タグ別アーカイブ: 太陽の子孫

残しておきたいツイート

今日はこんなツイートから。

1.

良い言葉でしょー?

2.

こんな風に思ってもらえる物語を、紡いでいきたいもの。ですねえ。

3.

読者がいなければ、作家も存在できない。
読者のことを考えなければ、作家であるとは言えない──?

4.

こんな話題で盛り上がったことがありました。
結局、『ケプラーズ5213』の表紙の真ん中にある円窓の中に小さくケイト・シルバーバーグを入れるに留まりましたが……もちろん、売上げへの好影響はありません!
(まあ、いわゆる美少女表紙とはあまりに違いますし、ね)

そういえば、『太陽の子孫』の初版は一応美少女でしたね。ただ、絵が可愛くないので実際全然売れず、こちらもいつもの感じに戻しましたが。
経緯はここに(笑。

5.

師匠。
《魔法を使える》という言葉を、創作するとか、作品を生み出すとか読み替えると、勇気をもらえる。

6.

まず、面白い作品を生み出すこと。
面白い物語を思いついた時に、それを表現し得る力を蓄えておくこと。
それから、それからだ。

7.

(こちらのツイートは埋込めなかったので、キャプチャ画像です)
(こちらのツイートは埋込めなかったので、キャプチャ画像です)

例えば朗読したときを想定したリズム、息継ぎ、いかに滑らかに視線を動かせるか。
そんなことを、僕も考えて書いています。
とても、大事なことだと思う。

8.

リズム、っていろいろある。
理解のリズム。これは文章の構造に大きく関わることですよね。
プロットを小説に落としはじめる時、ここをしっかり練っておかないとバランスが崩れてリズムが作れなくなる。
気を付けなければ!

9.

これは絵に関するツイートですが、小説にも当てはまりますよねえ。
リアルをどれだけ歪曲するか、想像と空想が事実をどれだけねじ曲げられるか、どこまでリアルを保てば読者さんがついて来れるか?
日々、精進。

10.

今晩の最後は硬派に。

考える。

じゃ、また明晩!

─そしてKU来たる。

KU──。
つまり、もう誰もが知っているKindle Unlimitedのことだ。既にアンリミという愛称で呼ばれているらしい……。
(「いやいや、そんなにみんな知らないだろ、おれは聞いたこともないぜ」って突っ込みはなしだよ)

最近、Amazonでも楽天でも電子書籍の売上げがさっぱりだった。もちろん、もともとそんなに売れていたわけではないけれど、まあ、両ストアを合わせれば一日一冊程度は売れていた。

それが、7月半ばくらいからもうゼロの行進が続いていた。時々思い出したようにぽろっと売れる以外は、もう絶望的な状況。
きっと、KUの開始を待っている人が買い控えをしていたんじゃないかと思ったりしたのだ。
8月になれば、会員になりさえすればKUの登録本はいくらでも読み放題になるのだから、何も今、お金を出して買う必要はないよな。と思うのは当然だろうな。電子書籍はデータなんだし、所有欲に訴えるものはあまりない。
Kindleの本棚にずらりと並んでいても、そんなに嬉しくはないんだろう。
(僕はもともとあんまりコレクション癖がないので、そこはよくわからないけど──)

これまでじゃんじゃん売れていた人でも、アンリミの到来と共に返本ばかりが増え、ちっとも売れなくなってしまったと聞く。
うーむ……。

そして、僕は考えた。

アンリミを申し込むような人は、きっとヘビー読書家だ。こういう人たちの眼に、自分の作品を触れさせるチャンスを増やさなきゃいけない。
なんてったって、アンリミ者にとってアンリミ本は無料なのだから、読むスピードさえ付いて来られれば、いくらでも読んでくれるはずだ!
(はず、だ……!)

そんなことで、楽天で、ブックウォーカー・インディーズで、ちっとも売れない作品を、僕は引き上げることにした。
決まれば簡単。どちらも、管理画面から出版を停止するだけだ。楽天は、一晩(10時間程度)で作品が販売ページから消えた。
BWインディーズは、配本停止申請から実際に本が消えるまで、しばらく掛かるようだった。

そしてKindleのみで販売し、KDPセレクトに登録。
もちろんそれで自動的に、アンリミ対応になったという算段。こちらも、登録から数時間でストアにアンリミ対応として更新されていた。

今回アンリミ対応にしたのはこの三作。

unlimi_new

いずれもページ数が少ないので、収入に影響が出るほどではないのだけど、何しろ、手に取ってもらえるのがいい。
そして、ずっとは端末に入れておけない(同時に入れておけるのは10冊らしい)から、恐らくはDLしたら読みはじめてくれるはず。
そうなると、もう無料キャンペーンや常時無料本よりずっと読んで貰える可能性が高いのではないのかとさえ思えてくる。

さ、どうなるやら……。

1ヶ月か2ヶ月経過したら、影響がどのくらいあるかを報告するからねっ!

じゃあ、また明晩!

今週の1枚──さあ、SVGの出番だ!

svg

これは今のところ、Retinaディスプレイを備えたMacにしか当てはまらないことなのかもしれないのだけれど、実はAndroidのスマホなんかでもRetinaディスプレイを超える解像度のものがあったりします。WindowsのノートPCなどでも、高解像度のものがどんどん出ていますよね。
だから、今後はもっともっと気にしておかなければいけないことなんだろうなと思い、ちょっと記事にしてみました。

冒頭の画像は、ご存知この淡波ログのヘッダに使っているもの。
「PNG」と書いてあるほうが先週までのヘッダで、「SVG」と書いてあるのが現在のもの。
明らかに、シャープさが違いますよね。

普通のWEBページだと、大きめの画像を用意しておけばそれなりにきれいに表示されるのですが、Wordpressだとそうはいかないんですよね。Wordpress上の画像管理システムである《メディアライブラリ》に画像を登録する際、自動的に何種類もの画像サイズが生成されて、その画像を表示する端末に最適なサイズのものを自動的に選択してくれるようになっているのですよね。
これ、便利なようでいて、実はとてもおせっかいなくせ者。
(もちろん、僕がWordpressの扱いを熟知していないから、という前提もありますが、ね)

Retinaディスプレイは非常に解像度が高いため、画像表示の仕組みが通常とは違います。普通は1ピクセルを画面の1画素として表示しますが、Retinaでは縦横2ピクセル分(=4ピクセル)を1画素として表示します。画面上の1画素のサイズが細かいため、そうしないと表示する画像が小さくなりすぎてしまうのですよね。そうならないようにcss上で指定してあれば問題なく、つまり画像を用意した人が思った通りの大きさに表示してくれるのですが、Wordpressのシステムでは前述のように扱うため、ページの作者が特別なcssを書かない限りそのまんまで表示しようとします。
まあ、僕も難しいことは全然わからないのですが、なにしろ、Wordpress側が小さめの画像を用意し、それをMacが拡大して表示するという訳のわからない状態になるのです。
だから、自動的に変換、リサイズされた画像は、RetinaMacで見るといつもボケボケのものになってしまうのですよね。

これは寂しい!

そこで、ない頭を絞って考えました。
冒頭に書いたSVGというのは、Scalable Vector Graphicsという言葉の略。つまり、解像度に縛られないベクター形式の画像フォーマットなのです。これが線画などだったら分かりやすいのですが、普通の画像でもその利点が生きるかどうか、試してみたのです。
ベクターグラフィックを扱えるフリーのソフトといえば、Inkscapeです。
これにヘッダの画像を読み込み、単純にSVGで保存してみました。

すると、ちゃんとSVGとして解像度フリーになっていました。
これまではボケボケだったヘッダ画像が、ついにきれいな画像になりました!

やり方は簡単ですが、一つだけ、大事なコツがあります。

ベクター画像を扱うソフトには《アートボード》という考え方があります。
ビットマップ画像を扱うソフトで新たな画像を読み込むと、ドキュメントのサイズは《その画像のサイズ》になりますよね。
でも、ベクターのソフトでは、ドキュメントサイズはあくまでも起動した時に出る初期設定サイズのままです。
例えば、A4サイズなどですね。

Inkscape起動時のアートボード
Inkscape起動時のアートボード

そこに画像を読み込んでSVGで書き出せば出せるのですが、アートボードごとの画像になってしまいます。これでは、白い画像の中に浮いている形になり、どうにもこうにも使えません。画像のサイズもきちんと調整しないと、アートボードの外にはみ出た部分は切り落とされてしまいます。

解決方法はこちら。簡単です。

1.ファイルメニューのドキュメント・プロパティーを開きます。

スクリーンショット 2016-07-24 16.20.18

 

 

 

2.《カスタムサイズ》という項目の中に、《Resize page to drawing or selection》というボタンがあります。これを、押すだけです。

スクリーンショット 2016-07-24 16.18.33
画像を読み込んだだけではアートボードをはみ出していますが……

 

瞬時に、ドキュメントサイズが画像サイズと同じになりました。

そして、上のメニュー画像にもある《Export PNG image…》で書き出すだけです。
(Inkscapeの画像書き出しには少しクセがあります。まず《Export as..》で書き出し場所を指定してファイル名を入れ、次に《Export》ボタンを押すと書き出されます。不思議な仕様ですね……)

もし、きれいなはずの画像がボケボケに表示されてしまう現象に遭遇したら、是非、SVG画像を使ってみてくださいね!

では、また明日!

この記事が、いつか誰かの役に立ちますように!


《天使は、実在した──!》これがウワサのリアルマジックSF最新作。映画的な展開を意識した、ノンストップアクションSF中編小説です。


《ワンパターン》と《好んで描く主題》

いろいろなことを小説に書いているつもりだけど、ふと気付くとやっぱりまた同じようなことを書いている。
僕の場合、何しろ変身ネタが多い。変身に値するほどの心変わりも含めて、だけど。

これから書こうとしている幾つかの物語の中にも、変身を扱ったものが少なくとも一つはある。そうでないものも、プロットを書き進めていく間に変身を盛り込みたくなってしまう気がする。
すごく、する。
敢えて盛り込むわけではないんだけど、ね。

偉大なるワンパターンという言葉があったけど、その域を狙ってもいいんじゃないかと思うこともある。いやいや、それは危険だろうという気持ちもまた、ある。
もちろん、別に僕の作品はそこが評価されているわけじゃないし、それが淡波らしさだと思って読む人は誰もいないだろうけど。

例えばある有名なヒット曲メーカーは、たった一つの王道コード進行で数百曲でも作ってしまえるという。それが時代の空気にはまれば、いとも簡単にヒットしたりするわけで。
それは、柳の下のドジョウを狙っているというよりは、好きなだけなのではないだろうか……と。それが、一番気持ちいいんだろう、と、僕は思う。
無数にあるヒット曲コード進行の中で、売るためだけにワンパターンになろうとする必然性ってのはあまりないだろうし。

翻って小説のテーマ。
仮面ライダーとか、ウルトラマンとかね。
その手の変身ヒーローモノは、子供の頃、浴びるように見ていたからなあ。僕の小さな頃は今と違って曜日の関係もなく、7時から8時の間は子供向けの番組ばかりが溢れるほど放映されていたし、1つだって見逃したくないつもりでテレビにかじりついていたもの。
もう、あらゆる変身モノのエッセンスが僕の身体の奥底には染み付いているんだよなあ……。

まあ、僕の作品で変身ヒーローが出てくるものは今のところ1つもないんだけど、奥底には、ねえ───
(あ、『太陽の子孫』はある意味変身ヒーローものかな??)

《ワンパターン》と《好んで描く主題》ってのは紙一重なんだなあ、と思うわけです。

そうそう、『太陽の子孫』は7/7に表紙リニューアル版が発売になりますよ。
旧表紙のファンシーな絵が好きなひとは(いるのか?)、今のうちにポチりましょうね。

じゃ、本日はこれで!

今週の一枚/太陽の子孫の表紙をリニューアル

cover2_S

これです。

相当変わったと思いません?
で、旧表紙を一応ここにもう一回。

これは、最終版の表紙
これまでの表紙

実は、もともとは今回の案の表紙で計画していたのですよね。でも、挿し絵を考えていた時に、挿し絵の絵を表紙に使った方が良いんじゃないかと思うようになり、現在のものにすることに。

小説の内容は、マイクル・クライトンもしくはダン・ブラウン風の世界を狙ったものなのに、ちょっとこのファンシーな表紙はなかったかなあとの反省もあり──。

今回の表紙リニューアルに合わせて、内容のほうも再度推敲してブラッシュアップしています。
リニューアル予定日は7/7の予定です。

さてさて、『ルルルとリリリ』のように誤字脱字ドツボにはまらなければ良いのですが……。

では、7/7をお楽しみに!
(既に持っている方の分を再配信で差し替えるほどの内容変更ではないので、現在の版を御持ちの方は《希少版》ということで、大事にお持ちくださいませー)

本日はここまで!

今週の一枚─003

さて、今週も、写真じゃなくて画像。しかもまた、自作の表紙の話でまことに恐縮でございまする……。

今日のテーマは、
《1枚で3度おいしい、表紙の使い方》

念のため、注意事項です。
新作『太陽の子孫』の盛大ネタバレ解説ですから!

では早速、画像を貼りましょうか。
最終版のものと、最初に作ったものの2枚です。

これは、最終版の表紙
これは、最終版の表紙。先週ここにアップしたものとも違ってたりしますね

こちらが、アルファ版の未公開表紙
こちらが、アルファ版の未公開表紙

最初に描いたイラストは、アルファ版を見ての通り、結構引きの絵でした。
(あれ? 今日はですます体だ。久し振り)

ついでにもう1枚。オリジナルのイラストをスキャンしただけのもの。
(顔がちょっと違うのはご愛嬌。人物の年齢を下げるために、レタッチ調整してます)

これがオリジナルの水彩イラスト。色も地味ですね。
これがオリジナルの水彩イラスト。色も地味ですね。

これ、物語のあるシーンを描いたものなんですが、女の子に翼があったり、木々の上には謎の格子状の構造があったりで、表紙にするとネタバレが心配になってきたんですよね。
で、最終的には女の子(あ、名前はつばめちゃんですよ)のバックグラウンドが分からないよう、アップにしたのです。

でも、せっかく描いたのにもったいないですよね。とスケベ心も働いて、考えました。
じゃあ、バレてもいいタイミングで部分的に使おう。つまり、トリミングして挿し絵にしちゃおう、って。

Ceiling

この天井の秘密が明らかになる部分で、この絵を挿し絵に。

Tsubame

つばめちゃんの翼の秘密が明らかになった段落の後に、この絵を。
という具合。

いろんな要素を盛り込んだ引きの絵を描いておくと、後でトリミングして挿し絵にできちゃうでしょ。
っていうお話でした。
(あ、つまんないか)

『太陽の子孫』には、この他にも描き下ろしのイラストを入れました。
どんな絵なのかは、読んでのお楽しみですよ。
ぜひ、宜しくお願いしますね〜!
(最後は宣伝か──ドドマ!)