イタリアで発見された手描きの不思議な本、「ヴォイニッチ手稿(Voynich Manuscript)」がネット上で公開されていたので、入手して見てみた。
本当に不思議。
何語で書かれているかも分からず、何のことが書いてあるのか、文章も絵も《解読不能》という奇書中の奇書!
ざっと全体に目を通して、まあ、その不可思議さにびっくり。
植物と人と天文(?)を感じさせる絵が多いのだけれど、どれもこれも悪夢のような不思議な構造をしている。それで、「これだ!」という絵を選ぼうと思って見ていた。
でも、これがまた実に、現実の植物というやつも個性的なわけで──特にここに描かれているような《胞子で増える種を想像させる》絵を見ていると──、こんな植物は実在するかもしれないなあ、という気がしてくる。
そう思うと、どうも、どれもこれも実在するような気がしてきて、なかなか選べなかった。で、こりゃあ絶対あり得ないでしょうという何点かをピックアップしてみたのが上のGIFアニメに入れた植物と人。天文学的な何かのサークルに関しては、何だか解らないがゆえに普通の学術的な図版にも見えて。
ここで、ぼくの解釈を。
(あ、適当です)
これはやっぱり宇宙人が書いたものでしょう。地球にやって来た彼は、眼前に広がる見たことのない風景、情景に心奪われたわけです。
特に、植物と人の形態に。
彼にとっては、植物と動物は同一の存在で、それぞれが繋がっているという観察を残したのです。
日々発見した植物と、植物と人の繋がりを、日記のように書き記して行ったのですね。研究書として。
そして、この地球と自らの惑星系の関連を、後に訪れるであろう仲間のために残したのです。
ね。
あ、冗談はこのくらいにして、これ、面白いでしょ?
不思議なものを見ると、イマジネーションが湧きますよね。普段は使わないような脳のどこかが刺激されて。
ということで、不思議なものを見よう! 面白がろう! 考えよう!
という結論に導かれた、今晩の淡波ログでした。
では、また明晩!