こんばんは、もしくはこんにちは、もしくはお早うございます。
週末といえばBlender99の執筆活動になるわけですが、どうもここのところ調子がよくありません。
バージョン2.80のリリースが7月に決定したということが界隈の話題になっていましたが、僕にとって大きかったのは、同じニュースの中で「インターフェースの確定が5月中旬」と書かれていたことです。
とはいえ、それほど大きく変わることはないだろうと高をくくってシーズン1.5の執筆と画面キャプチャを進めていました。
2週間ほど前もちょっとしたアイコンデザインの変更があったため、その部分だけキャプチャを撮り直して部分差し替えを行ないました。
「小幅な変更が続くということは、もう確定も近いな」と思ったため、その程度の差し替えは苦になりませんでしたし、そろそろ大きな変更はないんじゃないかと勝手に思い込んでいたわけです。
と、こ、ろ、が、Blender開発陣の意識はそんなに低くはなかったのです!!
昨晩また新しいBledner2.80 Betaをダウンロードしてみた僕は、大きな違いに気が付きました。
インターフェースのかなりの部分で、位置が変更されています。
さらに大きなことには、先週まであったスーパー・ギズモ(赤枠囲み部分)、つまりトランスフォームツールの全てを併せ持ったマニピュレータ・ーツールがなくなってしまいました。割り当てられていたショートカットキーもなくなってしまいましたし、2.79のようにShiftキーを押しながら複数ギズモを選択することも出来ません。
これは、、、と、眼が点になってしまいました。スーパー・ギズモについては2.79からの大きな変化だと思ったので、頑張って解説文を書いていたのですよ。トホホ。
まあ、愚痴を言っても仕方がありません。これもBlenderの正常進化のためです。
他にも、オブジェクト作成時に何でもかんでもRadius指定だったのがSize指定に変更されたり、ということもありました。でも、めげずに執筆を続けようとした矢先、ちょっと納得できないインターフェイスに遭遇したのですよ。
ちょっと下の図を見てみて下さい。ツールバーからムーブツールを選択すると、メニューバーにギズモぽいアイコンが現れます。「Default」と書かれていますが、この意味するところが、常に表示されている右側の「Transform Orientations」とほぼ同じなんです。てゆうか、同じです。
さすがにこれはあり得ないでしょう──。
とまあこんな状況ですので、恐らくこの部分のインターフェイスは今後数週間の間にまた大きく変わる予感がします。
ここで頑張って以前の原稿を書き直しても、またやり直しだとさすがの淡波メンタルでも折れそうな気がしますので、執筆は小休止にしたほうが良さそうだ。という考えに到りました。
いい加減な本を書くわけにはいきませんし、ここは涙を飲んで、インターフェイスが確定するまではストップすることにします。
待って頂いている読者の皆さんには申し訳ありませんが、《より分かりやすいBlender99》を実現するためですので、どうかご理解下さいませ。
シーズン1.5のリリーススケジュールにつきましては、追って検討します。
何卒、なーにーとーぞー、よろしく御お願い申し上げまする次第にござりまするー!
法被Blending!