読んだよ:月野玉子さんのショートショート

ども。

タイトルを「月野玉子さんのショートショート」としたのは、読んだのが1冊ではなかったから。
読んだ本はこちらの3冊です。

・ショートショートの戦線1
・ショートショートの衰退2
・ショートショートの衰退3

どうして同じシリーズじゃないかというと、たまたま積んでいたので……はい。
他にもショートショートの反撃というシリーズが5巻まで出ていたりしますね。たくさんショートショートを書いている方です。

で、3冊一気読みなのは、何しろ軽い読み口ですぐ読める。本を開いた時に出る読書時間の目安では合わせて2時間ほどだったと思うのですが、3冊で1時間も掛からず読めたんじゃないかと思います。

どれも同じテイストの水彩画の表紙で、とても可愛らしいイメージです。
イメージが同じだと、続けて読むときに安心感がありますね。装丁全体の雰囲気もなんとなくプロっぽくて、ブランドイメージになっているんじゃないでしょうか。

Amazonの著者ページによれば、
「講談社主催の小説現代ショートショート・コンテストに3回入選。
また、「ショートショートの花束 6」「ショートショートの花束 7」「ショートショートの花束 8」に作品が収録されています。」
ということです。
選考委員を阿刀田高さんが務めてらっしゃる賞ですね。それに3度入選したのですから、つわものです!

さて内容は、ということですが、なにぶんショートショートなので、作品数はたくさんあります。一話ずつの紹介はできないので、全体感を。

僕の感覚では、《もっと軽い星新一》というイメージでしょうか。
文章はこなれていて読みやすく、簡潔で感情を排した文体は、深入りせずにさくさくっと読めます。ショートショートですから、このくらいのスタンスが心地よいですね。
たまに落ちらしい落ちがなくて置き去りにされたりしましたが、それはそれ。まあ、単純に落ちるだけのストーリーばかり書いていると書き手としても飽きちゃうんじゃないかなあと思ったり(笑)。

もちろん、さらりと皮肉や風刺を忍ばせることも忘れてはいないけれど、星新一さんのようなドキリとさせる毒はありません。あくまでもさらりとしています。

宇宙船が地球を訪れて……というお決まりのストーリーが何作かありますが、それぞれにひねりがきいていて、なかなかにニヤリとさせます。

お値段もKDPにおける最低価格設定の99円がほとんど。セレクト登録もされていて、無料キャンペーンもたびたび行なっているようですよ。
KUなら全部無料で読めちゃいますね!

例えば、病院での時間待ち、待ち合わせ、ちょっとした時間つぶしに最適ではないでしょうか。

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