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WPの自動成型機能で儲け損ねた阿呆の話

はい、どうも。
と、いうことでですね、今日は久々の失敗談ですよ。

このブログを始めた頃からずっと、自分の著書も含めたセルパブ本を紹介してきました。
最初は普通の文字リンクでAmazonのストアに飛ぶようにしていたのですが、他の方のブログを見ていたら、みなさんかっこいいAmazonの窓みたいなものが貼られてるんですよね。
僕はそれをどうやってやるのか知らなくて、ずっとそのままでした。
まあ、何だか広告っぽいし、自分の知らない世界なんだなあと思っていたのですね。

でも、皆さんのサイトを見ていると、あの書影が入ったリンクが羨ましくってたまらかったのですよ、実は。
かっこいいなあと思って……。

で、ある時ね、ある人に言われたんです。
何でただのリンクなの?
それ、コンバージョンに役立たないじゃない、って。

こ、こ、こ、コンバージョンですって!?

固まりましたね。その時。
もちろん、知ってる振りをしましたよ、確か。
──記憶は定かじゃありませんけどね。

で、まあ、しばらくして、それがAmazonアソシエイトという仕組みであることを知ったんです。
(多分、誰かに教わったのです)

自分としてはそういうものでお小遣いを稼ぐとかって全く考えていなかったので、とにかくかっちょいいリンクが作れるっていうだけでAmazonアソシエイトに登録したわけです。

日常必需品がたくさん候補に出てきてます
日常必需品がたくさん候補に出てきてます

ふむふむなるほど、このページでリンクを生成して、ブログに埋込めばいいんだな。
と、そこまではいいんですよ。

で、僕は考えました。
⇒いちいちアソシエイトのページでリンクを生成するのは面倒くさい!
⇒じゃ、コードをコピーしてASINだけ差し替えればいいんじゃね?

コードをコピーしてASINだけを差し替えてみたところ、ちゃんと書影は変わるし、リンクも生きているようです。
じゃ、これでやれば楽だよな〜。と思い、アソシエイトのページで生成したのは最初のやつだけ、あとはコピペで書き換えることにしました。

ま、もしかしたらそこまでは問題がなかったのかもしれません。
今となっては全て修正したので確かめる方法もないのですが(今さら戻るのも、ね)。

それから1年が過ぎ、作家の方とたまたまAmazonアソシエイトの話になりました。

「月に数百円とか、多い時は千円とかいくよね〜」
「え?」
「淡波さんのサイトだったらそのくらい行くでしょう? たくさんリンク貼ってるし」
「え?」

目が、点です。
僕のサイトでのAmazonアソシエイトは今までの累計で30円ほどだったのですから!

「それ、おかしいよ」
「ですか?」
「だって、私ちゃんと淡波さんのサイトからリンク踏んで本買ったよ。その分だけでも50円くらいになるし……」
「え……」

そこで僕は、ここ淡波ログ内に埋込んだアソシエイト・コードを調べたのです。
見たところ、異常はなさそう(細かいことは分からないし)。ちゃんと書影も出てるしなあ……、と。

ところが、クリックすると直接Amazonの販売ページに飛べないものがあったんですよね。
念のため、それを再度Amazonアソシエイトのページで生成し直してみました。

すると……、
違うんですよ、コードが!

一番大きいのは、改行を示すタグのアスキーコード(って言うんですか?)が随所に埋込まれていました。
そのせいで、全体の長さが全然違う。
アソシエイトのコードはスクリプト内にタグを埋込んでいるので、一見タグには見えない謎文字になるんですよね。

改行が

これが改行コードの化けたやつ。だよね?
これこれ……
って表示されるやつです。

僕はWordPressで記事を書く時、時々「ビジュアルモード」と「テキストモード」を切り替えるんですけれど、それをやるとWordPressの自動成型機能が働いて、勝手にコードが変わっちゃう場合が結構あるのです。
(ちなみにこれを無効化するプラグインもあるそうなんですが、時々、この自動成型機能を使ってコードを整理してもらいたいことがあるんですよね。で、オンの方が恩恵を受けることもあって……)

そのせいで、アソシエイトのコードも流用コピペを重ねるうちに汚いコードになってしまっていたんですね。

あぁあ、楽しようとして間抜けなことを──。

指摘をくださったその方がたまたま僕の本を買ってくださる予定があるというので、試しに新しく埋込み直したアソシエイトリンクの方を踏んでみてもらいました(買わせちゃって済みませんー)。

で、翌日……

Amazonアソシエイトの売上げレポートを見たら──、ちゃんと入ってましたよ!!
スゲー!

まあ、15円とかですけどねぇ。
ただ、その他にもたまたまリンクを踏んでからAmazonで買い物をしてくださった方がいたようで、その分の売上げも入っていました。

へええ、すごいなあ、Amazonアソシエイトって……。

素直に驚きました。
こんな簡単に売上げが入っちゃっていいのかなあ、って。
(だって、本が一冊売れた時の印税より高かったりすることもあるんですよ!)

リンクを踏んでから、僕の作品とは何の関係もない商品をすぐ買うと、その売上額の何パーセントかが紹介料として入る仕組みなんですねえ。
これも全く知りませんでした。あはは。
広告嫌いを公言している僕ですが、このお小遣いにはちょこっと目がくらみました……。
まあ、基本的にはブログで紹介した本のリンクを貼るだけですが、ね。

そんなことで、この秋、ちょっとお小遣いが増えそうな淡波です!
(月に数百円とかになるといーなー……←小さいw)

じゃ、今夜はこんなところで!

忘れでる子はいねーがー?

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ご存知(?)、明日は「このセルパブがすごい!」の投票締切日ですが──
僕は散々迷った挙句、5作を選んで投票を終えました。

この5作っていう数が微妙なんですよね〜。好きな本、作家さんをどんどん上げていくとすぐに10を超えちゃいますから……差をつけるのもなかなか困難ですしね。

しかも、自分がまだ読んだことのない面白い本が山ほどあるはずだと思うと、更に焦る焦る──。ここのところちょっと頑張って読もうともしてたんですけど、仕事も忙しくって体力に余裕がない状況でもあり……

それほどたくさんのセルパブ本を読んでいない僕が5冊を選ぶというのも本当に僭越な話なんですけど、そこはもう諦めていただいて、結局はこれまで読んだ中からセレクトさせていただくことにしました。
これは! という本が3冊はすぐに決まったんですが、難しかったです、あと2冊を絞り込むのは。

10冊だったらなあ〜と未だに思ってしまう気持ちもあり。
(だって、自分の本だって10冊の中になら選んでもらえる可能性が結構あるかもって思うじゃありませんか。そんな下心も出ちゃったりしてね?)

僕の本も誰かの5冊の中に入れたらなあ〜と思いつつ、逆に、僕の5冊に入れられなかったけど、もっともっと好きな本はいっぱいあるんですよ!
と宣言しながら、今夜はこの辺で。

あ、いや、もう少し──

そうそう、皆さんはもう投票しました?
まだ間に合いますよ、きっと。
(ギリギリだと編集長の藤崎ほつまさんが大変になっちゃいそうですけど。まあ、僕がここで叫んだくらいで今から投票する人が増えるとも思わないですけど……。もし、藤崎さんやヘリベマルヲさんからの声がけはなかったけど、是非とも投票したいという人は、直接藤崎さんに聞いてみると良いかもです)

セルフパブリッシングの世界には、
面白い本、怖い本、楽しい本、悲しい本、ビックリする本、じっくり味わえる本、読むのを止められない本、ずっと読むのを中断しててもすーっと続きが入ってくる本、読んだこともない本、唖然とする本、ポンと手を叩きたくなる本、じーんとする本、嫉妬に狂う本、優しさに震える本、疲れを癒してくれる本、怒りが怒りを昇華してくれる本、本の外の世界を忘れさせてくれる本、大事な人を思い出させてくれる本……………………

そんな本がいーーーっぱい、あるんですからね!

そんなことで、みんなで読もうぜセルパブ本ッ!

じゃ、今夜はこれにて!

固定ツイートは強力

スクリーンショット 2016-06-25 18.03.25
これ、強力。
だと思う。

僕の通常のツイートは、だいたいいつも数十件のインプレッションを得られるに過ぎない。
(「うひゃあ、人気ないなあ、淡波ぃ──」って言わないで!)
ツイートってすぐにタイムラインを流れて行ってしまうから、それは仕方がない。だからこそ定期ツイートってのをしている人も多いのだろう。

でも僕は、この定期ツイートってのがどうにも好きになれない。もちろん、みんな生活時間とかパターンが違うから、6時間ごとに同じツイートを自動で繰り返させるっていうやり方──ガイ・カワサキ式?──も有効なんだろうとは思う。
だけど、タイムラインを追いかける身としては、それって結構辛いものもある。

すべてのツイートをそういう設定にしてたら、TLが4倍に伸びてしまうんだから、スクロールする手間も眼への負担も4倍だ。

だったら、通り過ぎないツイートを最大限活用しようよ。それが僕の考えだ。
固定ツイートを設定している人は多いと思うけど、ずっと固定っていうのはもったいないと思う。
特に期間を考えてはいないけれど、定期的に変更するのが効果的だと思っているのだ。

固定ツイートなら、数百件レベルのインプレッションが得られるし、エンゲージメントも伸びやすい。
何かのトピックがあるとき、特にお知らせしたい内容があるときに、GIFアニメなんかを含めた固定ツイートを設定するのが最近のお気に入り手法。
それまで売れなかった本がポンと売れて行くこともあるし、プロフィールの補完にもなる。

コレ、皆さんももっと積極的に活用すると良いんじゃないかなあと思ったりしいてる、ここんとこの淡波です──。

ひとつ前の固定ツイートに使っていたティオセノス号のGIFアニメ。「これって何の宇宙船?」って興味が湧くでしょ?
ひとつ前の固定ツイートに使っていたティオセノス号のGIFアニメ。「これって何の宇宙船?」って興味が湧くでしょ? 知らなかったあなたは、ここをチェック

この記事が、いつか誰かの役に立ちますように!

ではまた明晩(≧∇≦)//

ドドマ!

新しい略語を作ってみた。
「ドドマ」
誰か他の人が既に使っていないか調べようとググったら、出てきた。
「ドドマ:タンザニアの首都」
あ、地名だったのね。

で、ドドマ。
《堂々とマーケティング》で、ドドマ。どうかな?

ときどき、ツイッターやブログで、(ステマ)と但し書きされていたり、言い訳っぽく書いたりしている人がいる。ステルス・マーケティングというやつだ。マーケティングとは思わせないようにして、密かに商品を宣伝して買わせようとしたりすること、だったよね?

ステマという言葉は確かにWEB上で頻繁に見掛けるのだけれど、これはさ、広告代理店とか大企業などが、企業イメージ広告やメセナによって、ひどい場合は中立的な他者の振りをして、人助けや社会的に善いとされる行いを通して自企業や製品の良いイメージを消費者に刷り込むためにすることだと思うんだ。
(そこには、他人の振りをして消費者を騙すという行為があって、だからステマという言葉がネガティブなイメージを纏っているのだ)

だからね、僕らみたいな無名のインディーズ作家が、微妙な自己宣伝をステマと考えて萎縮したり、自虐的になる必要はないと思うんだよね。
創作者にとっては、WEBページにおける自己表現やSNSにおける自己存在自体がマーケティングなのだから。それがメインなんだから。

ちょっと前にいろいろな人が語っていた《コンテクスト》。自分の人となりを他人に知ってもらうための活動や、創作物の販促、広告、マーケティングはとても近しいものだと思うんだ。
いずれも、《自分の作品を愛してよ、知ってよ、自分のことも知ってよ》という気持ちの表現だから。

だからね、堂々とマーケティングして、自分のことを知ってもらおうよ、ドドマで行こうよ。
という、宣言でした。

もちろん、嫌味なものとか、しつこいものとか、見た人・読んだ人が嫌な気持ちになるものや、やり方はNGだけどね。
それから、Botとか、同じ内容の自動定期ツイートなんかにも、できれば頼りたくないよね。繰り返し言うことはとても大事だけど(マジック・オブ・セブン)、それは、自動的に繰り返すようにプログラムするのとは違う。
最低限、「あーあ、またこれかよ。同じだよ」と思われないひと工夫が必要だと思うんだ。同じ内容を表現するにしても、さ。

自分の言葉で、自分自身のことを、自分の作品を、語りたいもの、ね。

では、また明晩!

作家の作家ってどうなんだろう?

ミュージシャンズ・ミュージシャンという言葉をご存知だろうか?

一般にはあまり売れていないし知られてもいないのだけれど、音楽家の間では絶大な人気があったり、とても高く評価されたりしていて、インタビューなどでつい、好きだと言ってしまう存在。
でも、そうやって名前が挙がるのに一般のファンにはそれほど受けないという、存在。

これには2種類くらいあって、1つ目は圧倒的にテクニックが優れているケース。
ミュージシャンは高度な技術を身に着けるための苦労を骨身に染みて理解しているから、その努力に対する尊敬もあって惚れるんだろう。
2つ目は、言語化できない魅力を持っているケース。
特にテクニックが凄いわけではない。とりわけ歌が巧いわけでも、後世に残るような詩を書いているわけでもない。
でも、好きにならずにいられない。大売れするようなものじゃないと分かっていても、そのセンスに脱帽し、美しさに溺れずにはいられない。

あまり意識してはいなかったけど、僕は後者のタイプの音楽家になりたかったのかもしれない。技術が伴わないことの言い訳も含めて。

僕が大好きなThe Blue Nileというバンドは典型的なミュージシャンズ・ミュージシャンと言われる(ただし、Wikiにはそう書かれてはいない)。
あれで食べていけてるとは思えないけど、世界的に有名なバンドで、三十年にわたり高く評価されていて、という位置づけは間違いない。


この『The Dowontown Lights』はAnnie Lennoxもカバーしている名曲だ!

僕は、小説を──純文学ではない小説を──書く以上、一般に受け入れられて売れなきゃ意味がないと、ある面で思ってきた(反面、好きに書いてれば、それでいい。というのもあるのだけど)。

インディーズ作家の中で、気に入ってくれる方がいて、読んでくださって感想をくださる方がいて、でもツイッターのフォロワーさんのほとんどは同じクラスタの方で……。
どうもこれでは広がりがない。いかんのじゃないか、という思いもずっとあった。

──で、作家ズ作家。

例えばまあ、インディーズ作家だけでなく、広い意味で作家・創作家予備軍のクラスタから支持されれば、実は強力な味方を得たことになるんじゃないのか、と。
《どうせインディーズ作家の読者はインディーズ作家》などと自虐的に揶揄されるけれど、1万人(?)の創作家予備軍の何割かに支持されるとしたら、それはもう立派なファン層ではないのか、と、ね。
(まあ、何割か、というのはやっぱり無理だとは思うけど)

そういう広げ方も、決して間違いではないのかな、と、ふと思い至ったりした今日この頃。
もちろん、非創作クラスタに広げる努力を怠ってはならない、と自分に言い聞かせつつ。

じゃまた明晩!

みなさん、あけましておめでとうございます。

みなさん、あけましておめでとうございます。
旧年中は本当にお世話になってばかりで、まことにまことにありがとうございました。


と、いうことで、実はいきなり平常運転に戻る積りだった淡波ログですが、やはりセオリー通り(笑)、新年の抱負といいますか、本年の予定を書くことに変更します。
(既に予約公開設定していた本日の記事は、別の日に回して──)

■本年の予定

・1月 6日:『ガラスたちの永遠』発売。既に予約販売開始していますので、ご存知の方も多いかな、と。

・1月16日:『太陽の子孫』(タイトル仮)発売予定。五十枚程度の短編です。これ、ちょっと滞っていて、まだ半分も書けていません。ん〜、どうなるかなあ。タイトルは、書き終わってから再考します。書き終わってからタイトルを考えた方が良い、と、たしか偉い先生が仰ってましたし。
・2月 2日:『別冊群雛』SS大賞(クェイル賞)に応募中。昨年はSFショートショートで3連敗したからなあ、まあ、結果を見てのお楽しみ。ということで。

・『ルルルとリリリ』は恐らく七十話くらいになるのではないかと思われます。まだ、分かりません。三月後半まで続きそうです。かなり未整理で、どんどん先へと進めてしまったため、電書で出す前に全体を見直すことになりそうです。
・『とっても小さいな九つの国』の第三部『やさしい北の魔女とわがままな南の王様』については、『ルルルとリリリ』の連載終了後、一〜二ヶ月ほど休んでから連載開始しようかな、と思っています。こちらは完結編ではなく過去のお話で、ことの発端を描くものになります。童話にしてはちょっと大人っぽい内容で、長さは短めになります。

・例のアレでダメだったショートショートについて、手を入れて今年中に出そうかと思っています。もともと文字数が規定より相当溢れていて、かなり無理やり摘んでしまったものなので、描写不足、説明不足は否めず、そこをきちんと書き直してみようかな、と。

・その後、すっかり暖かくなった頃から、長編を書き始めようかと思っています。これは小説を書き始める前からアイデアを書き留めていたもので、自分がそれを小説化できるとは思っていませんでした。かなりの筆力を求められそうなので、書き始めるのを先延ばしにしていたのです。じゃあ、充分な筆力がついたのかというとそんなことは全然なくて、このままだと書かずじまいになりそうなので……。
(発売はきっと、再来年くらいになるのでしょう)

・以前からもともと予定していた短編が何作かあったのですが、昨年は“急に思いついて書き出した”『フックフックのエビネルさんとトッカトッカのカニエスさん』のシリーズにエネルギーの大半を取られてしまったので、これは夏以降、気力があれば、という感じ。

・『ケプラーズ5213』の脇役の一人、ティプトンという老人を主役にしたスピンオフ企画があり、ちょっとだけ書き始めています。この登場人物に興味を持ってくれた方は誰もいないかもしれませんが──。
こちらは小説の形態ではなく、叙事詩集になります。ちょっとした冒険。


うまくいけば、短編〜中編を六冊ほどリリースできるかどうか、というところでしょうか。

昨年のようなハイペースを続けると、活動量に反比例して脳の回転が鈍り、眼の健康が脅かされることが身にしみました。今後は無理せずマイペースで、コンスタントにいこうかと思います。
休む時は休んで、ね。

本年もまた、どうぞ宜しくお願い申し上げます!

さよなら、ジュナイオ!

仕事でAR関連の制作・開発をしていることもあり、僕は自作のプロモーションのためにMetaio社のJunaio(ジュナイオ)という汎用ARアプリのためのコンテンツを作っていた。

ご存知の方も多いと思うけど、今年の六月にMetaio社がAppleに買収され、ジュナイオのサービスは12月15日で終了することになったんだ。
そう、だからジュナイオを使えるのは明後日まで!
(もちろん、その先にAppleが素晴らしいARプラットフォームを構築してくれることを信じて待っているわけなんだけど)

とても残念なサービスの終了にあたってMetaio社に感謝を述べるとともに、もう一度だけ僕のARコンテンツを紹介しておこうかな、なんて思ったんだよね。だって、もう二度と見られなくなっちゃうんだから、さ。
(現時点では、まだ各storeでダウンロードできる模様)

使い方はこんな感じで、簡単。
1.ダウンロード(=インストール)
 Google Playではこちら
 App Storeではこちら
 レビューの評価が低いのは気にしないで。これは、アプリの開発元ではなくコンテンツの提供者がきちんと説明をしていないことによる「使えねえ」という声がほとんどなので。
2.起動する
3.スキャンする
 マーカー画像に(『さよなら、ロボット』ならカバー画像)にかざし、画面右上の「スキャン」ボタンを押します。
4.認識すると、コンテンツが起動します

【さよなら、ロボットAR】
(オープン当初は無料キャンペーンも顔負けのアクセス数だったんだけど、それで本がたくさん売れるということもまた、なかったんだよなあ)

これはスクリーンショット。クリックすると、説明(作品ページ内)に飛ぶよ
これはスクリーンショット。クリックすると、説明(作品ページ内)に飛ぶよ

これは旧表紙画像がARマーカーになっていたから、既に使えないとも言えるけど、ここに旧表紙を貼っておこうかな。もし良かったら、ちょっと遊んでみてね。
ARコンテンツが起動できる旧版の表紙画像
ARコンテンツが起動できる旧版の表紙画像

【孤独の王AR】
こちらは、マーカー画像を利用しないタイプ。『さよなら、ロボット』のときに、「スマホで表紙を表示させると、スマホをかざすなんてできないよな」という声があったので。
《何にでもかざせて、どこにでもメニューが出る》というジュナイオならではの機能を用いているので、こういうものがなくなるのは淋しい。
使い方については作品ページに詳しく書いてあるので、興味があったら見てみて欲しいな。

こんな感じのコンテンツだよ。

こちらもスクリーンショット。クリックすると説明(作品ページ内)に飛ぶよ。
こちらもスクリーンショット。クリックすると説明(作品ページ内)に飛ぶよ

Metaioさま、Junaio開発チームさま、今まで本当にありがとう!
たくさんの読者さんに楽しんでもらって、僕もとても楽しかったですよ!

Dear Junio development team,

Thanks for developing Junaio, super rich and greatest AR app in this decade, I have been enjoying creating AR contents for Junaio.
I am really looking forward to discovering your next technologies !

Best!
Ryousaku Awanami

励ましの言葉に代えて

ずっと以前、セルフパブリッシングのノウハウ本を書こうと思ったことがあったんだ。
もっと、売れるようになったら出そうかな、なんて思って。
でも、なんだかそんな気持ちじゃいつの間にやらすっかりしぼんでしまった。

その本の最後に書こうとしていた文章を9ヶ月ぶりに読んでみたら、自分が少し励まされたんだ。

だからね、ちょっとだけ沈んでる表現者の皆さんが、もしかしてこんな文章を読んだら元気を出してもらえるかな、と思ったんだ。
ちょっと長いけど、良かったら読んでみて欲しいな。

「励ましの言葉に代えて」
──みんなに捧げるちょっとした本の最終章の言葉──

 あなたの作品は、前後左右どこにも陸地の見えない大海原に浮かんだ小さな小さな瓶です。その中は、とろけるように美味なジュースで満たされているかもしれません。難破して漂う遭難者を救う、生命の水が入っているかもしれません。でも、その瓶の中味は海面のわずか下に隠れています。そこに何が入っていても、その美味しさを、そしてその瓶に満たされたエネルギーを、知る人はいません。誰も。
 瓶の浮いているその場所を、知る人は誰もいません。あなただけです。
 あなたは瓶が沈まないように、波よけを立て、浮き輪を繋げなければならないでしょうし、人目につくように旗を立てなければなりません。武骨なロープでつないでは見栄えがしませんから、美しいリボンを用意することも必要です。瓶の内容を知ってもらうためには大きな横断幕を張り渡す必要があるでしょうし、そのための柱も必要です。時には花火や発煙筒や爆竹だって必要かもしれません。
 そうしながらも、飾りすぎで瓶の姿が見えなくなるリスクにも注意を払わなければなりません。花火を上げても、周囲を煙で満たしてはいけません。良い香りが漂うように、最新の注意を払い、美しい花火を上げるのです。
 あなたの瓶は、人知れずポツリと浮いています。瓶の中身を、レシピを磨き上げるのは最も大事なことですが、誰も知らない大海原にいくら浮かべていても、その輝きが誰かの心に届くことはありません。

 あなたの瓶が浮いている場所は、まだ地図には載っていません。時には目的地が分からないままに泳ぎだすことも必要ですし、そのどこかで立ち止まって別の瓶を浮かべることもまた必要です。そうしてただ必死に瓶を増やしているうちに、あなたの存在に気がつく人が一人だけ出てくるかもしれません。でも、その人はその発見を、誰にも話さないかもしれません。

 あなたは瓶の中身を生み出すシェフであって、あなたはあなたの味に絶対の自信を持っているのでしょう。でも、それだけではだめなのです。あなたはシェフであると同時に、ギャルソンであり、オーナーなのです。美味しいものを生み出す努力という投資は、それと同じくらいのエネルギーを注ぎ込んだ販促活動によって、初めて実を結ぶのです。
 嫌われることを恐れてはいけません。でも、信念にもとることを行なってもいけません。あなたはあなたの信じる価値観に従い、あなたの作品の価値を信じ、旗を立て、花火を上げ続けるのです。

 KDPにライバルはいません。皆、同じ土俵で同じ高みを目指しています。力いっぱい他人を蹴落としても得るものは何もなく、自分の魂を汚していたことに後で気が付くだけです。空しさに襲われるだけです。本が好き、読書が好き、活字が好き、タイピングが好き……。面白い作品を見つけ、高めあい、研鑽し、もっともっと優れた作品を書けるよう、書き続けるのです。

 それが、あなたの瓶を地図に載せるための第一歩になることを信じて、さあ、キラキラした瓶を、そこら中に思う存分浮かべ続けようじゃありませんか!

ではまたね!

マジック・オブ・セブン

効果を得たかったら、同じことを7回繰り返すのだ!
(でも、全く同じじゃダメだよ)

今回はそういうお話。
これは、ずっとずっと前から書きたかったテーマの一つなんだ。

ラッキーセブンとか、そういう話ではない。
7という数字が科学的に根拠のあるものかどうかは知らないのだけれど、この話は割とあちこちで聞く。恐らくはアメリカ発の話だから、《何回も何回も》という意味で7なんじゃないかと思っている。これが古来から日本にある考え方だったら、きっと8になっているだろうし。

最初にこれを知ったのは、英単語を覚えるための参考書だった。もう十五年くらい前かな。もちろん、同じことを何度も復習すれば効果が高まるっていうのは当然だけど、7回は多過ぎないか? と思っていた。実際、参考書を7回も通読するのは困難だから、結局3回くらいで挫折してしまったし、1冊丸々の英単語を覚えてやろうという試みも失敗に終わったわけだ。

そして、有名なあれ。
《教科書を7回読んだだけで司法試験を突破して弁護士になった女性の話》
内容を見てみると結構頷ける内容で、繰り返しっていうのは大切だよなあと感じていた。

今日、書きたいのは勉強の話なんかじゃない。
プロモーションだ。

ハンドレタリング・アーティストであり起業家支援をしているSean McCabe氏がSeanwes Podcastで繰り返し言っている。僕も彼の名前を度々出しているから、《またその人の話か》と思われるかもしれない。

「あなたの発信したもの(ブログ、Twitter、podcast、WEB、Youtubeなどなど)を、最初からずっと知っていて追いかけている人なんかそうそういない。今、このpodcastを聴いてるあなただって、第199回のこのshowが、初めて聴いたものかもしれないよね。だから僕は、僕のことをもう一回説明するよ、僕は──」

こんな調子で、同じ話をしょっちゅうする。大事な話ほど何度も何度も繰り返す。ずっと聴いている人にとっては、またあの話か、とも思えるけど、これはとてもいいリマインドになるのだ。何となくうろ覚えしていることを、初めて聴く人を相手にもう一回話してくれる。「あ、これは第○回のshowで話したことだから、詳しく知りたい人は聴いてね」と捕捉して。

そこで彼がよく言う言葉がMagic of Sevenなわけ。
人は忘れる。人は見過ごす。繰り返し言っても、うるさいと思われるより、忘れかけてたと思われるものだ。だから、大事なことは繰り返し繰り返し言わなきゃいけないんだ。

ちなみに、《毎日発信しよう、それを2年間続けるんだ、そうすれば必ず効果が上がる》っていうことも、彼が繰り返し言い続けていることの一つだ。

作品のプロモーションもそう。

ただし、それは自分の言葉でなくちゃいけないし、ボットによる機械的なリピートではダメ。それこそ、既に知っている人からは無視されるだけになってしまうし、うるさいと思われることにもなる。定期自動ツイートなんて、もってのほかだ。(完全に初めて見るひとに対しては良いかもしれないけど、ね。2回目にそれを見たら幻滅されてしまうかもしれない)

同じことに、少し違う側面から光を当てる。
少しだけ表現を変えてみる。
新たな見せ方を少し加えてみる。
それだけで、既に知っている人から反感を持たれないものになるし、逆に好感度が上がることにもなるのだ。

自分の作品・商品を宣伝するのは大変だ。
嫌がらるんじゃないかと気になってしかたがない。
でも、知ってもらわなければ広げることはできない。

勇気を持って、繰り返し宣伝しよう。
ただし、工夫を凝らして。

ラクして売れる魔法なんか、どこにもないんだから。

参考に、Seanwesのギャラリーを紹介しておこうかな。クリエーターにとって、とても勇気づけられる言葉が美しい手描きレタリングでつづられているこのサイト、僕からの強力おすすめです。

この記事が、いつか誰かの役に立ちますように!

反省と後悔が船を進ませるのだ

Twitter、そしてこのブログを始めたのは、《読者に価値を提供する》。それが目的だった。Twitterを始めたばかりの頃、とにかく価値ある呟きだけをしようと思っていた。だから、1日1ツイートするのが精いっぱいだった。なんだか、金言集みたいな、良い言葉集みたいな、そんなものじゃなきゃ《作家のツイート》として意味がないんじゃないか、と思い込んでいた。そして、そんな言葉たちが潜在読者を生み、タイムリーな宣伝が著書の売上げに結びつくのだ、と思っていた。

まあ、全くの間違いということではないけれどね、それは著名人とか、既にフォロワーさんがたくさんいる人とかね、そういう場合に喜ばれる類いのものだ。

誰も知らん無名の素人作家が、
「ね、これってためになるでしょ?」
的な呟きをしても誰も興味がないのは当たり前だし、そもそも、誰の目にも止まらないのだった。

以前、ここにも書いたけれど、誰もフォロワーがいないまま《価値のありそうなことを頑張って呟く》というスタイルをしばらく続けていた僕の呟きは、読者を増やすこともフォロワーを生み出すこともなかった。

その後、著名人や憧れのひとではなく、《同じ志を持つひとびと》をフォローするようになって、Twitterとの付き合い方ががらりと変わった。呟きも、本当にただの呟きが多くなった。もちろん、誰かのためになれるようなものを呟きたいな、という気持ちも、自分の作家としてのブランドを確立するための呟きをしなきゃ、という気持ちも変わらずにあったけど、もっと地に足のついた外の世界との付き合い方こそが《コンテクスト》なのだ、ということも学んだ。

毎朝、「おはよー、おはよー」と呟いている人がいた。
セルフ作家の広橋悠さんだ。そのツイートを目にし始めた頃、とても違和感があった。でも、広橋さんの作品に触れ、Twitter上でいろいろと話をさせていただくようになって、その呟きが、とても嬉しいものに変わっていった。朝、「おはよー、おはよー」を目にするだけで元気づけられた。
「推敲中!」
「執筆中!」
そんな呟きがとても身近になっていた。

Twitterを覗くのがとても楽しくなって、大勢の方と仲良くさせてもらうようになった。(決して多くはないけれど、友達がほとんどいなかった僕にとっては、とても大勢に思えるんだ)
バカだじゃれやおやじギャグ、どうでもいい下らない呟きをするようになって、でもそれで、多くの方たちの優しさや楽しさに触れることができた。
セルフ作家さんの本を読むようにもなって、本当に数えきれないほどの素晴らしい無名の小説があることを知った。

楽しい時間が、時間を忘れさせ、目的を忘れさせていた。

もう、当初の目的は意味がなかったと割り切っても良かった。

でも、ある時、ふと思ったんだ。

この呟き、たまたま僕の小説を読んでくれた読者さんが初めて見たら、どう思うのかな? と。
もちろん、《作家 淡波亮作》として《これはあかんだろ》というラインはあるし、最低限それは守ってきた。でも、《セルフ・ブランディング》と考えたとき、どう考えてもマイナスにしかならない呟きが、タイムラインを埋めていることもある。

後悔先に立たず。

ダメなところや恥ずかしいところ、おバカなところも含めて自分なんだから、それはそれでいいんだけど──。
実際、おバカな呟きを繰り返す○○さんや△△さんの作品が素晴らしいことを僕は知っているし、おバカな中にも知性や優しさが感じられたりするのだから、それはそれでいいのだ。悪いことじゃないのだ。

そんなことを思いながら、少しでも意味があって、誰かが楽しんでくれて、僕の小説に興味がわくような呟きを、していきたいよな、なんて思ったりするのだ。

そもそも人間は、矛盾を抱えた生き物なんだから。

反省しながら、後悔しながら、そして楽しみながら、こうやって先へ、先へと進んでいくのだ。
少しずつ。半歩ずつ。

ね。

これからも宜しくお願いします!

この記事が、いつか誰かの役に立ちますように!