今週は、新作『太陽の子孫』の表紙を初公開。
実はまだ仮タイトルなんだけど、どうもこのまま行きそうな予感。
時間の問題もあり、今回の手描きになりました。
でも、手描きは本当に修練の不足がそのまま出てしまうよね(不足というか、全くしていないw)。
月狂四郎さんのブログにもあったし、BWインディーズで周囲を見ても、女の子がいる表紙ばっかりだ。まあ、だからというわけでもないんだけど、今回は女の子にチャレンジ。
でもまあ、この絵じゃあ、ジャケ買いは望めないなあ。
妻に言われちゃったんだよ、
「小説を読み終わった小学生が描いたみたい」って。
そりゃあひどいだろ、とも思うけど、現実は厳しい。まあ、余裕があればまた描き直したいとも思いつつ、描き直しても同じじゃないの? とも思ったりする。
手描きの良さもあるよね。
パース感とか、実は、狂ってるくらいの方が僕は好き。なんていうのかな、がちがちに全てが整っていると、広がりを感じないよね。一見ヘタクソそうに見える絵本の絵とか、小さい子供用の本の挿し絵とかね、整っていないことがとてもいい味になる。
完璧なパースを出そうと思えば下絵を3DCGにしちゃえば簡単だし、でもそうはしたくなかったんだ。
あ、もちろん、この絵はダメよ。味がないし、ぎすぎすしている。線がきれいじゃないしね、バランスも悪い。
じゃあ、何でそんなのを販売用の本の表紙にするの? って、それは訊かない百年の約束。
うーん、本当はもう少し骨太っぽいSF調の表紙にしても良かったんだけど、お話にはもちろん美少女が出てくるし、柔らかめの話だし、この場所の絵を描きたかったんだよね。
(あ、全然美少女に見えないって? いいの。心の目で見て!)
そして、この表紙絵にはちょっとした秘密があります。
お話を読み進めると、あれ? っと思って見返して、おお〜っと思うような感じにした積り。
もちろん、発売時には無料キャンペーンをやりますので、お楽しみに!