新作『イン・ザ・フォグ』発売日決定

っとまあ大上段に構えるようなことでもないのですが、新作長編『イン・ザ・フォグ』のリリース日を確定しました。
2/9(土)です!
(北米時間の2/9なので、恐らく土曜日の夕方5時ごろということになるかと思います。三連休ですし、読む時間がたっぷりありますよね!)


どんな作品なのかさっぱり想像がつかない方も多いかと思います。
こちらに、Amazonさんと同じ紹介文を掲載しておきましょう。


“これは、古典的モンスターの新たな創造──”


スコットランド建国以前のことである。
ハイランド地方辺境の小国に起こった哀しくおぞましい出来事が、永遠に連なる呪い──ヴァンパイア・キャット──を生み出した。


霧に隠され、王家の末裔と呪われた血の一族との闘いは忘却の彼方に置き去られたものと思われたが──

時は現代、ロンドン郊外のメドウから、物語は始まる。
美しきレイチェル・ドーソンと出逢った世にも美しい猫、スティング。この上もなく幸福な毎日が、いつまでも続くわけはなかった。


登場人物:

レイチェル・ドーソン
気高くも儚げな美しさを持った女性。世にも美しい猫、スティングに出逢う。

スティング
この世のものとも思えぬ美しさを湛えた銀毛の猫。

アントニー・レッチワース
レイチェル・ドーソンの恋人。後に獣医となる。スティングを追う。

エヴァン・パターソン
警告者。哀しみと逃亡の中で育った女性。

スコット・マカロック
古書店主。稀覯本『王家の秘めたる歴史』を所有しているが。

フィネガン夫妻
博愛心に溢れる画家とその妻。スティングを救う。


淡波亮作四年ぶりの本格長編小説は、伝奇ホラー風味の悲しきエンターテイメント・ファンタジーです。
どうぞ、お楽しみください。


今回は久し振りに予約販売ってやつを行ないます。
ちょいと試してみたかったのが、「予約の方には安価で提供」という方法です。
個人出版の電子書籍としてはどちらかと言うと強気の部類に入るとされている僕の小説の価格帯ですが、常日頃から読んで下さっているみなさんや、新作を心待ちにして下さっているファンの方(い、いますよね、、、一桁だと思いますが)には安価で買って頂けたら良いなあと思っています。

で、今回試すのが予約のみ低価格というもの。
今回の作品のボリュームは、約16万3千字です。原稿用紙換算だと471枚。例の『ケプラーズ5213』よりわずかに長い程度です。ケプラーズの価格が540円ですので、『イン・ザ・フォグ』も同額の540円に設定しようと考えています。
これを、予約して下さった方には半額未満の250円(!)でお届けしようというわけです。
(え、それでも高いですか? 足掛け3年掛かった作品ですし、今後の代表作になるような作品です。ちょっと美味しいランチくらいの価値はあると思うのですよ、ね。まじで)

現在Amazonさんに販売申請中なのですが、もちろん発売開始時点で自動的に価格変更はできません。予約用に設定する価格は250円にして、発売後に手動で540円に戻すという方法を取る予定です。

販売ルートですが、今回もAmazon専売にします。ほぼ同時に紙の本も作りますので、紙の本はBCCKSさんからの発売になりますが。


今夜中にAmazonさんで予約販売が開始されると思います。読んで下さる予定の方は、ぜひ、お早めにご予約くださいね!

では、宜しくお願いします(^○^)//

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *