【再放送連載!】と銘打って掲載していました『さよなら、ロボット』の連載が終了しました。

この連載の目的は、

せっかく無料でお読みいただける作品が、読者さんの目に付かないで埋もれてしまっているのは寂しい。
カクヨムでもAmazonのレビューでも高評価をいただいているこの『さよなら、ロボット』という作品を、淡波亮作の入り口としていただくために、少しでも読者さんの目に触れる場所に出しておきたい!

というものでした。

この連載の間、僕の無料作品の中では人気一位を走り続けましたし、カクヨムでも新たなレビューをいただきました。
これはきっと、一つの成果だったのではないかと思います。

そこで!
淡波は考えました。

ここでまた元の状態に戻ると、また人の目に触れにくい状態になってしまう。
──と。

はい、もうお分かりですね。

淡波は決めました。【再放送連載】を継続すると。

この『さよなら、ロボット』の無料期間を継続する限り、【再放送連載】を継続します。
終わればまた新しい再放送を始め、無限ループを形成するのもいいんじゃないかと(笑
本当は何か、特別な企画なども付け加えられるともっと楽しいのですが、まあそこまで欲張らないでゆるゆると続けます。もちろん、何か面白いことを思いついたら、適宜掲載するつもりですし!

思えば、僕が子供のころはいろいろなテレビ番組、アニメ番組を繰り返し繰り返し再放送していました。チャンネルをひねればいつでもやっている番組があったものです。
ブラック魔王で有名な『チキチキマシン猛レース』とか……(古い!

そんなことで、さっそく来週からまた『さよなら、ロボット』の再放送を開始します。

そしてまた、偶然WEB検索などでこの淡波ログにやって来た方が、『さよなら、ロボット』という作品と出逢うことを信じて!

では、また次回!

淡波亮作の作り方