と、題名に書くと、前回のような詳細なレポートを期待してくださると思うのですが、済みません。今回はさらりと行きます。
実際、会場でメモったのは1,300字あまり。これをきちんとまとめると、どう考えても数時間は必要なのです、僕の能力だと……。
で、そこは諦めさせてください。ちょっと、今それだけの時間を確保することが困難で、でも時間を空けると熱が冷めてしまうし、で……。今回は感想的な記事ということに。
昨日のセミナー『佐渡島庸平氏×鈴木みそ氏「凡庸な作家のサバイバル戦略──結局どうすりゃ売れるのさ」』もとても良かったです。基本的には自分のやっていることが間違っていないことと、もっともっと《コンスタントにコツコツと》やらなきゃいけない、ということを確認し、力を貰った半日でした。
ちょっと関連ツイートを貼ってみます。まずは登壇者の鈴木みそさんから。
忘れっぽいぞうなので、メモ魔なんです。RT @ryou_takano: みそ先生、めっちゃメモとってましたよね。 “今日来てた人はラッキー。と思うくらい、たくさんのヒントが/「佐渡島×鈴木みそ対談」で決めたこと – CHINGE http://t.co/tYtlee3SmZ
— 鈴木みそ (@MisoSuzuki) 2015, 7月 26
やれることをまずやる。ということで2時間ジムで筋トレ、ランニングをして家に戻ってきたら、風呂の排水が壊れていてシャワーも浴びれない状況だった。しまった、汗だけ流してくればよかった。 — 鈴木みそ (@MisoSuzuki) 2015, 7月 26
筋トレ、というのはもちろん肉体の筋トレのことなのだと思いますが、これは対談中でお話されていたことと大いに関係があると想像しています。
《一度だけ会ったすごい美人より、しょっちゅう会うそこそこの人と恋に落ちる。》つまり、コンスタントに顔を見せることでこそ、魅力が伝わる。
それから、
《ファンとの関係を継続的に密接に構築することで、新作品の下地を作れる。》
《作家へのファンのあり方にはLOVEとlikeがある。作品へのLikeを作家へのLOVEに変えることでブランドが創られる》
《コンスタントな情報発信が場を温める。それは、そののちグッズが売れることにも繋がる》
とにかくコツコツと続けること。それだけがブレイクを連れて来る。だから、日々の活動は筋トレ。日々鍛え続けていないと、チャンスが来たときにつかむことも、気付くことも出来ない。だから、自分を鍛えまくるのだ。そんな覚悟が、かいま見えるツイートなのでした。
いやあ、鈴木みそさんほどのプロがここまで仰ってるんです。僕らヒヨッコは、覚悟して臨まねばなりません!
これは僕のメモをベースにしているので端折っていますし、対談者の佐渡島庸平氏(とにかくスゴイ方! でした。こんな方に売って頂けたら最高ですが、例によってお話できませんでした。ダメ波です)のお言葉とも混ざってますが、具体的で濃い内容の発言には大いに刺激されました。
そして理事長鷹野さんのツイート。(冒頭の鈴木みそさんのツイートは、これへの返信ですね)
みそ先生、めっちゃメモとってましたよね。 “今日来てた人はラッキー。と思うくらい、たくさんのヒントが詰まってましたよ。つうかオレだ。 ” 「佐渡島×鈴木みそ対談」で決めたこと – CHINGE http://t.co/iYIbTdDXgk
— 鷹野 凌/月刊群雛発売中 (@ryou_takano) 2015, 7月 26
そしてこちら。
無理をし過ぎず、続けられることをコツコツと。だんだん輪を広げていけばいい、か。 #aiajp — 鷹野 凌/月刊群雛発売中 (@ryou_takano) 2015, 7月 25
小嶋智さんが実況なさっていたので、それもちょっと貼らせてくださいね。リアルな感覚。
「書き続けるだけで凡庸ではない」「一冊だけ本を出しても、それはフォローの仕組みがないTwitterの世界で面白い事を言うようなもので、続かない」「ネットではセルフブランディング以外ない」 「いい作品を作ったら発見される、というのは幻想」 (佐渡島さん) #aiajp
— Satoshi KOJIMA (@skoji) 2015, 7月 25
これ、僕も「おおーっ」と思いました。
佐渡島さん 「感想はコントロール可能。多くの読者は帯に書いてある事をそのまま感想としてツイートしたりする」 #aiajp — Satoshi KOJIMA (@skoji) 2015, 7月 25
それから、Cironさん。
印刷書籍ベースの時代は重版される作品をとにかく一つ作り上げて生計をたてることが唯一の道だったが、電子書籍という売り方(同人誌に置き換えても良い)が出来てからはとにかく作品のストックを増やし作者個人の魅力を上げていくことで定量的な収入を増やすことも可能になってきた #aiajp
— Ciron (@Ciron460) 2015, 7月 25
最後に、僕のメモからもう少しだけ書いておきますね。
《急に食いつかなくても、コンスタントにやっていれば少しずつ溜まっていく》
《自分のやっていることの棚卸しをしよう。“何のために”、“どういう事をやっていれば”、“今それはどうなっているのか?” Googleトレンドで分析して、次のプッシュを決めるのだ》
《何でもそうだけど、ブレイクするまでの曲線はすごく緩やか。ドン! とブレイクするのは貯めていた人だけだ》
【7/26 追記:もう一つ、心に残った言葉を。
「いい作品なら黙っていても見つけてもらえると思うのは、白馬の王子様を待つのと同じ。自分自身で読者を見つけに行くのだ!」
ね、これ、心に刻んでおこう! コツコツ活動が辛くなったとき、思い出すんだ。自分が動くことが全てなんだから!】
どうでしょう?
勇気が出ましたでしょうか……。
一緒にがんばりましょうね!
では、この記事がいつか誰かの役に立ちますように!