今日はこんなツイートから。
1.
「誰でも書ける文章」は意外と「誰でも」は書けないもんよ。「誰でも書ける」ように感じるのは、書いた人が上手いから。「こんな文章、誰でも書ける」ってのは、「寿司ってただ握るだけの簡単な料理だよね」とかいうようなもん。
— 前Q(前田久) (@maeQ) 2015年7月3日
良い言葉でしょー?
2.
私自身は、もう本で時間つぶはしたくないので、これらとは別のものを求めています。
これ、分類するのが難しいけれど、あえて言えば「巡り合えて良かったな」と思える本。あるいは、これは手垢にまみれた表現だけど「死ぬまでに読んでおくべき」本。
— タダノ ケイ (@KeiTadano) 2015年7月4日
こんな風に思ってもらえる物語を、紡いでいきたいもの。ですねえ。
3.
君がいて、僕がいる。君がいるから、僕という存在が認識される。他者の存在なしに、僕の存在を証明することはできない。だから人は、人に生かされていると言う。
— 高橋熱 (@Atsushi_Takah) 2015年7月4日
読者がいなければ、作家も存在できない。
読者のことを考えなければ、作家であるとは言えない──?
4.
@kohnosuke @OUKI_Bouichirou よく言われる話ですよね、女の子を表紙にすると売れるって。僕は可愛い女の子を描けないので、そこは無理なんですが……。
— 淡波亮作@魔女と王様連載中! (@RyoAwa) 2015年7月4日
こんな話題で盛り上がったことがありました。
結局、『ケプラーズ5213』の表紙の真ん中にある円窓の中に小さくケイト・シルバーバーグを入れるに留まりましたが……もちろん、売上げへの好影響はありません!
(まあ、いわゆる美少女表紙とはあまりに違いますし、ね)
そういえば、『太陽の子孫』の初版は一応美少女でしたね。ただ、絵が可愛くないので実際全然売れず、こちらもいつもの感じに戻しましたが。
経緯はここに(笑。
5.
自分自身の全存在でもって、つまり霊・魂・体でもって何か特定のことを望む(意思する)人は、魔法を使えます。―そして、それはファンタージエンの中でだけではありません。 『Das große Michael Ende Lesebuch』(はてしない物語の未公開の章より)
— ミヒャエル・エンデ (@Michael_Ende_jp) 2015年7月5日
師匠。
《魔法を使える》という言葉を、創作するとか、作品を生み出すとか読み替えると、勇気をもらえる。
6.
@niigatabungaku いやいや、「面白い」という感想や評判が「面白い」を読んで、正当な口コミで広がっているんだと思いますよ。物珍しいだけでは僕だって読まないでしょうし。面白いという評判を信じればこそ広がるんだと。
まあ、マイペースでやるしかありませんけどw— 淡波亮作@魔女と王様連載中! (@RyoAwa) 2015年7月5日
まず、面白い作品を生み出すこと。
面白い物語を思いついた時に、それを表現し得る力を蓄えておくこと。
それから、それからだ。
7.
例えば朗読したときを想定したリズム、息継ぎ、いかに滑らかに視線を動かせるか。
そんなことを、僕も考えて書いています。
とても、大事なことだと思う。
8.
>RT
文章のリズムも気にしてるけど、理解のリズムも気にしてる。そのリズムに合わせるために、ほとんど同じ内容を言い換えて書くことも割とあるな。— 皮算積人 (@LilGiantPanda) 2015年7月5日
リズム、っていろいろある。
理解のリズム。これは文章の構造に大きく関わることですよね。
プロットを小説に落としはじめる時、ここをしっかり練っておかないとバランスが崩れてリズムが作れなくなる。
気を付けなければ!
9.
自分が今何をどの程度デフォルメしているのか?ていうのが分かっているのはとても大事だよね。
じゃないとココ直してって言われた時に全く対応できなくなるってこともあるかもだし。— 禅之助 (@rakugaki100page) 2015年7月6日
これは絵に関するツイートですが、小説にも当てはまりますよねえ。
リアルをどれだけ歪曲するか、想像と空想が事実をどれだけねじ曲げられるか、どこまでリアルを保てば読者さんがついて来れるか?
日々、精進。
10.
これが言論の自由の意味!
内田樹さんの短いインタビュー。
本日の朝日新聞夕刊より pic.twitter.com/oDEh8HIgwb— 淡波亮作@魔女と王様連載中! (@RyoAwa) 2015年7月8日
今晩の最後は硬派に。
考える。
じゃ、また明晩!