再放送も悪くない

最近はちっともテレビを見ない僕ですが、子供のころはいわゆるテレビっ子でした。
学校から家に帰ったらすぐにテレビを点けて、夕ご飯までテレビ。ご飯は急いで食べて、またテレビ。夕ご飯中にテレビを見てはいけないという家庭内ルールがあったのですが、どんなタイミングで食べていたのかはよく覚えていなかったりして。
子供用のアニメで見ていないものはないというくらいどっぷり浸かっていました。
(当時は毎日6時〜8時くらいまでずっとアニメ番組が放映されていたんです)

それでも、やはり裏番組やら兄弟事情で見られない番組があったりする。

そこで、再放送の出番ですよね。

同じ番組を何度も何度も再放送していたから、自分が本放送で見たのか再放送で見たのかの区別も曖昧でした。

ウルトラマンなんて、絶対本放送で見たと思い込んでいましたけれど、Wikiなどで最初の放映年を見ると、「こりゃ見てるわけねーわ」となるわけです。大人になるまで、それが再放送だと知らなかったわけです。

で、再放送。

このブログも、1回の記事はその時だけです。
もちろんスクロールしたりタグをクリックしたり、カテゴリー別に探せばいくらでも遡れますけれど、どんどん流れていってしまうことは明らか。
とは言っても、このブログの記事をここに再掲しても意味はありませんよね。ツイッターなどでリンクをつぶやくのはありかと思いますけど。

そこで考えました。

これまでに発信した情報の再放送って?

発信したい情報で、検索で辿り着いてもらえなさそうなものの代表は自作のアピール記事でしょう。CGのチュートリアルなどはどんどん検索してもらえますから。
でも、自作のアピール記事を再掲しても仕方がない(ツイートまとめではやってますがw)。

では、どうすれば自作に興味を持ってもらえるか?
再放送でテレビ番組を見るように、自分の作品に出逢ってもらえるか?

思いつきました。
(いや、前々からそんなことをやったらどうかとは何度か思っていたのですが)

発表済みの作品で、販売先との縛りがない作品をここで連載するという形はどうなんだろう、って。

どうやったら効果的か?
物語の途中で見つけたひとにとって、遡るモチベーションはあるのか?

そのあたりを考えながら、ちょっと計画を温めています。

どうなりますか、お楽しみに!
(既読作品が載っていても読む気は起きないのでしょうけれど、あくまでも初めてここに来た方に興味を持ってもらう作戦ですので……)

じゃ、また明晩!

【魔女と王様】連載お伽噺 第24話『魔女のしわざ?』

はーい、お待たせしました!
第24話の時間がやってまいりましたね〜!

土曜日と水曜日は、お伽噺『とっても小さな九つの国』シリーズの第三部、『魔女と王様』の連載です。

今夜はその、第24話『魔女のしわざ?』です。

ほんとうに十年が経ってしまったということに、ようやくニーダマも納得がいったようです。
でも、どうしてそんなことが起こったのでしょう?
ピーテルが自分の考えを述べますが……。

では、始まりますよ〜っ!

第24話『魔女のしわざ?』
『魔女と王様』第24話
(表紙の絵はまだダミーですよ……w)

いかがでしたか?

ニーダマの思いもよらぬ言葉にピーテルはびっくりです。
みなさんはびっくりしませんよね、ニーダマの気持ちは自分のことのように分かっていますもの!

次回は、第25話『あかしを立てるのだ』です。

「あかし」といえば、王子として認められるために示さなければならないのでしたね。
ニーダマは、ふとあることを思い出しました。
(みなさんはもう、お分かりですよね!)

さあ、次回から、どんどん物語が動き始めますよ!

BiB/iの表示に不具合のある方用のPDFは、こちらです!
第24話『魔女のしわざ?』


本連載は、毎週土曜日と水曜日に1話ずつ掲載します。


『とっても小さな九つの国』の既刊シリーズはこちら!
(どちらも未読でも、『魔女と王様』はお楽しみいただけます)


初の連載小説にしてほんわかしたお伽話『フックフックのエビネルさんとトッカトッカのカニエスさん』。
大変好評を戴いた物語はそのままに、新たに描き下ろしの挿し絵を加えた電子書籍版です。もちろん、Kindle Unlimited対応ですから、会員の方は無料で読めますよっ!




本作は、ほんわかとしたお伽噺『フックフックのエビネルさんとトッカトッカのカニエスさん』の五年後のお話。著者ブログに連載されたものに加筆修正し、全話の扉に描き下ろしの挿し絵を加えました。挿し絵の数は上下巻合わせてなんと93点!

そろそろBlenderのことを

グッド・イブニング!

さて、前々からBlenderの解説書を電子書籍で出版したいと思っているのですが、1文字も原稿を書いていない状況が1年以上続いています。
で、そろそろちゃんと考えなきゃなあと思っている今日この頃です。

よくある「ダウンロード」から始まって「インストール」、「基本操作」、と続く部分は押さえなければならないと思いつつ、もう少し違ったアプローチをしたいなあと考えています。

初心者が挫折しにくい、本当に分かりやすい解説。
まったく3Dを知らないひとが先へ先へ進んでくれるのは、どんな内容だろう……。
そんなことをちょっとずつ考えながら。

まずは、3Dの概念を分かりやすく説明したいところ。
どうして「訳わかんなく」なってしまうのか、
どうして「意味不明〜」となってしまうのか、
どうして「こんな面倒ならいらんわ」となってしまうのか。

そこのところを突き詰めていきたいのですよね。

タイトルはもう1年以上前から決めています。
『Blender99 シリーズ』
99円で短い本を、可能なら99冊出す、みたいな遠大な計画で……。
(いや、それ無理やろw そもそも完結する前にバージョンが三つくらい上がりそうですし……)

まあ、
『初心者がぜったいに挫折しない3DCGの基本のき』
というようなものを最初に作りたいですね。作り「たい」です。
もちろん、まだ1文字も書いていませんよ、ええ。

ただ、本業では新人に説明するための3DCGの基本的な考え方の資料を今まで何度か作っているのですけどね。
それとこれとは全く違う話なので……。

今後、進捗があれば報告しますね!

じゃ、また明晩!

『ティプトン』連載を終えて

先週で連載を無事終えることの出来たSF叙事詩『ティプトン』ですが、当初から読者さんがいるかどうかまったく分からない中でのスタートでした。
『ケプラーズ5213』のサイドストーリーとはいえ、登場シーンも少なく、ほんの脇役をメインにしたこの作品。
しかも詩です、叙事詩。でも、ストーリーらしきものもありません!
連載を始める前から、これは誰も読む人がいないんじゃないか……と考えながら書いていました。

いえ、書いたのは巨大宇宙船ティオセノス号の引退した老人ティプトン・スティーブンス。それを彼の死後、コントロール・センターが編纂して1冊の本にまとめたものです。
それを訳したのが僕。

誰も読まないかも、と思っていましたが、幸い何度かツイートをリツイートしていただいたりしました。感想はまだありませんが……。

一言でいえば、こんな内容です。

はっきりと真実を知らされていない末端の乗組員が詩人の想像力という力を得て、宇宙船の存在意義や目的に疑問を持つことで、あらゆる事象に関して思考の環を広げてゆきます。

いつ、目的地に着けるのかは分からない。もちろん、間違いなく自分は生きてあの星(ケプラー186f)を見ることができない。宇宙を航行しているとは言っても、船外に出ることはない。本当にここが宇宙なのか、本当にティオセノス号は飛んでいるのか、それすらも確信を持つことが出来ない自分。
生まれ育った巨大宇宙船内の環境以外は何も見たことがなく、昔の映像で見た地球という星がフィクションでないかどうかも確かめるすべはない。
自分の存在すらあやふやで、ただ、暗い廊下で銀のレコードを回しながら音楽を流して歩くだけの余生。

そんな詩人ティプトンの感性が、身の回りの全てに対して疑問を持ち、思いを巡らせ、数々の短い作品を残しました。

翻って、現代社会の持つ様々な矛盾や問題点を凝縮して持っているのが、このティオセノス号という閉鎖世界だったのですね。


さて、連載内容に加筆・修正しながらワープロ上で一つにまとめ、表紙を作成しました。
まだもう少し、推敲が必要です。

表紙はもちろん、ティオセノス号です。『ケプラーズ5213』のPVに登場していますし、『そののちの世界』の表紙にも使われています。ケプラーズの世界にもっと広がりを出せるといいな、という思いと、どちらかが既読の読者さんの目に留まればいいな、という思いが半々です。
冒頭のアイキャッチ画像とそっくりですが、違う絵です。ぐるぐる回転しながら飛んでいるアニメーションの、違うフレームを使ってレンダリングした画像ですね。CG、便利です!

もしかしたら、もう少し手を入れるかもしれませんが
もしかしたら、もう少し手を入れるかもしれませんが


そうそう、タイトルは『希望の夜、絶望の朝』に改題しました。
もともと、連載時にもこのタイトルでコントロール・センターに蔵書していた本という書きかたをしていましたし、それがいちばん自然なかたちかな、と。


最後に、名前について。

通常、ティプトンというと名字なんですよね。
この方の場合は名前がティプトンです。名字はスティーブンス。スティーブンスといえば、「ス」を取れば名前になりますね。

人種も国籍もない世界。親も知らず、自分の名前の由来も分からない。名前と名字の順番も完全にごっちゃになった世界ですから、彼の名前もそんな混沌を表わしていたりするのです……よ。


では、今晩はこれまで。

また、発売日が決まったら告知しますね!

【魔女と王様】連載お伽噺 第23話『フィーラよ、なぜ』

みなさん、どうもこんばんは!

土曜日と水曜日は、お伽噺『とっても小さな九つの国』シリーズの第三部、『魔女と王様』の連載です。

今夜はその、第23話『フィーラよ、なぜ』です。

ピーテルの家に運ばれ、ニーダマはすっかり眠り込んでいました。
妻のミントがつい口を滑らせ、フィーラ王子のことを……。

さてさて、始まり〜!

第23話『フィーラよ、なぜ』
『魔女と王様』第23話
(表紙の絵はまだダミーですよ……w)

いかがでしたか?

まあ、やっぱりまたたいへんなことになってしまいました……。
そしてそこへ現われた新しい人物。

いったい、どこの誰なんでしょうね!?

次回は第24話、『魔女のしわざ?』です。

やっぱりニーダマの知らぬ間に、十年という月日が経ってしまったのですね。
ニーダマはようやっと、心を落ち着けられる場所を見つけましたね。
でも、これからどうすれば良いのでしょうか?

さ、次回も待ちきれないですね!

BiB/iの表示に不具合のある方用のPDFは、こちらです!
第23話『フィーラよ、なぜ』


本連載は、基本的に毎週土曜日と水曜日に1話ずつ掲載します。


『とっても小さな九つの国』の既刊シリーズはこちら!
(どちらも未読でも、『魔女と王様』はお楽しみいただけます)


初の連載小説にしてほんわかしたお伽話『フックフックのエビネルさんとトッカトッカのカニエスさん』。
大変好評を戴いた物語はそのままに、新たに描き下ろしの挿し絵を加えた電子書籍版です。もちろん、Kindle Unlimited対応ですから、会員の方は無料で読めますよっ!




本作は、ほんわかとしたお伽噺『フックフックのエビネルさんとトッカトッカのカニエスさん』の五年後のお話。著者ブログに連載されたものに加筆修正し、全話の扉に描き下ろしの挿し絵を加えました。挿し絵の数は上下巻合わせてなんと93点!

世界デビューってなんだろ?

はい、ネタです。
知っているひとは耳にタコが出来ているし、知らないひとにとっては「なんだそれ?」という話題です。

ツイッターをやっている読者さんならご存知のコレです。
いま、固定ツイートとしてトップに表示させてますから……。

発売開始から1週間が経ちますが、売上げはいまだにゼロです。
はい、ゼロ。

Youtubeで無料で聴けますし、Soundcloudでも無料で、しかも高音質で聴けますから、購入するのはそのことを知らないひとだけなのでしょう。当然、それらを知らないひとはこの曲の存在すら、いえ、僕の存在自体を全く知りませんからね〜。

そりゃあ無理だ。

僕が曲の販売を委託登録したTunecoreというサービスは、各配信ストアに出すのがサービス内容であって、登録すれば宣伝してもらえるわけでもありません。毎日毎日かなりの数の曲がリリースされますから、その日はトップページに並んでも、翌日にはスクロール下へと消えてゆきます。

タイムラインを遡るようにしてスクロールし、やっと自分のアイコンを見つけた!
タイムラインを遡るようにしてスクロールし、やっと自分のアイコンを見つけた!

じねんじゃーのビジュアル頼みだったものが、ここではアーティストのアイコンが大きく出ているせいでジャケ写はとても小さな扱いです。

次に、各種ストアの中でiTunesストアを見てみました。もちろん、ちゃんと発売されています。
でもね、知っていて検索しない限り、決して見つけることは出来ませんよね、当然です……。

これ、何かと似ていますね。
そう、AmazonのKDPや各種電子書籍ストアと同じ感じです。

電子書籍のほうは、作家としてつながりを作ったり、自分で頑張って工夫をして宣伝していますから、新作を出せばある程度は読んでもらえます。買ってもらえます。
でも、いきなり完全に別ジャンルに進出するのは無理がありました。

知っているひとは既に聴いている。知らないひとには知られるすべがない。
これは、大きいです。

メジャーで出していた頃よりマーケットは広いのに(だって世界ですから!)、やはり音楽を売るのは難しいですね。
音楽ビジネスは壊滅したといわれて久しいですし……。

この曲がもし売れたら、どんどんリリースするか!
とも思っていましたが、【二兎を追う者一兎も得ず】ですわ。

そうそう、タイトルの【世界デビュー】ですが、そもそもKDPは世界マーケットが相手です。
僕の小説はそれほど国外では読まれていませんが、これまでにアメリカ、ドイツ、ブラジルなどなど数カ国で販売実績があります。
もちろん、無料キャンペーンなどでも時々DLしていただいています。

一発当ててやれ、という気持ちが時々むくむくと頭をもたげますが、やっぱり地道がいちばん(笑。

作家アワナミ、これからも頑張りますですよ!

じゃ、また明晩!!

残しておきたいツイート

さて、ツイッターがSNS、つまり社会的なネットワークのシステムだと知るに到った淡波は、仲良しさんを徐々に増やしてゆきました。
そして気がつくと、タイムラインはダジャレと世間話で埋まり……。

そんな中から、「これは残しておきたいぜ!」というツイートを、今晩も10点ピックアップしますよ!

1.

寒い季節にこういった夏の生きものの写真を見るのもいいもんです。
ね?

2.

今後のなにかの参考に……。

3.

言葉は生きていて、面白い。

4.

まあやっぱりね、褒めていただいたときは覚えておかないと……。

5.

分かりやすさは大事。
でも、「分かりやすくないのに面白い」のも目標のひとつ。

6.

これだ。

7.

むかしむかし、KDP文学賞という賞があったそうな。
いろんなひとがいろんな作品を推薦したけれど、結局選考は行われなかった……とか?

8.

今夜は自分が褒められてるのばっかりセレクトしてるな……。
淋しいのか?
いやいや、たまたまこの時期に重なってるんですってば!

9.

優しい気持ちで、いたい。

10.

このとき、どんな気持ちでこれを呟いたのかは覚えていないのですが、ね。
少しでも誰かの記憶に残れる作品を作っていきたいものです。

じゃ、今夜はこれで!

【魔女と王様】連載お伽噺 第22話『エリュー』

はーい、おまたせ!

土曜日と水曜日は、お伽噺『とっても小さな九つの国』シリーズの第三部、『魔女と王様』の連載です。

今夜はその、第22話『エリュー』です。

とうとうお店から追い出され、またも乱暴を働かれて泥まみれになってしまったニーダマ。
そこへ現われたのは……?

さてさて、始まり〜!

第22話『エリュー』
『魔女と王様』第22話
(表紙の絵はまだダミーですよ……w)

いかがでしたか?

やっぱりこの男、ピーテルは本当のことを気がついていたのですね。
エリューは信じられない思いで母親の元に走りますが……!

次回は第23話、『フィーラよ、なぜ』です。

楽しみですね!

BiB/iの表示に不具合のある方用のPDFは、こちらです!
第22話『エリュー』


本連載は、基本的に毎週土曜日と水曜日に1話ずつ掲載します。


『とっても小さな九つの国』の既刊シリーズはこちら!
(どちらも未読でも、『魔女と王様』はお楽しみいただけます)


初の連載小説にしてほんわかしたお伽話『フックフックのエビネルさんとトッカトッカのカニエスさん』。
大変好評を戴いた物語はそのままに、新たに描き下ろしの挿し絵を加えた電子書籍版です。もちろん、Kindle Unlimited対応ですから、会員の方は無料で読めますよっ!




本作は、ほんわかとしたお伽噺『フックフックのエビネルさんとトッカトッカのカニエスさん』の五年後のお話。著者ブログに連載されたものに加筆修正し、全話の扉に描き下ろしの挿し絵を加えました。挿し絵の数は上下巻合わせてなんと93点!

Magica Voxelがすごすぎる件

これはいつか書かなきゃと思っていたんだけど、伸ばし伸ばしにしている間にとんでもなくすごいバージョンアップがあった。

何も知らなかったひとに向けてざっくり書くと、Magica Voxelっていうのはボクセルベースの3Dモデリングツール。小さな立方体がベースになっていて、それを組み合わせる(足したり引いたり押したり削ったりする)ことでいわゆるマインクラフトみたいな世界を作れるツールなんです。

昔のシンプルなゲームみたいなキャラクターを作ったり、ブロックっぽい感じで造形するのに最適。プリセットでいろんな形が入っているので、3D苦手でもなんとなく面白い絵が作れちゃう。

こんな可愛いティラノがプリセットで!
こんな可愛いティラノがプリセットで!

これ、実はセルフパブリッシングの本の表紙なんかにも使えるよなあと秘かに思っていた。
レンダリング(画像として書き出す)の機能も以前からあったんだけど、あくまでもおまけっぽい感じで(にしてはきれいだったけど)。

それが、いつの間にか物理スカイっぽいものまでついていて、フォグ機能もついていて、なんと、アニメーション機能までついちゃった!
これはもう、れっきとした統合3Dソフトに進化した感じ。もちろん、巷にある統合ソフトとはまるっきり考え方も機能も違うし、まったく別世界だけど。

物理スカイ:
背景に空っぽい色を置くのではなく、物理的に空の色(太陽の位置や緯度経度、様々な物理特性)を計算して再現するもの。
まあ、このソフトの説明にはそこまで書いてないのでそうではないかもしれないけど、見た感じは物理スカイでレンダリングした絵になってる。じつに美しい。

これなんかもろに物理スカイでレンダリングしましたって感じだし
これなんかもろに物理スカイでレンダリングしましたって感じだし

 

いやあ、面白い。
こんなこと考える人がいるとは──!!

だって、こんなん出来るんですよ。

それからこんな絵も!
magica

そしてきわめつけがこれ!

magica2
物理スカイとフォグ効果による美しい空間表現!

こんな美しい絵を作れるだなんて、想像もしなかったなあ……。

で、これが無料なん!

ダウンロードはこちらから。

使い方のチュートリアルは、Daishiさんがこちらに書かれてます。日本語です。

気になった方は、是非どうぞ!!

じゃ、また明晩。

叙事詩『ティプトン』連載第21回

“だが、ケプラー186fには可能な限り多くの人類を送り届ける必要があるのだ。人種・文化の多様性が失われてはならなかったし、人類が未来永劫生き続けるためには、やがて必ず辿り着く未開の惑星に十万人規模のコロニーを築きあげることが必須の条件である。というのが、多くの科学者が導き出した結論であった。”

『ケプラーズ5213』より


── 21 ──


人種という概念もまた
理解することは困難だ
とてつもなく
困難だ

常に暑い大陸と言われても
思い浮かべられるのは
オーシャン・シリンダーの海が
せい一杯だろう

人類の生まれた場所は
アフリカという名の大陸だった

そこまではいい

アフリカには

(電子書籍化にあたり、公開を終了しました。本連載記事における公開分は、全体のごく一部になっています。ご興味のある方は、電子書籍版をお買い求めくださいますと幸いです)

keplers_eyecatch


本連載は、今回で終了です。
4ヶ月半にわたり、ご愛読ありがとうございました。

後日、内容を改訂し電子書籍としてまとめたものを出版予定です。
出版の際にはまた、こちらでお知らせします。

晩年の詩人ティプトンは、SF作品『ケプラーズ5213』にちょっとした脇役として登場しています。本当にちょっとした脇役ですが、案外存在感があって、作者のお気に入りキャラクターなのです……

地球を旅立って三千年後、人類は尊い犠牲を払いながらも、計画通りに492光年彼方の惑星ケプラー186fに到着した。
人類は惑星の各地に入植キャビンを送り込み、水と緑に溢れた美しい新天地に入植地を築きつつあった。
だが、人類の生息環境として申し分ないその惑星に、先住生物が存在しないはずはなかった。

 

淡波亮作の作り方