Blenderアドオン紹介/PBR Materials 2

最近見つけた、とっても良いなあと思ったシェーダーのアドオンを紹介します。

Blender Nationで紹介されていた「PBR Materials 2」です。リンク先に紹介動画がありますので、これを見るだけで期待が膨らみます。
(実は、動画を見るだけで使い方も分かっちゃうんですけどね〜w)

インストールし、Cyclesのマテリアルを作成すると、いきなり設定画面が現われます。
pbr1

現われたシェーダーボールをクリックすると、マテリアルの一覧がずらりと!

これはDielectric(誘電体)の一覧
これはDielectric(誘電体)の一覧
金属以外の質感はだいたいここ。

 

こちらはメタルの一覧
こちらはメタルの一覧

 

これをマテリアルに当てるだけで、リアルな表現がすぐに出来ます。

これは、スザンヌにWax(ろう)を当てたところ。光がきれいに透過しています。 背景はAndrew PriceさんのPro Lighting Skyです。
これは、スザンヌにWax(ろう)を当てたところ。光がきれいに透過しています。
背景はAndrew PriceさんのPro Lighting Skyです。サンプルはデフォルトの128で、レンダリング時間は21秒。

 

これだけでもなかなか使い勝手が良いのに、さらにテクスチャでシェーダーをMixして複雑な表現が出来るようになっています。

ノードエディターを表示すると、プロパティパネルにテクスチャ一覧が表示されるのです!

たくさんのテクスチャが登録されています!
14種類ものテクスチャが登録されています!

 

しかもこれ、プロシージャル(手続き型の内部生成)テクスチャです。画像を使用していないから解像度フリーですし、パラメーターの設定次第で色々なバリエーションを生み出せます。

ゴールドのマテリアルを作り、さきほどのワックスとレザーのテクスチャをマスクにしてミックスしてみます。
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レザーの皺の部分がワックスになっています
レザーの皺の部分がワックスになっています

 

こんな表現が簡単に出来てしまうわけです!
もう少し実用的な例を作ってみます。

基本マテリアルをブラスに、「錆び」のテクスチャをマスクに使って、錆びのマテリアルをミックスします。
基本シェーダーをブラスに、「錆び」のテクスチャをマスクに使って、錆びのシェーダーをミックスします。

 

結果がこちら。

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こんなマテリアルが簡単に!

ひとつ、注意点があります。

ミックスシェーダーを作るときは、マテリアルタブの設定でもノードエディターでも構わないのですが、ミックス内のそれぞれのシェーダーを作るときはマテリアルタブを使わないようにします。
マテリアルタブの「PBR Materials」設定でシェーダーを選ぶと、ミックスシェーダーが消えて、新しく選択したシェーダーに置き換わってしまいます。もちろん、データブロックとしては残っているので消えてしまうわけではないのですが、ノードエディターで設定するときに二度手間になります。

ノードエディターでシェーダーノードを選択したときにプロパティパネルに出た「PBR Materials Nodes」を使うようにしましょう。自動的にノードが接続されないのは残念ですが、まあここまで出来ていれば繋ぐだけですから、文句は言いっこなしですよね。

もちろん、これらは本格的な「物理的に正確なシェーダー」ではありません。盛り込める部分についてはある程度物理ベースの数値が設定されているようですが、カーペイントシェーダーなどを見ると、これがあくまでも「なんちゃってPBR」であることが分かります。
まあ、何事も過信は禁物。

ここまで出来て無料ですから、これはもう大満足の部類でしょう。
かなり使えると思います。

もっとリアルに表現したかったら、自分でちまちまノードを組んでパラメーターを調整すればいいのです。これ以外にもいろいろとPBR系のアドオンはありますから、有料のものも含めてそれらを検討する手もあります。

何しろ、短時間でそれなりに出来の良いマテリアルがパパッと出来てしまうので、たいへんオススメの逸品です。

じゃ、また明晩!

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