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ケプラーズ5213
〈2014年12月15日発売〉 
News
2015年10月
WEB上で縦書き読書できるツール群「えあ草子」の作者、佐藤和彦さん、セルフ作家の山田佳江さんが本作を読んでくださってます。佐藤さんはTwitterで感想を寄せてくださいました。

佐藤さんにいただいた感想:ちょっとだけネタバレ注意。
1, 2, 3, 4.

山田さんのツイートはこちら

2015年10月
新価格(550円)に改定すると共に、表紙イメージを変更しました。ヒロインのケイト・シルバーバーグが円窓から見えます。表紙の色も今までの土=Earthのイメージから、森のイメージに変更しました。

2015年5月31日
『キミコロ』の藤崎ほつま氏が、最新版の帯に推薦者の一人として《淡波亮作氏『ケプラーズ5213』》と入れてくださいました!

2015年3月31日
新潟文楽工房 ヤマダマコト氏のブログにレビューが掲載されました。これを読んだら、小説を読みたくなること間違いなし!

概要
紙の本を想定した長さ:約303ページ
(38文字×19行の文庫本サイズでレイアウトした場合。紙の本はございません。Amazonさんの長さ計算は単純な文字カウントによるもので、改行、改ページを考慮していないようです。実際のレイアウトに出来る限り近い形であれば上記のページ数となります)

本書は、2014年3月のNASAによる発表「ケプラー186fは、太陽以外の恒星のハビタブルゾーン(生命が存在する可能性のある領域)内において、初めて発見された地球に近いサイズの惑星である。」<Wikipediaより引用>という事実をベースに、ケプラー186fへの人類の壮大な移住計画とその結末を描いたSF長編小説です。
ストーリー
人類は、とうとう母なる星地球を、生存に適さない環境へと追い込んでしまった。世界は処理しきれない放射能で溢れ、もはやこの先、生まれくる子孫のための生息環境を確保することは不可能となっていた。

1665年、ニュートンによる万有引力発見。

1939年、アインシュタインによる原子力軍事利用の発案。

21世紀においてすら、この274年間で人類の進化はとうに終焉を告げていたのだと多くの科学者がみなしていた。文明と文化が織りなすバランスの頂点であった1939年を折り返し点として、人類は坂道を転げ落ちるように破滅へと歩み続けた。そして、そこから274年後の2213年こそが、地球における人類生存の限界点であるとの結論が導きだされた。2183年、人類の命運を賭けて巨大宇宙船ティオセノス号の建造が宇宙で開始され、生存のタイムリミットである2213年、いよいよケプラー186fへと向け、10万人の同胞を乗せたティオセノス号は航行を開始した。

地球を旅立って三千年後、人類は尊い犠牲を払いながらも、計画通りに492光年彼方の惑星ケプラー186fに到着した。人類は惑星の各地に入植キャビンを送り込み、水と緑に溢れた美しい新天地に入植地を築きつつあった。だが、人類の生息環境として申し分ないその惑星に、先住生物が存在しないはずはなかった。

ケプラーズ、つまりこの惑星の先住生物である凶暴な猛獣を退治するため、母船からの兵が主人公ソー・カワハラたちの住む移住キャビン横に到着した。早速、猛獣の掃討作戦が開始され、ソーたちも銃を渡されて同行することとなった。だが、ソーはただ一人だけ、どうしても獣たちに銃を向けることができないでいた。
だがケプラーズは次々にやって来ると、入植船へと忍び込んだ。
戦いの中に日々を過ごし、ある夜、思いもしない出来事が起こった。やつらは、ある明確な目的を持って、入植船へとやって来ていたのだ。

ソーは、そして人類は、想像もしなかった重大な決断を迫られることになるのだった!

メディア・ミックス!
なんと、絵師の禅之助さんが、本作のファンアートを描いてくださいました。ラフ段階から完成まで、途中経過も含めて掲載させていただきますね。色塗り前の白黒作品では、宇宙船に何か黒い塊がくっついています。色塗り後の完成作品を見ると──
「うわぁ、これだったんだ!」と既読の方なら喜んでいただけるかな、と思いますよ!

宛名入りで、とっても嬉しいです。めちゃめちゃ凝ったサイン色紙をいただいたみたいでしょ?
(クリックすると、大きめの絵が出ます)

ファンアート!
「遅くなってゴメンナサイ(T▽T)」
「もっと描きこむぜぃ(^.^)」
「ラフやっとまとまった!」

「フェリー墜落」ためし書き

設定資料
 キャビン16 設定資料
 キャビン16 鳥瞰図
 ティオセノス号 図解

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 予告編
 サウンドトラック
 CGブレイクダウン映像



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