今まで制作してきた動画作品に登場する人物は、実は全てMake Humanで制作されたもの。
Make Humanはオープンソースでフリーの3D人間モデラー(なんか他の言い方ないのか)。その昔、Blenderのアドオンとして開発され、その後独立したアプリケーションになったものです。
そのため、Blenderと連携しやすく、人体のベースを作成するにはとても便利です。WEBサイトの説明を見ると、スカルプトのベースとしても良い、というような記述があります。なるほど、それは考えたことがありませんでしたが、確かに良さそうですね。
初期の頃はなんだか何をやりたいのか分からないようなところがあって、宇宙人とか変なクリーチャーもどきを作れたりしましたが、最近のバージョンではすっかりリアルな人間作成指向になっています。
性別、年齢、人種、背の高さ、体型などをどんどん入力していけば、リアルな人物が出来上がります。
こんなインターフェイスです。初期設定では性別パラメーターが男女の中間になっています。首から下は……ご自分でお確かめください。(そう、このソフト、リアルへのこだわりからか、ここで書けないようなパーツも備え付けられています。誰が使うのかなあ)
Make Humanのパラメータを色々といじるだけで、このくらいの人物はすぐ出来ます。顔の表情も付けられますので、遊んでいるだけでも楽しいかも。
一応、ライブラリに洋服もいくつか入っているのですが、それだけではちょっと淋しい。
僕の場合は、データを書き出してBlenderに持っていき、あちこち加工します。
この服は、Make HumanのシャツをBlenderで加工したもの。ほとんど原型を留めていませんが……。
さ、気になった方、いじってみたくなった方は、http://www.makehuman.org/でダウンロードしてみましょう!
Make Humanじゃなくて『孤独の王』を読んでみたくなった方は、こちらですよ!
この記事が、いつか誰かの役に立ちますように!