はい。言うことがコロコロ変わる淡波です。
カクヨムに出している『さよなら、ロボット』なんだけど、やっぱりジャンルを戻すことにしたのだ。
やっぱりこいつはSF。それ以外のものではないんだから。
というのも、カクヨムがオープンされ、ミステリーのページで色々な作品の紹介をざっと見ていて。すごい違和感に襲われたのだ。
僕の作品、まったくミステリーじゃないわ。ここに並んでいたって、読みたい人に全然届かないじゃないか……。ってね。
(まあ、こういう作品を読みたい人がいれば、だけど──)
そりゃあそうだった。たしかにミステリー風味はあるかも知れないけど、僕みたいにロクにミステリーを読んだこともないような物書きが書いたものが、ミステリージャンルの中に並んでいて馴染むはずがない。
検索にかかるためのタグを見ても、もう、SFとしか言いようがない。
で、迷わず登録ジャンルを変更。たった二日間のミステリー区分だったわけ──。
そしてもう一つ。
これはずっと以前から気になっていたこと。
今さらこんなことアレだけど、どうも『さよなら、ロボット』は失敗作だったのではないかと思う。
まあ、全体を読んで貰えばそんなこともないんだけど、冒頭がもう、読みにくすぎる。書いた当初から気になってはいたけど、先を読めば分かる、なんて思ってた。甘いなあ、直すべきだったんじゃないか!— 淡波亮作@ルルルとリリリ好調連載中! (@RyoAwa) 2016年3月1日
うーん、それをカクヨムにぶつけたのは、いかがなもんか。
— 淡波亮作@ルルルとリリリ好調連載中! (@RyoAwa) 2016年3月1日
第1話をガツンと削るべきなんじゃないか?
— 淡波亮作@ルルルとリリリ好調連載中! (@RyoAwa) 2016年3月1日
物語は、主人公のジャーナリスト森池マサルが、取材から帰ってきたところから始まる。
それを迎えるのが介護兼ペットロボットのシードだ。ロボットらしい喋り方を表現しようとして、シードのセリフは仮名を全てカタカナにしている。これがもう、極端に読み辛いのだ。
セリフの流れも滑らかじゃないし、内容もこなれていない。小説を書き始めてまだ1年かそこらの頃に書いたものだから、まあそれも仕方がないかも知れないけど、当時から心のどこかで気になっていたのだ、ずっと!
カクヨムへの投稿をきっかけに、ちょっと第1話を読み直してみたら、その読み辛さに閉口した。
これじゃ、読み始めて投げ出す人続出じゃないか? と、正直思った。
実際、PVを見ても、第1話だけで離脱している人が多いかも知れない。まあ、まだ分からないけど──。
有料で売っていた頃は、有料だから読み進めないともったいないと思って読んでもらえていたかも知れない。だから、好意的なレビューだとか感想を目にして安心し切っていた。
昨年無料にしてから、あまり感想を聞くことがないのは、第1話のせいじゃないだろうか? と、思い当たったのだな。
無料だったら、読み始めてすぐに投げ出してももったいなくないからなあ……。
で、書き直す時間も気力もないと思いつつ、僕はカクヨムのサイトの編集画面から第1話をiPadのテキストエディタにコピペして、もう書き始めていた。どんどん削って、ちょびちょび書き直す。
さて、これを先へ進めるかは分からないけどね。
──悩みつつ、強烈に思ったこと──
【冒頭だけ変えたって、物語の本質は変わらない。
逆に言うと、物語の本質を変えずに冒頭を修正することなんか、簡単なんじゃないのか!?】
まだ読み始めていないあなた。
もしかすると、もう二、三日待った方がいいかも知れませんよ……。
ってことで、じゃあまた明晩!