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シンチョク0806

まずは今週の進捗から。
『魔女と王様』の執筆は、現在ここです(ゴールが提示されていない「ここ」に意味はないんですが)。

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念のため、初めてここに来てくださった方のために簡単に解説を。

ここ淡波ログでの連載から始まった『とっても小さな九つの国』という三部作の第三部です。第一部の『フックフックのエビネルさんとトッカトッカのカニエスさん』、第二部の『ルルルとリリリ』(上下巻)は、それぞれAmazon Kindle Storeと楽天KOBO電子書籍ストアにて発売中です。

『魔女と王様』のボリュームですが、とうとう原稿用紙換算で200枚を超えてしまいました。100〜150枚程度の短い作品になるという予定はどこへ行ってしまったのやら……。
まあ、今回はプロットもきちんと書かず、初期設定だけ作ってスタートしましたからね──。
今回は、登場人物たちと一緒に動きながらでないと、お話の先が見えてこないような書き方でした。でした、と言ってもまだ終わっていないのですが。
既に終わった二つのお話の50年前の物語ですから、結末はもう決まっています。変えようがありません。そこへ向かって一直線に書けばいいわけだし、物語の中で起こるいろいろな出来事もだいたい決まっていましたから、苦労はあまりないような感じでもあるのですが、どうも考えていた構造が非常に《冷たい》というか、《出来事の集まりに過ぎなかった》というか、どうも作者が思うようには登場人物たちが行動してくれないのです。

童話を書いていると、人物たちの動機付けが結構難しいことに気付いたりします。あまり激しく感情を揺らしてしまうと、どうにも《お伽噺》のほんわかした雰囲気が壊れてしまい、半端なファンタジーのようになってしまいそうになります。
だからと言って、動機もない行動をさせるわけにも行かず、そのあたりのバランス感覚って難しいものですねえ……。

今週も、勢いにまかせて書いているうちに、当初の想定とは全く違う場所に着地してしまい。主人公が困ってしまったことがありました。うわあ、と思いながら時間を巻き戻し、ちゃんと世界が回り続けるように書き直したのは言うまでもありません。

そんな風にして、彼ら彼女らをなだめすかしながら、どうにかこうにかクライマックスまで書き終えました。恐らくは、あと1話か2話で終わろうとしているところなのではないかと思っています。
いよいよ本当にあと数枚、という感じになってきましたよ!

で、さて、その後ですよね、問題は。

今回のお話もこの淡波ログにて連載したいと思っているのですが、さて、どんなスパンで掲載しようか、悩んでいます。

『フックフックのエビネルさんとトッカトッカのカニエスさん』は毎日連載、『ルルルとリリリ』は毎日連載で始め、途中からは週一回の四話ずつに変更しました。
果たしてどちらが読みやすいのか、次を続けやすいのか、難しいところです。

一日あたりの量が少ない方が読む負担は減りますが、毎日ここへ来るのも面倒。
かといって、週一回でまとまった量だと、ちょっと多くて足が遠のいたり──。

自分自身が読者として経験していることで言うと、まあ、どっちでもいい。
面白ければ読むんですよね。はは。

例えば、王木亡一朗さんの『Our Numbered Days』(電子書籍化されていますが、連載時と同じものをnoteでも読むことが出来ますね)の場合は、週一回の連載。一回あたりの文字数は10,000字前後。原稿用紙にすると、30枚ほどでしょうか。WEBで読む連載としては結構な量です。
仕事で疲れた夜には電車で読むのが辛い分量でしたが、挫折せず、毎回楽しみに読めました。ちょっとだけ貯めてしまったこともありましたが。

そして、今楽しんでいる山田佳江さんの『アンフォールドザワールド』。こちらはカクヨムでの連載です。第16話の文字数を数えると2,177文字。原稿用紙7〜8枚です。これは、ほぼ毎日電車でさっと読むのにちょうどいい長さですよね。短すぎて物足りないということもなく、疲れていても負担になることのない文章量。

『ルルルとリリリ』の後半、週一回の連載で載せていたのは、毎回四話分、4,000〜5,000程度です。まあ、長すぎず、短すぎず、良かったのでしょうか……しかし、週一回としては少し物足りなかったかもしれないかな。

うーむ。
ということで悩みは尽きず、昨夜、とうとうツイッターで投票ツイートを上げてしまいました。
この記事が公開される時間はまだ、投票時間が終わっていないので、もし良かったら、、。

ま、今、こんな感じです。

さてさて、どんな結果が出るでしょうか?

じゃ、また明晩!




初の連載小説にしてほんわかしたお伽話『フックフックのエビネルさんとトッカトッカのカニエスさん』。
大変好評を戴いた物語はそのままに、新たに描き下ろしの挿し絵を加えた電子書籍版です。




本作は、ほんわかとしたお伽噺『フックフックのエビネルさんとトッカトッカのカニエスさん』の五年後のお話。著者ブログに連載されたものに加筆修正し、全話の扉に描き下ろしの挿し絵を加えました。挿し絵の数は上下巻合わせてなんと93点!


時代は《201円》か!?

はい、もうお分かりですね。
久々に楽天KOBOさんの話題です。
楽天KOBOで出版しているあなた、今すぐ価格を201円に改定しましょ!

もともとは山田佳江さんの呟きで知ったこの効果。本当に効果てきめんです。楽天KOBOの余った200円クーポンを一番使いやすいのが201円だということなのですが、実は僕、楽天KOBOで買い物をしたことがなく、詳しいことは全然分からないのですが……。
何とも不実なユーザーです。済みません。

1月の後半に拙著『光を纏う女』を201円に改訂し、早速その月のうちに2冊売れました。それまではゼロだったのに!
これで驚いてはいけません。この記事を書いている時点で、もう売上げ冊数が2桁@月を超えています。収入は昨年1年間分を1ヶ月で超えてしまいました(振り込みは年1回ですが)。あ、去年はそんなに少なかったの? という突っ込みはなしです。本当、悲しいほど売れていませんでしたからね──。
これはもう、201円効果以外の何ものでもないでしょう。

もちろん、元が200円設定で1円しか変わりませんし、作品は面白いですよ、ね?
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丁度いい長さの作品を楽天で販売している皆さん、どうですか?
201円にしてみませんか?

じゃ、また明晩!

順調? 状況をアップデート

まず、ちょっとした変更点から。
隙間社さんとのツイッターでのやり取りで、ふと気がついた。次に出す『猫になりたい』(あ、明日だ!)は、ここ淡波ログで掲載した詩が中心になる。
もちろん未公開のものも数多く含まれるんだけど、KDPセレクト登録はNGじゃん、ということに気がついた。

まあ、きっと登録すればされてしまうだろうし、気づかれずにいくだろう。最初の90日だけで解除して多店舗展開しようと思っていたし、大きな問題にはならない。でもね、やっぱり問題は誠意。

Amazonさんを騙すようなことはしたくない。こんなにお世話になってるんだからね。

と、いうことで、『猫になりたい』は無料キャンペーンできません。発売記念価格で99円にはするけれど……。

次。

既刊『サタンと呼ばれた男』、『五感の噓』、『希望の船』のセレクトがようやく切れたので、そろそろKWLに登録しようかと思っている。
懸念事項としてあった多店舗展開がいつまでも伸びてしまっている件も、このシリーズからにしようかな、と。
『孤独の王』はEPUBが複雑だし、長過ぎる。やっぱり短編からでしょう。ちなみに、『猫になりたい』も最近挑戦してみたんだけど、やっぱりBCCKSの編集機能が上手く使いこなせなくて、いったん諦めた。
目次やリンクが多いものは、また次の機会かな。
(表紙デザインを自由にできないってのは無料会員だからかな? 本棚を見るといろんなデザインのものがあるし。時間のある時にちゃんと調べなきゃなあ──)

多店舗展開は、短くて構造が単純で編集しやすそうなものからいこう。KWLでは僕の本の中でダントツ一番人気の『段ボール箱の中の人形』を皮切りに、まず無料本を3冊、シリーズものであることは敢えてうたわずにやるつもり。

他の予定はどうだろう?
ん〜、今のところ不透明って感じ……。
(ルルルとリリリの執筆が長引いてるから……と、言い訳じみたことを言っておいたりして)

じゃ、また明晩!

敗北宣言にはまだ早いぞ!

先月、価格改定の一週間後に、その影響について書いた記事(10/11『価格改定の影響をちょろっと報告』)があったけど、いつの間にかそれからさらに40日が経過していた。

ここでもう一度、価格改定の影響について書いておこうかなと。

実は、あの記事の直後、もうどうしようもないくらい本が売れなくなってしまったんだな。
あちゃー、やっぱり高すぎたかなぁ。あの記事の時はいろいろ別の要因があって売れただけだったんだなあ……。と、かなり落ち込むような状態でもあった。10月11日以降、10月いっぱいで売れたのはたった3冊。つまり、一週間で1冊だ。
《半分にはならない》どころか、4分の1にも満たない状態。そして、常時無料開始からも数ヶ月が過ぎ、無料本のDL数も徐々に下がってきていた。
自分の本を広める、とか、安っぽく見られないとか、それどころじゃない気がしていた。とにかく早く新刊を出さなきゃ、という思いもあったけど、本業が笑っちゃうほど忙しくて、それも完全にストップ状態。
何も手を打てずに時間だけが過ぎてしまったのだ。

ただし、KENPCだけは伸びた。価格が高い分、やっぱり無料で借りられるメリットを感じてもらえるのだろう。
9月の既読数を基準(1)とすると、
10月:2.77
11月:4.45(11/22まで)
 という大幅な伸びを見せてくれたのだ。
しかも、1ページも読まれない日が1日もないという嬉しい状態。これは価格効果なのだろうな、というのが正直なところ。

10月を終えた時点で、まあ売れなくても読まれればいいか、とも考えたくなったけど、やっぱり売れないのは淋しい。

それが、最近になってなぜだか変化した。もちろん、特に理由が見当たらないのでたまたまかもしれないけど。今月の売上げ数が本日時点でほぼ9月に並んだのだ。半分どころか、ね。
(もしかして、“ぽっきゅん”効果?)

これで売上げ倍増?
というと、そうでもない。売れる本の半分は価格があまり変わらない短編だったりするし。
でも、『孤独の王』の売上げが9月と同水準、しかも最高額(850円!)の合冊版もとうとう売れたんだ(1冊だけどね)!

だから、これはもう敗北宣言をする必要はないんじゃないかな、と、思い始めているのだ。
今のところは、ね。

しかし、金額で言えば、まだ自分の小遣いにも遠く及ばないのだ。
家計を助けるとか……、夢は遠い──。
(遠い目で)

これからもまたどんどん書いて、どんどん活動して行くので、見守っていてくれると嬉しいな。
(誰に言ってんだろ……)

じゃ、また明晩!

無料キャンペーンと常時無料の差は?

ちょうど同じ時期に出した本で有料のものとプライスマッチによる常時無料の作品がある。同じシリーズを構成する作品だから、文章のボリュームもテイストも似通っているし、ジャンルも同じだ。その中でも、雰囲気の近い作品同士を比較してみようと思う。

無料作品:
『夜啼く鳥』
『プロテイン・パック』
『段ボール箱の中の人形』

同シリーズの有料作品:
『完全なテロメア』
『可愛くてしかたがない!』
『フローラ』
『サタンと呼ばれた男』
『五感の嘘』
『希望の船』
『未来からの伝言』

傾向は読み取れない?
傾向は読み取れない?(グラフはAmazonと楽天での合計DL数。有料・無料混在)

 
1.『段ボール箱の中の人形』VS『サタンと呼ばれた男』

ちょっとダークっぽいテイストで、かなりエンタメに振った両作品。
この2冊は第6巻と第7巻なので、10日違いでの発売。だからほぼ同時期に無料キャンペーンを行なった。段ボールは2月末から月またぎだったので、キャンペーンでの合計数はサタンの1.5倍ほどあったということになる。そのキャンペーンで読まれたものが割と好評で、段ボールについてはその後も有料版がちょぼちょぼと売れることになる。サタンについても(グラフでは見えない程度だけど)、まあ、ちょぼちょぼとは出ていた。
そして7月のプライスマッチ発動。段ボールはDL数をぐんと伸ばしたけど、サタンはちょぼちょぼのまま。ここで無料キャンペーンを打てばその違いが分かったのだろうけれど、《有料で買った人がいるのに、その後で無料にするのは失礼だ》という方針にしたため、キャンペーンはしないことに。
結果として、段ボールはサタンの数倍DLされているということになった。ま、当然だよね、ずっと無料なんだから。

2.『プロテイン・パック』VS『希望の船』

どちらも見るからに未来のSF。ちょっと懐かしい感じの雰囲気も共通している。
希望の船は無料キャンペーンとしてシリーズ中で最高のDL数を記録。しかし、その後は超低空飛行だ。一方でプロテインは、常時無料作品の中でDLは低い方だ。だが、11月現在まででは(このグラフにはないけど)、ほぼ希望の船と同数のDLを記録している。もちろんこれからも無料が続くのだから、近いうちに抜いてしまうのは間違いない。

■一つの簡単な結論:
読まれたいなら(積まれるだけかもしれないけど)、無料キャンペーンより常時無料。常時無料を続けることによって、DL数がTwitterでのフォロワー数、ブログの読者数を大きく上回ることになる。これは、いわゆる《電書クラスタ》《インディーズ作家クラスタ》以外の読者に、本が届くことを意味するんじゃないか?
無料キャンペーンで数百冊DLされたとしても、それはたった五日間の出来事に過ぎない。だから、《電書クラスタ》《インディーズ作家クラスタ》にくまなく行き渡って、つまり元々自分を知っていた人に行き渡って、それで終わる可能性が高い。読者層を広げるためには、やっぱり常時無料作品を複数用意しておくことが重要なんじゃないか、な。

■もう一つ、あるとしたら:
絶対数が少ないのでグラフからは読み取れないけど、無料キャンペーン後〜5月までと、常時無料開始後の有料作品DL数同士を比較すると、概ね同じ月数でも常時無料開始後の方が約1.6倍多く購入されている(価格アップ後を含めてもね!)。
無料キャンペーンを定期的に行なっている場合、「また無料になったら落とせばいい」という気持ちが、読者のなかにあるのではないかな、とも考えられる。
僕は「発売直後以外はもう無料キャンペーンをしないよ」と宣言しているわけだけど、それをどれくらいの人がご存知なのかは全然分からない。
それでも、《無料の作品は常時無料、有料のものは新発売の時だけ無料キャンペーン》という方針を取ることで、有料のものをきちんと買ってもらえるような気が、しないかな?

まあ、はっきりとした傾向はないし、半ば強引な結論、しかも較べなくても分かるようなことだけど……。

もし、どなたかの参考になれば嬉しいな。

では、また明晩!

価格改定の件をアップデート

そう言えば、10月1日から有料本の価格改定を行なう予定だったのだ。でも先週は、急に星新一賞に応募しようと思いついて新作を書いたり、それが長過ぎたために相当苦労して縮めたりしていた影響で、時間があまり取れなかったのだな。おおかたの表紙は修正し終わったのだけど、どうも平日の夜に著作全てのデータをストアで更新できる気がしないのだ。(ちょっと弱気……)

出版社表記を全て差し替えるので、無料本も含めて全冊を更新する予定なのだ。そうすると、全18冊ある。このうち11冊は楽天さんにも出してるから、全部で29冊分。しかも、一部は表紙を変えてるから、その準備もあるのだった。

と、まあ、そういうことでね、今度の週末中に、価格が変わります。たぶん10月2日(金)の適当な時間までは、まだ現在の価格かもよ、というのが本日のお知らせ。まずは無料本からどんどん差し替えて行くので、もしウォッチしていれば、タイミングが分かるかも。
(いやいや、そんなとこ見てるひとがいるわけないか……)

以前の記事を読んでくださった方はご存じかと思うけど、本当に大幅改定なので、興味のある方は今のうちにダウンロードしてくださると嬉しいな。

「まじか?」と思われてしまうような価格になりますので、請うご期待!

そうそう、せっかくだから、週末に作った新表紙を1冊、お見せしちゃおうかな。
(別に見たくないですけど、って言わないでさ)

絵まで変えたのはこの本くらいですが。
絵まで変えたのはこの本くらいですが。

 

では、20時更新の『フックフックのエビネルさんとトッカトッカのカニエスさん』も宜しくお願いしますなみ〜〜〜!