昨朝、アメリカから郵便が三通届きました。
Important Tax Return Document Enclosed
つまり、
「税金還付の重要な書類を同封」ということになります。
あ、印税のお知らせだ。と思い、中身を見るとそのとおり。これは、昨年一年間で米国から得た収入に関するお知らせです。KDPによる出版を個人で行っていて、昨年Amazonさんからの売り上げがあり、税金に関する控除の申告手続きを行った人には送られて来るものかと思います。(黙っていると勝手に所得税が引かれてしまうので、TINコードを取得してなんちゃらって、やつですね)
恐らくは四半期ごとの書面になっていると思われますが、書類上には日付の記載が全くないようで、これがいつのものなのかははっきりしません。収入に関しては自分で管理しているはずだから、ということなのでしょう。
(→どうも期間とは関係ないようです。複数のTINナンバーを取得している人に複数来ているとかって話もありますが、僕は一回しか申請していないしなあ…と、釈然としないままではあります。2015.4.5.追記)
この書類を使って、米国外に居住している人はそれぞれの国で所得の申告を行って下さいよ、という意味合いですが、まあさすが米国。説明は一切ありません。所得税の申請・控除に関する手続きは全て自分で行うのが当然、という考えですから、この書類が何なのか分かんない、というのは論外。ということでしょう。
我々自己出版作家にとっては、〈いきなりアメリカから送りつけられた謎の書類〉という感じですよね。中にはAmazonの名前が入っているし、Amazonが送ってきた、と思う人が多いのも、無理の無いこと。
実際は、〈あなたが収入を得たのはこの会社さんからですよ〉という記載になりますね。
昨晩、KDP作家さんたちの間(Twitter)で、この件が結構話題になっていました。いきなりこんなものが送られてきて、TaxとかImportantとか書いてありますし。英語の苦手な方にとっては、やっぱりビビりますよね!
たまたま僕の場合は以前ミュージシャンだったこともあり、印税計算書を見慣れていました。で、これもその類いだろうと思って内容を見たら、上述のものだと分かったわけです。仕事上、ときに英文を読み書きする必要があり(もともと英語好きというのもあって)、こういった時は内容を理解しないと気持ち悪いですし。
それで、困っている方の助けになれたら、と思いました。
昨晩は、この件がきっかけになり、新たにKDP作家の方々とお知り合いになれました。会話できてとても嬉しかったですし、またちょっとだけ、誰かのお役に立てたかも! と思うと、何だか充実感のある夜でした。
TwitterのつぶやきはどんどんTLの流れに埋もれてしまいますので、もしこの件で不安に思っている人がいたら、と思い、ブログに記録を残すことにしました。
さて、この記事が、いつか誰かの役に立ちますように!