Tag Archives: 児童文学

フックフックのエビネルさんとトッカトッカのカニエスさん 第三話

ということで、みなさま今晩は。
本日は『フックフックのエビネルさんとトッカトッカのカニエスさん』の第三話でございます。

これで記事が終わりでは申し訳ないので、ちょこっと話題をご提供。(いや、全然話題にはなりませんが)

昨日初公開した表紙を見て、「あれ?」と思った方がいるんではないかと思いますが、いかがでしょ?
そう、これまで僕の電子書籍の発行元は「淡波e文庫」になっていましたが、今後は「Newday Newlife」からの出版となります。これ、例の価格改定とつながっています。とても単純なことですが。
著者が淡波亮作で発行元が淡波e文庫だと、いかにも自分一人でやってる感じですよね。これまでも気になっていたのですが、淡波e文庫というのも結構気に入っていて、捨てるには惜しいと思っていたのです。

澤俊之さんのGoriath Publishing、山田佳江さんの無計画書房、他にも隙間社さん、新潟文楽工房さん、織豊出版さんなどなど、かっこいい出版者名を付けている方が多いなあと、ずっと気になっていました。

で、価格改定にあたり、少しでも「個人が趣味でやってるだけでしょ!」への抵抗を減らそうと、ちょっとだけ出版社ぽい(怪しいカルトのようでもありますが)名前に変更した、というわけです。読者さんを騙そうというわけではないのですが、やっぱり騙そうとしていますでしょうか……。
ですからそんなことで、今回の『フックフックの〜』だけでなく、順次、出版社の名称を切り替えます。それが終わったら、いよいよ大幅価格改定に乗り出しますので、お安いうちにお買い求めくだされば……と。

それでは、お楽しみの第三話、はじまりはじまり〜。

『フックフックのエビネルさんとトッカトッカのカニエスさん』第三話

では、明晩も待ってます!

BiB/iが表示できない方用のpdf版はこちら。

[第三話]

フックフックのエビネルさんとトッカトッカのカニエスさん 第一話

さあお待たせしました(待ってねえよ)!
いよいよ、新作お伽話の『フックフックのエビネルさんとトッカトッカのカニエスさん』連載開始です。WEBで読みやすいBiB/iを用いていますので、電子書籍と同様の縦書きでお読み頂けます。
1日あたり1話の連載になりますが、初回のみ特別大サービスで、2話分の公開になります。(少しは物語が動き出しそうなところまで入れ込まないと、次の回が楽しみにならないですもんね〜)

まず、表紙をご覧あれ。今回はいつものような3DCGでなく、『さよなら、ロボット』以来の手描きイラストにしました。もちろん、これは絵本化への伏線ですね。こちらの画風で絵本化する予定です。

Ebinel_cover_s

では、はじまりはじまり〜!
(森本レオさんの朗読を聞くような感じで読んでいただくと、とてもいい雰囲気ではないかなあと思うのです)

『フックフックのエビネルさんとトッカトッカのカニエスさん』第一話、第二話

いかがでしたか?
続きが楽しみになってくださると嬉しいのですが……。

明晩をお楽しみに!

《8/26追記:BiB/iが表示できない方のために、取り急ぎpdfを用意しました。こちらのリンクからお読み頂けるとおもいます。読み辛くて申し訳ありませんが……》
[第一、二話pdf]

実を言うと、最近ほとんど書いていない_2

さて、昨日の続き。
ほとんど書いていないながらも書いているお話は──?

これまで書いてきたお話は、書くごとに結構振り幅が大きかったりする。
中年女性が主人公で身の回りのことしか出てこない《暖かい家族小説》の次は、近未来のジャーナリストが主役で《世界を舞台にしたSF》。その次が《実話仕立ての古代史ファンタジー》かと思ったら、次は《遠い未来のサバイバルSF》だったり。で、前作の『光を纏う女』が初の《ちょっとエロチックな大人向けサスペンス・ホラー小説》だもんだから、その対岸にある次作はというと……?

はい。
お分かりですね。
で、今書いてるのはこんなお伽話なわけ。

タイトルは、
『フックフックのエビネルさんとトッカトッカのカニエスさん』
ね、タイトルからして子供の絵本ぽい。

せっかくだから、書き出しをちょっとだけ紹介しちゃおうかな。
こんな感じ。

 フックフックの国に住んでいるエビネルさんはやせっちょで、お酒が大好き。トッカトッカの国に住んでいるカニエスさんは太っちょだけど、お酒はぜんぜん飲みません。いいえ、飲めないんです。だからなのか、やせっちょエビネルのお腹は出ていて、太っちょカニエスのお腹はぜーんぜん出ていないのです。

エビネルさんは洋服作り(テイラー)の見習いで、まいにちまいにち美しい生地にアイロンをかけて暮らしていました。お金持ちのご婦人がたと、店のご主人はいつも楽しそうにおしゃれの話をしていたけれど、お給金の少ないエビネルさんは、余った生地を上手に組み合わせて使い、自分でぬった服ばかりを着ていたのです。エビネルさんはいつもいつも、楽しそうに話すご婦人がたとご主人を見て、思っていたのです。僕もいつか自分のお店を持って、ご主人と呼ばれるようになるんだ、って。

そう、これは完全に子供向け(の顔をした)お伽話。一度書いてみたかったんだ、こういう懐かしい香りの漂うお伽話を。
例えば、『香水』のジュースキントが書いた『ゾマーさんのこと』や、フィリップ・K・ディックの『ニックとグリマング』のような、ね。

とは言え、気まぐれな僕のことだから、このまま進むかどうかも分からないのだけど。もちろん、淡波らしい毒はそこここに潜んでしまうと思うし──。

まあ、楽しみに待ってくれる人が、一人でもいてくれたらいいなって思いながら。

では!

ラノベではない、児童文学としてのファンタジー小説

『キミコロ』の作家、藤崎ほつまさんから、『孤独の王』読了のお知らせとたっぷりの感想が届きました!
今流行りのラノベではなく、読者層が少ない古風な正統派長編ファンタジーを敢えて世に出した僕の冒険を、きっちり受け止めて下さいました。
ツイッターのTLに埋もれてしまうと寂しいので、こちらに時系列で引用させていただきます。

光栄です。まさに狙った世界観なのですから。 (この世界観を使い回してラノベを書いてくださる人が出て来たりすると凄いんですが…「そりゃねえよ」と聞こえた)

そう、実話仕立てということで、ぎりぎりのファンタジー要素に留めています。読者が、「これ、本当に本当の話だったりして?」と思ってくれるのは無理としても、この世界として存立しうるリアリティを感じて欲しいので!

読み終わった人の心のどこかにずっと残ること、これ、最大の目標です。指標にするとか、そんな大げさなものではありませんが、《この世界はどうやって作られているのか》を考える入り口なり小さなヒントになれば嬉しいのです。

褒め言葉だけでなく、きちんと批評も書いてくださっているのが本当にありがたいです。フェアで客観的なツイートを寄せてくださって、本当にどうもありがとうございます!

Amazonさんへのリンクは藤崎さんが張ってくださっていますが、上のリンクは有料の合冊版です。分冊版の『第1部:かけら』は常時無料で読めますよ。
KindleやKindleアプリの方はこちらからどうぞ
楽天KOBOやKOBOアプリの方はこちらから!

こちらも楽しみですねー!

では、これにて!