マジック・オブ・セブン

効果を得たかったら、同じことを7回繰り返すのだ!
(でも、全く同じじゃダメだよ)

今回はそういうお話。
これは、ずっとずっと前から書きたかったテーマの一つなんだ。

ラッキーセブンとか、そういう話ではない。
7という数字が科学的に根拠のあるものかどうかは知らないのだけれど、この話は割とあちこちで聞く。恐らくはアメリカ発の話だから、《何回も何回も》という意味で7なんじゃないかと思っている。これが古来から日本にある考え方だったら、きっと8になっているだろうし。

最初にこれを知ったのは、英単語を覚えるための参考書だった。もう十五年くらい前かな。もちろん、同じことを何度も復習すれば効果が高まるっていうのは当然だけど、7回は多過ぎないか? と思っていた。実際、参考書を7回も通読するのは困難だから、結局3回くらいで挫折してしまったし、1冊丸々の英単語を覚えてやろうという試みも失敗に終わったわけだ。

そして、有名なあれ。
《教科書を7回読んだだけで司法試験を突破して弁護士になった女性の話》
内容を見てみると結構頷ける内容で、繰り返しっていうのは大切だよなあと感じていた。

今日、書きたいのは勉強の話なんかじゃない。
プロモーションだ。

ハンドレタリング・アーティストであり起業家支援をしているSean McCabe氏がSeanwes Podcastで繰り返し言っている。僕も彼の名前を度々出しているから、《またその人の話か》と思われるかもしれない。

「あなたの発信したもの(ブログ、Twitter、podcast、WEB、Youtubeなどなど)を、最初からずっと知っていて追いかけている人なんかそうそういない。今、このpodcastを聴いてるあなただって、第199回のこのshowが、初めて聴いたものかもしれないよね。だから僕は、僕のことをもう一回説明するよ、僕は──」

こんな調子で、同じ話をしょっちゅうする。大事な話ほど何度も何度も繰り返す。ずっと聴いている人にとっては、またあの話か、とも思えるけど、これはとてもいいリマインドになるのだ。何となくうろ覚えしていることを、初めて聴く人を相手にもう一回話してくれる。「あ、これは第○回のshowで話したことだから、詳しく知りたい人は聴いてね」と捕捉して。

そこで彼がよく言う言葉がMagic of Sevenなわけ。
人は忘れる。人は見過ごす。繰り返し言っても、うるさいと思われるより、忘れかけてたと思われるものだ。だから、大事なことは繰り返し繰り返し言わなきゃいけないんだ。

ちなみに、《毎日発信しよう、それを2年間続けるんだ、そうすれば必ず効果が上がる》っていうことも、彼が繰り返し言い続けていることの一つだ。

作品のプロモーションもそう。

ただし、それは自分の言葉でなくちゃいけないし、ボットによる機械的なリピートではダメ。それこそ、既に知っている人からは無視されるだけになってしまうし、うるさいと思われることにもなる。定期自動ツイートなんて、もってのほかだ。(完全に初めて見るひとに対しては良いかもしれないけど、ね。2回目にそれを見たら幻滅されてしまうかもしれない)

同じことに、少し違う側面から光を当てる。
少しだけ表現を変えてみる。
新たな見せ方を少し加えてみる。
それだけで、既に知っている人から反感を持たれないものになるし、逆に好感度が上がることにもなるのだ。

自分の作品・商品を宣伝するのは大変だ。
嫌がらるんじゃないかと気になってしかたがない。
でも、知ってもらわなければ広げることはできない。

勇気を持って、繰り返し宣伝しよう。
ただし、工夫を凝らして。

ラクして売れる魔法なんか、どこにもないんだから。

参考に、Seanwesのギャラリーを紹介しておこうかな。クリエーターにとって、とても勇気づけられる言葉が美しい手描きレタリングでつづられているこのサイト、僕からの強力おすすめです。

この記事が、いつか誰かの役に立ちますように!

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