Blenderを起動したら、画面上のメニューから File / User Preferences を選択します。一番上のタブで「Input」が選択されていれば、下図のような画面が出ます。そうでない場合は「Input」ページに移動します。
初期設定画面が出たら、図の紫の線で囲った部分、「Select With : 」で Left をクリックします。これで<左クリック標準>に設定完了です。
画面下部にある「Save User Settings」のクリックを忘れずに。これを保存していないと、次回の起動時に設定が戻っています。また、この初期設定変更は、必ず作業前に行って下さい。初期設定を保存すると、その時のBlenderの状態を完全に保存してくれますので、何かの作業中にこれを行うと、起動するたびにその作業状態を再現してしまいますので。
これに似たもので「/」スラッシュキーを使った Local 切り替え機能がありますが、これは複数のオブジェクトがある時に、選択オブジェクトだけを残して一時的に他を非表示にすることが出来ます。非常に便利ですが、機能がトグルになっているため少し慣れないと迷子になることがあります。まずはこちらの機能から慣れても良いでしょう。
3.Mac限定。Functionキーのショートカットを変更
Macをお使いの皆さん、Function キーには画面やデスクトップに関する便利な機能が色々と割り当てられていますよね。これ、Blenderを使うときにはショートカットの邪魔をしてしまうのです。
特に頻繁に使うレンダリングの機能がF12キーに当てられていますので、F12キーを押すとMacのダッシュボードが出てしまうのは非常に不便。これは僕の場合の設定ですが、Macらしく、Command + R をレンダリングキーとして設定しましょう。
F12となっているボタンをクリックして「Press A Key」の表示になったら、Command を押しながら R を押しましょう。さあ、これでOK。
レンダリング機能が二つありますが、下段はアニメーションレンダリングです。これを同じショートカットキーにしてしまっては不便ですので、Shift + Command + R にしましょう。ちなみに、同じように見える機能でも、名称の左側にある白い三角ボタンを押して設定内部を開くと詳細が分かります。下の方にある Animation にチェックが入っていますね。
最後に「Save User Settings」のクリックを忘れずに。
これで、初期設定の変更方法は終わりです。Blenderは頻繁にバージョンアップがありますので、将来のために設定を書き出しておくと便利です。「Save User Settings」の右側にある「Export Key Configuration」ですね。