正解があるのかというと、きっと正解はある。でもそれを調べてしまうとつまらないので、相変わらず私見だけで書くことにしてしまう。
(書いたあと、こっそりいろいろググってみようと思っている)
本日のテーマは、括弧と句点の位置。だ。
Aさんがこう言いました(それはこういうことだって)。
恐らくはこの書き方が正解だ。
本文、括弧、句点、だ。
ただ、どうしてもこの書き方ではしっくり来ないことがある。
Aさんがこう言いました。(捕捉するとすれば、こういうことでもある)
こんな場合だ。つまり、最初の文章に意味合いとして含まれる直接的な捕捉というより、第三者的な立場で指摘するように括弧内を書く場合だ。
やっぱりここでは、“言いました”の直後に句点を置きたい。どうしても置きたくなる。そして、別の文章として括弧以下を書きたいのだ。
本文と括弧内の文章量にもよると思うけど。
もう一つ。
Aさんがこう言いました。(捕捉するとすれば、こういうことでもある。しかしこれはある意味で、こういうことなのかもしれない)
こうやって括弧の中に長文が入ってくると、やはりその中には句点も含まれるようになる。括弧閉じの前にも句点を打ちたくなるけど、まあそれは我慢。小学校の教科書的には、打っても良いんだよね。公用文としては、《明らかにここで文章が終わっていると分かるので、句点は不要》となるから入れないんだけど。
でもね、
Aさんがこう言いました。(捕捉するとすれば、こういうことでもある。しかしこれはある意味で、こういうことなのかもしれない)。
こうやって、更に句点を打ったりすると、何となく落ち着いた感じがすることもある。括弧内の文章が長くなればなるほど、最後に句点を打ちたくなる。
まあ、本筋を言えば、《括弧で説明しなきゃならないような文を書くなよ》ということになるんだけど、ね。
いろんな書き方があってもいいんじゃないか、という気持ちも、あったりするのだ。
小説はルールじゃない。
表現なんだから、《自分の表現したいものを文字に、文章に落とすためにはどうすれば一番良いのか》、それを考え続けることも大事なんじゃないかな、なんて。
(新人賞に応募するときなんかは、やっぱり公用文のルール通りに書くのが定石なんだろうけど)
今日は、そんなお話でした。
(あ、正解はご自分でググってね!)
この記事が、いつか誰かの役に立ちますように!