Category Archives: 連載

叙事詩『ティプトン』連載第19回

“俺も、そうだな……。ケプラーの植物をこの目で見たい。ここのネイチャー・シリンダーなんかにはない、圧倒的に多様な生態系があるんだろうな。俺も、この足でケプラーの大地を踏みしめたいよ”

『ケプラーズ5213』より


── 19 ──


季節という概念は
概念にすぎない
この季節しか知らない
私たちにとって

それが
天体の軌道によって起こるものだと
頭では理解している
つもりだ

しかし
(電子書籍化にあたり、公開を終了しました。本連載記事における公開分は、全体のごく一部になっています。ご興味のある方は、電子書籍版をお買い求めくださいますと幸いです)


本連載は、原則として毎週木曜日に掲載します。

晩年の詩人ティプトンは、SF作品『ケプラーズ5213』にちょっとした脇役として登場しています。本当にちょっとした脇役ですが、案外存在感があって、作者のお気に入りキャラクターなのです……

地球を旅立って三千年後、人類は尊い犠牲を払いながらも、計画通りに492光年彼方の惑星ケプラー186fに到着した。
人類は惑星の各地に入植キャビンを送り込み、水と緑に溢れた美しい新天地に入植地を築きつつあった。
だが、人類の生息環境として申し分ないその惑星に、先住生物が存在しないはずはなかった。

 

お伽噺連載『魔女と王様』第17話『ニーダマ、なんとかして語る』

はい、こんばんは、今夜も『魔女と王様』最新話のお時間がやってまいりましたね〜。

土曜日と水曜日は、お伽噺『とっても小さな九つの国』シリーズの第三部、『魔女と王様』の連載です。
今夜はその、第17話『ニーダマ、なんとかして語る』です。

ついに王様みずからの口から、ニーダマの過去が明かされます。
では、みなさんの知っているこのニーダマは、ほんとうのニーダマではないのでしょうか??

第17話『ニーダマ、なんとかして語る』
『魔女と王様』第17話
(表紙の絵はまだダミーですよ……w)

いかがでしたか?

なんとか真実を語ろうとするニーダマですが、誰も信じてくれるひとはいないようです。
このままニーダマは、王子ではなくなってしまうのでしょうか?

次回も、待ち遠しいですね!

BiB/iの表示に不具合のある方用のPDFは、こちらです!
第17話『ニーダマ、なんとかして語る』


本連載は、基本的に毎週土曜日と水曜日に1話ずつ掲載します。


『とっても小さな九つの国』の既刊シリーズはこちら!
(どちらも未読でも、『魔女と王様』はお楽しみいただけます)


初の連載小説にしてほんわかしたお伽話『フックフックのエビネルさんとトッカトッカのカニエスさん』。
大変好評を戴いた物語はそのままに、新たに描き下ろしの挿し絵を加えた電子書籍版です。もちろん、Kindle Unlimited対応ですから、会員の方は無料で読めますよっ!




本作は、ほんわかとしたお伽噺『フックフックのエビネルさんとトッカトッカのカニエスさん』の五年後のお話。著者ブログに連載されたものに加筆修正し、全話の扉に描き下ろしの挿し絵を加えました。挿し絵の数は上下巻合わせてなんと93点!

お伽噺連載『魔女と王様』第16話『王の間へ』

はい、こんばんは、今夜も『魔女と王様』最新話のお時間がやってまいりましたね〜。

土曜日と水曜日は、お伽噺『とっても小さな九つの国』シリーズの第三部、『魔女と王様』の連載です。
今夜はその、第16話『王の間へ』です。

ニーダマがもうすぐ王の間へ辿り着こうというときです。
一人の若者が現われ、怯えた表情を浮かべます……。

第16話『王の間へ』
『魔女と王様』第16話
(表紙の絵はまだダミーですよ……w)

いかがでしたか?

見覚えのある兵士たちに堂々と言ったニーダマですが、兵士たちは……?
いつも、気になるところで終わっちゃいますねー(笑

次回も、来てくださいね!

BiB/iの表示に不具合のある方用のPDFは、こちらです!
第16話『王の間へ』


本連載は、基本的に毎週土曜日と水曜日に1話ずつ掲載します。


『とっても小さな九つの国』の既刊シリーズはこちら!
(どちらも未読でも、『魔女と王様』はお楽しみいただけます)


初の連載小説にしてほんわかしたお伽話『フックフックのエビネルさんとトッカトッカのカニエスさん』。
大変好評を戴いた物語はそのままに、新たに描き下ろしの挿し絵を加えた電子書籍版です。もちろん、Kindle Unlimited対応ですから、会員の方は無料で読めますよっ!




本作は、ほんわかとしたお伽噺『フックフックのエビネルさんとトッカトッカのカニエスさん』の五年後のお話。著者ブログに連載されたものに加筆修正し、全話の扉に描き下ろしの挿し絵を加えました。挿し絵の数は上下巻合わせてなんと93点!

叙事詩『ティプトン』連載第18回

“「きれい……誰も知らない場所で、ずっとずっと、光り続けるのね」
二人は、しばらくの間じっとして、火花と、その遥か向こうの宇宙を見つめていた。ふと、ケイトの頬を涙が伝った。
「私も、一人だけで、誰も知らない場所で生きているんだ。どうして私だけ生き残ったのかしら……」”

『ケプラーズ5213』より


── 18 ──


足の下に地面というものがあった頃
地震という自然現象があったそうだ

私が体験したあの揺れが
地震でないとしたのなら

(電子書籍化にあたり、公開を終了しました。本連載記事における公開分は、全体のごく一部になっています。ご興味のある方は、電子書籍版をお買い求めくださいますと幸いです)


本連載は、原則として毎週木曜日に掲載します。

晩年の詩人ティプトンは、SF作品『ケプラーズ5213』にちょっとした脇役として登場しています。本当にちょっとした脇役ですが、案外存在感があって、作者のお気に入りキャラクターなのです……

地球を旅立って三千年後、人類は尊い犠牲を払いながらも、計画通りに492光年彼方の惑星ケプラー186fに到着した。
人類は惑星の各地に入植キャビンを送り込み、水と緑に溢れた美しい新天地に入植地を築きつつあった。
だが、人類の生息環境として申し分ないその惑星に、先住生物が存在しないはずはなかった。

 

お伽噺連載『魔女と王様』第15話

はい、こんばんは、今夜も『魔女と王様』最新話のお時間がやってまいりましたね〜。

土曜日と水曜日は、お伽噺『とっても小さな九つの国』シリーズの第三部、『魔女と王様』の連載です。
今夜はその、第15話『タン、タタン』です。

さあ、今日は井戸を下りはじめたニーダマを見てみましょう。
ニーダマはどうしようというのでしょうね?

第15話『タン、タタン』
『魔女と王様』第15話
(表紙の絵はまだダミーですよ……w)

いかがでしたか?

さあいよいよもう一度、お城のみんなに申し開きをするチャンスが巡ってきそうです。
ニーダマうまく説明できるでしょうか?
お城のみんなは、分かってくれるのでしょうか?

次回も、とっても気になりますね〜!

BiB/iの表示に不具合のある方用のPDFは、こちらです!
第15話『タン、タタン』


本連載は、基本的に毎週土曜日と水曜日に1話ずつ掲載します。


『とっても小さな九つの国』の既刊シリーズはこちら!
(どちらも未読でも、『魔女と王様』はお楽しみいただけます)


初の連載小説にしてほんわかしたお伽話『フックフックのエビネルさんとトッカトッカのカニエスさん』。
大変好評を戴いた物語はそのままに、新たに描き下ろしの挿し絵を加えた電子書籍版です。もちろん、Kindle Unlimited対応ですから、会員の方は無料で読めますよっ!




本作は、ほんわかとしたお伽噺『フックフックのエビネルさんとトッカトッカのカニエスさん』の五年後のお話。著者ブログに連載されたものに加筆修正し、全話の扉に描き下ろしの挿し絵を加えました。挿し絵の数は上下巻合わせてなんと93点!

お伽噺連載『魔女と王様』第14話

はい、こんばんは、今夜も『魔女と王様』最新話のお時間がやってまいりましたね〜。

土曜日と水曜日は、お伽噺『とっても小さな九つの国』シリーズの第三部、『魔女と王様』の連載です。
今夜はその、第14話『魔女もどき』です。

ニーダマを送り出したローズンは、もう気が気ではありません。
でも魔女には、守らなければならない魔女の掟があるのです……。

そしてお城の地下には何やら怪しげな二人の姿が。

第14話『魔女もどき』
『魔女と王様』第14話
(表紙の絵はまだダミーですよ……w)

いかがでしたか?

さあさあこの二人、いったいニーダマをどうしようというのでしょうか?

次回も、とっても楽しみですね!

BiB/iの表示に不具合のある方用のPDFは、こちらです!
第14話『魔女もどき』


本連載は、基本的に毎週土曜日と水曜日に1話ずつ掲載します。


『とっても小さな九つの国』の既刊シリーズはこちら!
(どちらも未読でも、『魔女と王様』はお楽しみいただけます)


初の連載小説にしてほんわかしたお伽話『フックフックのエビネルさんとトッカトッカのカニエスさん』。
大変好評を戴いた物語はそのままに、新たに描き下ろしの挿し絵を加えた電子書籍版です。もちろん、Kindle Unlimited対応ですから、会員の方は無料で読めますよっ!




本作は、ほんわかとしたお伽噺『フックフックのエビネルさんとトッカトッカのカニエスさん』の五年後のお話。著者ブログに連載されたものに加筆修正し、全話の扉に描き下ろしの挿し絵を加えました。挿し絵の数は上下巻合わせてなんと93点!

叙事詩『ティプトン』連載第17回

“二百五十年のスリープ期間で、船は二十五回のワープ航法を繰り返すことができる。ティオセノス号の能力では、一回のワープ航法で三光年を飛び越えることが可能だった。現在位置からケプラー186fまでは概ね五十~七十光年の間であると考えられていた。無論、コントロール・センターでは正確な距離が分かっていたが、一般の民衆にはそれも知らされていなかった。”

『ケプラーズ5213』より


── 17 ──


私にも若い頃があったのだと
年老いた私は思う

だが、
それは本当のことなのか

とみにこのところ
過去の記憶が曖昧になっているのだ

(電子書籍化にあたり、公開を終了しました。本連載記事における公開分は、全体のごく一部になっています。ご興味のある方は、電子書籍版をお買い求めくださいますと幸いです)


本連載は、原則として毎週木曜日に掲載します。

晩年の詩人ティプトンは、SF作品『ケプラーズ5213』にちょっとした脇役として登場しています。本当にちょっとした脇役ですが、案外存在感があって、作者のお気に入りキャラクターなのです……

地球を旅立って三千年後、人類は尊い犠牲を払いながらも、計画通りに492光年彼方の惑星ケプラー186fに到着した。
人類は惑星の各地に入植キャビンを送り込み、水と緑に溢れた美しい新天地に入植地を築きつつあった。
だが、人類の生息環境として申し分ないその惑星に、先住生物が存在しないはずはなかった。

 

お伽噺連載『魔女と王様』第13話

はい、お待ちかね、『魔女と王様』最新話のお時間ですよ〜。

土曜日と水曜日は、お伽噺『とっても小さな九つの国』シリーズの第三部、『魔女と王様』の連載です。
今夜はその、第13話『井戸』です。

倒れ、土ぼこりまみれになったニーダマは、それでももう一度王様に話をしなければなりません。

ニーダマは、これからどうするのでしょう?

第13話『井戸』
『魔女と王様』第13話
(表紙の絵はまだダミーですよ……w)

いかがでしたか?

悲しみにくれて井戸の水をのぞき込むニーダマは、何かを思いついたようです。
それは……。

さあ、次回はどうなりますでしょうか?

BiB/iの表示に不具合のある方用のPDFは、こちらです!
第13話『井戸』


本連載は、基本的に毎週土曜日と水曜日に1話ずつ掲載します。


『とっても小さな九つの国』の既刊シリーズはこちら!
(どちらも未読でも、『魔女と王様』はお楽しみいただけます)


初の連載小説にしてほんわかしたお伽話『フックフックのエビネルさんとトッカトッカのカニエスさん』。
大変好評を戴いた物語はそのままに、新たに描き下ろしの挿し絵を加えた電子書籍版です。もちろん、Kindle Unlimited対応ですから、会員の方は無料で読めますよっ!




本作は、ほんわかとしたお伽噺『フックフックのエビネルさんとトッカトッカのカニエスさん』の五年後のお話。著者ブログに連載されたものに加筆修正し、全話の扉に描き下ろしの挿し絵を加えました。挿し絵の数は上下巻合わせてなんと93点!

お伽噺連載『魔女と王様』第12話

どうもです。

土曜日と水曜日は、お伽噺『とっても小さな九つの国』シリーズの第三部、『魔女と王様』の連載です。
今夜はその、第12話『お前は誰だ』です。

なんとくせ者扱いをされてしまったニーダマですが、そこへある人が姿を現します。
誤解は解けるのでしょうか……。

今夜も始まりです!

第12話『お前は誰だ』
『魔女と王様』第12話
(表紙の絵はまだダミーですよ……w)

いかがでしたか?

王様の以外な言葉、そして兵士たちも……。
あ〜、もう続きが気になって仕方がないですね〜!

BiB/iの表示に不具合のある方用のPDFは、こちらです!
第12話『お前は誰だ』


本連載は、基本的に毎週土曜日と水曜日に1話ずつ掲載します。


『とっても小さな九つの国』の既刊シリーズはこちら!
(どちらも未読でも、『魔女と王様』はお楽しみいただけます)


初の連載小説にしてほんわかしたお伽話『フックフックのエビネルさんとトッカトッカのカニエスさん』。
大変好評を戴いた物語はそのままに、新たに描き下ろしの挿し絵を加えた電子書籍版です。もちろん、Kindle Unlimited対応ですから、会員の方は無料で読めますよっ!




本作は、ほんわかとしたお伽噺『フックフックのエビネルさんとトッカトッカのカニエスさん』の五年後のお話。著者ブログに連載されたものに加筆修正し、全話の扉に描き下ろしの挿し絵を加えました。挿し絵の数は上下巻合わせてなんと93点!

『ティプトン』連載第16回

“アフタースリープ世代はこの宇宙での放浪生活が永遠に続くと思い込むことで、逃げ場のないこの空間を自分の故郷と考えることもできたのだ。”

『ケプラーズ5213』より


── 16 ──


あと何年、歩き続けられるだろう

もし本当にジャンプが起きれば
その時、私の寿命は突如として終わるのだ

私の生きている間に
それは

(電子書籍化にあたり、公開を終了しました。本連載記事における公開分は、全体のごく一部になっています。ご興味のある方は、電子書籍版をお買い求めくださいますと幸いです)


本連載は、原則として毎週木曜日に掲載します。

晩年の詩人ティプトンは、SF作品『ケプラーズ5213』にちょっとした脇役として登場しています。本当にちょっとした脇役ですが、案外存在感があって、作者のお気に入りキャラクターなのです……

地球を旅立って三千年後、人類は尊い犠牲を払いながらも、計画通りに492光年彼方の惑星ケプラー186fに到着した。
人類は惑星の各地に入植キャビンを送り込み、水と緑に溢れた美しい新天地に入植地を築きつつあった。
だが、人類の生息環境として申し分ないその惑星に、先住生物が存在しないはずはなかった。