【魔女と王様】連載お伽噺 第52話『山々の向こうに』

こんばんは。お待たせしました!

さて、舞台はまたニーダマのいるデッキデッキの国に戻ります。
とんがり山の麓で、ニーダマは兵士たちに命じます。魔女の住み処を探すのだ、と……。

土曜日と水曜日は、お伽噺『とっても小さな九つの国』シリーズの第三部、『魔女と王様』の連載です。

今夜はその第52話『山々の向こうに』です。

では、始まります!

第52話『山々の向こうに』
『魔女と王様』第52話

BiB/iの表示に不具合のある方用のPDFは、こちらです!
第52話『山々の向こうに』


いかがでしたか?

兵士たちを次々と行かせてしまった後、降ってきた炎。
魔女たちのほうが一枚うわてなのでしょうか?

そしてとうとう、人間と魔女の間にはほんとうの戦いが巻き起こってしまうのでしょうか?

第53話の『炎の魔女』をお楽しみに!!


本連載は、毎週土曜日と水曜日に通常1話ずつ掲載します。


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BLENDER-99-13/キューブに任せろ! その4

今週もBlender-99の時間がやってまいりました!

前回、上手に椅子の基本形が作れましたか?
こんがらがってしまったときは、常に基本の基本に戻って操作を確認しましょう。
(覚えることがたくさんありますし、いきなり全部は覚えられません。前に戻るのはとても大事なことなのです!)

今回はいよいよ、目指すゴールのこの状態までいきましょう!

こんな風に上から見たり
これです。覚えていますよね?

 

では、本日の講座、開始!

【Blender-99 絶対に挫折しない3DCG入門 -13 キューブに任せろ! その4】

【本日の学びはこちらです】

・超絶便利な〈モディファイヤ〉って何?

スタートポイントはこちら。

01

脚4本の上に座面が乗り、スツールとして座れる状態にまでなっていますね。

今回はこれに背面を追加しますが、「本日の学び」でいきなり耳慣れない言葉が出てきました。〈モディファイヤ〉って、何でしょう?

それを学ぶ前に、〈モディファイヤ〉なる機能を用いる前の状態まで進んでおきます。
これまでの繰り返しですから、簡単に出来るはず。

最初に、背面の左右に背柱を立てます。

これは脚をコピーするだけでOK。

手順の動画を先に見ると分かりやすいですね。

 

1.背面から見るためにCtrlキーを押しながら1キーを押す
(忘れちゃった人、分からない人はこちらへ!)

2.「5」のキーを押してオルソビュー(パースのつかない見え方)に

3.脚をクリックして選択し、Shiftキーを押しながらもう一本の脚を選択

4.Shiftキーを押しながら「D」を押してコピー
(「D」はDuplicate(=複製)の「D」です)

5.Ctrlキーを押しながらマウスを上に移動しますが、座面ぴったりには移動出来ないので適当な位置でいったんクリックして確定させます

6.位置を微調整するためにマウスホイール回転で画面を拡大
(適宜、Shift+マウスホイールのドラッグで見える位置を調整)

7.もう少し移動したいのですが、移動のマニピュレーター(矢印)が画面の外に出てしまっていて見えません。そんな時は、ショートカットを使いましょう。移動のショートカットは「G」、「Grab(=つかむ)」の頭文字のGです。マウスでつかんで動かす感覚ですね。ショートカットキーを押して操作出来る状態になると、オブジェクトは白枠で囲まれます。
Gを押したら、マウスはそのまま動かします。ボタンは触りません。これが、最低限の操作で機能を働かせるBlender流です。

8.Ctrlキーを押しながらマウスを動かして、背柱の位置を調整します。

はい。
出来ました。

次は、背柱の横に渡す横木(「背貫」という名称だそうです)を一本作りましょう。

これも、脚の流用でいけます。

それではまず、動画を見てみましょう。

 

ちょっと失敗していますが、敢えてそのままにしました。皆さんも引っ掛かりそうなポイントなので。

・手順を追います。

1.背面から見るためにCtrlキーを押しながら「1」キーを押す
(先ほどの作業からそのままなら、不要です)

2.向かって右側の背柱をクリックして選択します

3.Shiftキーを押しながら「D」を押してコピーし、すぐにクリックして確定します。このとき、マウスを動かさないこと。動かすと、コピーした背柱が移動してしまいます。

◇ちょっとしたミスをしたら◇

「Undo(=アンドゥ)」という言葉はご存知ですね?
パソコンでは、失敗した操作をやり直すために多くのソフトが採用している「取り消し」機能。それがアンドゥです。WindowsではCtrl+Z、MacではCommand+Zです。もちろん、Blenderもアンドゥに対応しています。

◇失敗する前の操作取り消し◇

ミス操作を確定する前、例えば、Shift+Dでコピーした後でマウスがブルブルッと動いてしまってオブジェクトがあらぬ方向へ動いてしまったら、その時は「右クリック」でキャンセル出来ます。
確定する前の操作をやり直したい時には「右クリック」。
覚えておきましょう!

3.回転のマニピュレーターを選択し、表示された円の一番外側にある白い円をマウスでつかみ、反時計回転に回します。その際、Ctrlキーを押すことで、回転角を5度刻みに制限出来ます。

4.反時計方向に90度回転して向きが水平になったら、クリックして確定します。
(3, 4の操作はショートカットで行なうと素早く出来ます。「R」キーを押して、回転したい方向へマウスを動かしたらすぐに90と打ってEnterキーで確定するだけ!)

◇白い円って何?◇

手順3で出てきた白い円ですが、初出でしたね。
これは、回転のマニピュレーターの外側にいつもあって、今、操作している人の視点に対して垂直な面に表示されます。他の色とは異なり常に正円に描かれ、オブジェクトの向きには関係なく、円に沿った方向にのみオブジェクトが回転出来ます。
各軸に対して正対している場合以外は思うような向きに回転させられませんので、注意が必要です。

参考:回転マニピュレーターとその外側の白い円との関係
いろいろな角度で、各方向の回転マニピュレーターと白い円を回してみます。

 

5.プロパティ・パネルの「Transform/Location」内で、Xの値に0を打ちます。これで、背貫が中央に移動します。

6.大きさを調整するためにまず画面を大きく拡大します。背柱が画面一杯になるようにしましょう。

7.別のオブジェクトとの位置関係が分かりやすいよう、ワイヤーフレームにします。「Z」のキーを押しましょう。

8.拡大縮小のマニピュレーターではこのように微妙な縮小はちょっとやりづらいので、ショートカットを使います。背貫の中心(小さなオレンジ色の)からマウスカーソルが適度に離れた状態でSキーを押します。マウスカーソルとオブジェクトの中心を繋ぐ点線が表示されます。
マウスカーソルの位置をオレンジ色のに近づけることでオブジェクトを縮小します。

この点線の伸び縮みが、拡大縮小と連動しています。分かりやすいですね。
この点線の伸び縮みが、拡大縮小と連動しています。分かりやすいですね。

 

9.動画ではCtrlキーを押しながら縮小操作をしましたが、背柱の幅とぴったりには合いませんでした。そのためCtrlキーは押さずにやり直し、だいたいの大きさに合わせています。

10.だいたいの大きさに合わせたら、プロパティ・パネル内の「Transform/Dimensions:」の値を見ます。

11.3つの値が、「3.652cm, 3.652cm,32.869cm」となっています。始めに90度回転させたので、Zの値、つまり32.869cmが背貫の幅です。2本の背柱の間隔は割り切れる整数値になっているはずなので、Zの値に33cmと打ちます。
動画ではいきなり「33」と打ってしまったので、長さが33mになってしまいました。これは、入力欄をクリックした際に単位の「m」まで自動的に選択されてしまうことで起こります。これを避けるには、ドラッグして数字のみを選択するか、「33cm」と単位まで入力します。
もっと手数を減らしたければ、入力欄をクリック直後に「0.33」と入力すると早く出来ます。

12.移動のマニピュレーターを選択し、青い矢印をつかんでZ方向へ移動します。動画では、移動の途中でCtrlキーを押し、グリッドにぴったり揃うようにしました。


良い感じで作れましたでしょうか?

どうにも上手くいかないなあという人のために、もう一つ、コツを伝授。

◇どうしてもオブジェクトが動いちゃうよ!◇

何か操作をしようとすると、どうしてもオブジェクトがあらぬ方へ動いてしまうあなた。
そんな時は、マニピュレーターにうまく触れていないのかもしれません。
Blenderは、オブジェクトが選択された状態で特に何も指定せずにマウスドラッグを行なうと、それを「Grab」、つまり「つかんで動かす」操作だと解釈します。
オブジェクトを回転させようとしてマニピュレーターをつかもうとしたけれど、少し位置がずれていて丸をつかめなかった時など、回転でなく移動の操作になってしまうわけなのです。

それを逆手に取れば、何もショートカットを押さずとも移動出来るという迅速操作になるのですが!

では、本日のメインメニュー、〈モディファイヤ〉に進みます。

〈モディファイヤ〉とは、一言で訳すと、〈改変するもの〉

3DCGソフトで言うモディファイヤの定義と特徴を、分かりやすい日本語で書いてみます。

◇モディファイヤ◇

・設定数値を調整可能な編集機能で、いつでも元に戻すことが出来る

・元となる形状に改変を加えず、結果を改変させる

・3Dビューポート上では機能を適用した状態を非表示にすることが可能で、パソコンの処理を重くせずに編集出来る

・レイヤー状に積み重ねることが出来て、順番の入替えも可能。入れ替えると、順番に応じて効果が変化する

言葉ばかりでは分からないですね(笑
今回使用するモディファイヤで説明しましょう。

本日のモディファイヤ:「Array(=配列)」

では、動画からどうぞ。


 

面白そうでしょ?

では、説明です。

1.対象にしたいオブジェクトが選択済みであることを確認します。背貫にオレンジ色の枠線が付いていますね。

2.画面右端のプロパティーズ(3Dビューポートのプロパティ・パネルと混同しやすいですね)で、スパナのアイコンのタブを選択します。
(動画では最初に「カメラ」のタブが選択されていましたが、皆さんは単位設定を行なった状態の「シーン」になっていたかと思います)

3.「Add Modifier(=モディファイヤを加える)」と表示されているので、そこをクリックします。

4.たくさんのモディファイヤが表示された中から、「Array(=配列)」をクリックします。

5.いきなり、背貫が下方向へ大きくなりました。これは拡大されているのではなく、下にぴったりの位置にもう一つ増えています。設定項目を見てみましょう。

6.「Count」が2、「Relative Offset」にチェックが入っていて、その下の欄に「1.000」と入っています。欄は3つありますが、左側の入力出来ない欄にはそれぞれXYZと書かれています。右の欄も意味は同じです。この設定の意味を日本語にすると、以下のようになります。
「X軸の方向へ、オブジェクトのサイズと同じ距離分、全部で2つのオブジェクトを配置する」
「Relative Offset」とは、「比率としての距離」と訳せば良いでしょうか?
もっと分かりやすく言うと、「端からの距離は大きさの何倍分か」ということです。
1倍だとぴったりくっつき、2倍だとまるまる1つ分の間隔が空きます。

7.数値を変更してみましょう。
「Relative Offset」を増やすと、下側の背貫が離れ、減らすと近づきます。
「Count」を増やすと数が増え、減らすと少なくなります。
特に決まりはないので、自分好みになるように調整しましょう。

いろいろと設定数値をいじってみることで、この 「Array(=配列)」モディファイヤの機能が理解出来ますね。
え、
「実際はX軸ではなくZ軸方向へ増えているじゃない!」ですって?
そうですね、いいところに気がつきました。

種明かしはこれ。

Arrayの軸は、オブジェクト優先です。Y軸に沿って90度回転させたので、見掛けのZ軸方向は、オブジェクト(背貫)にとってはX方向なのです
Arrayの軸は、オブジェクト優先です。Y軸に沿って90度回転させたので、見掛けのZ軸方向は、オブジェクト(背貫)にとってはX方向なのです

分かりにくいですか?
それでは、トランスフォームの適用をしてみましょう。

あれ、増やしたはずの背貫がなくなってしまいましたか?

何が起こったのか、動画で確かめましょう。


 

トランスフォームを適用したので、世界のX軸と同じ方向に背貫が配置されたのです。
Z方向に配置したいので、Xに入っている値を0にしてZの欄に打ち直します。
すると、背貫が上方向に配置されました。
そうです、Z方向といっても、配置したいのは本体の下側。マイナスZ方向にしなければいけないわけですね。

ちょっと分かりにくいので、「Y軸方向に回転した」ということが分かりやすい動画を用意しました。
画面左下にある緑色の線がY軸の方向です。回転のマニピュレーターの緑色の線は、Y軸に沿って回転することを示しています。回転を始めると、中心に緑色の線も出ますね。


 


さあ、本日の制作はうまく出来ましたか?

これで椅子の基本形は完成です。

今回使用した「Array(=配列)」は、とても便利で使い勝手が良くて、かなり頻繁に使用するモディファイヤです。単に配置するだけでなくいろいろなことが出来るのですが、今回はここまでとします。せっかくの便利な機能も、あまり深入りすると却って覚えづらくなってしまいますので。

次回は、もう1種類モディファイヤを使ってみますが、それと同時に3DCGのとっても大事な基礎知識をもう一つ学びます。

【本日の学び】

・〈モディファイヤ〉って何?
・「Array(=配列)」モディファイヤの基本
【次回の学び】

・「べベル(=面取り)」モディファイヤを使う
・面取りは何のため?

それでは、ぜひ次回もお越しくださいね!

Happy Blending!!

【再放送連載!】『さよなら、ロボット』第13話「戦争」

本作の無料公開期間は終了しています。現在はAmazon専売となっていますため、連載本文も『お試し読みとしての第1話』に差し替えさせていただきました。ご了承下さい

淡波無料本の中で1番人気(2017.2月現在も!)の『さよなら、ロボット』を「再放送」と題して連載しているこのシリーズですが、お楽しみいただいてますでしょうか?

もしも第1回を見逃してしまったあなたのために、こちらにリンクを張りますね!
第1話『シード』
(このページのタグクラウドで「さよなら、ロボット」をクリックすれば、連載を辿れますよ)

前回は、マサルがグラマン氏に幽閉され、そして脱出を試みるエピソードでしたね。

第13話の今回、知らないうちに世界規模で始まっていた秘密の戦争を目の当たりにするマサル。
そしてグラマン氏はあまりにもショッキングな……!

先週のお話は、こんな終わりかたでした。
マサルは無事に逃げおおせることができるのでしょうか??

 心なしか、車のスピードが弛んだ。信号か? それとも目的地か? 目的地についてしまったら、またも逃げ出すチャンスを失ってしまう。何としてもその前に飛び降りなくては。この際、骨の一本や二本折ってしまっても気にするな。もう少しスピードが弛んだら、飛び降りよう。俺は薄れ行く意識の中で、決心を固めた。

では、続きをどうぞ!。
(今回は、長いですよ!)

第13話『戦争』
『さよなら、ロボット』第13話

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第13話『戦争』(PDF版は、書式などが若干異なることがあります。ご了承下さい)


いかがでしたか?

次回は第14話、最終話の『さよなら、ロボット』です。
是非、またおいでくださいね!


この物語は、毎週木曜日に1話ずつ掲載します。


もう待ちきれない!
というあなたは、Amazon Kindle Storeに急ぎましょうか!

【魔女と王様】連載お伽噺 第51話『ローズンの時間、ニーダマの時間』

こんばんは!

前回は、あんまり勇ましい様子のニーダマ王にびっくりしてしまいましたね。
ニーダマが恐ろしい争いに突入する前に、気になるローズンの様子を見てみましょう。

リンガリンガに着いて、ケーリアの意外な指摘にローズンは混乱し、あのひとのことに想いをはせますが……。

土曜日と水曜日は、お伽噺『とっても小さな九つの国』シリーズの第三部、『魔女と王様』の連載です。

今夜はその第51話『ローズンの時間、ニーダマの時間』です。

では、始まります!

第51話『ローズンの時間、ニーダマの時間』
『魔女と王様』第51話

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第51話『ローズンの時間、ニーダマの時間』


いかがでしたか?

悲しみにくれるローズンですが、ケーリアや魔女たちが付いていればきっと大丈夫ですよね。

次回、デッキデッキに進軍するニーダマとピーテルたち。
魔女の住み処を探し出すため、兵士たちが次々と送り出されますが……。

第52話の『山々の向こうに』をお楽しみに!!


本連載は、毎週土曜日と水曜日に通常1話ずつ掲載します。


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オルタニア号外!/淡波アイコン変身のわけは?

はい、どーも今晩は。
ようこそ淡波アワーへ!

それでは早速今晩のハイライト、変身アイコンのGIF動画をお見せしましょう。

profeels_transform

最初はご存知『さよなら、ロボット』のシードくん。このアイコンはSNSを始めてからずーっと愛用しているものなので、もう3年以上になります。
淡波と言えばこのアイコンというようにすっかりイメージが浸透しているわけですが、昨年牛野小雪画伯が描いてくださった似顔絵画像にとうとう変身を遂げました。

さて、その理由です!

昨年創刊されましたSF雑誌オルタニアですが、この3月発売予定のvol.3から、僕が編集長に就任しました。
そんな大役が務まるのか、という心配をよそに、発売日だけはどんどん迫ってきています。気がつけば2月も2週目に入ろうとしていますからねえ……。

編集長にはいくつかの大きな役目があるのですが、最初の役目はこれ、
【その号のサブテーマを決めること】

さて、勘のいい皆さんはもうお分かりですね?

vol.3のサブテーマは、【変身】です!

それを言いたいがための長い長い前振り(アイコンを徐々に変身させるのに、1ヶ月かけたんだぜ)だったというわけなのですが、この渾身の前振りで、必ずや皆さん興味を持っていただけたと確信しているわけであります。
え、何にって?

オルタニアですよ、オルタニア。

そのオルタニア、先週ですが、Amazonのストアで四つ星レビューも戴いたのですよ。
山田佳江さんの『詐欺師の鍵』が特に面白かったそうです。もちろん、vol.3にも連載第3話が掲載されます。
楽しみですね。

見ての通り、vol.1のサブタイトルは『現実以外』でした。
かっちょいいですねえ。

vol.2のサブタイトルは『Locked』。僕も、閉じこめられた者たちの物語をノリノリで書きました。

そしてVol.3が『変身』というわけです。

皆さん、『変身』と聞くと何を思い出しますか?

変身ヒーロー?
それとも、カフカのグレゴール・ザムザでしょうか?

いろいろな物語が想像出来ますよね。
もちろん、皆さんの想像どおりのテーマで、でも内容は二ひねりも三ひねりもした物語が書かれつつあります。

いやあ、早く皆さんに読んで欲しいなあ……!!

そんなこんなを考えながら、日々表紙CGのアイデアを練っている僕なのです。
(何か違う?)

それにそれに、電書ちゃんが編集長を務める『にごたな』も、もうすぐ発売だし。
この2月、3月は盛り上がりそうですぞ!

それじゃ、また次回!

【魔女と王様】連載お伽噺 第50話『兵を挙げよ!』

こんばんは!

魔女と王様の連載もいよいよ第50話を迎えました。
クライマックスに入り、ますます目が離せません!

ニーダマと離ればなれになって寂しく悲しい日々を送っていたローズンでしたが、ケーリアに優しくしてもらって良かったですね。
リンガリンガの魔女たちに囲まれていれば、生まれてくる赤ん坊だって安心です。

一方で、今回のタイトルを見てください。何だかぶっそうですよ。

ニーダマはいったい、何を考えているのでしょうか……?

土曜日と水曜日は、お伽噺『とっても小さな九つの国』シリーズの第三部、『魔女と王様』の連載です。

今夜はその第50話『兵を挙げよ!』です。

では、始まります!

第50話『兵を挙げよ!』
『魔女と王様』第50話

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第50話『兵を挙げよ!』


いかがでしたか?

とんでもないことになってしまいました。
本当にニーダマはデッキデッキに兵を進めるのでしょうか?
そんなニーダマに兵隊たちが付いてくるのでしょうか?

次回、みなさんはローズンのことが気になっていますよね。
ちょっとリンガリンガを見てみましょう。

第51話の『ローズンの時間、ニーダマの時間』をお楽しみに!!


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【再放送連載!】『さよなら、ロボット』第12話「それは、誰だ?」

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第1話『シード』
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前回は、グラマン氏の邸宅での晩餐、そして、マサルは想像もしなかった出来事に巻き込まれゆくエピソードでしたね。

第12話の今回は、どうやらグラマン氏邸に幽閉されたマサルに、いよいよグラマン氏病の秘密が明かされます!

先週のお話は、こんな終わりかたでした。
すごく先が気になる終わり方でしたね!

 「財団の医師団……」
「えぇえ、そう、財団の医師団です。設立時には、私もささやかながら力を添えさせて戴いたのですよ……」
脳は回転を止めようとしていた。俺は生理的欲求に従い、抗うのを止めた。ナイフが音を立てて床に落ちたが、それも気にならなかった。駄目、だ。意識が、朦朧と、し、て、き……。
多分、俺はそのまま突っ伏して眠りに落ちていったらしい。

では、続きをどうぞー。
(今回は、長いですよ!)

第12話『それは、誰だ?』
『さよなら、ロボット』第12話

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第12話『それは、誰だ?』(PDF版は、書式などが若干異なることがあります。ご了承下さい)


いかがでしたか?

次回は第13話の『戦争』です。
是非、またおいでくださいね!


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【魔女と王様】連載お伽噺 第49話『でも、あの人が』

みなさん、こんばんは!

ケーリアは考えました。
ローズンが嘘をつくはずはありませんけれど、ニーダマなんていう珍しい名前が、そうそうあるはずもありません。
でも。

でも、でも今はとにかく、ローズンがどうやったら幸せになれるかってことが一番大切ですよね!

そしてケーリアは……。

土曜日と水曜日は、お伽噺『とっても小さな九つの国』シリーズの第三部、『魔女と王様』の連載です。

今夜はその第49話『でも、あの人が』です。

では、始まりますよ〜。

第49話『でも、あの人が』
『魔女と王様』第49話

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第49話『でも、あの人が』


いかがでしたか?

ケーリアに連れられ、ローズンはリンガリンガへと去りました。
ニーダマはもう、ここへは戻ってこないのでしょうか?

それともニーダマはもうローズンのことなどすっかり忘れてしまったのでしょうか?

次回、とうとう恐れていたことが起こってしまいます……。

第50話の『兵を挙げよ!』をお楽しみに!!


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(どうでもいい)お知らせ

えー、ども。淡波です。

この淡波ログですが、以前から時々書いているように検索流入の読者さんが最も多いブログです。ブログというよりむしろ、CGのチュートリアルサイトのように利用されていることが多くなっています。

それが、〈Blender-99〉の連載を開始してから更に顕著になっていて、ビュー数の八割がCG記事ということも少なくありません。

もちろん、『魔女と王様』などの小説連載を楽しみに来てくださる方もいらっしゃるのですが、どうもCG関連の記事と小説やエッセイ的な記事とのギャップが激しくなってしまっているのですよね。

それできっと、どんな方にとっても、「とりあえず見に行ってみようかな」というサイトではなくなっている。

そんな気がしています。

見たいものがあるときに、見に行く。

そんなサイトになっているのかな、と。

淡波ログの開始時のコンセプトは、【「まだ無名な淡波亮作」という作家が様々な活動を通して一人前になっていく姿を見ていただく】というものでした。

最近、自分自身、そのコンセプトとのズレ感がかなり激しくなっているわけです。

そうなってくると、

「どうしても毎日絶対更新してやる!」というモチベーションにも影響してきます。まあ、いろいろと多忙でブログ更新を維持するのがきついという状況も大きいのですが、何よりも「毎日更新」ということの意味が薄れてしまっているように思うのですよね。

CG関連の記事の特長として、読まれる記事はいつまでも読まれる。ということがあります。それはもう、季節や時期とは関係なく。これ、日々の思いを綴るブログとは全く違うものですよね。

そんなこともあり、淡波は決めました。

1年5ヶ月ほど頑張ってきた淡波ログの毎日更新ですが、意図的にストップします。

「毎日更新を2年間継続すれば必ず成果が出る」という言葉を信じての行動でしたが、きっと、現在のスタイルは「毎日更新」とは無関係のところに位置していると思うのです。

必要なときに必要な記事を。

そんなスタイルに、これからの淡波ログはチェンジします。

もちろん、小説の連載はきちんと終わりまでフォローしますし、好調のBlender-99も出来る限り週1回掲載をキープしたいと思っています。

でも、これからはもっと作品の創作に力を入れて、「どうしてもブログを更新しなければ!」という強迫観念からは卒業することにしました。

そんな淡波ログですが、今後ともどうぞ宜しくお願いしますねっ!

じゃ、また次回の記事で!

【魔女と王様】連載お伽噺 第48話『ローズンは震える声で』

みなさん、こんばんは!

前回、ケーリアはローズンに赤ちゃんができたことと結婚の相手を知って、
とっても驚き、椅子から落っこちてしまいましたね!

落ち着いたケーリアは考えます。
なんだか何か、おかしいような気がするのです。

そして……。

土曜日と水曜日は、お伽噺『とっても小さな九つの国』シリーズの第三部、『魔女と王様』の連載です。

今夜はその第48話『ローズンは震える声で』です。

では、始まりです。

第48話『ローズンは震える声で』
『魔女と王様』第48話

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第48話『ローズンは震える声で』


いかがでしたか?

かわいいローズンのために、どうすれば良いだろう。
ケーリアは、いいことを考えました。

次回は、第49話『でも、あの人が』です。

では、お楽しみに!!


本連載は、毎週土曜日と水曜日に通常1話ずつ掲載します。


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淡波亮作の作り方