Category Archives: 自作について

【再放送連載2周目!】『さよなら、ロボット』第13話「戦争」

本作の無料公開期間は終了しています。現在はAmazon専売となっていますため、連載本文も『お試し読みとしての第1話』に差し替えさせていただきました。ご了承下さい

今週も『段ボール箱の中の人形』にちょっと差を付けられている淡波無料本の中で2番人気の『さよなら、ロボット』。
「再放送」と題して連載しているこのシリーズですが、お楽しみいただいてますでしょうか?

もしも第1回を見逃してしまったあなたのために、こちらにリンクを張りますね!
第1話『シード』
(このページのタグクラウドで「さよなら、ロボット」をクリックすれば、連載を辿れますよ)

前回は、マサルがグラマン氏に幽閉され、そして脱出を試みるエピソードでしたね。

第13話の今回、知らないうちに世界規模で始まっていた秘密の戦争を目の当たりにするマサル。
そしてグラマン氏はあまりにもショッキングな……!

先週のお話は、こんな終わりかたでした。
マサルは無事に逃げおおせることができるのでしょうか??

 心なしか、車のスピードが弛んだ。信号か? それとも目的地か? 目的地についてしまったら、またも逃げ出すチャンスを失ってしまう。何としてもその前に飛び降りなくては。この際、骨の一本や二本折ってしまっても気にするな。もう少しスピードが弛んだら、飛び降りよう。俺は薄れ行く意識の中で、決心を固めた。

では、続きをどうぞ!。
(今回は、長いですよ!)

第13話『戦争』
『さよなら、ロボット』第13話

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第13話『戦争』(PDF版は、書式などが若干異なることがあります。ご了承下さい)


いかがでしたか?

次回は第14話、最終話の『さよなら、ロボット』です。
是非、またおいでくださいね!


この物語は、毎週火曜日に1話ずつ掲載します。


もう待ちきれない!
というあなたは、Amazon Kindle Storeに急ぎましょうか!

【再放送連載2周目!】『さよなら、ロボット』最終話「さよなら、ロボット」

本作の無料公開期間は終了しています。現在はAmazon専売となっていますため、連載本文も『お試し読みとしての第1話』に差し替えさせていただきました。ご了承下さい

今週は淡波無料本の中で1番人気に返り咲いた『さよなら、ロボット』を「再放送」と題して連載しているこのシリーズですが、いよいよ本編の最終話を迎えました!
(連載最終回は次回の「エピローグ」です)

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第1話『シード』
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前回は、まさかのショッキングなグラマン氏の末路と、どうにかピンチを脱したマサルのエピソードでしたね。
カフェテリアでスイーツをむさぼるシーンが、実は評判だったのですよ……。

さて、最終話の今回、生き延びたマサルは……!

PVでおなじみの暗闇にロボットが座っているシーンが出てきます。
映像では表示される文字が「NO BATTERY」ですが、小説では「Low battery.」でしたね……。
(失礼しました。突っ込まれないように自分で白状……)

先週のお話は、こんな終わりかたでした。
真実を知ったマサルは、これからどうするのでしょうか??

夕闇が迫っていた。いずれの陣営もランプを点けることはなかった。視覚に頼らずとも幾らでも別のセンサーがある。暗闇でも戦闘に支障は無いのだろう。やがて陽が落ちると、戦闘から起こる火花とぶつかり合う音だけが戦闘の様子を想像させた。時間がないと思いながらも、俺はいつの間にかテーブルに突っ伏し、眠りに落ちていた。

では、続きをどうぞ!。

第14話『さよなら、ロボット』
『さよなら、ロボット』第14話

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第14話『さよなら、ロボット』(PDF版は、書式などが若干異なることがあります。ご了承下さい)


いかがでしたか?

次回はとうとう本当の最終話、『エピローグ』です。
全ての謎が解かれるときが……。


この物語は、毎週火曜日に1話ずつ掲載します。


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【再放送連載2周目!】『さよなら、ロボット』第11話「晩餐」

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今週も『段ボール箱の中の人形』が一冊差で追い上げていますが、なんとか1番人気(淡波無料本内ランキング)をキープし続けている『さよなら、ロボット』。今週も変わらず「再放送連載」は続きますが、お楽しみいただいてますでしょうか?

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第1話『シード』
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前回は、マサチューセッツの各地でグラマン氏を訪ね、とうとうそれらしいグラマン氏と出会ったエピソードでしたね。

第11話の今回は、そのグラマン氏の邸宅での晩餐、そして、マサルは想像もしなかった出来事に巻き込まれてゆきます。

先週のお話は、こんな終わりかたでした。

 「では、決まりですかな。十七時に、その住所を訪ねて来てくれますか」
そう言ってラケットを手に取りコートに戻るグラマン氏の姿を、俺は横目で見送った。何気なく名刺を裏返すと、そこには淡いグリーンで何かのロゴマークのようなイラストが描かれていた。縦長の長方形の右辺に短辺を接して、左に九十度回転させた台形が配置されていた。音声の記号か? 某かの既視感を持ったが、俺はそのまま忘れてしまった。今度のグラマン氏からは、今までの話したがり連中より少しはましな話を聞けるだろうか、との思いに包まれて。

では、続きをどうぞ。

第11話『晩餐』
『さよなら、ロボット』第11話

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第11話『晩餐』(PDF版は、書式などが若干異なることがあります。ご了承下さい)


いかがでしたか?

次回は第12話の『それは、誰だ?』です。
是非、またおいでくださいね!


この物語は、毎週木曜日に1話ずつ掲載します。


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【再放送連載2周目!】『さよなら、ロボット』第10話「マサチューセッツ」

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さて、今週の淡波無料本1番人気は、『さよなら、ロボット』と『段ボール箱の中の人形』が抜きつ抜かれつのデッドヒートを演じています。
一方で、先週末はカクヨムで『さよなら、ロボット』を一気読みしてくださった方がいて、大変嬉しかった淡波でございます。

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第1話『シード』
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前回は、いよいよマサルはローレンス空港に降り立ち、父ケンイチを救うため、グラマン氏病の謎を解くたびに出発したエピソードでしたね。

第10話の「マサチューセッツ」で、マサルはとうとう、グラマン氏に出会うことになります。
そして、「メキシコ」、「ヒマワリ」というキーワードが提示されますが……。

先週のお話は、こんな終わりかたでした。

 だが俺の見方では、どちらかといえばその症状は、遠い歴史の記録にしか残らぬ公害病や環境汚染が引き起こした障害に似たものだ。俺は科学技術の信奉者ではないが、現代の科学が末だ発見し得ないウィルスが世界に蔓延しているというのは、どう考えてもナンセンスだ。
 二〇四〇年代のこの土地を他の世界と隔てる《何か特異な要素》が必らず見つかる筈だ。俺は、場所と文化を特定することさえ出来れば、一気にグラマン氏の謎を解く鍵に近付けるような気がしていたのだ。


では、続きをどうぞー。

第10話『マサチューセッツ』
『さよなら、ロボット』第10話

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第10話『マサチューセッツ』(PDF版は、書式などが若干異なることがあります。ご了承下さい)


いかがでしたか?

次回は第11話の『晩餐』です。
是非、またおいでくださいね!


この物語は、毎週木曜日に1話ずつ掲載します。


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【再放送連載2周目!】『さよなら、ロボット』第9話「探索」

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epubビューワのBiB/iを最新版にしてますますパワーアップの『さよなら、ロボット』ですが、お楽しみいただいてますでしょうか?
この再放送によって、一人でも多くの方にこの物語を届けられたらなあと、今日も一人念じている淡波でございます。

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第1話『シード』
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前回は、とうとうバチカンでスミカの巻き込まれる恐ろしい事件が勃発したエピソードでしたね。

第9話の「探索」では、そんな中で考えるマサル。そして、ジェイクが、タリーが言います。

先週のお話は、こんな終わりかたでした。

 アメリカがまた戦争を始めるのか……。今世紀に入ってから一体何度めのことだろう。だが今度はいつもの身勝手な介入とは趣を異にしている。少なくとも大半のキリスト教世界はアメリカの参戦に諸手を挙げて賛成するのだろう。経済浮揚目的の内政干渉や侵略ではなく、一世紀も前から標榜してきた《世界の警察官》としての役割を本当に果たす時が訪れたのだから。

では、続きをどうぞー。

第9話『探索』
『さよなら、ロボット』第9話

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第9話『探索』(PDF版は、書式などが若干異なることがあります。ご了承下さい)


いかがでしたか?

次回は第10話の『マサチューセッツ』です。
是非、またおいでくださいね!


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【再放送連載2周目】『さよなら、ロボット』第8話「陽動」

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2017年5月1日、本連載に使用しているepubビューワの〈BiB/i〉を最新版にアップデートしました。
これまでより動作が軽快になり、iOSでもきれいに表示されるようになりました!

淡波無料本の中で1番人気(2017.4月現在も!)の『さよなら、ロボット』を「再放送」と題して連載しているこのシリーズですが、お楽しみいただいてますでしょうか?

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第1話『シード』
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前回は、姿を消したロボットたちの行方と、不可解な行動についてのエピソードでしたね。
物語がどんどん盛り上がってきましたよ!

第8話の「陽動」では、ジャーナリストとして主人公たちが意見交換をする中、とうとう恐ろしい事件が勃発します。

先週のお話は、こんな終わりかたでした。

 父さんが俯いて言った。
「大丈夫、ロボットが意図して人に危害を加えることはないよ。それは五十年来破られたことのない不変の法則だから」
 今ひとつ自信はなかった。ロボットは故意にカメラを壊し、橘氏の漁船を盗んだのだ。何処か目的地があって、奴等は出帆したのだ。各国で姿を消した無数のロボット達も、恐らくは同じ場所へと向かい、行進を続けているのだ。

では、続きをどうぞー。

第8話『陽動』
『さよなら、ロボット』第8話

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いかがでしたか?

次回は第9話の『探索』です。
是非、またおいでくださいね!


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SF雑誌オルタニア3号発売のご報告と……

いやあ、散々発売予定日を延ばしに延ばしまくっていた『SF雑誌オルタニア vol.3 [変身]edited by Ryousaku Awanami』ですが、去る3月49日35時59分頃に無事発売されました。

季刊ベースの文芸誌ですから、前号の12月15日から考えると年度内に発売したかったのですが、何とか発売タイミングを早春ぎりぎりに滑り込ませることが出来ました。めでたいめでたい。

え?

3月は49日までなんかない、ですって?

そんなことないでしょ、オルタニア時空では60日くらいまであったはずですからね──。


そんな調子ぶっこきながら編集長という大きな職務を全うし、とうとうSF雑誌オルタニア史初のレギュラー編集長の座を射止めつつあったアワナミーですが、残念ながらこれまでの編集長と同じ運命を辿ることとなりました。

予定調和、ですって?

そんなこと言うもんじゃあありません。せっかく頑張って来たんですから、ちょっとは編集長の言うことを信じる姿勢を見せて欲しいもんです(白目。

まあ、そんなことで編集部の空気をいまひとつ読み損ねてですね、はい、とうとう最後にはクビになりましたです。はい(涙。

わずか4ヶ月の編集長の座ではありましたが、本当に素晴らしい経験が出来ました。こんな編集長に文句の1つしか言わずに付いて来てくれた編集部の面々や、素晴らしいゲストのお二方にも感謝の言葉しかございません。
お陰様で、素晴らしい雑誌を作ることが出来ました!

人気絵師の禅之助さんにもこんなふうにツイートしていただいて、

ゲスト作家の広橋悠さんにも宣伝していただきました。


全国三千万SFオルタニアファンの皆さまにも制作中より多大なる応援を賜りまして、本当にありがとうございました。
ただ、まだ三千万部の売上げには到底及びませんので、恐らくこれを読んでくださっているあなたがまだ購入して下さっていないのではないかと、少々疑念が湧いておる今日この頃でございます……。

まあ、そんなこんなでして、これからもずっとSFオルタニアは続いてゆきます。

あ、まだ『SF雑誌オルタニア vol.3 [変身]』に秘められた〈すげー秘密〉をご存知ない人がいるんですって?
そりゃあいかんです。
ちょっと驚きの作品がありますからね、読まなきゃ謎は解けませんよー。

それからね、ぼくがクビになったってことは、次の編集長が誰かも気になりますよねー。
なりますよね?
──ねっ?

それはもう、こちら『SFオルタニア vol.3 [変身]edited by Ryousaku Awanami』を買えばばっちり掲載されていますから、知りたい方はポチッとすればいいのですよ。

もちろん、ぼくが編集長をクビになってしまった経緯も〈涙なしには読めない編集後記〉にばっちり記録がありますから、これも必読ですよ!
(「やっぱり発刊前からクビになるって決まってたんじゃん!」ってのは言いっこなしですよ。

今後ともますますパワーアップするSF雑誌オルタニアを、どうぞ宜しくお願い申し上げまするっ!

ではまたっ!

【再放送連載2周目】『さよなら、ロボット』第5話「サミュエル・Y・グラマン」

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淡波無料本(2017.4月現在)の中で1番人気の『さよなら、ロボット』を「再放送」と題して連載しているこのシリーズですが、お楽しみいただいてますでしょうか?

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第1話『シード』

今回は、謎の奇病であるグラマン氏病の命名のもとになったアメリカの配管工プラマー、サミュエル・Y・グラマンを中心にしたエピソードです。
第5話のタイトルも、そのものずばりの「サミュエル・Y・グラマン」ですね。

先週のお話は、こんな終わりかたでしたね。

 父さんはどうだ?
 謎の病気の原因は──俺の手によっても、医学によっても──結局解き明かされることなく、コールドスリープから帰還したことが全くの無意味に終わってしまうかも知れないと俺が考えていることを、悲しむだろうか。それとも、俺らしいと笑うのだろうか?

では、続きをどうぞー。

第5話『サミュエル・Y・グラマン』

『さよなら、ロボット』第5話

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第5話『サミュエル・Y・グラマン』(PDF版は、書式などが若干異なることがあります。ご了承下さい)


いかがでしたか?

次回は第6話の『人類保護法』です。
是非、またおいでくださいね!


この物語は、毎週木曜日に1話ずつ掲載します。


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『SF雑誌オルタニア Vol.3』ゲスト作家発表っ!

(はい、ファンファーレ)

鋭意編集作業進行中の『SF雑誌オルタニア Vol.3』ですが、とうとう誰ひとり原稿を落とす懸念がなくなりました。
さっそく、全執筆者の発表を行なうことと致しましょう!

じゃじゃん!

表紙のほぼ最終バージョンです。今回はモザイクなしです!

 

と、いうことで、小説作品ゲストは、あの広橋悠さんです。

広橋さんといえば、ジャンルを固定しない様々な作品をお書きになっているセルパブ界のやさしき貴公子ですね。
昨年の夏に話題になったセルパブ紹介誌『このセルパブがすごい』でもかなりの得票があったにも関わらずランキング付け自体を辞退した潔さも記憶に新しい出来事です。
その描写力、イマジネーションの豊かさ、匂い立つような文章の美しさには定評があり、ぼくは彼の作品の大ファンです。
(だから、ぼくが編集長になって最初に招くゲストはきっと広橋さんだろうと想像した方も多かったのではないでしょうか)

作品を少しだけ紹介しますと、SFジャンルでは傑作『IMAGO』が代表作かと思います。

Amazonのストアには、こんな紹介文が掲載されています。

ずっと遠い未来——。
人類は叡智を結集し、ついに目前まで迫っていた滅亡の危機を乗り越えていた。
その結果として生み出されたのが、生命維持のすべてが自動化され、市民には自らの幸福を追求することだけが課された世界だった。

しかし、そこには張り巡らされた巧妙な罠と恐るべき悲劇の蓄積があった——。

ここはユートピアなのか? ディストピアなのか?

因縁の鎖をたぐり寄せ、いま静かなる戦いが始まる。


 

そして、広橋さんの評価を決定的なものにしたのが、この耽美的な幻想小説『妄想する子供たち』ではないでしょうか。

Amazonレビューでは星4.5ですが、独特の文体に好き嫌いがあるかもしれないという配慮から星4つにしたレビュアーさんは、

・・・逆にいうと、ハマる人は、6つ☆にも7☆にも成りうるだろう

と書かれています。
すごいっ!

Amazonの内容紹介文は、こんな始まりです。

嵐で遭難した「私」は、山深い奥地で一人の美少女を救う。
導かれるようにして訪れた古城で、一人の老婆と、美しい子供たちに出会うが、そこは妄想渦巻くこの世の最果てだった……。

この作品が発表された2015年、たいへんな話題をさらったのはまだ記憶に新しい出来事です。

怖くて美しい物語です。
夢野久作を想起させる不思議な世界を、是非お楽しみください。


 

さて、お次はオルタニア初の絵師さんゲスト、禅之助さんです。


(こちらはツイッターの固定投稿になっているもの。ステキですねえ。著書の表紙を描いてもらいたい作家が多いのも、よく分かります)

ツイッターでの投稿を見ていると、数々の商業作品を手がけてらっしゃるようなのですが、〈SNSなどで作品を発表しています〉という超控えめな自己紹介をいただいています。
奥ゆかしい方ですね!

Tumblerの作品ページをお持ちなので、現在のトップページをキャプチャにてご紹介。

http://rakugakineko.tumblr.com/
http://rakugakineko.tumblr.com/

 

実はぼくのSF作品『ケプラーズ5213』を題材にした〈ファンアート〉を描いてくださったこともあるのですよ。

かっこいいですねー!
かっこいいですねー!

 

さて、レギュラー執筆陣については表紙を見ての通り、波野發作氏、米田淳一氏、淡波亮作、山田佳江氏の4名です。

伊藤なむあひ氏は今回はお休みですが、決して原稿を落とされたわけではありませんよ。『49パラグラフにも及ぶリロの素晴らしき生涯(その半生)』の後半を楽しみにしている方、ごめんなさい。Vol.4での掲載に向けて、執筆は順調のようですから、もう少々お待ちくださいね!

今回もたいへん面白い作品が揃いました。

波野發作氏の『モノローグ・ワン』はアレのパロディかと思いきや、スピード感溢れる超快作です。
米田淳一氏の『或る会議の風景』は、ちょっと硬いタイトル、難しそうな始まりに反して、なんとあの超有名作品の前日譚というファン大喜びのエンタメ作品です。
淡波の『醜い腕』は、『痛みの見せる夢』連作の中でも異色の作品ですが、ストーリーの中ではとても重要な位置づけの作品です。
山田佳江氏の連載『詐欺師の鍵』も、いよいよ、いよいよ盛り上がっています!!

もう、早く発売したくてうずうずうずうずしている、編集長の淡波です。

ではまた!

【再放送連載2周目】『さよなら、ロボット』第3話「ケンイチ」

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グディーブニンっ!
再放送連載2周目と銘打って開始しましたこのシリーズ、お楽しみいただけてますでしょうか?

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第1話『シード』

では、今回は第3回です。

あ、前回のお話、覚えてますか?
こんな終わりかたでしたね。

「ジェイク、残念だが、これは特ダネじゃないぜ」
  俺はニヤリとして言った。
 「お前さん、この映像を手に入れたのはいつだい?」
 「そうさな、かれこれ一時間半程前だが、それが何か?」
 「サーチしてみな」
  ジェイクの顔色がみるみる変わった。オーストラリアは、いや、世界はロボット失踪のニュースで溢れかえっていたのだ。

では、続きをどうぞー。

第3話『ケンイチ』

『さよなら、ロボット』第3話

いかがでしたか?

次回は第4話の『スミカ』です。
是非、またおいでくださいね!

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