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おっとMakeHumanだってぼーっとしていたわけではなかった!

ぼーっとしていたのは僕の方ですね。
MakeHumanがとっくにアップデートされていたことに全然気付いていませんでした。
(だって、現在のバージョン1.1が出たのは今年の5月。もう半年近くも経っているじゃあありませんか!!)

僕の知らない間にすっごく進化していました。不勉強、いかんです。

さて、1.1のポイントを見ていきますよ。
(難しいところは省きます)

まず髪形。これ大事。

以前のバージョンには
・坊主頭
・アフロ風(小さくまとまったちりちりヘア)
・ロングヘア
くらいしかなかったと思いますが、現バージョンにはこれだけあります!

どん。

髪形は10種類。変なのもありますが(笑、これはかなり使えますね!

 

ちょっと残念なのは、古いバージョンで作ったモデルを読み込むと髪形が新しいバージョンのものに置き換わってしまうようなのです。
古いものはそのまま読めれば髪の毛のバリエーションが増えたのですが……。

Make Humanはバージョンごとにいろいろと大きく変わるソフトなので、過去のバージョンもとっておくといいかもしれません。
だって、数年前のバージョンでは変な宇宙人とかも作れたんですよ!

 

こちらは後から見たところ。

ロングヘアはとても長いので、少し引いて横から見たところも加えました。
ロングヘアはとても長いので、少し引いて横から見たところも加えました。

 

今バージョンの根本的なところでは、年齢の表現がとても進化しているようですね。
自分が前バージョンをよく見ていなかっただけかもしれませんが(笑。
設定上は1歳〜90歳までになっています。
まあ、それぞれ相当微調整しないといけない感じではありますが、微調整のパラメーターもすごい充実度ですからね、少しの根気さえあれば、かなり良い感じまで持っていけるのではないでしょうか。
年齢パラメーターだけでどのくらい変わるか、ちょっとやってみましょう。

1歳、5歳、10〜90歳は10刻み。10〜80歳は眉をつけています。
1歳、5歳、10〜90歳は10刻み。10〜80歳は眉をつけています。ちょっと小さくて見づらいですが、左下に年齢表示があります。年齢と共に身長も変化していますね。すごい!

 

これで90歳?
若過ぎない? と思いますよね〜。
実は、肌の色を選ぶ「マテリアル」設定で、肌の若さも選べます。

90
テクスチャをOld用に差し替えると、グッとそれっぽくなります。

 

ついでに、肌も各種見てみましょう。

形状を全く変えなくても、テクスチャだけでいかにイメージが変化するかよく分かります!
形状を全く変えなくても、テクスチャだけでいかにイメージが変化するかよく分かります!

 

それからそれから、まるでManuel Labみたいに、表情とポーズも選べるようになっていました。
いくつかやってみます。

posing
各表情はかなり大げさ。自分で微調整をかけないと、お笑いっぽくなってしまう危険性、大です。

 

Blenderの内部で作るならManuel Labが便利ですが、このMake Humanを使えばいろいろなCGソフトに簡単に持っていけます。書き出すボーンの種類によっては、細かい表情も全部あとでいじれますから、これは強力です。

・Blender内部で完結させ、プリセットのもので足りるならManuel Lab。しかもCyclesのマテリアルやライティング設定まであるのは高ポイントです。
 ・基本的なものを作って自由にいじりたいならMake Human。もちろん、服も着せられますし。

なんにつけ、人体モデル制作の選択肢が増えるのは良いことですよね。
なんだかもう、ゼロから自分で作る必要が全然ないような気さえしてしまいます。

じゃ、また追っかけます。

今夜はこのへんで!