さて、今週も過去のツイートから残しておきたいものを貼っていきます。
ツイッターを始めた時のものから始めて毎週少しずつ現在へと近づき、今週は昨年の6月19日にタイムスリップしましょう。
1.
みんながあまり注目しない現象がある。それは内なる世界の荒廃だ。これは同じように脅威だし、同じように危険だ。そして、この内なる世界が荒れ果てないように、小さな内なる樹木を試しに植えてみてはいかがだろう。例えば、いい詩を書いてみよう。これは内なる木を植えることだ。 『だれでもない庭』
— ミヒャエル・エンデ (@Michael_Ende_jp) 2015年6月19日
いきなり師匠からです。
最近あんまりツイッターを追えていないので、来年の今ごろは残したいツイートがあまりなくなているような気がします。。
2.
文章を書くとき、「ちょっと気がきいた感じ」は落とし穴です。書き手が思うほどには、読者は「気がきいている」とは思わない。作為的なもの、技巧的なものは、その臭いがつきます。なるべく素直に。変化球よりも直球がいい。(永江朗)出典:http://t.co/dHfDPSfblA
— ストーリーの書き方 (@kakuniha) 2015年6月19日
これ、僕みたいなタイプが陥りやすい罠な気がします。
気を付けなきゃいけませんね〜。
3.
自分であまり好みでないキャラクターを出すと、途端にステレオタイプ化するというか、陳腐な感じになっちゃうのですね。温度差があまりにハッキリと出すぎて恥ずかしいくらいでw そこを克服するのも今後の課題だと思っています。嫌いな役割にも自分なりに想いを載せられるようにしたいですね。
— 藤崎ほつま@キミコロ無料配信中! (@Hozma_Fujisaki) 2015年6月19日
これもよく分かります。
つい、敵方のキャラクターには自分とはかなり異なる性格を設定しがちなので、ステレオタイプ化してしまうことがあります。これも、気を付けねば……。
4.
今回の淡波さんは口語体でblogを書いていたんだ。私が言うのもなんだがロボットを無料にするのはもったいないと思うんだよ、本当に。でもせっかくの大盤振る舞いだからみんなの読書リストに入れて欲しいんだな。|近々無料化する予定の淡波本、5作 http://t.co/E4T0SUWtmy
— 牛野小雪 (@cowfieldtinysno) 2015年6月20日
この時に無料化した本のうち、『夜啼く鳥』『壁色のパステル』の二冊は先日有料に戻しました。
無料にしたことの効果が低かったり、むしろ逆効果だったりした可能性を鑑みてのことです。
他の本については一定の効果があると(今のところは)思っていますので、無料で公開し続けるつもりです。
『さよなら、ロボット』については「無料じゃもったいない」という声もありますし、そこそこ長いので無料でDLしても積ん読になるだけの可能性も高いと思っています。
だから、完全に無料で提供するのは短編のほうが向いているんじゃないかという気持ちもあるのですよね。
いつまた再び急に有料に戻すか分かったものではないので、無料の今のうちにダウンロードをオススメしますよ。
『さよなら、ロボット』については……。
マサルの父ケンイチは謎の奇病にかかり三十五年にわたり冷凍睡眠ポッドで眠り続けていたが、ある日突然、研究対象として眠りから呼び覚まされた。そんな時、介護兼ペットロボットのシードが突然失踪、時を同じくして世界中であらゆるロボットが姿を消した!
異変が続く中、マサルは父を助けるために旅立つ。
東京、バチカン、ロス、シドニー、ボストン。そして、世界には破滅が──?
5.
《フォロワーさんが減るのは、フォロワーさんが濃くなることだ》
と今日も強がってみる。— 淡波亮作@魔女と王様連載中! (@RyoAwa) 2015年6月20日
うん、これはね、今でも自分に言い聞かせてますよ。
しょっちゅう。
6.
ヤマダ マコト『山彦』上中下巻、読了。只今放心状態。坂東眞砂子の伝奇物に社会派の厚みを加え、宮部みゆきのエスパー物『龍は眠る』を軽くいなし、方言少女萌えまで取り込んだ、この内容からこれ以上の作品をまったく想像できない大傑作です。 http://t.co/mrXPRaiTxd
— 佐藤和彦 / えあ草紙工房 (@satokazzz) 2015年6月20日
このころからの『山彦』の評判はすごいですよね〜。
さすがです。1年以上経ってるのに、売れ行きも衰えないみたいですし。
7.
Hagoromoの縦中横一括変換機能は神機能だよ、ホント!
— 淡波亮作@魔女と王様連載中! (@RyoAwa) 2015年6月21日
自分用メモ。
このこと、忘れてました。ちまちま一つずつ縦中横変換してました。
お馬鹿です。
忘れちゃいけないツイート(笑
8.
私の考えでは、ファンタジーというものは現実から逃げるための手段ではなく、現実に到達するためのほとんど唯一の手段です。 『身体の想像力』所収「ファンタジーと演劇的想像力」
— ミヒャエル・エンデ (@Michael_Ende_jp) 2015年6月21日
師匠。
これ、前にも残したかなあ……。
まあ、いい言葉だし、残す残す。
9.
色や形のバリエーションを膨大に生み出すデザイン手法はデジタルによって加速した。一方で、例えば素材の選定のようなデザイン要素は今も一発勝負(バリエーション作るとやたら高コスト)である。これは技術的状況に過ぎないから、私たちは色や形ばかりが多様化する時代にいるのだと思う。
— 山中俊治 Shunji Yamanaka (@Yam_eye) 2015年6月21日
何だろう?
何だか大事なことに思える。
創作する者にとって、デジタルに頼るべき部分と頼るべきではない部分と。
10.
『そののちの世界』のブックトレイラーを見て頂く際、もしヘッドフォンをして音も聴いてくださるとすごく嬉しいです……。http://t.co/gLl3QvLWY8
— 淡波亮作@魔女と王様連載中! (@RyoAwa) 2015年6月22日
最後は宣伝で締める淡波でした。
いやあ、Kindle Unlimitedが始まってから、本の売れないこと売れないこと。
いやいや、その前から売れてないです。ごめんなさい……。
精進精進、また精進。
これからももっともっとずっと面白い物語を書きますよ、どんどん!
じゃ、また明晩!