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Blender 101

やはり初心者バージョンのBlender101というソフトウエアが開発途上にあるようですね。Andrew Priceくんがずっと前にTon Roosendaal氏に聞いたという話を、またBlenderGuruで話していました。当分は出来上がらないような感じですが。

ちなみにBlender101をWEB検索すると、初心者向けチュートリアルやトレーニングの動画がたくさん出てきます。BlenderGuruにもBlender 101 seriesというのがありますね。「モディファイヤ百科事典」というものが載っていて、簡単なGIFアニメがたくさん! とても分かりやすいですよ。

僕もAndrewくんと同意見ですが、別ソフトを開発するより、スプラッシュ画面から機能限定の初心者モードが起ち上がるようにすればいいんじゃないかと思うんですが…。Game logicとかText Editorとか、Movie Clip Editorとか、Video Sequence Editorとか、初心者は当分使わないだろうという機能がたくさんありますけど、GUIが変わったりエンジンの部分が違ったりすると混乱の元ですし、そもそも別ソフトが必要になるほどBlenderのコードは肥大していないですもの。3ds Max、Mayaなんかインストーラがとうの昔にギガ超えだし。Blenderは最新の一番大きいMac版でも110MB、Win32だと51MBしかない!
ダウンロードするのもインストールするのも気軽でいいですよね。もっとたくさんの人が使わないかなあ。

好きな Podcast Best 3 その3

99% Invisible
99% Invisible

第1位. 99% Invisible

99%の目に見えないもの。といったところでしょうか。何と示唆に富んだタイトル。星の王子様の「大事なことは目に見えないんだよ」と似ていますね。

この番組のプロデューサーであり語り手のRoman Mars氏は、2013年の最もクリエイティブな100人(63位)に選ばれているそうです。また、ジャーナリストとしてこれまでに最も成功したキックスターターとしても有名だそう。

内容は、建築・デザインなどの歴史を美しいアンビエントミュージックと不思議なミックスの語りでつづります。一番好きなpodcastなのですが、内容は高度で一番難しいです。ゲストも多く、街角インタビュー的なものもあり、ナチュラルスピード+ナチュラルスタイルで喋ったりしますので、インタビューを受けている人の話は結構聞き取りづらいです。でも、長さが大抵20分ほどなので、頑張ってリスニングするには丁度いいのです。
これが全部分かるようになりたいなあといつも思いながら聴いていますが、気が付くと何も聴いていなかったりします。それでも何とも言えず美しいので、つい聴いてしまいます。

例えば、
「エレベーターの歴史」:子供の頃万国博覧会でエレベーターの原形を見たオースチンの創業者が、常識外れと思われながらエレベーターを作っていくお話。
「バーコードの歴史」:最初に考案されたバーコードは同心円状だったらしいです。確か、モールス符号をヒントにして考案したと言っていたような気がします。当時は色んな形のバーコードがあって、中々統一されなかったそうで。存命中の発明者へのインタビューあり、どうして今の形に落ち着いたのか、バーコードからQRへの進化へ、とか、これがなければスーパーマーケットは無茶苦茶になる、といった話とか、大変面白いです。
「台のない銅像と銅像のない台」「牛を運ぶためのトンネル」「ビルの回転ドアはどれほどいいものか」「落書きアーティストの人生」などなど…。
ほとんどのエピソードは一回きりしか聴かないので、聴いたそばから忘れてしまいますが、何となく思い出すだけでもこれだけ出てきます。
(あ、内容は間違っているかもしれませんよ、ご容赦くださいね)

もう2年くらいは聴いているのですが、未だに最新エピソードに追いついていないので、楽しみが一杯あるということで!

アルファマップを使うな!

BlenderGuru podcastでのお言葉。
The Third and The Seventh解説書の復刊にあたり、その中から大いに学んだ点の一つとして上げられていたもの(Andrewくんは初版千冊の読者)。

大量の樹木を扱う時、葉っぱにアルファマップを使うと、積み重なった透明度の計算でレンダリング時間が2倍にもなってしまうんだそう。目からウロコ。max+V-Rayなら参照オブジェクトとProxyを使えばポリゴン量はそれほど気にせず、レンダリング時間の圧縮にフォーカスできますね。

Blenderの場合、やはり外部リンクオブジェクトを使って、パーティクルで配置すれば相当行けますよね。たしか、その昔Macbook Proの古い機種で通算一億ポリぐらい行けた記憶がうっすらあります。勘違いかな?

念のため、知らなかった方のために。

The Third and The Seventh:2010年ころ発表のショートフィルム。当時、世界最高のCGと呼ばれていました。今見てもやっぱりすごい。作者のAlex Roman氏は、これ一本で超有名人に。その後CMの映像作りなどやっています。

解説書 From Bits To The Lens:The Third and The Seventh の制作解説書。出版当時、千部限定であっという間に売り切れ、復刊の声が凄かったそうです。maxとV-Rayのテクニックについて書かれたものですが、Andrewくんによると、CGと写真についての知識を得られるので、Blender使いにもとっても役に立ちますよ、ということです。私は読んでいないんですが。当時、Alex氏のサイトでチュートリアルを見た程度で。

さて、この記事がいつか誰かの役に立ちますように!

今更知った機能シリーズ

Blender Guruの一番新しいpodcastで、また一つ知らなかったことを覚えました。Andrewくんも最近知ったそうで、いつからあったのかなあ、前からあったのかなあ、てなことを言ってました。Architecture Academyの講座を作っている最中に知ったとか。
Edit modeに入っている時にProperty(N)を出すと現れるMesh Displayの中に、Edge InfoとFace Infoというのがあります。Edge Infoにチェックを入れると、Lengthで各辺の長さ、Angleで角度をリアルタイムで表示してくれます。2番目の画像は手前の頂点をZマイナス方向に動かしていますが、角度表示がどんどん変化し、小気味よいです。3番目の画像はその時の辺の長さの変化です。

Edge Angle
Edge Angle
Edge Angle Move
Edge Angle Move
Edge Length Move
Edge Length Move

 

次はFace Areaにチェックを入れた状態。こちらも面白いです。下は各面の面積が4平米。2番目の画像は上のものと同様、手前の頂点を移動。面積が変化してますね。天面は平らな面でなく破綻しているので、ちゃんと曲面の面積なんでしょうかね?
ちなみに天面を対角で分割すると、2番目の画像とは面積が若干変わります。何らかの必要があって面積を知りたい時には訳に立ちますね。その昔、地図上である地域の面積を測ったりする需要がありましたが、あの頃(20年以上前ですが!)にこれがあったらとても便利だったなあと思ったり。
一番下の画像は、Cut Tool (K)でいい加減に分割したもの。全部ちゃんと計ってくれています! 当然ですが…。

Face Area
Face Area
Face Area 2
Face Area 2
Face Area 3
Face Area 3
Face Area 4
Face Area 4

 

さて、お楽しみいただけましたでしょうか?

この記事が、いつか誰かの役に立ちますように!

好きな Podcast Best 3 その2

Blender Guru Podcast
Blender Guru Podcast

2. BlenderGuru podcast

ご存知BlenderGuruことAndrew Price氏のPodcast.

BlenderGuruにずっと注目していたこともあり、このpodcastは初回からずっと愛聴しています。Blenderについて話している部分は、それほど英語が得意ではなくても何となく分かるんじゃないかと思います。最初の頃は頑張ってBlender情報ばかり発信していたAndrewくんですが、脱線が激しく、そこがまた面白いんです。最近は話の大半がBlenderとは関係のない話。でも、総合的なクリエイティブの話であったり、ビジネスの話であったり、参考になるものは多いです。

ちょっと前、カナダでSIGGRAPHに行った時のpodcastでは、空港での愚痴からホテルの予約をミスって大変な思いをしたことなどを延々2時間もかけてくっちゃべりまくっていました。でもね、面白いんですよ、文句ばっかりなんですけど。

Blender関連の有名人にたくさんインタビューしているのも、このpodcastの魅力の一つ。これまでJonathan Williamson氏やColin Levy氏(Sintelで有名になり、今はPixarの人!)など早々たる豪華Blender有名人が出演しています。

番組の最後には大抵Q&Aのコーナーがあって、Blenderに関する様々な疑問に答えてくれます。でも彼は別にBlender foundationの人間でも開発者でもないので、Blenderはこれからどうなる? 的な質問は堂々と無視してます。その無責任な態度がまた、彼の魅力になっているのです。自分の分かること、責任範囲内では一生懸命だけど、知らんことは知らん。という割り切りが気持ちいい。

そう、一つ、微妙だけど一理ある発言について書いておきましょう。彼は、ニュースをほとんど見ないんだそうです。悲しいニュース、頭に来るニュース、ニュースは基本的にネガティブ情報ばかりです。そういうことで頭を悩ませるのは止めた。という話。よりクリエイティブであるために、そのための情報を集め、勉強し、努力する。それが大事。世間のことは雑音。表現者として、世界を知らねばならぬと僕は思いますが、どんどん世界は変化していって、不幸な人が数えきれないほどいて、手を差し伸べることもできない自分がいて…。

世界を少しでも住みやすい場所にするために、少しでもできることはやりたい。でも、クリエイターとしての自分を成長させることもまた、何にも替えられないほど大事なんだと、振り返らせてくれるのです。

彼はpodcastの中で自分の読んだ本をよく紹介してくれますが、その中で僕の読んだ本を一冊。
“the War of Art”という本です。これは英語版ですが、日本語訳も出ていたと思います。あ、ありました「やりとげる力」というタイトルですね。あのロバート・キヨサキさんがお勧めしているところがちょっと微妙ですが。
アーティストとして生きるための心得、というか覚悟について書いた本で、これを書いたスティーヴン・プレスフィールド氏自身が、さぼろうとしてしまう心、集中できない心と向き合いながら乗り越えていくための心構えを時に厳しく、時にゆるく、語ります。特に若い方にお勧めです!

好きな Podcast Best 3 その1

podcast
Seanwes podcast

Podcastが好きです。いつも通勤中には大体Podcastを聴いています。私は英語が好きなので、勉強もかねて英語のものを聴いています。一番よく聴いている3番組は、いずれもクリエイティブに関するもの。(英語勉強のレベルとしては中上級以上かな)

第3位 Seanwes podcast

手書きレタリングアーティストのSean McCabe氏とWebを中心としたグラフィックデザイナーのBen Toalson氏が、クリエイティブとは、起業とは、を熱く語ります。

Benは非常に魅力的なシルキー低音ボイスの持ち主で、声を聴いているだけでシアワセ、という女性もいるとか。この美声をネタにおちょくったりすることもあり、とても楽しめます。

ちょっとこの番組の変わっているところは、After Showというものがあって、ショーの続きを内輪向けのような形で話したりします。エンディングの曲(Sean作曲)が終わると、普通のpodcastはそれで終わりですが、こちらの場合はまだまだ続くんです。

最近面白いのが、このAfter Showの中のZen Moment with Benというコーナー。Benの書いた、わけの分からないシュールなショートストーリーがSeanのカリンバBGMとともに語られます(Seanはカリンバの名手!)。語り手は、Benです。「お皿になった自分の話」とか、妙なんです。以前は一話完結だったんですが、最近は密林で捕まった猿が主人公の連載になっています。どうも人の話が分かるようで、何かの研究施設のようなところに連れて来られた模様。ここ何回かはお休みしていて変だな、と思っていたら、先週のpodcastでBenがストーリーに行き詰まっちゃったようなことを言ってました。すかさずSeanが「猿なんて出てたっけ?」と突っ込むと、「え、知らないよ」とBenがとぼけたりして。今週はストーリーの続きが聴けるらしいので、楽しみです。

さて、このSeanwes Podcastですが、本当にクリエイターとして生きるためのヒントが盛りだくさんで、私のこのブログも彼の影響で始めたと言っても過言ではありません。今回は与太話になってしまいましたが、今後、少しずつこのあたりのことも書いていきたいと思います。