本日は、同時代の作家さんのこんな言葉から。
1.
70歳の自分が何を書いているかは楽しみですが、将来、こんな作家になっていたいというのはないです。
そんな夢を描いているようではダメだと思う。
自ら限界を作っているようなものですよ。
【石田衣良】— 創作者を勇気づける名言集 (@sousaku_meigen) 2015年3月25日
2.
一番大事なことは、自分にしか書けないことを、誰にでもわかる文章で書くということ
【井上ひさし】— 創作者を勇気づける名言集 (@sousaku_meigen) 2015年3月25日
僕のコメント、不要ですね……
3.
最近は、ページをめくる手が止まらない、が小説の褒め言葉として定着しているけど、平野啓一郎が目指しているのは、ページをめくる手を止めて、ゆっくり読みたくなる小説。マチネの終わりに、もそんな小説を目指してる。https://t.co/D8WpK7i1Y3
— 佐渡島庸平 (@sadycork) 2015年3月27日
4.
ページターナーと言われるのは嬉しいけど、じっくり味わいたい文章と言われると、きっともっと嬉しいのだろうなあ……
— 淡波亮作@ルルルとリリリ出版準備中! (@RyoAwa) 2015年3月27日
これ、とっても大事ですね。つい、僕も読者さんがどんどん先へ進みたいように書こうとしがちですが、じっくり味わいたくなる文章を書いていきたいものです。
5.
ピクサー(ディズニー)が最近集団で脚本を練る手法をとってる事は有名ですが、実はそのベースに監督の作家性を重視するという前提があることを知らないで、ピクサーすごい、集団制作だから日本は負けるみたいな話をする人がいてゲンナリします。赤塚不二夫先生はチーム制作で作られていたそうですよ。
— 榊正宗(東北ずん子企画) (@megamarsun) 2015年3月28日
監督の(個性の)作品を創り上げるために、集団でサポートするってことですよね。寄せ集めとか、ブレストとかとは根本的に違う。
これ、小説を書く参考にもなりそうな話です。
6.
読みたいなあ、と思っていたほしよりこさんの『逢沢りく』がマンガ大賞か!
吉田戦車さんも健在なんだ! pic.twitter.com/7mtilrMF6T— 淡波亮作@ルルルとリリリ出版準備中! (@RyoAwa) 2015年3月30日
この本、この後すぐに買ったんですよね。でもまだ積んである。
もったいない!
7.
#twnovel 健康に被害を及ぼすとして睡眠薬が禁止された。薬に依存していた人々は地下に潜り、高値で取り引きされている睡眠薬を手に入れていた。「いいブツが手には入ったぜ。ひとつどうだい?見てくれこの分厚さ!文字も小さいし、書いてあることは超難解。一頁も読まないうちにゴロンだぜ」
— 楠樹 暖 (@kusunokidan) 2015年3月30日
久し振りに読んで、またニヤリとしましたw
8.
映画に関しては、すべての映画が見る人の想像力を抹殺するようには作られていないと思います。これは本質的に芸術上の問題だと思います。つまり私は、映画というメディアそのものに問題があるのではなく、このメディアを支配する人間の考え方に問題があるのだと思います。 「現代文明とファンタジー」
— ミヒャエル・エンデ (@Michael_Ende_jp) 2015年3月31日
最近、マクベスの映画を観て、それから読んで、やっぱり本の方がいいよなあとじんわり。映画は好きだけど、原作を壊さないとか超えるとかってのは至難の業ですよね……。
9.
面白い小説は長いも短いもない。
面白かった! という思いの中に、長さという物差しが入り込む余地はないから。— 淡波亮作@ルルルとリリリ出版準備中! (@RyoAwa) 2015年4月2日
とは言うものの、長い小説は《ずっとその世界に浸っていられて幸せだった》という思いがありますね。短い小説は《また浸りたいから読もう》を何度も繰り返せますが──。
10.
文章を書き上げたら、「この部分はいらない」と引き算していくと、読みやすさが上がります。画像は「文の贅肉を削る」についての説明です。先月私の監修した本からの抜粋です。http://t.co/sPslLm8RIO pic.twitter.com/saYgV0rKAu
— 飯間浩明 (@IIMA_Hiroaki) 2015年4月2日
これ、大事ですよね。
このツイートへの返信で、ツイートを140文字で書くことがいい訓練になっている。というのもありました。僕も、そう思います。
どうやっても140文字には収まらないだろうと思った内容が、考えに考えて削っていくと、案外収まったりするんですよね。
じゃ、今日はここまで!