Works of 淡波亮作


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〈2014年 12月25日発売〉 
ランキング
Amazon Kindle Store 無料本、《SF・ホラー・ファンタジー の 売れ筋ランキング》にて最高1位を記録。
概要
いつもと同じように始まった朝、低い唸り声を発して恭一の目の前を飛び去った二羽のカラス——。
ごみ捨て場に向かう右手が、急に重くなったような気がした。青い袋に顔を向けると、その上には一羽のカラスが陣取っていた。まるで、この荷物は自分のものだと主張するかのように。

SNSではカラスの話題ばかりが投稿されていた。
<なんで最近のカラスはいつまでも民家の側にいるんだ——>
<雀はもちろん、メジロもヒバリもモズも、とんと姿を見せない——>
一方、家に帰ると、真夜中だというのに娘がベランダでスズメに餌をやっている。なぜ、こんな時間に??
壊れ始める日常と、非日常がいつの間にか日常になってしまう違和感。そして、更なる非日常の連鎖が、あり得ない出来事を招く——。
気になるシーン
スカスカなトップページには、偏った情報のみが掲載されていた。カラスだ。カラスの情報だけが、ページを埋めていた。
「なんで、カラスばっかりなんだ?」
「なんでって?」
「いや、だからさ、もっと色々あるだろう。スポーツとか、芸能とか、さ」
「ああー……。そんなのもあったっけ」
「あったっけって、お前」

レビュー・露出
(Amazonレビューはタイトル+リンクです) 
 
《Amazonレビュー1》 Raven

 
試し読み(Amazonより、ちょっと多め!)
『奇想短編集 そののちの世界1 夜啼く鳥』
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©Ryousaku Awanami 2015.