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『にごたな』からのお誘いが!

ども!
今日も釣りタイトルのアワナミアワーです。
(ふっふっふ、これで電書ちゃんファンがどばっと押し寄せるぜ)

『SF雑誌オルタニア vol.3』の編集長に指名していただいた件はもうご存じかと思いますが、あの電書ちゃんが編集長を務める『別冊SFオルタニア vol.2.5 にごたな』(正式名称がこれでいいのかどうかはさておいて)でも、編集メンバーとして参加のお誘いがありました!

応募作品の審査等々はすでに終了しているので、校正のお手伝いをするのかなあと思ったりしたのですが、どうもそれも違うようで。
じゃあ、何をお手伝いすればいいのかなぁと思いながら、まずは読んでねっていう電書ちゃんのお言葉に甘えてみました。

そんなわけで、掲載作品全6点を、夢中で読ませていただきました。

むむむー、クオリティがめっちゃ高いぞ!
こんなに面白い作品群が短期間で集まってしまうのも、電書ちゃんパワーなのかな。きっと、『にごたん』の効果なのでしょうねえ(『にごたん』って何なのか、よくわかってない)。

し、しかもですよ、こんな状況なのに、『にごたな』掲載作家さんで昨夜の『にごたん』にも参加しているひとが二人もいる……。
なんてパワーと行動力でしょ。すごいなあ。
(でも、若いモンには負けねー! と強がってみる)

掲載6作品はほんとうに面白くて、「読んでいいよっ」と言われてから半日くらいでどばっと読み切ってしまいました。
いつもはもっと読書スピードが遅いんですけどね。

特に、○○が良かったなあ。と言いたいんだけど、そこはまだNGでしょうね、さすがに。
まじで、レギュラーの座が怪しい雲行き……でも編集長だから大丈夫か!?

しかし待てよ……、
これに気を良くした電書ちゃんが、「通常版のオルタニアも編集長やるよ!」って言ってきちゃったらどうしたら良いんだろ?
vol.3はさすがに僕が最後まで担当出来るのだろうけど、次号はもしかしてやばいのか!?

この『にごたな』、vol.1、vol.2より売れちゃうかもしれませんよ。
で、『にごたな』に引っ張られて既刊の人気が急上昇し、つられてvol.3でどっかーん!
どうですかね、こんなストーリー。

既に掲載作と作家さんの情報はオープンになっているので、ここでもお知らせしておきますね。
え、あの人が書いてるの! 読みたいっ!
と思った人は、2月中旬頃の発売予定日を要チェックですよ!

◇にごたな掲載作品◇

1)遊星ジャーナル『大いに偉大なる重力の遊星』(片倉青一)
2)終の日、きみに祝福を。(雪車町地蔵)
3)『非愛同盟』謹製『愛の狩人』(解場繭砥)
4)軋む腕~宇海高校文芸部~(六畳のえる)
5)イャーシチェリッツァ村の少年達(ヤミヲミルメ)
6)親も春日井(にぽっくめいきんぐ)

もちろん、電書ちゃんが言っていたとおり、掲載されなかった作品も良作ぞろいだったそうですよ。
僕もお許しが出れば読んでみたいなと思っています。
(そこは編集長の役得で!)

楽しみですね。

震えて待て!
(王木亡一朗調で)

じゃ、また明晩!

味方を作る、参加者を作る

 


■今、いるところ


「読まれたい・見られたい・聴かれたい」
「見つけられたい!」
「いったん触れてもらえれば作品の良さを分かってもらえるはずなのに!」

これは、創作を行なっていて作品を発表しているのに、まだ認められていない、広がっていない誰もが思うことなのではないでしょうか。

ぼくもずっと、こんなことを思いながら自作の宣伝をしたり、創作仲間と話をしていました。
でも、周囲にいるのは自分と同じようなことをやっている人たちばかり。

何年も活動をしているとそれなりに周囲に知られ、それなりに作品が売れるようにもなります。
でも、それは「それなり」にすぎません。
年末が近づくにつれ、ことしも「大ブレイク」出来なかった(笑)という事実が、両肩にのしかかってくるのです。

やっぱり同業者ばかりと仲良くしていてもダメだよな。
そんな当たり前の事実が、改めて重みを持ってきます。

 


■「参加者を増やす」ってどういうことだろう


「巻き込む」と言ったほうが良いのかもしれません。今まで無関係だった他者を、参加者にする。そして、商品(もちろん、小説のことだけど、何に置き換えて読んでも構いません)を欲しくさせる。欲しくなってもらうということです。

先日、にしのあきひろさんのブログ記事を読んで、それを改めて強く感じました。
僕はテレビを見る習慣がないので、この方のことは新聞記事でしか存じ上げません。煙突の絵本を描いた人ということくらいしか知りません。
本業はコメディアンらしいということを知っている程度です。

彼がブログで言っていることに対して、
「そんなの当然だ。おれたちはずっとやってるぜ」
と思う人は多いかもしれない。でもね、ちょっと立ち止まってみませんか。
振り返ってみませんか。

「セルフ・パブリッシングの読み手=書き手だ」
よく、そう言われるのはご存知のことと思います。
だから、前述のブログ記事についても、似たようなものだと思い込んで斜め読みすることも出来ます。
でもね、それは大きく違うのです。

彼がやったことは、単に「絵本の描き手を自作に参加させる」ことではありません。

36人のスタッフを結集し、それぞれ得意分野を任せて自分は監督としてクオリティをコントロールする。
そこまでは、現在僕らがやっているセルパブ雑誌制作と大きな変わりはないでしょう。
確かに、「様々な絵本の描き手を自作に参加させた」ということです。

でも、そこから先は全く違いました。
彼は制作コストを回収するために、そして宣伝・販促に使うコストを得るために、クラウドファンディングという資金調達の仕組みを用いたわけです。一万人からコストを調達して、その一万人を「味方」に、「参加者」に、「当事者」に、してしまったわけです。

制作の過程をいろいろと公開して、資金を出した人が実際の制作に参加しているような気持ちにさせたようなのです。

自分が参加した作品は、買いたくなりますよね。
手元に置きたくなりますよね。
そして、他人に奨めたくなりますよね。

資金を出してもらった上で、お客さんにもなってもらえる。
これ、まさに目からウロコが落ちる考え方じゃないでしょうか。

僕らのオルタニアも、参加人数の数倍くらいは発売と同時に売れます。
(電子書籍は制作参加者の手元には無料で残せますから、その人数は除いて)

でも、そこから先が厳しいのですよね。
どんなに面白い小説が掲載されていても、評判が良くても、知らないものは買いようがありません。読みようがありませんもの。

ツイッターで宣伝ツイートをしても、それはチラ見されて流れていくだけ。
気がつかれずに、ただ流れ去って行くだけのケースの方が多いでしょう。
元から参加者の作品に興味があって、雑誌になったことでお得感が得られる人には、宣伝しなくても買ってもらえます。でも、興味がない人に興味を持ってもらうことって、本当に難しいものです。

 


■殻を破り、外に出よう


では、無名セルパブ作家の僕らに出来ることはなんでしょう?
クラウドファンディングで資金を調達して、紙本を作ることでしょうか?
知名度が致命的に足りない僕らに、お金を出す物好きがいるでしょうか?

きっと、お金を出してくれる人がいるとすれば同業者。作品を気に入ってくれている同業者くらいのものです。
セルパブ小説に、まだ純然たるファンはほぼ存在しないのですから。ゼロではないにしても。

自分の小説を気に入ってくれた人がいて、たまたまその人とSNSなどで会話するようになって、そうすると、実はその人も物書きだった。ということがあります。
だって、自分で小説を書いていない人が、他人のセルパブ小説に興味を持つことって本当に例外的な出来事なのですよ。
今のところ。

だから、「セルパブ界隈」と言われている小さな小さな世界で、僕らは自分の手足を喰らうイカのようなものです。
宣伝しても、それは、「世間の読書好きの一般人」には届きようがない。

彼ら、彼女らがこれから読みたい本を探す場所とは、繋がっていないのですから。

では、それはどこにあるのでしょう?

残念ながら、その明確な回答はまだありません。

多くの人がそれを模索して、なんとかして一般読者にセルパブ小説の面白さを知らしめるために活動しています。

商業本と遜色ない装丁で発刊されている『SF雑誌オルタニア』だって、そんな模索活動の一つです。
幸い、商業SF誌を読むような人々の一部に知ってもらえるような流れも少しだけ作れましたが、まだまだほんの入り口にすぎません。

「1円ライター・高級ライター」というライター界の流行語を生み出した〈コグチスミカ〉さんだって、そんな模索を行なっている一人でしょう。
セルパブ小説書きではなく、一般ライターの世界に殴り込みをかけたあの勇気が、「専業のプロではないけど、何とかして物書きでお金を稼いでいる私たち」の存在を、界隈の外へ知らせ、押し出したのです。

セルパブ本の情報を毎日つぶやいてくれているゆるキャラの〈ぶくにぇー〉だって、界隈の外に情報を届けようと努力しているに違いありません。彼(彼女?)が、ツイッターでの絡みにあまり応えてくれないのも、界隈の中に閉じこもることを避けて広い世間にセルパブ小説を届けようと考えているように思えてならないのです。

 


■僕自身のこと


実は、この淡波ログのサブタイトルは開設当初から「淡波亮作の作り方」です。
まったく無名の状態から、ブログ読者と一緒に淡波亮作という存在を創り上げていきたい。その過程をつぶさに見ていて欲しい。
という想いがこもっています。
まったく無名の僕がちょっとでも知られるようになれば、きっと初期からの読者さんは育ての親のような喜びを味わってくださると思うのですよね。
新しい作品が出たら、
「よしよし、そうか、よく頑張ったね。じゃあ、買ってやろうか」
と思ってくれるかもしれません。「かも」ですが。

そして、小説や文芸に無関係なことばかり記事にしているのも、界隈の外にいる普通の人たちに読んでもらいたいからです。
セルフ出版のノウハウなどばかりを書いていたら、セルフ出版に興味のない人がたまたまこのブログに立ち寄る可能性はゼロに近いでしょう。
その人たちが電子書籍を読むかどうか分かりません。本を読むかどうかも分かりません。
でも、Webで文章を読む習慣はあるかもしれません。それなら、電子書籍との親和性だって、ないことはないのです。きっと。

僕にはたまたま、プロのCG作家という別の顔があります。
元プロミュージシャンという顔もあります。

作家として興味を持ってもらうために、この二つは邪魔だと最初は考えていました。
「どうせ、いろいろやっている人は全て中途半端だ」
そう思われるのが恐かったからです。
でもね、そんなことはないのです。
CGは職業ですから、ガチです。半端な要素は一切ありません。
ミュージシャンは元職業ですから、これもガチです。まあ、売れなかったから撤退せざるを得なかったという意味では、半端者なんですが(笑。

小説は、職業以外でいちばん打ち込んでいるものです。
だからここにも、半端な要素が入る隙はないのです。
もちろん、小説のために映像を作ったりする時間を考えると、小説を書くこと以外には何もしていない人のペースには敵いませんが。

CGをテーマにした記事を書くのは、セルパブ小説界隈の外から一人でも多くの人を招き入れるため。
この淡波ログは、固定読者よりも検索流入読者のほうが多いのが特長のひとつです。まだまだビュー数は悲しいほど少ないですが、それでも、CGのことを調べたい人に役立ちそうな記事を増やすたびに、少しずつ訪問者も増えているように思います。
開設当初は訪問者ゼロ@日ということもありましたから、それを考えればものすごい進歩です。
それは、自分で狙って実現したことなのです(実現というほどではないけれど)。

そうやって来てくださった「いちげんさん」が、この場所で連載している小説に興味を持ってくださったり、固定読者になってくださったりすると最高なのですが……。

 


■今年も色々ありました


決して総括記事を書くつもりはなかったんですが、何となくそれっぽい感じになってしまいました。
小説関連の総括記事は、また書きますけれど。

何しろ、色々な雑誌や小説以外の電子書籍に参加させていただいたのがとても大きかった一年です。

これからも、少しでも多くの〈本好きな普通の人〉に届けるために奮闘し続けます。

これを読んでいるあなたも、一緒に頑張りましょうね!


それでは、また明晩!

残しておきたいツイート

さて、今週も残していきますよ。
そろそろ本当にいわゆるSNS的な絡みツイートが増えてきたので、「残したい比率」が低下する予感……。
まだ昨年の8月ですから、もう少し現在に追いつきたいものですが。

1.

いきなり自作への感想から。
(誤字脱字などのご指摘も、たいへんありがたいことです!)

無料公開を止めて以来、1冊も売れず(たぶん)1ページも読まれていない状況が続いている壁色のパステル” target=”_blank”>『壁色のパステル』ですが、実は面白いんですよ(白目でw)。
四つ星レビューもつけていただきましたし……。

処女作がヒットしていきなりドラマ化!
とか阿呆のようなことを夢見ていたのは遥か遥か昔の出来事……。

2.

まあ、ピントも甘いし、うまい写真じゃないんですがね。
木漏れ日の中にぽっかりと照らされた雑草がとてもきれいに見えました。
巧まず、ただそこにある光景を切り取っただけでも、何か心に訴えるものが生まれることがある。
そんなことを思い出させてくれる1枚なのです。

3.

僕もほんとうにインプットの少ない人間なので、時々こういうのを見て思い出しておかないといけません(笑。

4.

そうです。
「売れてる」イメージが大事!

5.

ジャネーの法則というのですね。
面白いです。

6.

『フックフックのエビネルさんとトッカトッカのカニエスさん』の連載を始める前のツイートですね。
あれからもう1年3ヶ月も経ってしまったのか……。
ここで触れられているイメージソング(=テーマ曲)はちゃんと形になりましたし、結局ちょっとしたミニアルバムを作れるくらいの曲数になりました。
いま改めてテーマ曲を聴くと、かなり力んでいますねえ(笑。
もう少し脱力して歌い直したいものです……。

物語のほうも、第2部の『ルルルとリリリ』から現在連載中の第3部『魔女と王様』と続き、『とっても小さな九つの国』という三部作になりました。ほんとうに一大プロジェクトになってしまったものです!
最初はちょっとした思いつきに過ぎなかった物語だったのに、予定って分からないものですよねえ!

『フックフックのエビネルさんとトッカトッカのカニエスさん』のサウンドトラックはこちら

7.

これは昨年の夏の話ですが、今年の夏は結構日傘男子を見かけた気がしました。
男性用日傘のラインナップも増えていると思われ……。
来年の夏は当たり前になっているかな!?
(僕は普通の折り畳み傘をさすだけですが)

8.

いい言葉!
すべきときに、すべき仕事をしようね!

9.

さっきの『フックフックのエビネルさんとトッカトッカのカニエスさん』からの流れでSoundcloudにある淡波曲を聴いてくださっているあなた、そう、そこのあなたです!
ちょうど今、『孤独の王』のサントラが流れていませんか?
ほら、読みたくなったでしょ?
(ちっとも「残しておきたいツイート」じゃなくなってる……)

10.

そんなことは滅多にないのですが、9のツイートの周辺でやたらと『孤独の王』の宣伝ツイートをしていました。
宣伝ツイート中、実際に本が売れるという経験はたいへん嬉しいものです。

自作の宣伝という行為にはどうしても罪悪感のようなものが伴いますが、自分でやらなければ誰もやってくれないセルパブ作家は、がんばって面の皮を厚くして埋もれないようにしなければならないのです!

さ、頑張ろう!

では、また明日。

可愛くなきゃだめですか?

先日たまたま、CG関連の方との会話を辿って和牛先生という有名なCG講師の方のTwitterアカウントに行き着きました。
Blenderのマニュアル本を(紙で)出版している方なのですが、プロフィールをたどったらAmazonへのリンクに行き着いたので、踏んでみて驚きました。

そこには、僕が昨年購入したポストカード絵本が掲載されていたのです。
当時は、これがBlenderで作られたものだなんて考えもしなかったのに!


ミニチュアの写真?
いや、CGと写真の合成かな?
くらいに思ったけど、深く考えることもなかったのですね。

うーん、甘い甘い。
よーく見ていれば、これがフルCGであることは分かったはずですし、著者名から検索すればBlender作品であることも分かったはずですから!

まあ、そこで今回の僕は考えたわけです。

こういうの、自分も作りたいなあ……と。
もともと、Kindleで電子書籍を作る時に、マニュアルの中に絵本などの作り方の説明があって、ずっと気になっていたのです。

これまでにいろいろとCGの絵を作っていますから、それらを集めた画集を作るのもいいなあと。
前述のもののようにストーリー性というか、それぞれの絵の関連性は低いですが。

そこで、妻にちょっと言ってみたところ、
「えぐいからねえ」と一言。

「あ」

ダメですかね?
可愛くないと、受けないですかね?

グロい絵が好きなひとがいれば、ひたすらかっちょいい絵が好きなひともいますよね。
まあ、僕のはいずれでもない……。

可愛くもない、グロくもない、かっちょよくもない……

「えぐい……」

そんなこんなで、今、CG画集を作るべくちょこちょこ過去のデータを再レンダリングしたりして、手を入れています。

どうですかね、
──可愛くなきゃ、ダメですか?

新雑誌に参加してますっ!

もう知ってる人は知っている、新SF雑誌が創刊されます。
その名も『現実以外 -オルタニア-』

創刊が決まった頃に編集部さんからお誘いを受けて、二つ返事で参加を決めました。面白そうですもんね、メンバーが強力だし。
でも、実は参加している僕自身も、この「現実以外」ってのと「オルタニア」の関係がよく判っていなかったりします。

第2号が出る時に「現実以外」って付くかどうかで、合わせて一つのタイトルなのか、創刊号のサブタイトルが「現実以外」なのかが判るというふうに思ってます。
まあ、編集長に聞けばいいんですが(笑

で、最近は絡むところ絡むところ、つい動画を作ったりしてるわけで、今回もやっちゃいました。しかも2つ。
もちろん、CGの制作はBlenderです。
バックの宇宙については先日の記事に《超簡単な作り方》を書いた通りですね!

まずはこれ、ティーザー広告として、ちら見せ用で作りました。
ロゴが英語のバージョンです。

それから、情報解禁後にもう少し内容をプラスしたのがこちら。
ロゴが日本語になっています。

まあ、内容はあんまり変わらないんですけど。
最初のトレーラーで興味を持ってくれた方は、次のを見て「おぉっ」と思ってくれるかなあ、と。
(《豪華執筆陣》っていうのは、僕以外の皆さんのことですよ、あくまでも。悪魔デモ……)

ちなみに、このかっちょいいロゴは、山田佳江さんのデザインです。
もちろん、雑誌にも執筆なさってます。
山田さんといえばインディーズ界の人気作家さんですが、本職は映像&デザイン屋さん。《いーブックデザイン》という名前で電子書籍用の各種素材やデザインをいっぱいフリー公開しています。さすが、本職です。
こちらも注目ですね〜。

せっかくですからここで参加メンバーのことをちょっと書いておきましょ。

編集長はあの、隙間社さんです。看板作家のおひとりである伊藤なむあひさんの短編も掲載されてますよ!
それから、『オルガニゼーション』シリーズや『ストラタジェム;ニードレスリーフ』の波野發作さん
『プリンセス・プラスチック』で有名なプロ作家の米田淳一さんも参加しています。
そしてそして、創刊号の特別ゲストとして、あの大滝瓶太氏!
(これはすごい。波野さんが大滝氏を招へいした編集長を褒めてたりしてましたw)

そしてもう一人、謎の人物が参加しているそうです。
こちらはまだシークレット状態で、僕も知らないんですよね……。
どうやら、こちらもかなりの有名人らしいです。楽しみですねえ!

創刊は「10月くらい」とのこと。まだ曖昧のようです。
僕自身の原稿はもう上げてるんですが、校正がまだ途中、という感じです。

未完成の掲載作品をちょっとだけ読ませていただきましたが、面白いですよ〜。
粒ぞろいです、まじで!

と、いうことで、本日はこれまで!


Kindle Unlimited、どうですかね?

まあ、最近もっともホットな話題のひとつですから、今週もKindle Unlimitedの話題でいきます。

8月のKENPのページ単価はかなり下がるだろうと、誰もが予測していると思います。
最終的な数字はAmazonからの売上げレポートが出るまで分からないと思いますが、多くのひとは0.5円@ページか、それを下回るくらいじゃないかと予測していますよね。
僕は、もっとかなり下なんじゃないかなあと思ってます。KENPの数字が何倍にもなったひとがたくさんいそうですし、出版社も8月はかなりKU対応本を投入しましたもんね。特にコミックとか。
あまりにKUで読まれ過ぎて、この本はKU撤退させてと出版社がAmazonから言われるとか、そんな話題もありました。

これですね。

Amazonからの分配総額(KDPセレクトのグローバル基金)は劇的に増えたりしませんし、KU契約の分が増えたとしても、それを世界中の(日本中の?)本が喰い合うわけなので、読まれれば読まれるほどページ単価は下がるわけですよね。
そうすると、これまでよりグッとKENP既読数が増えていれば印税額が激減することもないでしょうが、これまでと同じレベルの既読数だった場合、目も当てられないレベルになる可能性があります。

僕の場合を見てみます。

推移が分かりやすいように、昨年9月から1年間の各数値をグラフにしてみました。
(単位はご想像にお任せしますが……!)
KENP

多少の揺れはあるものの、昨年の11月をピークに減少し続け、7月にはね上がった傾向が8月も維持され……と見るのが普通でしょうか。
KUの始まった8月にいきなり急伸しているということはないようです。
昨年11月というと出版作品もなく、特に目立った動きはないのです。当時の淡波ログを一ヶ月分ひっくり返して見ると、ひとつ「もしかしたら?」というものが見つかりました。

《日々更新》を開始してから3ヶ月あまり、まだいろいろな連載を始めてはおらず、日々、エッセイ的な記事を書いていました。
『フックフックのエビネルさんとトッカトッカのカニエスさん』の毎日連載が終了したのが10月5日で、10月と11月は、日々いろいろな記事。
12月に入ると今度は『ルルルとリリリ』の連載が始まり、通常の記事は減ります。そして、記事を書く負担を減らすために思いついた、《雑誌的な進め方》として、数々の新連載記事を始めたわけです。「ツイートまとめ」「今週の一枚」などなど。
そしてとても残念なことに、この12月からKENPがまた落ちているんですよね。
これ、相関関係がありそうです。
連載の体裁を取ることで、初めて来た方が興味を持ちづらくなっているのかもしれません。「第○回」と書いてあるだけで、「あ、オレには関係ない」って思われて引いてしまう可能性があるのではないか、と。
7月のKENPがいきなり復活するわけですが、これの理由はよく分かりません。もしかして、このころは『ルルルとリリリ』の挿し絵ネタを何度も書いていましたし、Twitterなどにも絵をアップしていました。このあたりで、絵の好きな人に少々アピールしたのかな、と思ったりはしますが──。

では、引き続き他の要素を見てみます。
売上げ冊数と無料DL数を並べたものです。
売上げ冊+無料DL

なんと、無料DL数に於いてはKENPと全く同じ傾向が出ています!
これは驚きました。
売上げ冊数の傾向はそれほど明確ではありませんが、この春から減少しているのは明らか。8月は地を這うような数字です。

次は棒グラフにしてみました。
売上額とKENP印税額の推移です。
売上げ+印税

Kindle Unlimitedの始まった8月の売上額は少ないですが、実は4月や7月のほうが低くなっています。
と、いうことは、売上額に対するKENPの影響は決して大きくはない、と言ってもいいかもしれません。むしろ、ここ淡波ログで掲載している記事の内容が、本の売上げ、無料DLに大きく影響しているという推論が成り立つのですね。
KENPのページ単価が劇的に下がれば、8月の売上総額はかなり悲惨なことになりますが……。

そしてもう一つ、最近の淡波ログ、CG関連の記事にアクセスが集まる傾向にあります。
ちょっと本日午前中のアクセスランキングをキャプってみました。

スクリーンショット 2016-09-04 11.16.21

おいおいおい……、こんなか!?

見事に90%以上のアクセスがCG関連記事です。しかも、Manuel Lab関連が大半を占めているという……。毎日、数人の方がManuel Labの記事を順番に読んでくださっている感じ。これ、その方たちが小説に全く興味がなければ、作家としての淡波にはまるで興味が湧かないということですよね……。
まあ、いずれCG関連の電子書籍を出してドカンと!(と言い始めて早一年以上……)

数字は正直です。

現在の方法を続けている限り、ジリ貧は避けられないのではないかとびくびくしてきた、今日の淡波です。
でも、『魔女と王様』と『ティプトン』の連載は続けますし、他の連載も続けますよ。

【教訓】
 ・ブログの内容と小説の売上げには、実は相関関係があった!
 ・連続性のない連載には、「第○回」と書かない方が良さそう
 ・連載という体裁を取らない連載の方が、初めて来た方には優しいかも
 ・自分を探してここへ来たひとが、迷子にならずに興味を持ってくれる記事が大切

あなたの傾向は、どうでしょう──?

じゃ、また!

今週の一枚:ん? なんか見たことあるような……

C_whole_2500
○○さん

 

と、釣りタイトルにしてしまいましたが、まあ、見たことのある人はまずいないのかなぁとも思います。

実はコレ、ある方からデータをいただいてコラボ制作中の作品です(その方が制作途中のものを一回だけツイートしたみたいなので……)。
だいたいのモデリングと質感設定が済んだものを僕が再調整し、アニメーションを付けて、映像作品になる予定です。

最初にいただいた状態でも独特の雰囲気があってきれいな質感だったのですが、レンダリング時間があまりにかかってしまうため、僕の方でチューニングを兼ねて付け直し、結局かなり違うものになりました。これはこれで結構色気が出て面白いかなあと思いますが、どうでしょうね……。
(まあ、オリジナルを制作したご本人からは「良い」と行っていただけましたが)

それに、アニメーションを作るためにはレンダリング時間短縮のためのチューニングが必要なんですよ。これで最初の状態から10分の1くらいに短くなっていますから!

で、映像作品って、何のためのものかってのが、気になりますよね〜。何のためのものか。何かのためのものですよね、何かの……。
──さて、ヒント終わり。

この春、セルパブ界の話題をうっかり攫ったアレがね、また動いてるんですよ!
僕もこういう形ですが、参加させていただいてとても楽しいです。
(わ、分かりますよね……こ、ここまで言っちゃって……良かったのかな……)


おまけです。オリジナル状態の画像。
この、花のところに光が当たってるのがきれいなんですけど、時間短縮のために変えさせていただいちゃいました……
この、花のところに光が当たってるのがきれいなんですけど、時間短縮のために変えさせていただいちゃいました……(作者ご了解済み!)


はい、今日はここまで!

じゃね。

見つけた!読んだ!新しい作家さん。

その名はキリユキマサハラさん!
いいなあと思う作家さんを見つけると、とても嬉しい。それが、誰かからの紹介ではなくて自分で見つけた人だったりすると、更に嬉しい。
セルパブ夏100にも載っていなかったし、まさにお宝発見!って感じで。

キリユキさんのことは、ほんとうにたまたま、Amazonのサイトをぐるぐる回遊している時に何番目かのオススメにぽこんと現われたのでした。
出てきたのは『ランナーズ・ナイト』という最新短編作。

あ、0円だ。と思い、まずは作品紹介をチラ見。
あ、スポーツのお話だ……。
実は、スポーツのお話はあまり好物ではなく、どちらかというと興味をそそられることはなかったんですよね。で、内容をちゃんと読みもせず。

で、次に目が留まったのが、本のボリューム。
あ、12ページ。短い。すぐ読めそう。

そしてそのままスクロール。自己紹介を読んでみました。
ここまではまあ、WEBサーフィン・モードです。うん。
で、ここで、「ん? なんかこの人、文章上手そうだぞ……」
と思ったわけです。

キリユキさんの自己紹介に出てくる作家では、どちらかというと村上春樹さんも好きではないし、読んだことがあるのはジョン・アーヴィングくらい。しかも、よせばいいのに原書で読んで途中で挫折……。

でもなぜか、興味が湧いたんですよね……出会いと言うのは不思議なもので。

はい。で、読みました。
読んで大正解!

『ランナーズ・ナイト』、いいですよ、これ。
文章は端正で、文学らしい嘘とリアルな描写がとてもいいバランスで入り混じり、読んでいて心地よく、また、ズンと重い部分もあり。
意外なほど普通な結末も、とても納得できる良い結末だなあと思いました。
なにより、たった12ページの中にとても濃いドラマが詰め込まれているし、何気ない伏線も嫌みがなくて好み。

もちろん、第一作目の『大蟻とウィスキー』もすぐにポチりましたよ!
30ページあるので、倍の時間楽しめそう。
(こちらも無料でした!)

この感想にピンと来た方は是非、読んでみてくださいね〜!

ルビ、どうしてる?

本日の記事は昨日の続きです。
昨日の記事はちょっと文字数が増えてしまったので、「自分だったらこのくらいまでしか読まないかも」というあたりで切りましたw。

さて、ルビについて、いま一つどうしようかなあと考えているのが、Furi『振り仮名』サイトを利用するかどうか。
このサイト、日本独立作家同盟の鷹野理事長が教えてくださったもの。テキストファイルをアップロードするか、テキストボックスにペーストすると、自動的にルビ付きのHTMLファイルを生成してくれる優れものなんです。

こんな、超シンプルなページです。
こんな、超シンプルなページです。

シンプルなページながら、機能はちゃんと備わっています。
見ての通り、書き出す形式は「BCCKS」「HTML5」「でんでんマークダウン」の3種。
そして、開くひらがなのレベルも選べるのです。

総ルビなら小学1年生向けですね!
総ルビなら小学1年生向けですね!

僕もちょこっとテストをしてみたのですが、振り間違いもほぼなく、手で振ったものと遜色のないルビが振られました。
僕の場合は総ルビということもあり、文章量が多いとエラーが出てしまいます。いろいろ試したところ、1話分(1,000〜1,200字くらい)なら問題なく変換できます。

今までかなりルビ振りには苦しんできたので、これは本当に福音。
でもね、僕のワークフローにはちょっとはまらなさそうなんですよね。この方法だと。

愛用のエディタHagoromoでは、執筆時にルビや圏点を振りながら、縦中横や行の下揃えなども全部最終形のepubと同じ形で盛り込めます。

Hagoromoからepubを書き出すと、ほぼそのままの形で販売できるepubが出来上がるのですよね。僕の場合はそこにちょこちょこ手を入れるのですが、一度HTMLに書き出してしまったものを再びHagoromo形式に戻すことは出来ませんから、後々のepub編集が逆に辛くなってしまいそうなのですよね……。

『振り仮名』サイトにはルビ機能しかありませんから、縦中横や圏点、他の書式は後から手作業でやらざるを得なくなります。もちろん、cssも自分で手編集し直さないといけないでしょうし。
う〜む。

それでも、ルビが自動で付くのは非常に魅力的ですよね〜。

さて、まだ連載をいつから開始するのかも決めていない状況ですから、もう少し悩もうかと思います。いいやり方が見つかるかもしれないですし。

WEBページに載せるものに振るルビならばっちりですから、ご存知なかった方はお試しになってはどうでしょう?

最後に、『魔女と王様』第一話の前半部分をFuriで変換したものをお見せします。

まずは、ページのキャプチャから。

HTMLのタグを見慣れていないとびっくりするかも。
HTMLのタグを見慣れていないとびっくりするかも。

 

こんな風に、変換結果が直接ページ上に表示されますが、慌てなくて大丈夫。例えばブログ上に掲載するのであれば、この文字すべてをテキストエディタにコピペするだけでオッケーです。

独立したHTML書類にするのであれば、HTML書類であることの宣言や各種のタグが必要になりますが、皆さんの使っているワープロやエディタに、HTMLの書き出し機能はありますよね?
あれば大丈夫。適当な短い文章をHTMLで書き出しておいて、<body>タグから</body>までの中身をそっくり入れ替えてしまえば良いんです。

では、この文字をこのブログのエディタに「そのまま」貼り付けてみますね!


1 (ぎん)(きつね)

「そら()けー、ほれ()けー!」

ほんとうは(ちい)さい(こえ)でしたけれど、ニーダマは愛馬(あいば)パカラの(みみ)(くち)(ちか)づけて()いながら、かかとで(はら)()りました。あの、(うつく)しい(ぎん)(きつね)が、(いま)まさにニーダマの()(まえ)姿(すがた)(あらわ)したのです。これは、興奮(こうふん)しないわけにはいきません。

ニーダマは一瞬(いっしゅん)たりとも()(はな)さないようにしながら、(こし)にゆわいた弓矢(ゆみや)(うし)()にまさぐりました。すると突然(とつぜん)、パカラの(あし)()(しろ)(こおり)(うえ)(すべ)り、キラキラと(ひか)(こおり)(きり)()()げました。そうです、夢中(むちゅう)でパカラを(はし)らせているうちに、いつの()にやらニーダマは(こお)った(みずうみ)(はい)ってしまっていたのです。

ニーダマは、ふと背後(はいご)()(かえ)ります。(しろ)(けむ)視界(しかい)()こうには、(いろ)とりどりの(はる)(はな)()(みだ)れていました。

(ぎん)(きつね)(あし)()め、こちらに(かお)()けました。そして、(くび)をちょっと()ってコーンとひと(こと)()くと、(こおり)(うえ)悠々(ゆうゆう)(ある)()しました。

「おのれ、(きつね)め! おれ(さま)馬鹿(ばか)にするなよ」

ニーダマはパカラの(はら)を、(ちから)いっぱい()()げます。びっくりしたパカラは、ヒヒーンといななくと(はし)()しました。


どうです、ばっちりでしょう?
みなさんも是非、チャレンジしてみてくださいね!

じゃ、また明晩!

─そしてKU来たる。

KU──。
つまり、もう誰もが知っているKindle Unlimitedのことだ。既にアンリミという愛称で呼ばれているらしい……。
(「いやいや、そんなにみんな知らないだろ、おれは聞いたこともないぜ」って突っ込みはなしだよ)

最近、Amazonでも楽天でも電子書籍の売上げがさっぱりだった。もちろん、もともとそんなに売れていたわけではないけれど、まあ、両ストアを合わせれば一日一冊程度は売れていた。

それが、7月半ばくらいからもうゼロの行進が続いていた。時々思い出したようにぽろっと売れる以外は、もう絶望的な状況。
きっと、KUの開始を待っている人が買い控えをしていたんじゃないかと思ったりしたのだ。
8月になれば、会員になりさえすればKUの登録本はいくらでも読み放題になるのだから、何も今、お金を出して買う必要はないよな。と思うのは当然だろうな。電子書籍はデータなんだし、所有欲に訴えるものはあまりない。
Kindleの本棚にずらりと並んでいても、そんなに嬉しくはないんだろう。
(僕はもともとあんまりコレクション癖がないので、そこはよくわからないけど──)

これまでじゃんじゃん売れていた人でも、アンリミの到来と共に返本ばかりが増え、ちっとも売れなくなってしまったと聞く。
うーむ……。

そして、僕は考えた。

アンリミを申し込むような人は、きっとヘビー読書家だ。こういう人たちの眼に、自分の作品を触れさせるチャンスを増やさなきゃいけない。
なんてったって、アンリミ者にとってアンリミ本は無料なのだから、読むスピードさえ付いて来られれば、いくらでも読んでくれるはずだ!
(はず、だ……!)

そんなことで、楽天で、ブックウォーカー・インディーズで、ちっとも売れない作品を、僕は引き上げることにした。
決まれば簡単。どちらも、管理画面から出版を停止するだけだ。楽天は、一晩(10時間程度)で作品が販売ページから消えた。
BWインディーズは、配本停止申請から実際に本が消えるまで、しばらく掛かるようだった。

そしてKindleのみで販売し、KDPセレクトに登録。
もちろんそれで自動的に、アンリミ対応になったという算段。こちらも、登録から数時間でストアにアンリミ対応として更新されていた。

今回アンリミ対応にしたのはこの三作。

unlimi_new

いずれもページ数が少ないので、収入に影響が出るほどではないのだけど、何しろ、手に取ってもらえるのがいい。
そして、ずっとは端末に入れておけない(同時に入れておけるのは10冊らしい)から、恐らくはDLしたら読みはじめてくれるはず。
そうなると、もう無料キャンペーンや常時無料本よりずっと読んで貰える可能性が高いのではないのかとさえ思えてくる。

さ、どうなるやら……。

1ヶ月か2ヶ月経過したら、影響がどのくらいあるかを報告するからねっ!

じゃあ、また明晩!