既刊連載第二弾の『プロテイン・パック』です。
今回はその第7話。
再びデイヴィッドとトレイシーの話に戻りますが、もう、今までと同じでは……。
初めての方に簡単な紹介をしますと、こんな物語です────
牛も豚も鶏も絶滅してしまった未来、《肉》といえば形のない流動食《プロテイン・パック》のみになっていた。 久々の有形食を求めて体験ファームを訪れた二人は、他人とは全く違う未来を体験することとなった──。
初回を見逃してしまった方は、こちらへどうぞ! 連載を追い直すのは、こちら(降順ですが)からどうぞ
連載第7回めは、こんな始まりです──
デイヴィッドは、植生の管理と野生のグラスホッパーの生息域の関係性についてパブリック・ライブラリで調べていた。野生のグラスホッパーにとって、餌場は閉ざされた一定の空間ではなく、イネ科やキク科をはじめとしたいわゆる雑草が繁茂する地域の全体となっていた。
一回あたり原稿用紙数枚程度で、WEB上でちょこっと読むにはちょうど良いボリュームだと思います。
どうぞ何かの合間や隙間時間にお楽しみください。
今回は、特に短いエピソードです。
あっという間に読み終わりますので、どうぞ!
もちろん、ビューアには最高に読みやすいBiB/iを採用していますので、ブラウザ上できれいな縦書表示になっています。
では、始まります!
第7回
『プロテイン・パック』第7回
いかがでしたか?
また来週をお楽しみに!
もしもこの作品を気に入ってくださいましたら、他の物語もぜひ読んでみてくださいね。
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本作品は、『奇想短編集 そののちの世界』に収録された作品の中の1本です。 ご興味ありましたら、こちらにもお立ち寄りくださいね。
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それではまた──