と、いうことで、このシリーズの二回目は美術編(?)です。
はい、ドン!
長い言い訳キャプションを入れましたが(笑──
なんでこれが美術編かって言うと、実はこれで絵を描くことに目覚めたんですよね、僕。
小学生の頃、突如として沸き起こったスーパーカーブーム。そしてこの『サーキットの狼』の爆発的な大流行。
僕は毎日毎日この漫画の模写をしてました。それも、ロータス・ヨーロッパを中心とした車ばっかり!
人物はほとんど描いたことがなかったなあ。
ロータスにフェラーリ・ディーノ、ポルシェ・カレラなどなど、世界のスーパーカーをいっつも描いていました。きっと、ロータス・ヨーロッパなら今でも何も見なくても描けるだろうと思って描いたのが上の絵。あっはっは。何十年ぶりかで描いたけど、だいたいのデザインはちゃんと覚えてますね〜(ヘタクソなのは言いっこなしで! なんだこいつ、これでホントに美大出身なのか? ってのも言いっこなしで!)。
その頃は父親にカメラを借りて車の写真を撮ったりもしましたね。東京のあちこちのカーディーラーを、雑誌を見ながら一日かけて回ったりして。小学生が外車のカーディーラーに行って写真を撮るなんて、今では考えられないかもですよね。
で、それと前後して、モーターマガジンを買うようになり、これもまた世界の名車の写真を絵に描いてばかりいました。
イラストを投稿したこともあったけど、載りませんでしたね〜。小学生だから有利なんじゃないかと思ったりもしたんですが(笑
漫画は引き続き読んでいて、松本零士さんにはまり、メカやなんかを真似して描くようになり、女性の絵もこの頃から描きはじめました。でも、あまり描かなかったですね。未だに女性の絵は今一つ得意ではないし……。
(もちろん、手塚治虫さんも大好きだったし、石ノ森章太郎さん、高橋葉介さん、聖悠紀さん(超人ロック!)、それから少女漫画もかなり読みましたね〜。高野文子さんに出会うのはもっと、ずっと後ですw)
まあそんなわけで、『サーキットの狼』に出会っていなかったら、絵を描くようにはならなかったのかも?
なんて思ったりします。
僕を作ってくれた、『サーキットの狼』とスーパーカーブームに感謝!
いやあ、またアホ話で済みませんっ!
じゃまた明晩!