お伽噺連載『魔女と王様』第9話

こんばんは!

土曜日と水曜日は、お伽噺『とっても小さな九つの国』シリーズの第三部、『魔女と王様』の連載です。
今夜はその、第9話『ずんずん歩く』です。

ローズンのもとを離れ、ニーダマはたったひとり、寂しい道を歩いています。
ぼろぼろとこぼれ落ちる涙を止めることも出来ません……。

ではでは、はじまりはじまりっ!

『魔女と王様』第9話
『魔女と王様』第9話
(表紙の絵はまだダミーですよ……w)

いかがでしたか?

さあ、こんなことでニーダマは、エックエックの都に帰り着けるのでしょうか……?
次回が楽しみですねっ!

BiB/iの表示に不具合のある方用のPDFは、こちらです!
[第9話]


本連載は、基本的に毎週土曜日と水曜日に1話ずつ掲載します。


『とっても小さな九つの国』の既刊シリーズはこちら!
(どちらも未読でも、『魔女と王様』はお楽しみいただけます)


初の連載小説にしてほんわかしたお伽話『フックフックのエビネルさんとトッカトッカのカニエスさん』。
大変好評を戴いた物語はそのままに、新たに描き下ろしの挿し絵を加えた電子書籍版です。もちろん、Kindle Unlimited対応ですから、会員の方は無料で読めますよっ!




本作は、ほんわかとしたお伽噺『フックフックのエビネルさんとトッカトッカのカニエスさん』の五年後のお話。著者ブログに連載されたものに加筆修正し、全話の扉に描き下ろしの挿し絵を加えました。挿し絵の数は上下巻合わせてなんと93点!

可愛くなきゃだめですか?

先日たまたま、CG関連の方との会話を辿って和牛先生という有名なCG講師の方のTwitterアカウントに行き着きました。
Blenderのマニュアル本を(紙で)出版している方なのですが、プロフィールをたどったらAmazonへのリンクに行き着いたので、踏んでみて驚きました。

そこには、僕が昨年購入したポストカード絵本が掲載されていたのです。
当時は、これがBlenderで作られたものだなんて考えもしなかったのに!


ミニチュアの写真?
いや、CGと写真の合成かな?
くらいに思ったけど、深く考えることもなかったのですね。

うーん、甘い甘い。
よーく見ていれば、これがフルCGであることは分かったはずですし、著者名から検索すればBlender作品であることも分かったはずですから!

まあ、そこで今回の僕は考えたわけです。

こういうの、自分も作りたいなあ……と。
もともと、Kindleで電子書籍を作る時に、マニュアルの中に絵本などの作り方の説明があって、ずっと気になっていたのです。

これまでにいろいろとCGの絵を作っていますから、それらを集めた画集を作るのもいいなあと。
前述のもののようにストーリー性というか、それぞれの絵の関連性は低いですが。

そこで、妻にちょっと言ってみたところ、
「えぐいからねえ」と一言。

「あ」

ダメですかね?
可愛くないと、受けないですかね?

グロい絵が好きなひとがいれば、ひたすらかっちょいい絵が好きなひともいますよね。
まあ、僕のはいずれでもない……。

可愛くもない、グロくもない、かっちょよくもない……

「えぐい……」

そんなこんなで、今、CG画集を作るべくちょこちょこ過去のデータを再レンダリングしたりして、手を入れています。

どうですかね、
──可愛くなきゃ、ダメですか?

残しておきたいツイート

さて、今週も過去のツイートから残しておきたいものを貼っていきます。
ツイッターを始めた時のものから始めて毎週少しずつ現在へと近づき、今週は昨年の6月19日にタイムスリップしましょう。

1.

いきなり師匠からです。
最近あんまりツイッターを追えていないので、来年の今ごろは残したいツイートがあまりなくなているような気がします。。




2.

これ、僕みたいなタイプが陥りやすい罠な気がします。
気を付けなきゃいけませんね〜。

3.

これもよく分かります。
つい、敵方のキャラクターには自分とはかなり異なる性格を設定しがちなので、ステレオタイプ化してしまうことがあります。これも、気を付けねば……。

4.

この時に無料化した本のうち、『夜啼く鳥』『壁色のパステル』の二冊は先日有料に戻しました。
無料にしたことの効果が低かったり、むしろ逆効果だったりした可能性を鑑みてのことです。
他の本については一定の効果があると(今のところは)思っていますので、無料で公開し続けるつもりです。

『さよなら、ロボット』については「無料じゃもったいない」という声もありますし、そこそこ長いので無料でDLしても積ん読になるだけの可能性も高いと思っています。
だから、完全に無料で提供するのは短編のほうが向いているんじゃないかという気持ちもあるのですよね。

いつまた再び急に有料に戻すか分かったものではないので、無料の今のうちにダウンロードをオススメしますよ。
『さよなら、ロボット』については……。



マサルの父ケンイチは謎の奇病にかかり三十五年にわたり冷凍睡眠ポッドで眠り続けていたが、ある日突然、研究対象として眠りから呼び覚まされた。そんな時、介護兼ペットロボットのシードが突然失踪、時を同じくして世界中であらゆ­るロボットが姿を消した!
異変が続く中、マサルは父を助けるために旅立つ。
東京、バチカン、ロス、シドニー、ボストン。そして、世界には破滅が──?


5.

うん、これはね、今でも自分に言い聞かせてますよ。
しょっちゅう。

6.

このころからの『山彦』の評判はすごいですよね〜。
さすがです。1年以上経ってるのに、売れ行きも衰えないみたいですし。

7.

自分用メモ。
このこと、忘れてました。ちまちま一つずつ縦中横変換してました。
お馬鹿です。
忘れちゃいけないツイート(笑

8.

師匠。
これ、前にも残したかなあ……。
まあ、いい言葉だし、残す残す。

9.

何だろう?
何だか大事なことに思える。
創作する者にとって、デジタルに頼るべき部分と頼るべきではない部分と。

10.

最後は宣伝で締める淡波でした。
いやあ、Kindle Unlimitedが始まってから、本の売れないこと売れないこと。
いやいや、その前から売れてないです。ごめんなさい……。

精進精進、また精進。
これからももっともっとずっと面白い物語を書きますよ、どんどん!

じゃ、また明晩!


新雑誌に参加してますっ!

もう知ってる人は知っている、新SF雑誌が創刊されます。
その名も『現実以外 -オルタニア-』

創刊が決まった頃に編集部さんからお誘いを受けて、二つ返事で参加を決めました。面白そうですもんね、メンバーが強力だし。
でも、実は参加している僕自身も、この「現実以外」ってのと「オルタニア」の関係がよく判っていなかったりします。

第2号が出る時に「現実以外」って付くかどうかで、合わせて一つのタイトルなのか、創刊号のサブタイトルが「現実以外」なのかが判るというふうに思ってます。
まあ、編集長に聞けばいいんですが(笑

で、最近は絡むところ絡むところ、つい動画を作ったりしてるわけで、今回もやっちゃいました。しかも2つ。
もちろん、CGの制作はBlenderです。
バックの宇宙については先日の記事に《超簡単な作り方》を書いた通りですね!

まずはこれ、ティーザー広告として、ちら見せ用で作りました。
ロゴが英語のバージョンです。

それから、情報解禁後にもう少し内容をプラスしたのがこちら。
ロゴが日本語になっています。

まあ、内容はあんまり変わらないんですけど。
最初のトレーラーで興味を持ってくれた方は、次のを見て「おぉっ」と思ってくれるかなあ、と。
(《豪華執筆陣》っていうのは、僕以外の皆さんのことですよ、あくまでも。悪魔デモ……)

ちなみに、このかっちょいいロゴは、山田佳江さんのデザインです。
もちろん、雑誌にも執筆なさってます。
山田さんといえばインディーズ界の人気作家さんですが、本職は映像&デザイン屋さん。《いーブックデザイン》という名前で電子書籍用の各種素材やデザインをいっぱいフリー公開しています。さすが、本職です。
こちらも注目ですね〜。

せっかくですからここで参加メンバーのことをちょっと書いておきましょ。

編集長はあの、隙間社さんです。看板作家のおひとりである伊藤なむあひさんの短編も掲載されてますよ!
それから、『オルガニゼーション』シリーズや『ストラタジェム;ニードレスリーフ』の波野發作さん
『プリンセス・プラスチック』で有名なプロ作家の米田淳一さんも参加しています。
そしてそして、創刊号の特別ゲストとして、あの大滝瓶太氏!
(これはすごい。波野さんが大滝氏を招へいした編集長を褒めてたりしてましたw)

そしてもう一人、謎の人物が参加しているそうです。
こちらはまだシークレット状態で、僕も知らないんですよね……。
どうやら、こちらもかなりの有名人らしいです。楽しみですねえ!

創刊は「10月くらい」とのこと。まだ曖昧のようです。
僕自身の原稿はもう上げてるんですが、校正がまだ途中、という感じです。

未完成の掲載作品をちょっとだけ読ませていただきましたが、面白いですよ〜。
粒ぞろいです、まじで!

と、いうことで、本日はこれまで!


お伽噺連載『魔女と王様』第8話

こんばんは!

土曜日と水曜日は、お伽噺『とっても小さな九つの国』シリーズの第三部、『魔女と王様』の連載です。
今夜はその第8話、『月は巡り』です。

ある月の丸い晩のこと、ニーダマは、お城での暮らしを思い出していました。
そう、この森を訪れた前の晩も、こんなお月さまが出ていたのです。
ニーダマは……。

ではでは、はじまりはじまりっ!

『魔女と王様』第8話
『魔女と王様』第8話
(表紙の絵はまだダミーですよ……w)

いかがでしたか?

ニーダマは本当に行ってしまうのでしょうか……?

BiB/iの表示に不具合のある方用のPDFは、こちらです!
[第8話]


本連載は、基本的に毎週土曜日と水曜日に1話ずつ掲載します。


『とっても小さな九つの国』の既刊シリーズはこちら!
(どちらも未読でも、『魔女と王様』はお楽しみいただけます)


初の連載小説にしてほんわかしたお伽話『フックフックのエビネルさんとトッカトッカのカニエスさん』。
大変好評を戴いた物語はそのままに、新たに描き下ろしの挿し絵を加えた電子書籍版です。もちろん、Kindle Unlimited対応ですから、会員の方は無料で読めますよっ!




本作は、ほんわかとしたお伽噺『フックフックのエビネルさんとトッカトッカのカニエスさん』の五年後のお話。著者ブログに連載されたものに加筆修正し、全話の扉に描き下ろしの挿し絵を加えました。挿し絵の数は上下巻合わせてなんと93点!

Blenderで超簡単に作る、そこそこリアルな宇宙(夜空)

書く内容に困った時は、Blenderですね(笑

画像で夜空を作りたい時、ペイントソフトなどでもいろんな方法がありますよね。
それぞれ良さや特徴がありますけれど、このBlenderを使った方法は、リアルで簡単!
バリエーションも簡単に作れますし、やる気になれば銀河なども作れたりします。
(銀河はちょっと手間が掛かるので、今回はなしですが)

さて、まずは途中経過の絵です。
(最終的にはもっとそれっぽくなりますよ〜)

space2

では、作り方です。

出来るだけ分かりやすく書こうとはしていますが、《基本操作のできる方》が対象です。「Particleってよく分かんなくて使ったことないなあ」という方なら大歓迎!

1.Blenderを起動し、デフォルトキューブを消します。

これはもう説明不要ですよね?
これはもう説明不要ですよね?

 

2.メニューバーもしくはショートカット(Shift+A)を用い、宇宙にするIco Sphereを作ります。
%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-09-11-15-04-15

 

3.Subdivisionを4にして丸みをつけ、Sizeを100にします。

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-09-11-15-04-37
シーン全体が球体に覆われます
IcoSphere(球体)には、Spaceと名前を付けました。
IcoSphere(球体)には、Spaceと名前を付けました。

 

4.同様にもう一つ小さいIco Sphere(球体)を作り、「Star」と名付けます。

星は宇宙の1,000分の1のサイズにしました。特に決まりはありませんが(笑
星は宇宙の1,000分の1のサイズにしました。特に決まりはありませんが(笑
%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-09-11-15-06-36
小さい方のIcoSphere(球体)には、Starと名前を付けました。

 

5.宇宙には真っ黒の、星には真っ白く色を着けます。
%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-09-11-15-07-05

星は、Shadelessにすることを忘れずに。白く発光した星になります。
星は、Shadelessにすることを忘れずに。白く発光した星になります。

 

6.宇宙を選択し、画面右のパネルから「Particle System」を開きます。まさに、星のアイコンですね。
%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-09-11-15-07-59

7.標準ではTypeがエミッターになっているので、これをヘアーに変更します。
%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-09-11-15-08-09

8.Particle設定の画面を少し下へスクロールし、「Render」設定で「Object」を選択し、その下のボックスをクリックして「Star」を選びます。自分で名前を付けた球体ですね。
%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-09-11-15-08-24

これでレンダリングした時、星の散らばった宇宙が出てくれば第一段階はオッケーです。

まだ、あんまりそれっぽくはないですが。
星が少なくて小さいし、まだ、あんまりそれっぽくはないですが。

 

space
もしもこんな風になってしまったら、カメラの設定の問題です。宇宙が大き過ぎて、遠くがカメラに写らないのです。

 

画面右のパネルからムービーカメラのアイコンを選択して、カメラ設定を出します。ClippingのEnd値を100倍くらいにしましょう。10,000なら、10km先までカメラに写ります。
画面右のパネルからムービーカメラのアイコンを選択して、カメラ設定を出します。ClippingのEnd値を100倍くらいにしましょう。10,000なら、10km先までカメラに写ります。

 

では、もっとそれっぽい雰囲気にしていきましょう。

9.Particle Systemのセッティングで、「Advanced」にチェックを入れます。設定項目がどどーんと増えますが、恐れることはありません。いじるのは4ヶ所だけです。%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-09-11-15-42-04

・星の数を30,000に増やしました。「Emission」の「Number」です。
・星の出かたをランダムにします。「Random」ボタンをクリックです。
・サイズが少し小さかったので、「Physics」パネルで「Size」を0.2ほどにします。
・ここが重要。「Size」の下にある「Random Size」を1にします。

これでレンダリングすると、冒頭にある星空が出来たかと思います。
出来ました、よね??

まだ、ちょっと単調です。
もう少し雰囲気を出してみましょう。

星の明るさや色にバリエーションを出します。

10.星をコピーして、6つ増やします。Shift+Dですね。
%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-09-11-15-54-48

11.左の三つの明るさを変えます。
コピーした星を選択してマテリアルパネルを開くと、マテリアルの名前の横に「7」という数字があります。
これは、「7つのオブジェクトが同じマテリアルを使用している」ということです。
ここに出ているマテリアルを編集すると、7つの星の分の色がすべて変わってしまうので、まずはマテリアルが他のオブジェクトと共有されていない状態にします。

「7」をクリックします。

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-09-11-15-56-42

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-09-11-15-58-50

数字が消えました。

星の色を、ちょっぴり暗めにしましょう。
%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-09-11-15-59-47

同様に、後二つも少しずつ暗くします。
%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-09-11-16-01-21

こんな感じです。
色をいじる前には必ず数字を押して、「F」、つまりマテリアルがフリーになっていることを確認しましょう。

12.色のバリエーションを作ります。
方法は同じですね。
好みで3色の淡い色を着けます。
%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-09-11-16-03-10

13.全ての星を選択(Bキーで矩形選択モード、マウスを動かして星を囲む)し、グループ化(Ctrl+G)します。グループ化した星に、「Stars」と名付けます。
%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-09-11-16-04-07

グループ化されたオブジェクトは、枠が緑色になります。
グループ化されたオブジェクトは、枠が緑色になります。

14.宇宙を選択し、Particle settingに戻ります。

15.「Render」設定から、「Group」を選択し、「Dupli Group」でStarsを選びます。これまでは、Starという一つのオブジェクトが選択されていた場所ですね。
Pick Randomにチェックを入れます。
%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-09-11-16-07-35

さて、レンダリングしましょう!

space3

かなり表情豊かになりましたね。

グレーの星が気になれば、ここにもちょっと色をいれてもいいですし、濃いグレーの星ほど小さくしても良いです。特定の色の星のバランスを増やしたければ(例えばもっと白い星を増やしたい)、その星をコピーして増やせばオッケーです。

ちょっとやってみましょう。
%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-09-11-16-15-53

この設定の場合、12×30,000で、360,000個の星が浮いています。
(非力なPCの場合、ちょっと注意が必要かもしれません。少しずつ数を増やしながら、Blenderがクラッシュしないことを確認して進めましょう)

これでレンダリングすると……。

space4
画像はフルHDサイズです。拡大表示すると、かなり表情が豊かになっているのが分かると思います!
カメラの向きをちょっと変えるだけで、また違った表情の星空を作れます。
カメラの向きをちょっと変えるだけで、また違った表情の星空を作れます。

いかがですか?
上手に出来ましたか?

こちらに、今回作った.Blendファイルを置いておきます。360度全周が星で囲まれていますから、どんなカメラアングルでも星が出ます。
つまりこれだけで、無限のバリエーションの星空が作れるわけです。
(まあ、どれも似たり寄ったりですけれど、ね)
「Space.blend.zip」
ご自由に、ダウンロードしてご利用下さい。
(もちろん、自己責任で!)

じゃ、また明晩!

『ティプトン』連載第14回

“俺も、そうだな……。ケプラーの植物をこの目で見たい。ここのネイチャー・シリンダーなんかにはない、圧倒的に多様な生態系があるんだろうな。俺も、この足でケプラーの大地を踏みしめたいよ”

『ケプラーズ5213』より


── 14 ──


それでも
ネイチャー・シリンダーには
わたしたち全員の夢がある

それが間違いなく
わたしたちを作った星に
存在していたのだという
夢がある

それは

(電子書籍化にあたり、公開を終了しました。本連載記事における公開分は、全体のごく一部になっています。ご興味のある方は、電子書籍版をお買い求めくださいますと幸いです)


本連載は、原則として毎週木曜日に掲載します。

晩年の詩人ティプトンは、SF作品『ケプラーズ5213』にちょっとした脇役として登場しています。本当にちょっとした脇役ですが、案外存在感があって、作者のお気に入りキャラクターなのです……

地球を旅立って三千年後、人類は尊い犠牲を払いながらも、計画通りに492光年彼方の惑星ケプラー186fに到着した。
人類は惑星の各地に入植キャビンを送り込み、水と緑に溢れた美しい新天地に入植地を築きつつあった。
だが、人類の生息環境として申し分ないその惑星に、先住生物が存在しないはずはなかった。

 

お伽噺連載『魔女と王様』第7話

こんばんは!

土曜日と水曜日は、お伽噺『とっても小さな九つの国』シリーズの第三部、『魔女と王様』の連載です。
今夜はその、第7話『森の暮らし』です。

どうやら森での暮らしは、ニーダマが考えていたのとはちょっと違っていたみたいです。
でもニーダマはローズンの言葉をきちんと聞いて、まるで王子様なんかではないみたいな暮らしを、始めているようですよ……。

ではでは、はじまりはじまりっ!

『魔女と王様』第7話
『魔女と王様』第7話
(表紙の絵はまだダミーですよ……w)

いかがでしたか?

ニーダマは本当にもう、王子でなくなってしまってもいいのでしょうか……?

BiB/iの表示に不具合のある方用のPDFは、こちらです!
[第7話]


本連載は、基本的に毎週土曜日と水曜日に1話ずつ掲載します。


『とっても小さな九つの国』の既刊シリーズはこちら!
(どちらも未読でも、『魔女と王様』はお楽しみいただけます)


初の連載小説にしてほんわかしたお伽話『フックフックのエビネルさんとトッカトッカのカニエスさん』。
大変好評を戴いた物語はそのままに、新たに描き下ろしの挿し絵を加えた電子書籍版です。もちろん、Kindle Unlimited対応ですから、会員の方は無料で読めますよっ!




本作は、ほんわかとしたお伽噺『フックフックのエビネルさんとトッカトッカのカニエスさん』の五年後のお話。著者ブログに連載されたものに加筆修正し、全話の扉に描き下ろしの挿し絵を加えました。挿し絵の数は上下巻合わせてなんと93点!

Cyclesの影に色を付ける

ツイッターを見てくださってるBlender好きなひとにはもうお分かりかと思いますが……

先日、漫画家の藤原佑介さんがつぶやいてらして、ちょっと興味を持ったんですよね。

僕の場合、Cyclesでレンダリングするのは
「フォトリアルの表現をしたい場合」と、「アンリアルにしたい場合」の二通り。

こんなですね。

なつかしいな、これ。4年くらい前の画像だ……
なつかしいな、これ。4年くらい前の画像だ……

アンリアルの場合は、こんな。

知る人ぞ知る「とろろ姫のテーマ」のPVですねw
知る人ぞ知る「とろろ姫のテーマ」のPVですねw

で、この中間というのをあまり考えたことがなかったんですよね。
まあ、このへんは別として。

これの制作は、ちょっとずつ進んでます……
これの制作は、ちょっとずつ進んでます……

リアルにしたい場合は、Cyclesは物理系のレンダラーなので自動的に影に色がつきます。環境からの反射光に応じて、影にも色が乗るわけです。
例えば物理スカイを使った屋外シーンであれば、影にはちゃんと空の青味が入ります。
逆に、アンリアルなものの場合は、そもそもレンダリング時間を早くするためというのが一つの目的だったりするので、影を使わなかったりします。
アンビエント・オクルージョンで間に合わせれば充分だったり、接地感の悪さをごまかすためには上の画像のようにへんなリフレクションを入れたり、とか……で。

で、影に色を付けたいというつぶやきを読んで、僕もちょっと調べてみたんですよね。
そんなフェイクがCyclesで出来るのかな? と思いながら。

結論を言えば、簡単に出来ました。
今のところ分かっている方法でいえば、やり方は二通り。

一つは、マテリアルをいじる方法。
もう一つは、レンダリング結果に対してコンポジットでいじる方法。
どちらもシンプルです。

それぞれのノードセッティングと、簡単な解説を載せますね。

Shadow Rayの濃度をマスクにして、ディフューズからーに透明色を乗っけると考えると分かりやすい。
「Shadow Rayの濃度をマスクにして、ディフューズカラーに透明色を乗っける」と考えると分かりやすい。
上の設定でのレンダリング結果。
上の設定でのレンダリング結果。

要は、マテリアルの出口にMix Shaderを追加して、もとのMaterialにTransparent Shaderの色を乗っけるわけですね。それが合成される度合いを、Shadow Rayで調整する。ということです。

さて、このLight Pathノードですが、たくさんアウトプットが並んでいます。いろいろと試してみたくなるのが男心というもので……。

試してみて面白かったのがこの二つ。

Ray DepthをFactorに接続すると、影だけではなくて周囲にも色の影響が出る。より自然な感じがする?
Ray DepthをFactorに接続すると、影だけではなくてオブジェクトにも色の影響が出るので、より自然な感じがする?
Ray Lengthを接続。これは不思議な感じ。擬似コースティクスを生成するのに使えるかも!
Ray Lengthを接続。これは不思議な感じ。擬似コースティクスを生成するのに使えるかも!

マテリアル・ノード、いろいろいじっていると面白いですね。

では次、コンポジットで行なう方法です。

事前にレンダー設定内の「pass」でShadowにチェックを入れておくことが必要です。レンダリングされた影の要素に、Color Rampで着色します。
事前にレンダー設定内の「pass」でShadowにチェックを入れておくことが必要です。レンダリングされた影の要素に、Color Rampで着色します。

オブジェクトのシャドウ側にも色が着くので、リアリティに勝ります。しかも、レンダー後にいくらでも変更できる。
オブジェクトのシャドウ側にも色が着くので、リアリティに勝ります。しかも、レンダー後にいくらでも変更できるのが面白い。影の色だけアニメーションさせるとかも。

道のりは長そうだけど、いろいろ面白い効果が狙えるかも。

ぜんぜんコースティクス風にはならなかったけど、ね。
ぜんぜんコースティクス風にはならなかったけど、ね。

何かの参考になれば……。

じゃ、また明晩!

残しておきたいツイート

今日は久々にこの方のお話から。

1.

2.

セルパブ作家(≒インディーズ作家)の中からもっともっと《読まれる》《残れる》人が出るといいなあと、いつも思っている。
この本の後、さらにもっと素晴らしい作品『IMAGO』を出した広橋悠さんは、その筆頭のうちの一人だろうなあと思うわけで……。




3.

あ、いや、別に広橋悠さんスペシャルではないんですけどね、はい。

4.

そうだね、そう。

5.

いろんな作品を創る人がいて、
いろんな作品があって、
いろんな販売チャネルがあって、
それらを買う人が少しだけいて。

いまは、そんな時代か。
(媒体が変わっただけで、まだそんなに大きくは変わっていない。とも言えるのか……)

6.

なんだかいい言葉だなあ。

7.

師匠!

8.

また師匠!

9.

たまに、思い出したように宣伝したんじゃダメなんだよなあ……。
ふうう。

10.

「誰でも」だって!
僕はどのくらい書いたのかなあ……。
全部で4千枚くらい?
今度、数えてみよう……。

「1万枚書いてもダメだった珍しい人」にならないように気を付けなければ……。

じゃ、また明晩!

淡波亮作の作り方