何となく、それっぽいでしょ?

BLENDER-99-40/Editモードに突入せよ! その3

【Blender-99 絶対に挫折しない3DCG入門 -40
Editモードに突入せよ! その3】

どんどん3DCGの深遠に突入しつつあるBlender-99ですが、みなさんお元気で学んでらっしゃいますでしょうか?
皆さまからのご感想や、「見たよ」だけでも励みになりますので、ぜひ聞かせてくださいね。

では、今回のテーマです。

【今回の学び】
・Editモードに突入せよ! その3
「面を張る!」

いきなり「面を張る」と言われても、何のことだか分かりませんね。まずはBlenderを起動しましょう。
こんな形を作ってみました。

作り方、ぱっと思いつきますか?
これまでに学んだ方法だと、ちょっと難しいかもしれません(出来ないこともないですが)。

では、これを作る様子を動画でどうぞ。

 

簡単そうですね。

操作を順に追ってみましょう。

1.tabキーでエディットモードに入ります。

2.2つだけ残して、面を削除します。
動画では、頂点編集モードです。1つの辺を構成する頂点2つを消すだけで、その頂点が共有している面が全て削除されます。

3.面を張りたい部分の頂点をクリック選択、2つ目以降はShiftを押しながらクリック選択します。

4.3つの頂点を選択したら、Fキーを押すと面が張られます。

5.残りの張りたい面でも同じ操作を繰り返します。

同じことを、エッジエディットモードで行なうと次の動画のようになります。

 

動画を見ていて気が付きましたか?
頂点モードでも、エッジモードでも、最後の四角い面を張る時だけは〈Option + エッジをクリック〉の技を使っていました。
実はこれ、途中の動作でも使えます。動画では操作の内容が分かりやすいように頂点や辺を順番にクリックしていますが、もっと手間を省いて操作すると、こうなります。

頂点エディットモードとエッジエディットモード両方で、順にやってみました。


(頂点モードで形を作った後、Ctrl + Zアンドゥで元のキューブに戻しています)
ここでちょっとしたTipsコツを1つ。

40_05

削除キー(X)を押すと、選択メニューが出ますよね。

エッジを消したい時はエッジを選べばいいと思いがちですが、実は、その選択部分が含んでいる要素にも有効です。
エッジは2つの頂点で構成されていますから……
ピンと来ましたね!

 

Xキーを押してから出た選択メニューで、頂点を選択します。すると……消したい面がいっぺんに消えました。この方法を知っていれば、選択〜削除の手間が減らせます。覚えておきましょう!

次は、ちょっとした失敗例です。

 

消そうと思ったのに消せなかった場合はまた選択して消せば良いですが、逆もあります。複雑なことをやり始めると、いろいろなミスの可能性が出てくると思います。
こうやってエッジだけが残ってしまっても、再度面を張れますし、消すのも簡単ですね。
もちろん、Ctrl + Zアンドゥで元に戻ることも出来ますし。

次です。
なんとなく面白い形が出来るんじゃないかと思って、変な張り方をしてしまうこともあるかと思います。そんな例です。

 

ほぼいずれのケースも、面として破綻しています(斜め下に四角い面を作ったものだけは、ちゃんと面が出来ています、が、隣の面とエッジが接していて、ちょっと不具合を起こしそうです)。
Blenderは頑張って面を張ってくれていますが、面の半分の三角形が元の面と重なってしまったり、本来は途中に角が必要・・・・・・・・・・なのに無理やり繋いだりして、ちゃんとした立体にはなりません。

本来は途中に角が必要・・・・・・・・・・な場所に角を足すには、面をカットする操作が必要です。それは、次回じっくり学びますので、お楽しみにお待ちくださいね。

面を張る時には、そこに面が張られた結果を想像して、ちゃんと立体として成立するかどうかを考えてから操作することも重要です。それによって、立体を把握する力も向上すると思いますので、ぜひ操作の前に想像してみてくださいね。

次は、キューブでなくもう少し複雑な形を用いて面の張り方を学びましょう。

球体(UVスフィア)を作ります。

40_09

作った球体の上半分を削除します。

 

1.正面から見るために、1キーを押します。

2.上半分だけを正確に選択するため、パースペクティブビューからオルソビューに変更します。押すキーは5でしたね。

3.多数の面を一度に選択したいので、見えない裏側部分も選択出来るようワイヤーフレーム表示に切り替えます。押すのはZキーです。

4.最初は全ての面が選択されているので、いったん選択を解除するためにAキーを押します。

5.ボーダー選択(ボックス選択)を行なうため、Bキーを押します。画面に点線の十字線が表示されます。

5.左ボタンを押したまま、左上から右下へスフィアの上半分を囲うようにドラッグします。
Faceの選択モードでは、面の中央に点が表示されていますね。その点を触れば面が選択されますので、ドラッグの際は選択したい面の中央にある点をしっかり囲うようにしましょう。

6.囲った部分が思ったように選択出来たら、削除Xキーを押して「Face」を選択します。

動画のようなお椀型になりましたか?

では、面を張ります。

 

簡単に出来ました。でも、こうやって張った面はポリゴンの基本である四角でも三角でもなく、頂点がたくさんある多角形です。後での加工が面倒になるケースがあるので、別の張り方を見てみます。

 

きれいなグリッドに張られます。
でも少し面倒ですね。メニューの項目が多くて、辿り着くまでが遠い感じです。
大丈夫、もちろん、もっと簡単に出来ますよ。


 

Ctrlキーを+Fで、いきなり選択肢が出ます。
これはいいですね。
このCtrl+Fで出るメニューの中に、もう一つ面を張れる選択肢があります。

こちらです。
40_15

やってみます。
今度は、〈Ctrl+F〉と〈ショートカット〉と続けて操作してみます。


 

動画にあるとおり、ショートカットは〈Alt+F〉です。

先ほどのGrid Fillと比べて、出来上がる面の分割がきれいではありませんので、後から加工したい場合には向いていないかもしれません。でも、面の数は最小限になりますので、データ量を増やしたくない場合には良いかもしれません。

そうそう、最初に面を張った方法ですが、前回学んだ「インセット」と「ループカット」を用いると、こんな風にきれいな分割面を自在に作り出すことも出来ます。


(中央の面をスケール0にして大きさのない面にしていますが、適度な大きさに縮小して中央に面を残しても良いと思います)
 

全体を一度に張る方法だけでなく、もっと自由に面を張って加工・編集出来る様子を動画にしてみました。
(例によって、特に目的なくいじっていますが)


※39秒あたりでエラーが出ています。これは、Grid Fillで面を張ろうとしたのに、選択されたエッジにある頂点が割り切れない数で、四角形ポリゴンによって縦横をグリッド状に分割出来ないことによるエラーです。そのため、エッジに一回だけループカットを入れて、面の数が偶数になるようにしています。

なんだか未来の空中都市みたいなものが出来ました。

今日のレッスンはこちらでお終いです。

先ほどの形をちょっとだけいじって、簡単な絵を作ってみました。

何となく、それっぽいでしょ?
何となく、それっぽいでしょ?

皆さんも、楽しみながら何かを作ってみてくださいね!


あ、これって何かに似てるなあと思ったら、こちらでした(笑

小説もよろしくです〜。

【今回の学び】
・Editモードに突入せよ! その3
「面を張る!」
【次回の学び】
・Editモードに突入せよ! その4
「面を切る!」

では、次回もお楽しみに!

Happy Blending, friends !!

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