既刊連載第二弾の『プロテイン・パック』も、今回で第4話。
物語がかなり動いてきましたが、お楽しみいただいてますでしょうか?
初めての方に簡単な紹介をしますと、こんな物語です────
牛も豚も鶏も絶滅してしまった未来、《肉》といえば形のない流動食《プロテイン・パック》のみになっていた。 久々の有形食を求めて体験ファームを訪れた二人は、他人とは全く違う未来を体験することとなった──。
初回を見逃してしまった方は、こちらへどうぞ!
前回は、体験ファームでのホッパーハンティングを終え、インストラクターの説明を聞いているところまででした。トレイシーとデイヴィッドがこれからどうなるのか、気になり始めましたね……。
連載第4回めは、こんな始まりです──
流水でサッと洗ったグラスホッパーのカゴをデイヴィッドから受け取ると、インストラクターは水を切って概ね一食分ずつの真空パックに詰め、瞬間冷凍器に通した。これで、向こう一週間は新鮮な風味の有形食が確保できたというわけだ。
さてさて、今回はどんな展開になりますでしょう。
一回あたり原稿用紙数枚程度で、WEB上でちょこっと読むにはちょうど良いボリュームだと思います。
どうぞ何かの合間や隙間時間にお楽しみください。
もちろん、ビューアには最高に読みやすいBiB/iを採用していますので、ブラウザ上できれいな縦書表示になっています。
では、始まります!
第4回
『プロテイン・パック』第4回
いかがでしたか?
また来週をお楽しみに!
もしもこの作品を気に入ってくださいましたら、他の物語もぜひ読んでみてくださいね。
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本作品は、『奇想短編集 そののちの世界』に収録された作品の中の1本です。 ご興味ありましたら、こちらにもお立ち寄りくださいね。
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それではまた──