これはいつか書かなきゃと思っていたんだけど、伸ばし伸ばしにしている間にとんでもなくすごいバージョンアップがあった。
何も知らなかったひとに向けてざっくり書くと、Magica Voxelっていうのはボクセルベースの3Dモデリングツール。小さな立方体がベースになっていて、それを組み合わせる(足したり引いたり押したり削ったりする)ことでいわゆるマインクラフトみたいな世界を作れるツールなんです。
昔のシンプルなゲームみたいなキャラクターを作ったり、ブロックっぽい感じで造形するのに最適。プリセットでいろんな形が入っているので、3D苦手でもなんとなく面白い絵が作れちゃう。
これ、実はセルフパブリッシングの本の表紙なんかにも使えるよなあと秘かに思っていた。
レンダリング(画像として書き出す)の機能も以前からあったんだけど、あくまでもおまけっぽい感じで(にしてはきれいだったけど)。
それが、いつの間にか物理スカイっぽいものまでついていて、フォグ機能もついていて、なんと、アニメーション機能までついちゃった!
これはもう、れっきとした統合3Dソフトに進化した感じ。もちろん、巷にある統合ソフトとはまるっきり考え方も機能も違うし、まったく別世界だけど。
物理スカイ:
背景に空っぽい色を置くのではなく、物理的に空の色(太陽の位置や緯度経度、様々な物理特性)を計算して再現するもの。
まあ、このソフトの説明にはそこまで書いてないのでそうではないかもしれないけど、見た感じは物理スカイでレンダリングした絵になってる。じつに美しい。
いやあ、面白い。
こんなこと考える人がいるとは──!!
だって、こんなん出来るんですよ。
そしてきわめつけがこれ!
こんな美しい絵を作れるだなんて、想像もしなかったなあ……。
で、これが無料なん!
ダウンロードはこちらから。
使い方のチュートリアルは、Daishiさんがこちらに書かれてます。日本語です。
気になった方は、是非どうぞ!!
じゃ、また明晩。