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残しておきたいツイート──010

さ、このシリーズも10回まで来ましたよ。
今晩は皮算積人さんのこちらのツイートよから!

1.

ですね、ですね。言葉は生き物。
先日の新聞にこんな話も載ってました(細かな内容は忘れたので大ざっぱな意味のみ)。
──「こだわり」という言葉は、もともと「重要ではない細かなことに力を注ぐ」という意味合いだった。「そんな些細なことにこだわって……」という文脈で用いられる言葉だ。
それが今では、「こだわりの逸品」など、良い意味で使われることが多い。
でも、これを間違っていると考えるのもどうか──
そんな感じでした。
ね、言葉は生きている。変化している。退化でも進化でもなく、世につれ人につれ、自然に変わって行くのが言葉なんだよなあ。

2.

なんだかとっても勇気づけられるツイート!

3.

これは、よく言われることですよね。僕も朗読するように読んでしまうので、遅いです。文字で書いてあることを目の前でリアルタイムで起こっている出来事と考えると、セリフは喋る以上の速度では読めないし、それに引っ張られて地の文も同じような速度になる。
時々、倍速とか三倍速で読んでみる。読めないことはないし、普通に内容は頭に入るんだけど、後がね……。
すっごく疲れてしまうのだ。
普通に早く読める人が羨ましいな。

4.

こういう自分向けのツイートは、極端に読まれないか気に入ってくださるかどっちかだ。
これは、全然気付かれなかった部類。

5.

これは素晴らしい話。Twitterでもプラグインなどで使えるようになってたりするのだろうか?

6.

ポジティブでなくてもいいんだ。ネガティブな自分が発する《何か》をちょっとだけ封じ込めよう!
(出来る時と出来ない時があっていいけどね〜)

7.

怖い。

8.

控え目に宣伝に繋げる……。

9.

カクヨムで拙作『さよなら、ロボット』を読んでくださっている方にはタイムリーですねー。これ、主人公の父親である森池ケンイチが眠っている冷凍睡眠装置です。

10.

その通りと言うか、身につまされると言うか……プロットを無視し始めるタイミングはこのあたりかなあ、と。

ええ〜、お後が宜しいようで……ちゃんちゃかちゃん。

じゃ、また明晩!

『さよなら、ロボット』を改訂!

カクヨムで公開中の『さよなら、ロボット』を改訂した。
先日もお知らせしたとおり、あのカタカナばかりで何とも言えない読み難さを持った第一話を、何とかしたのだ。

物語を損なわず、文体も雰囲気も損なわず、自分を捨てることもなく(大げさ!)、読みやすさをちゃんと追求して冒頭を書き直したのだ。なぜ、もっと早くやらなかったのか、と後悔しても遅いけど、ずっと放っておくよりはずっといい。

まあ、そんなこんなで、第一話の始めでいきなり離脱されてしまう確率がほんの少しだけ軽減された『さよなら、ロボット』を、是非カクヨムで確かめてみて欲しいなあと思う、深夜の淡波。

たしかに、カクヨムは若い人向けなのだろうし、自分の小説は浮いているかも知れない。でもね、オープン以来、全然知らない若い方が十人以上もフォローしてくれたんだよ。これを素晴らしい成果と言わず何と言おう。

こんなこともあるけど。

こんな発見もあった。

だからね、このまま続けるよ。
時々、手を入れたりするかも知れないし、ね。

興味持ってくれた?
ここだよ!

じゃ、また明晩!

朝令暮改でいこう!

はい。言うことがコロコロ変わる淡波です。
カクヨムに出している『さよなら、ロボット』なんだけど、やっぱりジャンルを戻すことにしたのだ。
やっぱりこいつはSF。それ以外のものではないんだから。

というのも、カクヨムがオープンされ、ミステリーのページで色々な作品の紹介をざっと見ていて。すごい違和感に襲われたのだ。
僕の作品、まったくミステリーじゃないわ。ここに並んでいたって、読みたい人に全然届かないじゃないか……。ってね。
(まあ、こういう作品を読みたい人がいれば、だけど──)

そりゃあそうだった。たしかにミステリー風味はあるかも知れないけど、僕みたいにロクにミステリーを読んだこともないような物書きが書いたものが、ミステリージャンルの中に並んでいて馴染むはずがない。
検索にかかるためのタグを見ても、もう、SFとしか言いようがない。
で、迷わず登録ジャンルを変更。たった二日間のミステリー区分だったわけ──。

そしてもう一つ。

これはずっと以前から気になっていたこと。

物語は、主人公のジャーナリスト森池マサルが、取材から帰ってきたところから始まる。
それを迎えるのが介護兼ペットロボットのシードだ。ロボットらしい喋り方を表現しようとして、シードのセリフは仮名を全てカタカナにしている。これがもう、極端に読み辛いのだ。
セリフの流れも滑らかじゃないし、内容もこなれていない。小説を書き始めてまだ1年かそこらの頃に書いたものだから、まあそれも仕方がないかも知れないけど、当時から心のどこかで気になっていたのだ、ずっと!

カクヨムへの投稿をきっかけに、ちょっと第1話を読み直してみたら、その読み辛さに閉口した。
これじゃ、読み始めて投げ出す人続出じゃないか? と、正直思った。
実際、PVを見ても、第1話だけで離脱している人が多いかも知れない。まあ、まだ分からないけど──。

有料で売っていた頃は、有料だから読み進めないともったいないと思って読んでもらえていたかも知れない。だから、好意的なレビューだとか感想を目にして安心し切っていた。
昨年無料にしてから、あまり感想を聞くことがないのは、第1話のせいじゃないだろうか? と、思い当たったのだな。

無料だったら、読み始めてすぐに投げ出してももったいなくないからなあ……。

で、書き直す時間も気力もないと思いつつ、僕はカクヨムのサイトの編集画面から第1話をiPadのテキストエディタにコピペして、もう書き始めていた。どんどん削って、ちょびちょび書き直す。

さて、これを先へ進めるかは分からないけどね。

──悩みつつ、強烈に思ったこと──
【冒頭だけ変えたって、物語の本質は変わらない。
 逆に言うと、物語の本質を変えずに冒頭を修正することなんか、簡単なんじゃないのか!?】

まだ読み始めていないあなた。
もしかすると、もう二、三日待った方がいいかも知れませんよ……。

ってことで、じゃあまた明晩!

よし、ミステリーで決まりだ!

今日は2月28日、ということは、明日は2月の最終日、つまり「カクヨム」のオープン日だ。
ということで、今夜の話題はもちろんカクヨム。

兼ねてから表明してきたとおり、僕は既発表作品で参加。そして、登録の際、当然のようにジャンルを「SF」とした。
作品はご存知『さよなら、ロボット』(あ、知らなかった方、ごめんなさい……)。
僕のプロフィールアイコンやTwitterの背景にも使っている、とても思い入れのある作品だ。

データはepubになっているから、WEB上の投稿システムであるカクヨムに載せるためにはテキスト部分をペーストする必要がある。最近の作品では、行頭の一字下げは普通に全角スペースを入れているのだけれど、この作品を書いていた頃は全角スペースを使ってはいけないと思い込んでいて、一字下げは全てCSSの設定で行なっていた。
そのため、epubを構成するxhtml書類を開いて文字をコピペすると、一字下げは全てなくなってしまうのだ。
それにもちろんルビもなくなって、「漢字+ルビのかな」という構成になってしまう。それを、全て手作業で修正する必要が生じたわけだ。

いやあ、辛かった。
丁度、何年ぶりかで風邪を引いてぶっ倒れて(いや、実際には倒れてはいないよ)30時間ほど爆睡した後、「今やらなきゃいつやる!?」と急に何だか分からん啓示を受けたような気がして手を付け始めたのだ。
(面倒だし、やっぱ参加するの見送ろうかな〜という悪魔の囁きに負ける直前だったわけで──)
全14章のこの作品、1章目を終えた時点で、やっぱやめよう、と真面目に思った。でも、もう1章分だけ頑張ってみるか、と思ったのが運の尽き、もう、突き動かされるように最後まで──。

で、字下げとルビと引用部分を修正しながら、斜め読みしていて思ったのだ。これ、SFって言ってたけど、違うんじゃない? って。

もちろん未来の話だし、ロボットや冷凍睡眠なんかが出てくる。でもそれは舞台装置に過ぎないのではないか、と。

物語が始まると、まず最初の謎が提示される。
主人公マサルの父ケンイチは、不治の奇病「グラマン氏病」で冷凍睡眠していたが、急に覚醒させられ、研究対象として監視されている。
何か、裏がありそうだ。
そして、介護を行なうロボット、シードが突然失踪する。だがシードだけでなく、ロボットの失踪は全世界で同時発生していた。
続いてマサルの「恋人になれていたかも知れない友達」スミカが、バチカンで突然の爆発事故の犠牲になる。
行方不明になった大量のロボットが地下に蠢いていたという証言を残して。

ジャーナリストであるマサルは、ロボット失踪と奇病の謎を解くために世界へ飛ぶ──。

これ、ミステリーじゃん!
(ミステリーファンの皆様、ごめんなさい。僕はロクに読んだこともありませんっ!)

そう、思ったわけだった。

いやあ、こんなことに文字数を費やして済みませんです……。
と、いうことでですね、『さよなら、ロボット』の登録ジャンルはミステリーにしたのだった。

もしかしたらこれで、新たな層に届けることが出来るかも知れないぞ、とか、調子のいいことを思いながら!


ここのところ急に投稿のレギュレーションが話題になっているけれど、基本的には「有料で販売されている限り」参加できない。という基本ルールを信じることにしている。それなら、無料作品ならストア公開作品でも問題ないと考えられるので。
もちろん、大前提を言えばそれも怪しい。そもそもAmazonさんで無料になっているのは、他のストアで無料にしている関係で《Amazonさんの好意によって無料化されている》のだ。
著者ページにおける作品の登録では、0円という設定は不可能で、必ず99円以上の値段を付けなければならない。
そこを《本来の契約内容》を捉えると、Amazonさんで無料化している作品は本来無料ではないということになり、カクヨムの応募規定における「商業的利用について無契約の作品」という部分に抵触する可能性があるのだ。

──これをカクヨムさんがどう考えるかは、まあ、公開期間が始まってから様子を見るしかないと思うので、何かあったらまたこの場かTwitterなどで報告しようと思う。

ではまた明晩!

──この話には、何とも言えない続きがあるのだ、が──