フィーチャーとフューチャー

外国語って難しいですよね、アゲイン。
先日の記事で「ティーザー」と「ティザー」について書きましたが、今回はもうちょっと深刻な誤解についてです。

知ってる人も多いと思うので(特にここに来てくださるあなたは!)、釈迦に説法みたいな話ではあるんですが……。

《Feature》 と 《Future》

この二つは全く異なる英単語ですが、混同されているというか、Future一択になっていることがとても多いですよね。
僕は昔からこれがどうしても気になっていて、でもビジネスの現場でこういうことを指摘するのも気が引けて……。
こんな場所でぼそりと呟くしかないのですが。

まず、辞書を引きましょう。

 Feature:
 (名詞)特徴づけるもの、特性、特長、素性、顔立ち、容貌、外観、メインとなるもの、主要なもの、主役 などなど
 (動詞)特徴づける、売りにする、主役として起用する
Future:
 (名詞)未来、将来
 (形容詞)未来の、将来の

(いずれも複数辞書からの意味を要約。特定の辞書をコピペしたものではありません)

さて、もうお分かりですよね。

《○○をフューチャーした》という表現は、完全に間違いです。言い訳する余地は微塵もありません。
フューチャリングとかって使っちゃダメですよ、あり得ない文法にあり得ない意味のダブルパンチですから。
(ダブルパンチ=死語?)

「未来した、ってなんだ〜っ!」
「未来てる、ってなんだよ〜っ!」
と、僕は身悶えずにはいられないわけなんです。この使い方を聞いたり目にする度に。

あ、ごめんなさい。ちょいとヒートアップしました。
あなたは決して使ったりしてませんよね……。

確かに、日本人的にはかなり似ています。もう、区別が付かない半歩手前。
でもね、カタカナで使いたいんだったら気を付けましょうよ、そこんとこは。

今日はそんな話。

じゃ、また明晩!!

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *