火の鳥を読んでいます

久しぶりに読書のお話。

紙の本で読んでから三十数年ぶり、ひょっとすると四十年近く経っているかも知れません。火の鳥のKindle版が出ているのを知ったので、読み始めています。Kindleのサービスが開始されてしばらく経った頃に読みたくて探したのですが、当時はまだkindle版がなかったので、そのまま忘れていました。先日、一巻の99円キャンペーンが一日だけ行われており、それで知りました。現在は通常価格の216円ですが、あの名作がこの安さというのは魅力です。
二巻以降も270円で、大変お得!
一、二巻の『黎明編』に続き、三巻の『未来編』を再読了したところ。
黎明編も素晴らしいですが、未来編のスケール、想像力、大きな愛、そしてなんと最後には黎明編と繋がってしまうという構想力。
ただもう脱帽、ひれ伏すしかありません。

いやあ、本当に素晴らしい。スタンダード(=名作)は決して古くならない、という見本です。今の若い方にとっては絵が古いと感じられるかもしれません。
でも逆に、僕には今流行っているものがあまりにもどれも同じように見えてしまい、一時の流行に過ぎないのではないかと思わざるを得ないのです。
もちろん、今も色々な画風やスタイルがあります。でもメインストリームとしてクールジャパンの代表のように扱われている、いわゆる萌え風の絵。僕にはどうにもなじめません。

こんなことを言っているからおっさんなのでしょうが……。

読んでいて強く感じたのは、いかに自分がこの素敵な作品から大きな影響を受けていたか、ということです。
子供の頃にインプットされたものは、知らずにずっと残っているのですね。あの頃に読んでいて本当に良かった!

未来感、科学に対する考え方、命……。もしこの作品を子供の頃に読んでいなかったら、きっと僕の小説は随分違ったものになっていたのではないか、薄っぺらなものに? そう感じながら読み進めました。

未読の方、一生に何度も出会えないような作品の一つです。
是非、読んでみてくださいね!

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