読書をしていないので、最近インプットしたものを少々。
(こうやってインプットしたものを全部報告していると、最近の自分が参考にしたものなんかが全部バレてしまうという恐怖……)
■映画
例のAmazonプライムにて2本の映画を鑑賞しました。
(敬称略w)
「パプリカ」
日本のアニメ映画、ですね。僕は知らなかったけど、知らない人がいないくらい有名な作品とのこと。ですよね?
音楽は元P-Modelの平沢進さん。主題歌がとても素晴らしかったです。
残念ながら、映画自体はあまり楽しめなかったかな。手描きの絵とCGを混ぜて使ってあるのだけど、CGの使い方がどうにもコストダウン重視というか、「この表現のために3Dを使ったぜ!」というのが見えなかった。職業柄、手抜き的な使い方ばかり目に付いて痛かった。
3Dで表現した方が効果的だろうと思うものが手描きだったり、手描きの方がいいんじゃないのかと思うものがCGだったり、どうも作り手の丁寧さを感じられなかった。よく言われる委員会方式の弊害ってやつなのだろうか? 監督の意向よりスポンサーや予算の関係、それから関係者や船頭が多過ぎることで表現以外のことが大事にされるというやつ。かなあ?
ストーリー的にも「?」だった。どうも、変に端折られているような、映像美重視で、原作の流れとはきっと違うのだろうな、と。これは筒井康隆の原作を読まねば評価できないかなあという感じ。
「復活の日」
日本のSF大作映画、ですね。今ではこういうタイプの実写の映画を日本で作るのは難しいだろうなあと思う力の入り具合だった。
突っ込みどころはあるとしても、これは、とても面白かった。小松左京の原作も、きっと良いバランスで活かされているのだろうな、と。
登場人物の半分以上が外国人で、セリフのほとんどが英語というのも世界を意識していていいな、と。人類滅亡(と再生)をテーマにした物語で日本だけが舞台だと醒めますし(あ、僕の作品でも日本しか出てこない同様のテーマの短編もありますけど、ね……)。
若き日の草刈正雄とオリビア・ハッセーの美しさだけでも見る価値があるなあ、とも。
■音楽
これはまあ、いろいろですな。
やっぱりAmazonプライムで、いろいろ聴けるので。
偶然見つけたもので良かったのはこれ。
(他の人を検索していて、たまたま結果に出てきたものを聴いてみた)
「Hymns/Kele Goodwin」
とても優しい感じのシンプルで静かな大人フォークロック。
あとは、前述の平沢進さんとか、Enyaの「Amarantine」を聴いてました。台湾の「Manic Sheep」も良かったなあ。
今日は、こんなとこ。
じゃ、また明晩!