ちょっとだけ進捗──0119

かなり久し振りの更新です。
2019年の振り返りやまとめもせず、2020年の抱負も書かず、計画も立てず、こんなことは初めてかもしれませんねえ。
Blender99の執筆時間確保のために他の作業はほぼ犠牲になっている感じですが、それでも予定からは大きく遅れています。
続きを待って下さっている読者さんにはたいへん申し訳ありません……。

現時点で、5巻の半分くらいまで進んだ状況です。
発売が2月の半ば以降になるのは間違いなさそう。
昨日は6時間掛けて書いた部分が不要になったり、ちょっと落ち込んでいました。
2.79と同じ操作を2.80(2.81)用の操作内容で書いていたら、実はそれが不要になっていたという……。どんな機能が追加になっていて何が不要になったか、気になりますよねえ。
面倒くさめの操作だっただけに、Blenderの進化に喜んで良いのやら自分の追いついていなさを呪えば良いのやらで。

もったいぶるようで済みませんが、種明かしは5巻のお楽しみということにさせてくださいませ!

今日も一日頑張りました。
書きかけていた小説(精神のなんとか)もいっさい開かずに、集中して。
(いや、Twitterの誘惑には勝てませんでしたがw)

そんなこんなで来週も頑張ります!

ここのところさらにお寒い日々ですが、Happy Blendingで過ごしましょう。

じゃ!

Blender99 シーズン1.5の4巻、とうとう発売!

たいへんたいへんお待たせしましたが、ようやく第4巻の発売準備が整いました。
つい先ほど(20:05頃)Amazonさんで出版申請を上げましたので、数時間内に出版されると思います。

第4巻は、マテリアルについてです。
万能型のシェーダーであるPrincipled BSDFシェーダーの簡単な使い方についてたっぷりと解説していますが、もちろん、使い方だけでなく「どうしてそういう設定になるのか」、どんなことをしたい時にどうするのか、など、考え方やイメージを網羅し、マテリアル設定を初めて行なう入門者の方にとことん優しい・易しい内容としています。

そうそう、お待ちかねのEeveeについてもたっぷりとページを割いていますので、それだけでも読む価値はありそうですよ。

価格については、今のところ定価495円を考えています。
最初の1週間(12/7(土)まで)は発売記念価格にて300円での販売になりますので、お待ち頂いていた読者さんはぜひこの期間内にお求めくださいね!

Amazonでの紹介文は、次のとおりです。
後半に目次もありますので、お見逃しなく!


“ここまで徹底的に丁寧な入門書は、どこを探しても見つからない!”
「3Dは無理!」と諦めていたあなたにこそ贈る入門書の第4巻が、いよいよ登場!
そしてなんと、リリースされた直後のバージョン2.81の機能まで一部盛り込んでいます。

Blender99シリーズは、これまでは全くCGに縁のなかった人にこそ贈る究極の入門書。
何の予備知識がなくとも、ウェブを見たりメールを書いたり、簡単な書類を作ったりする程度の基礎的なPCスキル(とやる気)さえあれば、誰でも3DCGは覚えられます。
本巻では、3DCGにおける質感作りの基礎をこれでもかというほど丁寧にしつこく解説しています。現在の3DCGにおいて主流である《PBR(物理的に正確なレンダリング)》用の最も重要なシェーダーであるとも言えるPrincipled BSDFシェーダーにおける質感の考え方から実践的な使い方まで【ただしあくまでも完全に入門者向けの内容を】たっぷりと解説しています。400ページを軽くオーバーするボリュームでありながら、数多くのシェーダー(質感を作成するための基本的なプログラム)がある中で、本書でカバーするのはたったの2種類だけです!
本一冊を丸々使って《たった2つのシェーダーの使い方を徹底的に解説した入門書》があったでしょうか?
ページ数が多いとはいっても、それは「見やすく大きな図版」と「改行や改ページが多く読み疲れにくい文章」によるところも多くなっていますので、読み通すのは難しいことではありません。むしろ、楽しみながらサクサクと読み進められて、気が付けばいつのまにかCGの知識が付いている。
──そんな不思議な入門書が、このBlender99です。
CGに縁のなかった「普通の会社員」に対して幾度もCGの入門レクチャーを行なった経験を持つ著者が、16年以上に渡るCGアーティスト生活のエッセンスを余すところなくつぎ込んだ、渾身の3DCG入門書です。

これでもかというくらい基本を反復して頭と手に染み込ませることを基本とし、豊富な動画や図版によって全ての手順を可視化しているのは既刊と同様です。


「あれ? この手順と次の手順の間が分からない。結局どうやってやるのよ?」
という疑問符が湧き上がりがちのチュートリアルも多いですが、Blender99は、決してあなたを置いてきぼりにはしません。全くの初心者向け入門書として、例を見ない丁寧さと詳細さ、そして、各種の操作における考え方までしっかり踏み込んで解説するのがBlender99流。

電子書籍としてシリーズ化することによって、《全ての図版を出来る限り大きく》、《動作手順が分かりにくいものだけでなく、イメージをつかみやすくするために豊富な動画を用意》、《主だったトピックについてはblenderファイルを用意》を実現しました。


本書は、好評販売中の『blender99 絶対に挫折しない3DCG入門』の最新バージョン(2.80)対応版です。ところどころシーズン1と同じ内容もありますが、基本的にはすべての内容を新たに書き直し、新バージョンならではの使い方をきっちり盛り込みました。
既刊シリーズでは書ききれなかった内容も、さらに踏み込んで解説しています(そのため大増ページとなってしまいましたが……)。
本書は、無料で使える超高機能3DCGソフトウエアとして有名なblenderのみならず、これから3DCGを始めてみたい方にとって有用な考え方や基礎知識を学べるように構成されています。

※全99章を予定しているblender99の第1.5シーズンのうち、本書には第22章から第26章までを収録しています。


目次

第22章 マテリアルの概要と準備
■シェーダーってなんでしょう?
■サブディビジョンとスムージング
■マテリアルを作成する

第23章 マテリアルの基本−1シーンの準備、《Principledシェーダー》金属の質感
■データブロックを知る
■マテリアル調整のためのシーンを用意する
《Principledシェーダー》
【金属の質感】
■Anisotropic(異方性反射)
■Clearcoat(クリアコート=透明コーティング)

第24章 マテリアルの基本 その2《Principledシェーダー》非金属の質感
【非金属の質感】
■Roughness(ラフネス=粗さ)
■Specular(スペキュラー=鏡面・光沢)
■Subsurface(サブサーフェス≒皮下)
■Sheen(シーン=柔らかな光沢)
■Clearcoat(クリアコート=透明コーティング)

第25章 マテリアルの基本 その3《Principledシェーダー》透明物の質感
【1 Cyclesの透明表現:Transmission(トランスミッション≒伝導)】
■TransmissionとRoughness
■IORとSpecular
■乳白色を作る
【2 Eeveeの透明表現】
■透明表現に適したマテリアル設定
■環境の影響を考慮する
■Screenspace Reflectionの各種設定
【3 その他の透明表現:Alpha(アルファ)】
【Principledシェーダーのまとめ】

第26章 マテリアルの基本 その4《Principled Volumeシェーダー》
■霧を作る
■濁ったガラスを作る
【補足解説−1】Irradiance Volume(イラディアンス・ボリューム≒放射量)
【補足解説−2】バージョン2.81 Denoise


では、本書とともにHappy Blending !!


※さっそくですが、次巻予告にて間違いを発見してしまいました。5巻は、「キューブにまかせろ」の続きではなく、「エディットモードに突入だ!」になります。修正可能になり次第修正しますので、ご了承ください。

進捗──191124

こんばんは!
本日文学フリマ東京で1日売り子を務めてヘロヘロの淡波でございます。
(売り子をしながらずっとBlender99の動画リンク集を作ったり本文の修正をしていたのは内緒ですよ)

えー……。
現在の状況を報告いたします。

本文:書き終わりました。
図版と動画:作成終了です。
目次:作成完了です。
表紙:出来あがりました。
動画リンク:作成終了しました。
配布Blenderファイル:最後にもう一度見直したいです。

ほぼ完成のようにも見えますが、何とか最後までようやっと行き着いたという状況でして、見直しが全く出来ていません。1日も早く読者さんのお手もとに届けたくて頑張ってきましたが、まだその段階には達しておりません。
まことに申し訳ありません。。。

もう1週間だけ見直しと修正の時間をいただきたく、次の土曜日中(12/1日曜日0時)をめどに発刊したく思っております。
ということで、ようやく発売日を決められる段階まで来ましたことをご報告申し上げます。

「書き終わってるならもう出しちゃいなよ」
という悪魔の囁きも聞こえてくるような気がしますが、何しろまたも400ページオーバーというボリュームになったため、生半可な校正では誤字脱字リンク抜けなどなど潰しきれないのです……。

あと1週間、どうかお待ちくださいませ。

では、今週もHaapy Blendingで過ごしましょう!

(ああぁ、Affinityのセミナーで喋る原稿がー……!)

進捗──1117

ども、淡波です。
ここのところお詫びと言い訳ばかりの淡波ログです……

Blender99のシーズン1.5第4巻ですが、予定では本日書き終わって1週間見直しし、来週末に発売という積もりでいたわけですが……
思いのほか書くべきことが増えてしまったのと予定外に書く時間を確保出来なかったことが重なり、まだ書き終わっていない状況です。

待って下さっている読者さんにはほんとうに申し訳ありません。1日でも早くお届け出来るように頑張りますが、とうとうバージョン2.81のリリースに先を越されてしまうのが確定となりました。

Blender2.81のリリースは11/18〜20あたりを予定しているということですが、ほんの少しだけ第4巻でも2.81対応で書き進めている項目もあります。
素晴らしいDenoiserの搭載などもあり、出来るだけ早いタイミングで2.81に移行する方が良いだろうと思ってのことです。

保存などのファイルメニューのように基本的なUIが変化した部分には触れていませんが、アイコンが大きくなったり見やすくなっていますので、きっと2.80からの移行で困ることはないでしょうと希望を持ちつつ。

今もこれを書きながら図版用のレンダリングをしていたりします。
現時点で、95%ほどまでは進んでいますので、どうかもう少し、もう少し、お待ち下さいませ!

宜しくお願いいたしますです。

では、
!!!!!! Happy Blending !!!!!!!

進捗──1104

24_31a
まことに申し訳ありませんとしか言いようがないのですが、Blender99シーズン1.5の4巻について、まだ発売の目処が立っていません。
この3連休も時間の許す限り執筆をしていたのですが、進捗は芳しいとは言えない状況です。

進度としては8割にそろそろ届くかというあたりですが、来週はまだ書き終われそうにもありません。
再来週末(11/24)に書き終わったとして、それから一週間見直しをする必要がありますので、結局11月末になりそうな予感です。

12月には上旬に開催されるAffinityの勉強会で登壇する予定になっており、そこでBlenderとの連携などをお話する予定なのです。そのための原稿も12月になったら書かなければなりませんので、なんとしても4巻は11月中に完成させたいところなのですが……。

目処がつき次第、また報告させて頂きますので、もう少しお待ち下さいませ……。

では、
Happy Blending!!!

シーズン1、第8巻再配信のお知らせ

お待たせしました、と書くべきなのか、誰も待っていた読者さんはいないのか分かりませんが、Amazonさんから審査結果が来ました。
表題にも書きましたとおり、改訂版を出版したBlender99の8巻について、再配信が認められました。

再配信といっても、購入した方がもともと「自動配信」の設定にしていない限りは自動的に電子書籍データが書き換えられることはありません。
読んでいる途中でいきなりデータが変わってしまうと困ることもあるでしょうから、自動配信である必要はないと思いますが。

自動配信でない、ということは、読者さんが自らデータをダウンロードしない限りは書籍データを更新することが出来ないということになります。方法はとても簡単です。お手数をおかけすることになって申し訳ありませんが、未読了または初版の内容に問題がある(丁寧さが足りない、不明な部分がある、など)と思われたご購入者の方は、ぜひアップデートをお願いします。前回記事にも書かせて頂きましたが、7巻までと同様の丁寧さ(しつこさ?)に全面的に書き直していますので。
(もし8巻で挫折してしまった読者さんには、特に役立つことの出来る更新内容と確信しています!)

以下、Amazonさんから来たメールの内容にてデータ更新の方法をお知らせしますね。

—–以下コピペです—–

本の購入者は「コンテンツと端末の管理」ページで「アップデートがあります」をクリックすることで、本のコンテンツを更新できます。(この改訂について Amazon から読者へのメールの通知を行いません。)
注: 「コンテンツと端末の管理」の「設定」タブで、「自動書籍更新」の設定が「オン」になっている購入者には、新しいバージョンが自動で送信されます。

—–以上—–

みなさま何卒よろしくお願いいたします!

では、今夜も
Happy Blending !!!

進捗──1014(発売延期のお知らせ……)

今晩は。ようやくシーズン1.5に戻りつつある淡波です。
タイトルにもありますように、現在執筆中のシーズン1.5第4巻につきまして発売延期のお知らせをしなければならなくなってしまいました。
お待ちくださっている読者さんには誠に申し訳ありません……。

昨日までめいっぱいシーズン1第8巻の改訂作業を行なっており、どうしてもシーズン1.5第4巻の執筆に時間を割くことが出来ませんでした。
現状、まだ全体の3〜4割程度までしか進んでおらず、今月中の発売は厳しいかと思っております。
11月の出来る限り早いタイミングを目指して、鋭意執筆に邁進しますので、どうかお待ち下さい。。

発売時期の目処がつきましたら、またこちらでお知らせします。

それまでは、1〜3巻でお楽しみ下さいませ……。

あ、もちろん私の小説を読んでお待ち頂いても良いのですが……。
例えば『イン・ザ・フォグ』とか、『イン・ザ・フォグ』とか…………

では、
Haapy Reading !!!

進捗──1013

この週末もずっと(ウイークデイもずっと)、Blender99、8巻の改訂作業を行なっていました。
そして今夜、ついに作業が終了、Amazonさんにデータを提出いたしました!!

内容については先週こちらに書いた通りですが、「あとがきのあとがき」として電子書籍に書いた内容をこちらに掲載させて頂きますね。
(あとがきのあとがきまで読んで下さる読者さんも少ないでしょうし──)


ご存知の方も多いかと思いますが、本書は2018年9月末に発売されたものです。2019年の夏になって相次いで低評価をいただいたことから、内容を完全に見直した改訂版として再出版しました。
初版制作の際は、これまでずっとBlenderを学んできた読者の方々にとって《耳にタコが出来る》ような記載は省いたものになっていました。それだけでなく、あえて不親切にすることで、自ら調べ・学ぶ姿勢も付けられるようにと考えていました。

しかしながら、それは私の身勝手な思い込みに過ぎなかったようです。操作が分かっている人にとっては、「知っていることは読み飛ばし、知らないことをしっかり読む」という読み方をすれば良いわけで、ずっとやってきたけどまだ分からない読者さんに対してとことん丁寧に説明しなければ、これはBlender99の姿勢ではないと思うようになったのです。

2019年の9月に改訂作業を始めてから、1ヶ月以上が経過してしまいましたが、記述・説明・図版・動画の全てを見直し、ほとんどのページを大幅に書き直しました。これによって、これまでの巻と同じ温度感で説明を読み、操作をすることが出来るようになったのではないかと思います。
ただしそのことで、大幅にページ数が増えてしまいました。
読むのが面倒な部分も増えてしまったでしょうし、余計な説明が多いと感じる人がいるかもしれません。

いっぽうで、私自身もこの1年の間にもう少しだけBlenderの知識が深まりました。
それによって、これまでより効率良く操作・作業を行なえるように作り方を大きく変更した工程もあります。

どうか、これまで8巻でBlender99が嫌になってしまったり、挫折してしまった読者さんにもう一度届けられますように。
そう願いながら筆を置きます。

改めまして、Happy Blending !!!


もちろん、Amazonさんには全読者さんに対して再配信をして頂けるようにお願いもしています。
これだけ大規模な改訂ですので、再配信が通らないということはないと信じたいところですが……。


そしてそして、先週からとうとう私のサイトも《SSL通信》に対応しました。
これまでのブックマークを、httpsから始まるURLに変更して下さいね。
https://awa.newday-newlife.com/blog/
これで、「安全ではありません」とか「保護されていない通信」などと表示されることはなくなりますので!

進捗──1006(報告とお詫び)

1ヶ月以上も更新をさぼってしまいました。Blender99、シーズン1の8巻を改訂する作業をずっと行なっていたのですが、あまりの作業量の多さにブログどころではありませんでした……。

当時8巻を執筆した際は、このやり方で間違いはないと信じていたのです。それはそれで当時として正しかったのではないかと思いますが、実際に8巻で学んだ人が「不親切な巻」と感じたのもまた事実。

1年ぶりにじっくりと8巻を読み直し、たしかに不親切と感じるだろうということを実感しました。もちろん、これまでに学んできたことを血肉にしてきた読者さんにとっては「もう繰り返し書かれている必要はない操作」も多いと思います。でも、それを執拗に書き続けたのが7巻までのスタンスでした。

Blender99の考え方としては、「もう分かっている・覚えている人も多いかもしれませんが、そうでない人のためにもう一度、いや何度でも繰り返し説明しましょう」というものが根底にあります。それでも、ずっと最後までそれであった場合、読者さんが《自ら覚えようとする力》を削いでしまうかもしれないという思いが強くありました。ある程度省くようにすることで、主体的に覚えようとする姿勢を呼び起こしたかったのです。

ただ、それは万人向けではなかったのかもしれません。あまりに突然突き放してしまうような書きかたをしている箇所も散見されました。筆者として、反省しました。

覚えてしまう人は自然に覚えるし、余計な説明は読み飛ばすだけ。覚えていない人に「書かれていることを探して。過去に学んだのだから、そこを探して」と放っておいてしまうのは、やはり不親切でした。8巻を読んでフラストレーションがたまった読者さんに対しては、申し訳ないことをしてしまったと思います。済みませんでした。

ここしばらく、ほぼ8巻の改訂に掛かり切りになっていました。9月の中旬まではシーズン1.5の4巻と並行で進めていて、ウィークデイは8巻、週末は4巻、と住み分けていました。しかしながら、8巻の改訂ボリュームが肥大するにつれ、段々その住み分けも無理になってきてしまったのですね……。

本日、ほとんどの修正作業を終えました。もう1週間だけ、最後の見直しに当てたいと思います。

来週、8巻の改訂版を出版する際は、Amazonさんにお願いして全ての読者さんに改訂版が配信されるようにお願いするつもりです。

追加した図版が約40点、修正した図版も数十点、動画の追加が10本、文章の修正や追加は数百箇所に及びます。ページ数としても50ページ以上増えてしまったかと思います。より分かりやすく、誰も迷子にならないように心を砕き、丁寧に改訂作業を行ないました。

どうか、8巻で挫折してしまった読者さんをに再び力を与えて差し上げることが出来ますようにと祈っています。

 

Happy Blending !!!
淡波亮作

Blender99 シーズン1.5の3巻を発売!

いやあ、たいへんお待たせしました。いよいよ待望の第3巻が8/31、本日発売になりました。
今回は出版前後にバタバタしないようにと万全を期してスケジューリングしたつもりだったのですが、まあ結局のところいつも通りの感じになりましたね。昨晩も予定を大幅に超えて、チェック、修正作業を行なっていました。エネルギーを使い果たした感じですw
でもそれによって完成度が上がりましたし、何より予定の発売日に間に合いました。価格設定も間違えませんでしたし!

さて、第3巻のボリュームは約438頁(巻末の追加付録のぞく)です。これまでの価格設定自分ルールからすると、486円の定価になります。
それを、本日から2週間(9/13金いっぱいまで)、発売特別価格の250円にさせて頂きます。
旧シリーズからの読者さんに少しでも多く届けられると良いのですが。

第3巻の内容としては、以下のようになります。
EeveeとCyclesという2つのレンダラーに関する簡単な説明に始まり、カメラとライトについてじっくりと基本を学びます。
1巻から3巻までの内容だけで、簡単な絵なら作れるようになりそうですね。
(オブジェクトの細かな編集を学ぶのは6巻以降になりますので、プリミティブを《拡大縮小・回転・移動》して組み合わせるだけのモデリングではありますが)


第16章 2つのスタンダード
■レンダリングって何?

第17章 カメラを使う
■カメラフライ・モードを使う
■グローバル座標とローカル座標:回転
■グローバル座標とローカル座標:移動
 【移動のショートカットキーまとめ】
■フィルムシフト機能

第18章 ライトで被写体を照らす
■選択ツール
■太陽でオブジェクトを照らす
■環境の光を設定する
■オブジェクトに色を付ける
■太陽の影
■環境(大気)の設定をもう少し

第19章 様々なライト(前編)
■Pointライト
■影のボケ
■ライトと照らされるオブジェクトの距離
■Spotライト

第20章 様々なライト(後編)
■Area(エリア)ライト
■エミッター

第21章 直接光と間接光


既刊シリーズと共通した内容も多いですが、ほぼ全てに近い内容を書き直しました。
最新バージョンの2.80に合わせるのみならず、シーズン1では盛り込むことの出来なかった内容にも踏み込んでいます。
ボリュームはたっぷり、図版は大きく、動画は多く、1つのことを複数の方法で!
学ぶことは多く、覚えることは少なく、のコンセプトはもちろん健在
です。

これまで同様、楽しくどんどん読めていつの間にか知識やノウハウが付く本を目指して執筆しました。
どうぞ末長く、ご愛顧下さいませ!

では、Blender99とともに楽しみましょう。
Happy Blending !!!



淡波亮作の作り方