2か月半にわたりお楽しみ頂いておりました『段ボール箱の中の人形(現在無料!)』の既刊連載ですが、いよいよ最終回を迎えました!
この時代、子供の遊び相手といえば自律型AIを備えた機械仕掛けの人形であった。
我が家でももう十年目になる。毎年、一人娘繭子の誕生日直前に新しいデザインのものが発売されているのだ。毎年発売される最新流行の人形に世界中の子供たち──と、もちろん親たちも──が踊らされて、何十年になるだろう。世界は人形で溢れていた。
そしてある日、繭子の人形がおかしな言葉を喋り出した……。
最終回は、こんな始まりです──
駅から出ると、俺はそのまま駆け続けた。 家に帰るんだ。 亜紗美と繭子を守るんだ。 だが、どうやって? 俺たちに勝ち目などないんじゃないのか……
第1回目を読みそびれた人はこちら!
一回あたり原稿用紙5〜6枚程度で、WEB上でちょこっと読むにはちょうど良いボリュームだと思います。
どうぞ何かの合間や隙間時間にお楽しみください。
もちろん、ビューアには最高に読みやすいBiB/iを採用していますので、ブラウザ上できれいな縦書表示になっています。
第10回
『段ボール箱の中の人形』最終回
いかがでしたか?
短い間でしたが、本連載を最後までお読みくださいまして誠にありがとうございます!
さて、来週からはまた、新連載(たぶん、既刊ですが)を始めようと思います。
ではでは、また来週をお楽しみに!
もしもこの作品を気に入ってくださいましたら、他の物語もぜひ読んでみてくださいね。
他にも無料の作品がありますので!
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本作品は、『奇想短編集 そののちの世界』に収録された作品の中の1本です。 ご興味ありましたら、こちらにもお立ち寄りくださいね。
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現在無料ですよ!
それではまた──