Category Archives: 自作について

Blender99最新刊、発売です!

いやあ、今回も大変でしたね。

前巻までとは違い、本日発売の第6巻では連載の順にこだわらず、内容的にも前後ぐちゃまぜで制作しています。
制作の手順を覚える中で、機能を順番に覚えて網羅的に覚えると、もっと効率がよくてラク出来ることもすっ飛ばさなければならなかったりして、実は学習者に優しくないのではないか。と思ったのが発端なんです。

そこで、エディットモードでの基本を学びながら、適度にモディファイアの機能を織り交ぜることによって、《より楽しく》、《進んでいる実感を持ちながら》、《具象的な形状をモデリングする》ことが出来る巻になったのではないかと思います。

BCCKSでの編集時点で286ページになっていますので、恐らくAmazonでは320ページくらいのボリュームになるのではないかと思います。もちろん、過去最長。
(まあ、例によって、画像1点で改ページされてたりしますから、実際の文字数はたいしたことないんですよ。長いとか、多いとか、びびる必要は全っ然ありませんから!)

それというのも、とうとうというか、BCCKSのプレミアムプランに登録したのですよね。今までは作成出来る電子書籍のページ数(正確にはレイアウトを変更可能なパネル数)に上限があったので、泣く泣く改ページを省いたり、無理やり一枚の図に収めたりしているところがありました。

それを、本巻からは好きなだけレイアウト変更(図の挿入、字下げや見出しの追加)が可能なので、よりすっきりと、読みやすい本に仕上げられたのではないかと思います。
(そんなに大きくは変わりませんが)

それから、今回ようやっとEPUB目次のきれいな入れ方が分かりました(←遅いだろ)。
目次には章タイトルだけでなく、主だった項目も入れ込んでみましたので、内容の検索性もアップしたと思います。

つい10分ほど前にAmazonさんに原稿を提出しましたので、現在はレビュー中です。
最近の感じでいくと、恐らく今夜中には発売されるのではないかと思います。
当初はこの三連休の中日あたりに発売出来ればと思いましたが、最終段階で思いのほか内容が膨らんでしまい、動画は図版を山ほど追加してしまいました。
それでまた校正がたいへんになってしまったという悪循環で(好循環とも言いますね、内容的には)。

ということで、今回も渾身の一冊となったBlender99を、何卒よろしくお願いいたしますです!!

では、Happy Blending !!!!!!!!

作品ページを更新

どれだけサボっていたのか……というくらい久し振りに、作品ページを更新しました。
これまでは『希望の夜、絶望の朝』までしか掲載されていなかったので、『魔女と王様』の含めて五作品分の情報を新たに掲載したことになります。
とはいっても、おおむねAmazonさんなどの紹介文と内容は同じなのですが、、
(『コンピューテッド・ブレインズ』のページは少しだけ力を入れましたよ)
スクリーンショット 2018-05-19 19.23.31

と、それだけでは寂しいということもあり、『さよなら、ロボット』のページの3Dコンテンツを心機一転差し替えました。
以前はARコンテンツの紹介を載せていましたが、junaioアプリがなくなってからは3Dのコンテンツがなくなっていました。

今回は、昨今流行りのSketchfabスケッチファブを用いた3Dコンテンツを制作しています。文フリのオルタニア・ブースに来てくださった方はご存知の、『ぱぶにゃんVR』と同じスタイルのコンテンツです。
普通にWEBページとして見るときはマウスでぐりぐり回す3Dビューアとしての楽しみ方ですが、VRゴーグルをお持ちであればVRモードが利用出来ます。
数百円程度で買えるVR用メガネに、お持ちのスマホをセットして見るだけでもVRを楽しめるんですよ!

こちらにコンテンツを埋込みます。
Youtubeもそうですが、Wordpressの仕様なのか、使用しているテーマの仕様なのか、埋込み動画はなぜか天地が相当短くなってしまいます。
これだとキャプションの「+more」をクリックすることも出来ないようなありさまなので、ぜひSketchfabのページに飛んで、見てくださいませ──。

 

画面左下の立方体アイコンをクリックすると、Sketchfabのサイトでこのコンテンツが開きます。

続いてこちらも。


え、進捗はどうか、ですって?
そりゃあもう、ダメですよ。
ちょっと体調が悪いこともあり、いまひとつ進んでいません。

新作長編小説『イン・ザ・フォグ』については、もう一歩で全体が見えるところまで辿り着けそうです。夏のリリースは堅いですね。
『Blender99 第4巻』については、作業してはいるのですが、なかなか進みません。こちらも夏のリリースでしょうか──

今日はそんなとこ。

ではまた!

ア23-24

タイトルが謎の記号で始まりました今回の淡波ログですが、そうです、本好きの方はもうピンと来ましたね。

来たる5月6日の文学フリマ東京に『SF雑誌 オルタニア』として参加することになりました。

「フリマ」はフリーマーケットのことです。淡波ログの読者さんは知らない方もいらっしゃると思うので簡単に解説しますと、(主にアマチュア)文学の作品展示即売会です。
東京流通センターの第二展示場で、なんと800ブースも出店されます。
わがオルタニアのブースは2階の会場だそうです。そのブース番号が、今回のタイトルにある〈ア23-24〉というわけです。

オルタニアブースではどんな本が出品されるのでしょうか。全体像は来てのお楽しみとして、僕の本としては二冊を出品することになりました。
(これまでの各寄稿者の作品がたくさん出ますよ! →もちろん文フリ限定作品も!

★僕の一冊めは、『ケプラーズ5213』の文フリ特別版です。

紙本を制作するにあたり全編を見直し、こまごまと修正を入れました。

修正しながら、最初は上のツイートのような気持ちで、かなり大変な改稿になるだろうと考えていました。

でも不思議なことに、そこそこ修正が入ったのは前半だけで、中盤以降はそれほど直すべきところがなかったのです。

実はこれ、よくあることなのです。
執筆が調子に乗ってくると、品質も安定するというか、ミスが減ってくるのです。表現上も、先へ進めば進むほど修正したいポイントが減ってくる。きっとこれは、ゼロから世界を構築しなければならないSFの特徴かもしれないな、と思ったりします。
前半は、自分の頭の中にあった世界を〈真実味を持って〉文字で構築することが大事なので、よくよく考えたり迷ったり悩んだりしながら書くことが多いのです。
中盤に差し掛かると、世界はもう〈そこ〉にあって、主人公たちが自由に走り回ったり考えたり喋ったりする様子を記録していればいいのですから。

また、ケプラー186fの先住生物との会話は、今まで圏点を多用したものになっていました。紙の本だと読みにくいかと思ったこともあり、これを太ゴシック体に改めました。読みやすくなりましたし、話者ごとに書体が変化すると、誰が喋っているか一目瞭然になりました。考えていた以上の効果が出たのではないかと思います。

加えて、〈終章〉には新たな描写を少しだけ追加しました。現行バージョンだと少しばかりあっさりし過ぎていたので、よりイメージが湧くようになったのではないかと思います。

本書については、追ってAmazonの電子版も改訂しようかと考えていますが、しばらくは現状ママです。編集をBCCKSエディタのみで行ったため、Amazon版のデータに反映するのはなかなかに大変なのです──。

★二冊めは、最新短編の『コンピューテッド・ブレインズ』です。

こちらは内容には手を入れていません。
短編を文庫や新書サイズで一冊の紙本にするのは無理がありますので、豆本としました。軽く小さく、お値段も安く抑えられますので、短編小説の刊行のかたちとしてはなかなか良い選択肢ではないかなと思います。

どちらの本も、文フリ限定の〈オルタニア・ノベルス〉のシリーズとして刊行します。
共通のロゴが入っていたりして、本棚に並べるとなかなか良い感じです!


さて、紙本を作るときは、電子書籍と決定的に異なることがいくつかあります。

紙の本はリフローではないので、文字の大きさや改ページが入るべき場所をしっかり決めないと、見た目が悪くなることがあります。
それもあって、微妙なところで文字数の調整なども行いました。まあ、それは内容とはあまり関係ない部分ですが。
改ページ後に数文字だけ溢れていたりすると間抜けですもんね。

ところで、紙の本には、「折り」という単位があることをご存知ですか?
本を作るとき、印刷時には大きな紙に刷って、それを何度も折り重ねて最後に裁断するわけです。
その、印刷時の大きな一枚の紙からできるページの塊の単位が、「折り」です。16ページを1折りとするパターンがいちばん多いのではないかと思いますが、BCCKSでも16ページが1折りです。例えば本が33ページだとすると、2折り(32ページ)には収まりませんから、3折りの本になります。つまり、48ページ。
BCCKSの場合、そのあまった15ページを白ページにするか、メモとして罫線を入れるか選ぶことができます。
でも、やっぱりそれは間抜けな感じがしますよね。

そこで、どちらの本も文字の大きさや改ページ、白ページの挿入場所などを絶妙に調整しながら、余計な余りページが出ないようにしました。
ふー、これ、結構たいへんなんですよ(笑

とまあそんなことで、入魂の紙本を多数用意して文フリ2階会場、オルタニアブースであなたのご来場をお待ちしています。
ぜひ、来てくださいね。
開催はゴールデン・ウィークの最終日、5月6日の11時〜17時までです。
(僕も会場に行きますよ!)

では、よろしく〜!

シンチョクとシンキョク!

こんばんは。
エイプリルフールですが、もう嘘は吐き疲れたので、平常運転でいきましょう。

まず進捗。

小説は、例の新作『イン・ザ・フォグ』をようやくiPad miniからMacに移し、ばらばらのテキストファイルで書いてきたものを1つにまとめました。章の順番もだいぶ決まってきて、ストーリー上の矛盾点も少しずつ解決しています。
が、まだ書き終わるまでは遠そうです。
データをまとめている中で、途中でブツリと終わっている章が発見されたり(笑)、ぜんぜん終わりは近くなかったです……。
文字数としては10万字をちょっと超えた程度です。最終的には12万字くらいになるかなあと考えていますので、分量としてはまずまずいいところまで来ているのですが。


と、いうところでまた浮気して、5千字程度の掌編を一本書いてしまいました。
SF作家米田淳一さんの作家生活20周年を記念したサプライズ・トリビュート本であり、SF雑誌『オルタニア』の特別増刊号でもある『ヨネタニア』のために書いてしまいました。
タイトルは『プリンドーム・プライマル』。知ってるひとは知っている、米田さんの商業時代からの代表作である『プリンセス・プラスティック』の、パロディーです。

実は、この雑誌のためには曲を作っていたため、作家としての参加はしない予定だったのです。でも、皆さんから原稿が集まってきて編集部員の立場で読んでいたら、急に自分も書きたくなってしまったのです。
だって、米田さん本人までも巧みに騙して原稿を書いてもらったりしたんですよ。この盛り上がりに乗らない手はない、と。
究極の内輪ノリですが、なかなかこんな機会はありませんからね!

電子版はBCCKSストアにて無料配信中です。

表紙を見てください、実に豪華じゃないですか!

jacket_480

(参加者の数からして、いつものオルタニアより賑やかです!)


そしてもう一つの進捗──『Blender99』の第3巻についてです。
きっと淡波ログに来てくださる方は、そっちの方が気になっているのではないでしょうか……?

第3巻、WEB連載時に使用している動画の数が半端ないんですよ。静止画の図版がほとんどなくて、動画のオンパレード。
たしかにCG制作の参考に、と思うと動くものの方がいいと思います。
でも、電子書籍に動画を埋込むと再生できない場合が多くなってしまうため、それは出来ません。動画はリンクで入れるしかないので、書面が文字ばかりになってしまうんです……。

CGの参考書でそれはあまりに辛い。
そのため第3巻は、動画を分解した連続静止画を多用する構成になっています。もちろんせっかくの動画が見られないのもよくないですから、動画と静止画による説明と、どちらも見られるようにしています。

文章の書き直しや追加もかなりあり、ビジュアル面でもほとんどが作り直しという状況です。
先週の時点で連載時の文章はBCCKSエディタに入力し終わっていたのですが、そこからまあ、直すこと直すこと。

というわけで、現在の進捗は50%くらいでしょうか。
GW中に5巻まで出したいと秘かに思っていましたが、それはまるで無理のようです。今は何しろこの第3巻をまとめなきゃ、という段階です。


──で、次は新曲の話題です。
もう、お分かりですね。しつこいくらいにツイートしていましたしw

鉄研でいず_s
(画像をクリックすると、Google Play Storeに飛びます)

人物イラストがソメイヨシノ氏、宇宙のイラストが山田佳江氏、デザインが波野發作氏という贅沢なジャケットです。かっちょいいですね。
肝心の曲は、というと、かっちょいいというより、にやにや笑いが止まらないような歌です。
ぜひヘッドホンで、爆音でお聴きください!


いやー、「企画モノ」、実に楽しいです。
何か面白そうな企画があったら、ぜひ声を掛けてくださいね。
音楽でも小説でもヴィジュアルでも、喜んで参加しますので!

今日はそんなとこ。

じゃ、また!

NovelBotch続報

さて、先週からあまり目立った動きはないとも言えますが、大きなところではこちらです。

ノベルボッチ参加作品『コンピューテッド・ブレインズ』のプロモーションビデオが完成し、Youtubeにアップしています。
まだの方はぜひご覧下さいね。

先日お伝えしましたように、音も今回のために作りました。
作中に登場するロックバンドの曲も入っています。〈弛緩する曲﹅﹅﹅﹅﹅〉で「ラララー」と歌うだけなのでぜんぜんロックじゃありませんけど。
実は調子に乗って、作中には登場しないのに曲全体も作りかけたのですよね。ちゃんと二番まで歌詞も書いてたりして。
まあ、これはいつか時間があったら形にするかもです。出来は悪くなさそうなので。

下のツイートですが、欲張って電子書籍ストアへのリンクも同時に張っているため、Youtubeへのリンクが完全に埋もれていました。
おバカですねえ(笑

お陰様で、BCCKSさんではこんな状況です。

この記事を書いている今も、同じ場所にしっかり掲載されていましたよ!
いっぽうAmazonさんでも初動がかなりよくて、新着ランキングに出たりもしました。
ぼくの最近の作品では珍しいですね。これもNoveljamあやかり効果だったりして────。

早速四つ星のレビューも付いたんですよ!

まあ、一段落付いた感じなので、またBlender99の編集に全力を傾けようか、というところです。

今日はそんなところ。

じゃ、また!

NovelBotch参戦記!

ほんとうに、孤独な戦いでした────

ということで、僕以外には誰も参加者のいなかった本イベントですが、長い長い三日間が無事終わりました。
参戦の記録を下記に残しておきます。
後々のご参考に(ならないでしょうけど)。

3/6 22:00 帰宅後、ふとこのイベントを思いつく。お風呂でアイデアを練る。
3/6 23:00〜24:20 いきなり執筆。ここまでで2,700字。

3/7 8:00〜8:30 電車で執筆。ここまでで4,000字。
ノベルジャムのレギュレーションである「3,000字以上」は既にクリアしたが、いかんせん内容がまだまだ途中。


カレージャムにも参加、ということで、お昼はきっちりカレーを食した。

3/7 20:15〜21:15 帰りの電車で執筆。もう文字数は数えていない。

3/7 22:00〜23:30 表紙作成。
だいたいのイメージは歩きながら考えて、お風呂の後ですぐにCG制作開始。この根っこ形状を円に並べて樹の場所と合わせ込むのがいちばん手間だったかな。 レギュレーションにあった「32字以内のキャッチコピー」も表紙に入れ込んだ。

CoputedBrains_blg

3/7 23:30〜25:45 表紙ができたので執筆に戻る。
初稿上がって約9,000字に。

3/8 8:00〜9:00 電車で推敲1回目。

3/8 12:00〜12:30 仕事中に電車移動があったので、すかさずBCCKS編集開始。仮epub作成まで一気に行う。

3/8 12:30〜13:00 ランチがてらepubで推敲と校正。
epubに書き出して別画面レイアウトにすることで、ちゃんと他人の目(気分)で読みます。ノベルジャムのように、編集者としての役割も果たそうとしたわけですね……。

電車に乗って落ち着いて考えたら、この事実に気付く(笑。しかしめげずに継続。
(Twitterをここに貼り込むと、時間が1時間ずれて表示されるぞ。なんだこれ)
スクリーンショット 2018-03-10 17.20.55ほら。

3/8 19:45〜20:30 電車でBCCKS上に修正項目を反映。
同時に、ストア用紹介文(400字まで)と書籍内説明文(100字まで)もレギュレーションに合わせて書く。

3/8 21:30〜22:56 BCCKSで最終仕上げ、出版作業を行い、出版!
ちなみに、下のツイートの再生ボタンから、この場を離れずに試し読みまで出来ちゃいます。
BCCKSすげー!

単純に足し算すると、586分。のべ9時間46分でした。
歩きながら表紙のデザインを考えていた時間を足して、まあちょうど10時間というところでしょうか。
6時間くらいで出来るんじゃないかな、と高をくくっていましたが、きっちりかかりました。それに、相当きつかった。もうこんな無謀なことは平日にやりたくないですね。

表紙のCGに関して、樹の3Dデータは『飛ぶ夢なんて、飛ぶ夢でしかないのに』の時に作ったものを流用したので手間はかかりませんでしたが、根っこは今回のために作りました。

根っこの3Dデータを斜めから見るとこんな感じ。実際は3種類作り、回転・拡大縮小でバリエーションを出しました。
根っこの3Dデータを斜めから見るとこんな感じ。実際は3種類作り、回転・拡大縮小でバリエーションを出しました。

 

表紙デザインはおなじみAffinity Designerです。

使いやすくて動作は軽快。かなり効率よくデザインがすすみます。
使いやすくて動作は軽快。かなり効率よくデザインがすすみます。

 

BCCKSで出版する時には忘れてはいけない「背表紙」と「裏表紙」も、1ファイル内で完結。

本をぺたっと開くとこんな感じです(紙の本も買えるんですよ)。
covers

BCCKS_store
クリックするとBCCKSのストアに飛びます

BCCKSのストアでは、こんな感じに表示されています。


さて、以上が参戦報告ですが、アフターNovelBotchについても少々考えています。
(今のところまったく注目されていませんしね!)

物語の中でロックバンドが出てくるのですが、作中で使われた曲を実際に作ってみました。
まだこれは人に聴かせられるようなものでなくメモ程度なのですが、近々形にしたいなと思っています。
出版直後にプロモーションビデオも作りはじめたのですが、さすがに体力が持たなくて断念しました。
これも、元気が戻れば形にしたいな、と。

そうそう、それからAmazonのストアについては、BCCKS配信でなく直接配信にしました。
そのため価格を自由に設定出来ますし、紹介文なども変更出来ますからね。

BCCKSでの最低販売価格は200円なのですが、Amazonでは99円の設定が可能です。
現在、Amazonでは99円に設定しています。このままずっといくか、これは発売記念価格として後日BCCKSと統一するかは未定です。
Amazonでの販売ページはこちらです。『コンピューテッド・ブレインズ』

今週の報告は、こんなところでしょうか。

ではまた、来てくださいね!

シンチョク──0225

いやあ、2週間もブログの更新をさぼったのは初めてじゃないでしょうか。
進捗は、ですね……。

ここのところ、Blender99の電子書籍化を黙々とこなしています。
当初の目論みでは2月末に第1巻と2巻をまとめて発売! のつもりだったのですが、やはり間に合いませんでしたね……。

Blenderロゴの使用権など、Blender Foundationからの許諾はすんなり運んだのですが、肝心の作業が。
ブログの記事をサクッと電書化、と思っていましたが、いやはや手間の掛かること掛かること。
当初たいへんかなあと思っていたのは、電子書籍では動画の再生が出来ないためサーバーの別の場所に動画を置いてリンクを張る作業でした。
作業を初めてみれば、それはわけないことでした。全然手間は掛からない。

それよりむしろ、最初から再び順を追って読み直してみると、「最高に分かりやすい」つもりで書いていた内容がなんと分かり辛いこと!
これでは、『世界でいちばん分かりやすい3DCG講座』と胸を張ることは到底出来そうもありません。

──で、追加、修正、補足、の嵐ですわ(笑

それから、電子書籍はリフロー型にしますので、レイアウトを凝ることはできません。でもその分、フォーマットの統一は必須。少しでも見やすく、読みやすくするために、全体を通して書式を考え直しました。

追加の解説や説明の補充も多く、バージョン2.79に対応するためのキャプチャ撮り直しもたくさんあります。2.78の画像でも実際問題として変わらない部分はそのまま使っていますが。

ということで、Blender99は3月中旬頃の2冊同時発売を目指して鋭意編集中です。最初から全てBCCKSで作っていますので、BCCKS、Amazon、楽天はもちろん、おもだったほとんどの電子書籍書店に配信します。

どうかもう少々、お待ちくださいね!


え、小説は?

はい。長編小説「イン・ザ・フォグ」ですが、かなり進んだところでストップ中です。もう上述のBlender99に自由時間のほとんどを吸い取られてしまっている感じですね。
もうモバイル執筆だけで進められるところを越えてしまったので、落ち着いてMacで編集する時間が必要なんですよね……。


音楽は?

あ、実はまたある企画で曲を作っています。ちょっと苦しみながら作りましたが、かなり楽しんでますし、なかなか楽しい曲になるんじゃないかと思います。小説執筆が止まっている分、電車での作曲作業が捗ってます。
詞の半分はあるセルパブ作家のかたが書いてくださって、僕が続きを書いた感じで。
それから、ある美人作家さんがゲストでひとこと登場します。

これは、楽しみですねえ!


今週は、そんなとこ!

じゃ、またね!

直販開始したよ!

ちょっとお知らせです。

海外で盛んに使われているソフトウエアなどの直販サービスGumroadガムロードで、アルバム『Struggling』の直販を開始しました。
今後、自分の作品を販売するプラットフォームとしてどんどん活用していこうと考えていますので、そのテストとしての意味もあります。

購入の際は、ペイパル支払いになります。
ペイパルは、アカウントがなくてもクレジットカード連携で購入出来るので、大人にとっての購入ハードルはAmazonなどとそう変わらないかな、と。
直販なので委託販売より価格をお安く設定出来ますし、売る側・買う側の双方にメリットがあると考えています。

アルバムのデータは、ダウンロードしたらすぐにスマホなどで楽しめるmp3版と、高音質のHiRes24bit wav版です。
データを用意する側としてはほとんど手間が変わりませんので、どちらも同じ価格設定にしました。
(むしろ、mp3はデータを変換して曲の中に情報を埋込んだりするので、ハイレゾ版より手間が掛かったりするのですよね。とはいえmp3をハイレゾより高価格に設定するのは意味不明ですしw)

wavフォーマットのデータもスマホで再生出来ると思いますが、少々データが重くなります。
(CD1枚分のデータ量より少し大きいくらいです)
そのまま聴いても良いですし、いったんパソコンに入れて、好みのレートで高音質なACCなどに変換しても楽しめるかと思います。
 
mp3版のご購入はこちら。

Buy “Struggling” in mp3
 


HiRes版のご購入はこちらから。

Buy “Struggling” in HiRes 24bit wav.


では、よろしくねっ!