外来語って難しいよね……

クリックすると検索結果に飛ぶので、日本語と英語の発音も聴いてみてね!
クリックすると検索結果に飛ぶので、日本語と英語の発音も聴いてみてね!

……っとまあ、こんな画像で始まった本日の記事なんだけど、最近たまたま、仕事でもプライベートでも、この言葉を続いて使う・聞く、機会があったんだ。

Teaseという言葉がもとで、これは「いじめる」「ちょっかい出す」「じらす」というような意味。発音としては、「ティーズ」で、真ん中は長音。アクセントは「ティー」にあるから、雰囲気としては結構伸ばす感じになる。

Teaserという言葉があまり日本で知られていなかった頃から、たまたま僕はこの言葉を知っていて、「ティーザー」とカタカナ化していた。以前は、ティーザーと言っている人も多かったんじゃないかと思う。
ところが、それがだんだん一般化してくると、言いやすいように短く変化していったみたいなのだよね。

今、仕事場で飛び交っている言葉は「ティザー」。
「ティザー・サイト」とか、「ティザー広告」のような熟語にするには、確かに真ん中を伸ばさない方が言いやすそうだ。
だけどもうきっと誰も、Teaseの語感のイメージを持っていたりはしていない。
僕としては、ティーザーという言葉の持つ「もったいぶってチラ見せする」イメージが好きなんだけどなあ……。

もしかしたらそのうち、ティーザーという言い方は「間違い」ということになっちゃうんだろう。
間違いじゃないにしても、
「何気取ってんの、こいつ」
「何? 外人気取り?」
みたいな顔をされるのが目に見えている。
(いや、もちろん、巻き舌はしないよ。しないから!)

今のところまだ、WEBの検索結果では真ん中を伸ばす「ティーザー」が優勢のようにも見えるけどね。

これは、「ティーザー」でなく、「ティザー」で検索した結果。
これは、「ティーザー」でなく、「ティザー」で検索した結果。

あなたはどっち?

そんなこと、どっちでもいい?

じゃ、また明晩!


今日の紹介は、この本かな。
(直接関係ないけど……)

主人公佐山哲夫は、就職内定後にM&Aで世界的な工業食品コングロマリットに買収された陽山食品工業に就職した。
俺は知ってるんだ。本当に旨いものなどもう、──少なくとも外食産業や一般に流通している食材を見る限り──どこを探したって見つからないってことを。
ある小さな事件をきっかけに、佐山は自らの目に見えていた世界が、本当の世界ではなかったことに気付き始める。

植物の大きさって?

tsubaki

この写真、何の木だか分かりますでしょうか?

そう、椿の木です。

椿の高さって、僕は「人の背丈よりまあまあ高いくらい」ってイメージがありました。
何となく、3mくらい。
僕の家の近所には、たくさん椿の木があるんです。住宅街で見られる椿の木って、普通は庭木ですよね。
だから、まあ邪魔にならないように3m前後に選定されていたりします。
それが、庭ではなく公園や共有空間に植えられていたりすると、かなり育っていたりすることがあって。
写真左の椿は、2階の屋根を優に越えるくらいの高さがあります。高さで言うと、5〜6mは軽く超えているでしょう。
(街灯は手前にあるので、写真上で比較はできませんが)

以前から、すごいなー、大きいなーと思っていたのですが、最近もう一つ気がついたことがありました。
近所の遊歩道にある植え込みに、見慣れた実が成っているのを見つけたのです。
──そう、椿の実です。

恐らくは、この両者は同じ頃に植えられたものです。

かたや、伸び放題に伸びて5〜6mを超え、かたや、毎年毎年きちんと刈り揃えられて、膝丈ほどの植え込みとして生きている。
哀しきかな、面白きかな、あわれかな……。
人は植物をコントロールしようとし、植物は順応して生き延びているのですね。

ここで、wikiを調べてみました。
通常は、5〜6m程度で、18mにも及ぶものがあるそうです。
18mと言えば、6階建てマンション程度の高さ。巨木の部類に入る……。すごいですね。
自分の近所で言えば、ケヤキやクスノキよりも大きいくらい。
あの大きさで、赤い花をいっぱいにつけていたら、さぞ壮観でしょうねえ!

今日は、そんなとこ。
じゃ、また明晩!


今日は、この本を紹介しないと、ね……。

歩きながら、歩道の脇に眼をやる。アスファルトとコンクリートの間、ほんの僅かな隙間から、イネ科だろうか、雑草がびっしりと生えている。大半は薄茶色になって枯れていたが、その間からは緑色の新しい芽が伸びている。
「植物こそが真の主役、ね……」
本当にそうだろうか?
「あれえ?」
作業員の上げた素っ頓狂な声は走り去る潤の耳には届かなかったが、他の作業員の一人が何事かと目を剥いて半身を起こした。

『ティプトン』連載第13回

“私たち子孫には、一九三九年以降の科学をできる限り封印しようとしたの。ここケプラー186fに辿り着くために必要な航行やハイパースリープを安全に維持する技術以外は、一般の人間には極力触れさせないようにした。だから、私たちは自分たちの手で宇宙船を建造することも、コンピューターを作ることもできない。”

『ケプラーズ5213』より


── 13 ──


絵のようなものだと
教師は言った
動く絵のようなものだと

楽器を奏でると
音楽が生まれるように
無から作った絵を動かす機械が
その昔はあったのだと

動く絵とは何だろう
あれは、動く写真ではないのか

だが
写真ではないと教師は言った

あの空も、海も、山も
本当はどこにもないものなのだと
教師は笑った

わたしは何も想像することができず
卑屈に笑った

夢のようなものだとも言った
想像できるものは
何でも形にできたのだと

絵だけではない
触ることのできる形にさえ
できたのだと

わたしは思い出すのだ
そうやって作られた虚偽の夢で
わたしたちの目的や
生きるためのエネルギーや
愛情ですら
生み出されたのだと

わたしたちの足下は
あの丸い窓の外に広がる
永遠の虚空のほかには
何もないのだ

わたしたちは
本当に飛んでいるのか

その星は
本当にわたしたちを
待っているのか


本連載は、原則として毎週木曜日に掲載します。

晩年の詩人ティプトンは、SF作品『ケプラーズ5213』にちょっとした脇役として登場しています。本当にちょっとした脇役ですが、案外存在感があって、作者のお気に入りキャラクターなのです……

地球を旅立って三千年後、人類は尊い犠牲を払いながらも、計画通りに492光年彼方の惑星ケプラー186fに到着した。
人類は惑星の各地に入植キャビンを送り込み、水と緑に溢れた美しい新天地に入植地を築きつつあった。
だが、人類の生息環境として申し分ないその惑星に、先住生物が存在しないはずはなかった。

 

お伽噺連載『魔女と王様』第5話

こんばんは!

土曜日と水曜日は、お伽噺『とっても小さな九つの国』シリーズの第三部、『魔女と王様』の連載です。
今夜は、その第五話。

開け放たれた窓の奥に、二つの幸せそうな笑顔があります。
それを、じっとフォルウが見ているのでした。
その笑顔は、誰のものでしょう?

さて、はじまりはじまりっ!

『魔女と王様』第五話
『魔女と王様』第五話
(表紙の絵はまだダミーですよ……w)

いかがでしたか?

ほんとうに、ニーダマのうそから悪い事ことが起きなければ良いのですが……。

BiB/iの表示に不具合のある方用のPDFは、こちらです!
[第五話]


本連載は、基本的に毎週土曜日と水曜日に一話ずつ掲載します。


『とっても小さな九つの国』の既刊シリーズはこちら!
(どちらも未読でも、『魔女と王様』はお楽しみいただけます)


初の連載小説にしてほんわかしたお伽話『フックフックのエビネルさんとトッカトッカのカニエスさん』。
大変好評を戴いた物語はそのままに、新たに描き下ろしの挿し絵を加えた電子書籍版です。もちろん、Kindle Unlimited対応ですから、会員の方は無料で読めますよっ!




本作は、ほんわかとしたお伽噺『フックフックのエビネルさんとトッカトッカのカニエスさん』の五年後のお話。著者ブログに連載されたものに加筆修正し、全話の扉に描き下ろしの挿し絵を加えました。挿し絵の数は上下巻合わせてなんと93点!

お知らせ─無料本を有料にするよ!

Kindle Unlimited云々の話とは直接関係がないのですが、一つ思ったことがあり、すぐに実行しました。

これまで無料配布してきた小説のうち、次の2冊を有料に戻します。

『壁色のパステル』
『そののちの世界1 夜啼く鳥』

それぞれ理由があります。

『壁色のパステル』は、僕が初めて書いた小説。有料にしておいてもほとんど売れないし、淡波亮作を知っていただくために無料にしようと思って無料にしていました。
──でも、気付いたんです。

無料にするのは、自分に興味を持ってもらって、次の有料本に手を伸ばしてもらうため。
ところが、『壁色のパステル』には《その次に読む本》がありません。家族小説で、SF要素もファンタジー要素も一切ありません。もちろん誰も死んだりしませんし(笑)、不思議なことは何も起こらない平和な物語です。
内容にはそれなりの自信がありますし、初めて書いたからといって、別に文章が拙いということもない(はず)。
であれば、無料にしておく意味がないのではないのかな?
そう思ったわけです。
せっかく広橋悠さんをはじめ、素敵なレビューをいただいている本でもあるので、これはこれで一冊の独立した本として考えた方が良いだろう、とも思い。

『そののちの世界1 夜啼く鳥』については、10冊で構成される同シリーズの3冊も無料というのは、お金を出して買うモチベーションを減らしてしまうかもしれないな、というのが一つの理由。
もう一つの理由は、無料にするのは、シリーズ内でも最も面白い部類の本にすべきだろうと。

『夜啼く鳥』はかなり軽い内容で、さくっとすぐ読めて冒頭にはちょうどいいと思いますが、同様に無料化している5巻の『プロテイン・パック』や6巻の『段ボール箱の中の人形』に比べるとちょっと面白さのレベルは落ちます。これを最初に無料で読むと、せっかく無料の5巻や6巻に手が伸びにくくなるのではないだろうかと、思ったのですね。
逆に、5巻や6巻を気に入ってくだされば、「1巻から全部読みたい」と思う可能性も高いのではないかと。

まあ、そういった訳で、この2冊を有料に戻します。価格は元々設定していたとおりの250円(壁色)、99円(夜)です。
さっそく、BWインディーズと楽天KOBOで価格改定の申請を上げました。
『壁色のパステル』は楽天KOBOで出版停止手続きをして、Amazonではセレクト登録出来るようにしました。
これが通り次第、Amazonサポートさんに有料化をお願いする予定です。
(『壁色のパステル』については、セレクト登録を押すだけで良いかもですが)

と、いうことで、この2冊がAmazonで無料なのはあと数時間かもです。数日かもですが。
(この記事が公開された頃には、BWでは有料になっているはず)

もし、まだお持ちでない方は、今のうちにどうぞ!



彰子(しょうこ)はいったいどこへ? なぜ?
何ひとつ不自由なく、だが無為な日々を過ごす専業主婦の瀬口彰子。突然姿を消した彰子に、夫広平は戸惑い、自らを責める。
妻が隠すように持っていた伝説の抽象画家ヒルダ・ヴーハーの額を見つけるが、娘の言葉から、それが自分の不在時にのみ飾られていたことを知る。
──妻の失踪をきっかけに、平凡で平和な家族に訪れた小さな危機と再生を描きます。



いつもと同じ朝、恭一の目の前を飛び去った二羽のカラス──。
右手の青い袋に顔を向けると、そこには一羽のカラスが陣取っていた。この荷物は自分のものだと主張するかのように。
壊れ始める日常と、非日常がいつの間にか日常になってしまう違和感。そして、更なる非日常の連鎖が、あり得ない出来事を招く──。

残しておきたいツイート

(クリックしても画像ですw)
1.(クリックしても画像ですw)

はい、いきなり宣伝のキャプチャで始まりました今夜の淡波アワーw
たまにはこうやってね、しっかり自作の宣伝をしないといけないなあと、このツイートの連なりを見て思ったわけです。

2.

日本語は美しいけど、文字もまた美しい。
漢字は中国からの借り物(?)でもあるけど、独自の文字を持つ文化の中で育つことが出来て、嬉しい!

3.

それこそが無名作家の対外的な人格を形成し、コンテクストを生むのだ。ということも言われるけど、実際、恥ずかしい記事のほうがブログへのアクセスは増えるんですよね。
これはただ、「人はゴシップが好きだ」というなのか、それともなにがしかの共感が生まれているのか、分からない部分ではありますが……。

4.

「まず、自分が動く」
あそこでもここでも、いつでも。

5.

久々の師匠。
自然は、ありとあらゆることの教師ですよね。
表現だけでなく。

6.

いろんなことを頑張るのとは別の軸で、頑張らないことを認めることもまた、頑張りたい。

7.

写真を見て思い出した。
写真ってすごいですね。じわりと口の中の感覚が戻ってきたり。
写真には写っていない、かじった時の断面を思い出したり、その光沢や色味を思い出したり。
味覚までも、くっきりと呼び起こしてくれる。
そんな文章を、書きたいものです。

8.

こういう、ろくに見もしないでいい加減にパシャッと撮った写真が、結構いい味を出していることがありますよね。

9.

うんうん、これぞ、何度も読み返したい、「残しておきたいツイート」!

10.

最後はきれいな写真で締めましょ。
この存在感。
この方がまだ学生さん(当時)だと思うと、なんとも先が楽しみじゃないですか!

では、今夜はこれまで!

Kindle Unlimited、どうですかね?

まあ、最近もっともホットな話題のひとつですから、今週もKindle Unlimitedの話題でいきます。

8月のKENPのページ単価はかなり下がるだろうと、誰もが予測していると思います。
最終的な数字はAmazonからの売上げレポートが出るまで分からないと思いますが、多くのひとは0.5円@ページか、それを下回るくらいじゃないかと予測していますよね。
僕は、もっとかなり下なんじゃないかなあと思ってます。KENPの数字が何倍にもなったひとがたくさんいそうですし、出版社も8月はかなりKU対応本を投入しましたもんね。特にコミックとか。
あまりにKUで読まれ過ぎて、この本はKU撤退させてと出版社がAmazonから言われるとか、そんな話題もありました。

これですね。

Amazonからの分配総額(KDPセレクトのグローバル基金)は劇的に増えたりしませんし、KU契約の分が増えたとしても、それを世界中の(日本中の?)本が喰い合うわけなので、読まれれば読まれるほどページ単価は下がるわけですよね。
そうすると、これまでよりグッとKENP既読数が増えていれば印税額が激減することもないでしょうが、これまでと同じレベルの既読数だった場合、目も当てられないレベルになる可能性があります。

僕の場合を見てみます。

推移が分かりやすいように、昨年9月から1年間の各数値をグラフにしてみました。
(単位はご想像にお任せしますが……!)
KENP

多少の揺れはあるものの、昨年の11月をピークに減少し続け、7月にはね上がった傾向が8月も維持され……と見るのが普通でしょうか。
KUの始まった8月にいきなり急伸しているということはないようです。
昨年11月というと出版作品もなく、特に目立った動きはないのです。当時の淡波ログを一ヶ月分ひっくり返して見ると、ひとつ「もしかしたら?」というものが見つかりました。

《日々更新》を開始してから3ヶ月あまり、まだいろいろな連載を始めてはおらず、日々、エッセイ的な記事を書いていました。
『フックフックのエビネルさんとトッカトッカのカニエスさん』の毎日連載が終了したのが10月5日で、10月と11月は、日々いろいろな記事。
12月に入ると今度は『ルルルとリリリ』の連載が始まり、通常の記事は減ります。そして、記事を書く負担を減らすために思いついた、《雑誌的な進め方》として、数々の新連載記事を始めたわけです。「ツイートまとめ」「今週の一枚」などなど。
そしてとても残念なことに、この12月からKENPがまた落ちているんですよね。
これ、相関関係がありそうです。
連載の体裁を取ることで、初めて来た方が興味を持ちづらくなっているのかもしれません。「第○回」と書いてあるだけで、「あ、オレには関係ない」って思われて引いてしまう可能性があるのではないか、と。
7月のKENPがいきなり復活するわけですが、これの理由はよく分かりません。もしかして、このころは『ルルルとリリリ』の挿し絵ネタを何度も書いていましたし、Twitterなどにも絵をアップしていました。このあたりで、絵の好きな人に少々アピールしたのかな、と思ったりはしますが──。

では、引き続き他の要素を見てみます。
売上げ冊数と無料DL数を並べたものです。
売上げ冊+無料DL

なんと、無料DL数に於いてはKENPと全く同じ傾向が出ています!
これは驚きました。
売上げ冊数の傾向はそれほど明確ではありませんが、この春から減少しているのは明らか。8月は地を這うような数字です。

次は棒グラフにしてみました。
売上額とKENP印税額の推移です。
売上げ+印税

Kindle Unlimitedの始まった8月の売上額は少ないですが、実は4月や7月のほうが低くなっています。
と、いうことは、売上額に対するKENPの影響は決して大きくはない、と言ってもいいかもしれません。むしろ、ここ淡波ログで掲載している記事の内容が、本の売上げ、無料DLに大きく影響しているという推論が成り立つのですね。
KENPのページ単価が劇的に下がれば、8月の売上総額はかなり悲惨なことになりますが……。

そしてもう一つ、最近の淡波ログ、CG関連の記事にアクセスが集まる傾向にあります。
ちょっと本日午前中のアクセスランキングをキャプってみました。

スクリーンショット 2016-09-04 11.16.21

おいおいおい……、こんなか!?

見事に90%以上のアクセスがCG関連記事です。しかも、Manuel Lab関連が大半を占めているという……。毎日、数人の方がManuel Labの記事を順番に読んでくださっている感じ。これ、その方たちが小説に全く興味がなければ、作家としての淡波にはまるで興味が湧かないということですよね……。
まあ、いずれCG関連の電子書籍を出してドカンと!(と言い始めて早一年以上……)

数字は正直です。

現在の方法を続けている限り、ジリ貧は避けられないのではないかとびくびくしてきた、今日の淡波です。
でも、『魔女と王様』と『ティプトン』の連載は続けますし、他の連載も続けますよ。

【教訓】
 ・ブログの内容と小説の売上げには、実は相関関係があった!
 ・連続性のない連載には、「第○回」と書かない方が良さそう
 ・連載という体裁を取らない連載の方が、初めて来た方には優しいかも
 ・自分を探してここへ来たひとが、迷子にならずに興味を持ってくれる記事が大切

あなたの傾向は、どうでしょう──?

じゃ、また!

お伽噺連載『魔女と王様』第4話

こんばんは!

土曜日と水曜日は、お伽噺『とっても小さな九つの国』シリーズの第三部、『魔女と王様』の連載です。
今夜は、その第四話。

前回、ニーダマ王子がいきなりローズンに結婚の申し込みをしてしまいましたよね。
びっくりです。

ニーダマ王子が狙っていた銀の狐、フォルウの様子を見てみましょう。

さて、はじまりはじまりっ!

『魔女と王様』第四話
『魔女と王様』第四話
(表紙の絵はまだダミーですよ……w)

いかがでしたか?

楽しげな笑い声の響いてくる小屋には、誰がいるのでしょうか?
気になりますよね〜。

ね?

BiB/iの表示に不具合のある方用のPDFは、こちらです!
[第四話]


本連載は、基本的に毎週土曜日と水曜日に一話ずつ掲載します。


『とっても小さな九つの国』の既刊シリーズはこちら!
(どちらも未読でも、『魔女と王様』はお楽しみいただけます)


初の連載小説にしてほんわかしたお伽話『フックフックのエビネルさんとトッカトッカのカニエスさん』。
大変好評を戴いた物語はそのままに、新たに描き下ろしの挿し絵を加えた電子書籍版です。もちろん、Kindle Unlimited対応ですから、会員の方は無料で読めますよっ!




本作は、ほんわかとしたお伽噺『フックフックのエビネルさんとトッカトッカのカニエスさん』の五年後のお話。著者ブログに連載されたものに加筆修正し、全話の扉に描き下ろしの挿し絵を加えました。挿し絵の数は上下巻合わせてなんと93点!

今週の一枚──あれ? そうだったっけ……

NumberPlate

きっかけはこの上の車のナンバープレート。
信号待ちでぼんやり見ていたら、「?」が点灯した。

上の行の小さな3と8、下の行の大きな3と8、書体が違わないか?
よーく見直すと、明らかに違う。しかも微妙に。
3は上の弧と下の弧で大きさのバランスが全然違うし、真ん中の突き出し方も微妙に違う。8は下の丸の縦横比が違う。これ、単純に細字と太字という違いではないのでは……。

家に帰ってから、近所の車のナンバープレートの数字をいくつかパシャッと撮り(不審者ぎりぎり)、画像にして検証。

むむ、どれもこれも違う。5なんか、下のカーブが全然違うでしょ?
これはもう別書体というくらい違う。
かろうじてかなり近いのは0だけど、やっぱり違う。写真には撮ってないけど、1ですら違っていた。小と大で文字の太さが逆転しているっぽい。

うーむ、何でだろう?

こんなことで悩む人は他にいないと見え、ネットで軽く調べたけど答えはなし。ナンバープレートの書体は「小松書体」というもので統一されているそうだ。きっと、小松書体にはいくつかのバリエーションがあるのだろう……。

いろいろな仮定があり得るだろうけど、僕の想像はこんな感じ。

お役所仕事での予算取りの問題:
 業者:「視認性を高くするためには、小さい文字と大きい文字は微妙にデザインを変える必要がありますよ」
 役人:「え、同じ書体の太さ違いじゃだめなんですか?」
 業者:「だめですね。ウチは『読みやすさ』に関する専門の先生と協力して書体をデザインしていますが、同じだと認識時間に差が出ます。事故や事件が起きた時、それぞれの書体を変えた方が認識ですとか記憶される率が上がって、検挙率も上がるんですよ」
 役人:「はあ……」
 業者:「ひいては、自動車の安全性にも関わってきます」
 役人:「それとこれとは関係ないんじゃ……」
 業者:「いいですか、これは私の意見ではなくて、専門家の先生のお話なんです。なんなら研究論文をお持ちしましょうか」
 役人:「論文……いいですいいです。じゃあ、はっきりとした根拠があるということなんですね?」
 業者:「もちろん、そうですよ。ご予算、確保できますよね」
 役人:「えぇ、まあ……」
 業者:「ではこちら、お見積もりです。書体二種類、読みやすさ検証費、先生のコンサルティング費も含まれてます」
役人:「課長、こんなやり取りがあったんですよ、書体のデータをデジタル化しようっていう時に」
 課長:「そうか、それでそんなに金がかかったんだな」
 役人:「はい」
 課長:「で、今回の見積もりは何?」
 役人:「はあ、ナンバープレート作成システムのOSがアップデートしたとかで書体のデータが使えなくなるんだそうで」
 課長:「流用できないのか?」
 役人:「はあ、私もそれを聞いたんですが、専門用語ばかりで何のことやら……」
 課長:「で、押し切られたのか」
 役人:「はい。これ、見積もりです」
 課長:「しょうがないな、分かったよ。じゃあ予算に積んでおくか」

あ、もちろん単なる空想ですよ。妄想。

今回調べられなかった4,6,7,9についても、気になる方は調べてみたらどうでしょうか?

面白いですねえ……。

じゃ、本日はこれまで!

『ティプトン』連載第12回

“老人は、その目で見たことのない地球や、決して辿り着くことのないケプラー186fの姿をそこに感じながら、最期の時を迎えるのだ。”

『ケプラーズ5213』より


── 12 ──


わたしは一度だけ
見たことがある
まだ
学生の頃だった
まだ
振り分けられてはいなかった

青い星という形容は
まさに地球のためにこそ
存在するのだと知った

海だ
圧倒的な海だ

山だ
とてつもない山だ

空だ
終わりのない空だ

わたしたちの周りを包む空のように
漆黒ではない
青い
空だ

海も
空も
視界には収まりきらないのだ

想像できるかい?

本当に
この世にはそんなに大きいものが
あるのだと

しかし言った
教師が言った

この映像は
本物の地球ではないと

わたしには
その言葉の意味は解らなかった

教師は得意顔で続けた

地球を撮影した映像は
この世に存在しないのだと

わたしは目の前の映像から目を背け
ただ
途方に暮れた

わたしは
何を信じればいいのだ


本連載は、原則として毎週木曜日に掲載します。

晩年の詩人ティプトンは、SF作品『ケプラーズ5213』にちょっとした脇役として登場しています。本当にちょっとした脇役ですが、案外存在感があって、作者のお気に入りキャラクターなのです……

地球を旅立って三千年後、人類は尊い犠牲を払いながらも、計画通りに492光年彼方の惑星ケプラー186fに到着した。
人類は惑星の各地に入植キャビンを送り込み、水と緑に溢れた美しい新天地に入植地を築きつつあった。
だが、人類の生息環境として申し分ないその惑星に、先住生物が存在しないはずはなかった。

 

淡波亮作の作り方